2013年05月23日

水曜ミステリー9「内田康夫サスペンス 鬼刑事と車椅子の少女〜ドクターブライダル〜女性を狙う殺人結婚相談所!?輝く歯の死体の謎!囮捜査に罠が(残留フッ素の謎!?)」(5月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「内田康夫サスペンス 鬼刑事と車椅子の少女〜ドクターブライダル〜女性を狙う殺人結婚相談所!?輝く歯の死体の謎!囮捜査に罠が(残留フッ素の謎!?)」(5月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

山林で身元不明の女性の遺体が発見された。東大和中央署刑事課の巡査部長・河内凪雄(遠藤憲一)は、病院で女医の藤原敦子(萬田久子)から、胃潰瘍のため即刻手術の必要があると診断されている最中だったが、一報を受け現場へ急行する。

遺体は推定年齢20〜30歳の女性で、死後半年が経過しており、死因は首を強く締められたことによる扼殺。遺体の身元が判明するようなものは見つからなかったが、身体特定に役立つ要素がひとつあった。それは「歯」。被害者の歯に多量のフッ素が付着しており、それは恐らく審美歯科治療を受けたものによるという。

河内は警視庁捜査一課の平井警部補(内田朝陽)とコンビを組むことに。まずは歯医者への聞き込みから開始する。地道に足で捜査する河内の昔ながらのやり方に、平井は無駄だと不平を言うが…。

その日の夕方。河内は車椅子の少女・千晶(緑友利恵)の誕生日を祝うため千晶の家に向かう。千晶は以前起こった殺人事件の被害者の娘で、河内の亡き娘・順子にそっくりだった。千晶も河内を慕っており、千晶のたっての希望で自宅に招待されたのだ。その頃、千晶宛に「ドクターブライダル」という結婚相談所から封筒が届く。ダイレクトメールだと思い処分しようとしていたところに、千晶の親友・竹美(仙石みなみ)から連絡が入る。家に届くと親がうるさいので千晶の名で資料を申し込んだのだという。千晶は竹美と今度の日曜に会うことを約束する。

その後、被害者の女性がフリーのルポライター・中町ルリ(森下千里)と判明。ルリの部屋からは「ドクターブライダル」をはじめ、結婚相談所のパンフレットが多数見つかったため、結婚相談所に捜査の手を広げるが、手がかりになるような話は得られなかった。続いて、ルリが出入りしていた出版社で聞き込みを開始。すると、無料で歯の手入れをしてくれる歯医者がいるとルリが話していたという情報を得る。河内たちは早速その歯医者の人物特定に乗り出す。

一方、竹美から連絡がないことを不審に思っていた千晶は、竹美の母から竹美が合宿から帰ってこないと連絡を受ける。その後、竹美が殺害されたと知り…。
(水曜ミステリー9公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

身元不明の女性の遺体が発見される。
どうやら、歯科治療を受けていたようだが……。
この事件に胃潰瘍デカ・河内が挑むことに。

河内は車椅子の少女・千晶と親しい。
千晶は亡くなった河内の娘・順子にそっくりで、河内にとって実の娘のような存在である。
そんな千晶のもとへ「ドクターブライダル」なる結婚相談所のダイレクトメールが届く。
「ドクターブライダル」、その名の通り男性は医師だけが登録可能らしい。

動揺する河内だったが、千晶によれば彼女の友人・竹美が千晶の名前で取り寄せたものらしい。
良家の子女以外登録できないので千晶の名前を使ったようだ。

身元不明遺体の正体が、週刊ニッポン編集部に出入りするフリーのルポライター中町ルリと判明。
ルリの部屋からも「ドクターブライダル」の資料が発見される。
どうやら、ルリは「ドクターブライダル」を調べていたようである。

矢先、竹美が何者かに殺害されてしまう。
竹美がルリを姉のように慕っていたことが判明。
どうやら、ルリの死の真相を追った結果、殺害されたようだ。

「ドクターブライダル」に秘密があると考えた河内と千晶。
調べたところ、「ドクターブライダル」が結婚相談所を隠れ蓑に管理売春を行っていた事実が判明。

しかも、「ドクターブライダル」の背後に人体組織ビジネスに手を染める「ヤードテック社」の存在が浮かぶ。
ヤードテック社社長・井口昭三郎こそが黒幕だったのだ。
ちなみに、人体組織ビジネスとは「遺体の一部を売買するもので、歯のインプラントの補填剤などに用いられている」らしい。

ルリはこの秘密を取材しており、その途中で命を落としたのだ。
そして、竹美もまた……。

こうして、管理売春の罪で「ドクターブライダル」は摘発された。
だが、井口はルリ、竹美ともに殺害を否定する。

河内はルリに治療の形跡があったことから、歯科医師が犯人と推測する。
竹美が親しくしていた歯科医師・須藤勝により、「ドクターブライダル」に登録し、ルリらしい女性を治療した医師について竹美に教えたことがあったことが判明。

河内は犯人を追い詰めるべく「ドクターブライダル」のシステムを利用して証拠集めに奔走する。
だが、千晶は自身の手で犯人を捕まえることを望み、「ドクターブライダル」経由で犯人へと接触する。

犯人と共に外出してしまう千晶。
千晶が危ない!!

河内は千晶の携帯をGPSで追うが、千晶は途中で携帯を落としてしまったらしく追跡できなくなる。

その頃、千晶は真犯人である歯科医師・川端正彦に殺されそうになっていた。
川端はルリと竹美が管理売春を調べていたので、殺したらしい。
どうやら、彼自身の性癖もあるようだ。

其処へ河内が飛び込み彼女を助ける。
川端たちが居たのは井口の別荘だった為に、辿り着くことが出来たらしい。

こうして、ルリと竹美を殺害した川端は逮捕された。

千晶は心配する河内をよそに、婚活に励むことを決意する―――エンド。

<感想>

「鬼刑事と車椅子の少女」シリーズ第2弾です。
前作は2012年7月18日に放送されているので、ほぼ10ヶ月ぶりの新作になりますね。
前作のネタバレ批評(レビュー)もありますね。
興味のある方はどうぞ!!

水曜ミステリー9「内田康夫サスペンス 多摩湖畔殺人事件 丹波篠山〜酒田〜秋田完全犯罪トリック旅路 車椅子少女の涙が動かす鬼刑事執念の捜査(胃痛刑事と美少女車椅子探偵が挑む丹波篠山〜酒田〜秋田を結ぶ殺人ルート1000kmの謎)」(7月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

そんな第2弾、原作は内田康夫先生『ドクターブライダル』(角川書店刊『少女像は泣かなかった』収録)。

<あらすじ>

毎朝、涙を流すという少女像。だが、持ち主が謎の自殺を遂げた朝だけ、このブロンズ像が泣かなかったのは何故なのか。奇蹟の像が警告する犯罪に迫る表題作ほか、ひとりきりの夜、ラジオから流れる歌曲の途中に聴こえたノイズのために、身の危険に晒される「踏まれたすみれ」など、車椅子の少女・橋本千晶と娘を失った捜査の鬼・河内刑事の心の交流が難事件を解決していく名品四編を収録。
(角川書店公式HPより)


では、ドラマ版の感想。

「ドクターブライダル」ほぼ関係ないねぇ……単に舞台になっただけのような気が。
「ヤードテック社」もほぼ関係ないねぇ……単にミスリードに使われただけのような気が。
ルリの取材の発端ではあるけど、あれなら川端による通り魔的犯行でもストーリーは問題なさそうだ。
でも、結果として悪を正せたので良かったのか。

それと、ラスト付近で「千晶が携帯を落とした」云々には笑った。
あれは流石にご都合過ぎるような。
普通に河内に止められないように置いて行ったではダメだったのか?
あるいは豹変した川端が壊したとかでも良いと思う。
結構、大き目のスマホを手に持っていたのに、川端に抱えられた途端に道端にポロリ。
かなり、無茶なシーンのような……。
それとも、それだけ千晶が緊張していたとの描写……も無理っぽいよなぁ。
ピンチの演出の筈なのに、何故かあのシーンがツボでした。

河内と千晶の遣り取りは面白いので、次回にも期待!!

一方、浅見光彦シリーズ原作ですが、内田康夫先生が2012年に完結する旨を2011年に宣言されています。
2012年は既に終わってしまいましたが、今のところこれについては続報がありませんね。
こちらの動向も注目です。

内田康夫先生から浅見光彦シリーズ完結宣言が!!「最後の事件」は2012年に!!

<キャスト>

河内凪雄:遠藤憲一
橋本千晶・河内順子:緑友利恵
藤原敦子:萬田久子
岡部和雄:葛山信吾
平井実:内田朝陽
金井公江:阿知波悟美
井口昭三郎:寺田農
川端正彦:松尾諭
柴田透:蟹江一平
中町ルリ:森下千里
長田竹美:仙石みなみ
田村編集長:飯田基祐
長田和歌子:山本みどり
水野忠雄:浅見小四郎
横山珠恵:野呂佳代 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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・2010年5月30日まで開催されていました「ミステリーウォーク2010『記憶の中の公園』」についての記事です。
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2011年3月5日「小説舞台を巡る“名探偵★浅見光彦ワールド!横浜ミステリーWalk”」開催!!

あなたに内田康夫先生の本に登場する権利を上げよう!!by大日本印刷&角川書店

名探偵・浅見光彦さん、卒業証書授与される

「第10回北区内田康夫ミステリー文学賞」作品募集中!!

「少女像(ブロンズ)は泣かなかった (角川文庫)」です!!
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