水曜ミステリー9「警視庁特命家宅捜索班刑事ガサ姫2 疑惑のワイン連続殺人〜巨大ホームセンターにガサ入れ！透明な凶器の謎 物証は見逃さない！！（刑事ガサ姫2 警視庁特命家宅捜索班 隠れた秘密必ず見つけます！別れのワインが暴いた殺人トリックの謎！！）」（5月8日放送）ネタバレ批評（レビュー）

水曜ミステリー9「警視庁特命家宅捜索班刑事ガサ姫2　疑惑のワイン連続殺人〜巨大ホームセンターにガサ入れ！透明な凶器の謎　物証は見逃さない！！（刑事ガサ姫2　警視庁特命家宅捜索班　隠れた秘密必ず見つけます！別れのワインが暴いた殺人トリックの謎！！）」（5月8日放送）ネタバレ批評（レビュー）です！！

＜あらすじ＞

警視庁特命家宅捜索班、通称「ガサ入れ班」は“ガサ姫”こと係長の姫野瑶子（戸田恵子）を筆頭に、竜崎昇（的場浩司）、服部浩一郎（竜雷太）、本宮明美（misono）、坂本祐樹（岩永洋昭）らが所属し、主に家宅捜索を専門にしている捜査班だ。
「モノだけが事件の真実を語ってくれる」、そんな信念のもと、姫野はガサ入れに心血を注ぐ日々を送っている。

そんなある日、ガサ入れ班のもとに事件発生の一報が飛び込んできた。東京・西多摩市にあるワイナリーで、殺人事件が発生したのだ。
殺害されたのはワイナリーの社長・高岡克也（田崎トシミ）。事務室で何者かに刺殺されているのを、従業員の島崎恭子（竹中里美）が発見した。部屋にはなぜか、至るところにブドウの種が落ちていた。

島崎の証言によると、怒鳴り声を聞きつけ、事務所で遺体を発見するまでにかかった時間は、わずか30秒。
疑いの目は、その時ワイナリーにいた従業員の加藤（賀集利樹）と、近くのレストランのオーナーシェフ安城勇司（小林隆）に向けられるが、２人とも凶器などは所持しておらず、捜査は難航する。

そんな中、姫野はワイナリーで思いがけない再会を果たした。安城を迎えに来た妻の美津子（東ちづる）は、姫野が交通課にいた頃の同期だったのだ。姫野と美津子が昔話に盛り上がる一方で、竜崎はこの時、野次馬の中に、自分と目が合った途端逃げ出した怪しい女性を目撃する。

その後の捜査の結果、従業員の加藤が高岡の元妻・松田千香（遊井亮子）と浮気していたことが判明した。
しかも、千香は竜崎が見かけた怪しい女性であることも明らかとなる。加藤と千香が共犯関係にあれば犯行は可能と踏んだ姫野たちは、それ以降千香をマークすることに。

すると、離婚時には慰謝料や財産分与は無かったはずの千香に、毎月高岡から50万円が振り込まれていることが判明。千香の行動を追っていた姫野たちは、なぜか美津子と千香が会っているところを目撃してしまう。
そして数日後、殺害現場の裏口から採取された指紋が、千香のものと一致した。千香は何かを知っている！そう確信した捜査陣は、千香の任意同行に踏み切ろうとする。ところがその矢先、千香が不審死を遂げてしまい…。

（水曜ミステリー9公式ＨＰより）

では、続きから……（一部、重複あり）。

「武蔵ワイン」で知られるワイナリー社長・高岡克也が殺害された。
死因はナイフのものと思われる刺殺、現場にはブドウの種がばら撒かれていた。

第一発見者は従業員の島崎恭子。
高岡の悲鳴を聞きつけ、わずか30秒の出来事だったと言う。
現場付近には島崎の他に、従業員の加藤とレストラン「プチソレイユ」のオーナーシェフ・安城勇司の2人。
だが、2人とも凶器を所持しておらず犯人は分からない。

矢先、意外な事実が判明。
安城の妻・美津子は姫野と交通課時代の同期だったのだ。
喜ぶ姫野だが……。

高岡の元妻・松田千香が捜査線上に浮上。
千香は高岡から毎月50万円の振り込みを受けていたのだ。

さらに、姫野は美津子と千香の密会現場を目撃する。
さらにさらに、千香の指紋が高岡殺害の犯行現場付近から検出されて……。

直後、千香が死亡してしまう。
千香が何かの秘密を握っていると考えた姫野は、その秘密を探ろうと考える。

千香がホームセンターに秘密を隠したと考えた姫野は大々的なガサ入れに踏み切る。
そして、商品の1つ「システム手帳」が使い古しのものとすり替えられていることに気付いた。

中からは、ワインの製法を記したメモと見知らぬ男性と高岡が映った写真が見つかる。

見知らぬ男性の名が桐谷芳樹と判明。
桐谷は山梨のワイナリーのオーナーであった。
8年前に放火により焼死していたが……。

ワインの製法を記したメモから、「武蔵ワイン」が桐谷のオリジナルを高岡が奪ったことが判明。
どうやら、放火も高岡の仕業のようだ。
千香はこれで高岡を脅迫し金を得ていたのであろう。

しかも、姫野が目を疑う事実も判明。
なんと、桐谷の妻は美津子だったのだ。
安城とは再婚だったのである。

その夕方、高岡殺害現場を確認していた姫野は安城勇司を見かける。
安城は「武蔵ワイン」の搬入日を気にかけている様子だが……。

事件に美津子が関わっていると考えた姫野は「プチソレイユ」と安城家のガサ入れを敢行する。
美津子は高岡が前夫・桐谷の仇であると知り恨んではいたが、殺してはいないと主張。
さらに、千香に桐谷殺害で脅迫されたが、そもそも殺害していないので関係ないと訴える。
だが、姫野の狙いは別にあった。

姫野が犯人として疑っていたのは夫の安城勇司であった。
美津子を愛する安城が妻の為に高岡を殺害。
さらに、脅迫して来た千香をも殺害したのだ。
だが、証拠がない。

そう、たった1つを除いては……高岡殺害の凶器である。

「さがしものはなんですか〜〜〜♪」
姫野の歌声と共に、今日になって搬入されていた武蔵ワインがグラスに注がれて行く。
そして、出て来たのは……凶器のナイフであった。

あのとき、ブドウの種を手に高岡を問い詰めた安城。
シラを切った高岡を安城はナイフで殺害した。
しかし、咄嗟のことで凶器を隠せる場所が無い。
慌てた安城の目にワインの空ボトルが飛び込む。
安城は、ボトルに凶器を隠すと蓋をした上で自身の購入分に隠したのだ。

やはり、犯人は安城であった。
言葉のない美津子。
其処へ帰宅した安城、開封されたワインと凶器を目にし、破滅を知るのであった―――エンド。

＜感想＞

「刑事ガサ姫シリーズ」第2弾。
前作は2012年8月1日に放送されており、ほぼ9ヶ月ぶりの新作となりました。
原作なし、オリジナル作品です。

・水曜ミステリー9「警視庁特命家宅捜索班刑事ガサ姫　隠された秘密必ず見つけます！憎み合う母娘の超人気エステ殺人事件の謎！証拠だけが語る真実（その物証必ず見つけ出します！エステサロンで起こる連続殺人！物探しのプロが暴く驚愕真実！？）」（8月1日放送）ネタバレ批評（レビュー）

では、ドラマの感想を。

結論から言うと、良くもあり、悪くもありで半々くらいかな。

ゲストが面白かったですね。
ただ、豪華なキャストが有効活用されていたかと言うとこれはまた別かな。
特に竜崎以外のレギュラー陣が本当に其処に居ただけだったのはちょっとなぁ……。
もっと活躍の場があっても良かったかな。

一方で、ワインボトルに凶器を隠した点は無理があるとは思うけどインパクトがあって面白かった。
事が全て終わった段階で安城が現れるのも、悲劇性が強調されてましたね。

ただ、姫野が友人の美津子、その夫である安城を告発するにも関わらず割と軽かったのがなぁ。
もっと悩んでもいいかなぁ。
特に鼻歌を歌い出すし。
あれは水戸黄門の印籠同様の決まりだとは言え、今回の状況で歌うのは不適切なような。
あれで、ある意味、軽く視聴出来たのだけど、重さが無くなっちゃったかなぁ。

ただ、ガサ姫のテイスト自体は1作目同様に維持されているとも言えるので、次回も期待！！

＜キャスト＞

姫野瑶子：戸田恵子
竜崎昇：的場浩司
服部浩一郎：竜雷太
安城美津子：東ちづる
松田千香：遊井亮子
加藤康宏：賀集利樹
本宮明美：misono
坂本祐樹：岩永洋昭
姫野由加里：荒井萌
姫野健夫：黒田アーサー
安城勇司：小林隆
吉沢：やす（ずん）
警官Ａ：つぶやきシロー
萩原洋介：木庭博光
高岡克也：田崎トシミ　ほか

（公式ＨＰより、順不同、敬称略）

「ガサ」ならぬ「サ・ガ」。
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Re:Birth II/ロマンシング サ・ガ バトルアレンジ

「ガサ」ならぬ「ガザ」。
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