2013年04月26日

初の電子書籍のみの小説誌が文藝春秋社より刊行!!その名は「つんどく!」。

文藝春秋社さんより、初の電子書籍のみの小説誌が刊行されました!!
その名は「つんどく!」。

「つんどく」と聞くと「読まずに積んでおくこと=積ん読」を思い浮かべますが、タイトルの由来は『電子書籍として指でつんつんして読む」ことから来ているようです。

通常の電子書籍と言えば、紙媒体が先駆けて発売され、その後の電子書籍化となりますが、この「つんどく!」は電子書籍版のみの発行。
つまり、紙媒体では読めません。
電子書籍端末ユーザーのみが読めるワケです。

こうなると、気になるのはその内容。
総力特集として「ミステリー2013」が組まれており、内容が豪華。

<小説>
・マドンナと王子のキューピッド/歌野晶午
・魔法使いとすり替えられた写真/東川篤哉
・赤影連盟/円居挽
・運命のひと/水生大海
・赤い博物館/大山誠一郎
・オーストリア国旗と大水邸餓死事件/青柳碧人
・告げ口時計/芦辺拓
・雛人形を笑え/有栖川有栖
・レミングの群れ・ハーシュソサエティ/貫井徳郎
(目次より)


掲載陣、錚々たる顔ぶれですね。
これは気になるに違いありません。

この掲載陣の豪華さから考えるに、収録された短編はいずれ短編集に収録され紙媒体でも読めるとは思えま
す。
ただ、収録されるまでが長い。

アンソロジーが出る可能性もある。
だが、出ない可能性もある。

と言うワケで急ぎかつ確実に読みたい方は検討してみるべきかも!?

ちなみに「つんどく!」次号については不定期刊行とのこと。
ただし、今年中にもう1冊は出る予定だとか。
以降は年4冊ペースを予定中らしい。

「つんどく! vol.1」です!!
つんどく! vol.1





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