2013年04月27日

「サイレーン」第1話「相棒の秘密」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「サイレーン」第1話「相棒の秘密」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

<ネタバレあらすじ>

都内某所、カラオケボックス。
飲んだくれた里見はその恥ずかしい姿を、美女に目撃され悶絶した。
酔いも吹き飛んだ里見は自分たちのグループのもとへ。

其処には同僚たちが居た。
外で起こった出来事について仲間に語る里見。
実は、里見は警察官。
警視庁機動捜査隊、通称「キソウ」の所属である。

楽しい時間も終わり、業務に戻る里見たち。
里見の相棒は女性の猪熊。
軽口を叩き合う2人、どうやら2人は親しいようだ。

其処へ事件発生の報が届く。
さっそく現場へ向かう里見と猪熊。

現場は風俗店。
女性マネージャーが急性アルコール中毒死していた。
現場を保存して暫し、他の刑事たちが現れた。
里見と猪熊は撤収する。
彼らの仕事は此処までであった。

その最中、里見は昨晩カラオケボックスで出会った美女を見かける。
どうやら、美女は店の従業員のようだ。
「昨日は何処にも行きませんでしたよ」と語っていたが……。
しかも、彼女は何故か猪熊をじっと眺めていたのである。

その夜、里見は自宅へ戻った。
傍らには猪熊の姿も。
実は彼らは同棲していた。
これが明らかになると配置転換されてしまう。
互いにそれを避ける為に、この関係は秘密となっていた。

里見はふと考えた。
もしも、彼女がカラオケ店の美女ならば「外出していない」と嘘を吐いていたことになる。
さらに、美女が猪熊に興味を持っていた様子であった。
そして、酒を飲ませた相手を逆さまにして振り回すことで急性アルコール中毒を偽装することは可能である。
とはいえ、どれも確証がない。

一方、当の美女・カラは何故か猪熊に強い興味を抱いていた―――2話に続く。

<感想>

「週刊モーニング」では『レンアイ漫画家』や『シマシマ』、『はるか17』などで知られる山崎紗也夏先生の新連載です。
『レンアイ漫画家』は設定と展開が面白くて読みました。
それだけに新連載への期待も高まります。

そんな「サイレーン」、内容は刑事もの……しかも男女バディもので、「警視庁機動捜査隊(キソウ)」を取り上げた作品となりました。
設定に「キソウ」を採用している点が珍しいですね。
ドラマでも「キソウ」がメインになった作品は「警視庁機動捜査隊216」くらいか。

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その初回ですが、作者の特徴が表に出て、かな〜〜〜りあっさりしたものとなりました。
1話ということでキャラ紹介が主なこともあると思うのですが、「キソウ」という特異な設定があまり活かされていないように感じられましたね。
もっとも、ここは2話以降でたっぷり描くのかもしれませんので注目!!

物語的には、謎の美女・カラこそが女性マネージャー殺害の犯人だと思われます。
どうも仲良くなった女性を殺害する性癖の持ち主の様子。
あるいは、殺す為に仲良くなるのか。
彼女の次のターゲットは猪熊なんでしょうね。
果たして、里見は恋人を守れるのか……気になります。

2話に期待ですね!!

ちなみに、山崎先生と言えば『七瀬ふたたび』のコミカライズでも知られる方です。

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「レンアイ漫画家(5)<完> (モーニング KC)」です!!
レンアイ漫画家(5)<完> (モーニング KC)



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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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