ネタバレあります、注意!!
第39話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、39話に登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話で登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話で登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
片岡は葬儀マニア。
ゆりかは結婚式マニア。
2人には互いに縁のない式に参加しては、その雰囲気を満喫し周囲との繋がりを感じるとの奇癖があった。
そんな2人は互いに1目惚れし、順調に交際していたのだが……。
その日、マーニーはゆりかに誘われ片岡を尾行していた。
ゆりかは片岡の浮気を疑っていたのだ。
ゆりかによれば、此処最近の片岡はデートに誘っても乗り気ではなく、一緒に居ても常に心此処にあらずの状況。
ゆりかに隠れて何やらコミュニティサイトに入り浸っているそうだ。
気になったゆりかがPCを調べると、黒衣の美女の写真が保存されていたらしい。
それも、たくさん。
もう、これは浮気に違いない。
決め付けたゆりかは冗談とも本気ともつかぬ調子で「慰謝料をとる」と主張する。
まぁ、ゆりかだしなぁ……と思うところもあるものの、友のピンチを見捨ててはおけぬ。
こうして、マーニーは協力を申し出た。
そして、片岡を尾行しているのである。
そうとは知らない片岡が向かった先はとある霊園。
片岡は其処であの写真の美女に話しかけていた。
浮気の現場を押さえた!!
確信したゆりかは叫ぶ「片岡、この卑怯者!!」と。
突如、現れたゆりかとその剣幕に驚く片岡。
美女はといえば、その隙に逃げられてしまった。
ゆりかに詰め寄られた片岡は事情を明かす。
黒衣の美女は特に片岡の知り合いでもなかった。
片岡が一方的に知っている人物だったらしい。
その名は「墓場の君」。
片岡は霊園愛好家たちが集うコミュニティサイトに所属していた。
そのクラスタの間で「墓場の君」はアイドルであった。
誰かが彼女を霊園で見かけたのが初めだと云う。
以降、クラスタの同志が次々と彼女を霊園で見かけた。
どうやら、彼女もまた同好の士のようだ。
その沈痛な何かに耐える表情がクラスタ内で評判となり、写真がアップされるようになると彼女をコミュニティの仲間に誘おうとの動きに繋がった。
其処で、コミュニティ全体で彼女の情報を共有し、その行方を調べていたのである。
最近の片岡がデートに乗り気でないのも、この調査に協力していた為であったのだ。
結局、乗りかかった船ということでマーニーが「墓場の君」の調査を引き継ぐことに。
なんとも罰あたりな話だなぁ……と感想を胸に抱きつつも、誠実に調査をこなすマーニー。
コミュニティ内で共有されていた「墓場の君」の写真データから、サッカー選手の水原を見出すことに。
水原と言えば、先頃に妻を亡くしたものの、近く再婚が発表されていた。
そして、よく見れば「墓場の君」の写真には様々な男性が共に写っていたのである。
これに興味を抱いたマーニーは毛利刑事に連絡を取るのであった……。
数日後、水原の披露宴当日。
新婦控室に毛利刑事とマーニーの姿があった。
毛利刑事の手には逮捕状が握られている。
逮捕する相手の名は宗谷美樹奈。
美樹奈こそ、あの「墓場の君」その人であった。
そして、美樹奈の逮捕容疑は―――詐欺罪であった。
そう、美樹奈は結婚詐欺師だったのだ。
憤りを抱いたマーニーは彼女の罪を追求する。
美樹奈は霊園に出入りすると、墓参する妻を亡くした男性の心の隙間に忍び込み大金を騙し取っていたのだ。
その際、自身も夫を亡くしたと語り、相手の警戒を解いていた。
美樹奈にとって、霊園は狩猟場だったのだ。
証拠がないじゃない!!
強気の美樹奈は否定するが……。
片岡の所属する霊園愛好家のコミュニティには、美樹奈の行動が克明に記録されていた。
被害者のリストと突き合わせれば、犯行は明白であった。
此処に美樹奈は逮捕された。
連行されて行く美樹奈に、片岡が声をかける。
とても、詐欺目的だけとは思えなかった―――と。
そんな片岡に、自身も実際に夫を亡くしていたと打ち明ける美樹奈。
あの片岡に呼び止められた日も夫の墓に参っていたのだそうだ。
水原との結婚を機に、詐欺師を引退することを決意しその報告だったと云う。
皮肉なことに、その報告がマーニーを招くことになったのだ。
「もしかして、亡き夫に嫉妬されたのかも……ね」
言い残し連行されて行く美樹奈。
残された片岡は同好の士でありアイドルであったその人の背中を見送ることしか出来なかった。
そんな片岡を慰めるゆりか。
「今度は、有名人の葬儀に行こうか」
「ええ、いいの!?結婚式じゃないよ」
「うん、あなたとなら」
イチャイチャし始めた2人。
そんな2人を横目にしつつマーニーは思う。
春なのに風は冷たいなぁ、と―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻も発売中です!!
今回はその第39話「墓場女」です。
片岡とゆりかがメインの回でしたね。
この2人、葬儀と結婚式とまさに陰と陽のような存在。
にも関わらず交際しているのは、アプローチの仕方こそ違えど行き着くところ(目的)は同じだからか。
その目的が「式に参加することでその雰囲気を満喫し、連帯感を抱くこと」。
この点で、大きな意味で「同好の士」なのかな。
ただ、こうして交際しているからには寂しさは解消された筈だし、この奇癖はなりを潜めても不思議ではないのだけど……もはや、目的それ自体が変容しているのでしょうか。
だとすると、本当の趣味に高じているのかもしれないなぁ……。
うん、本当に理解し合えるカップルなのかもしれない。
ただ、4話当時に比べゆりかちゃんは本質が明らかになるにつれ「あれれ……」という現金な娘さんになってしまっていますが。
でも、あれも彼女なりの強がりなのかもしれないですね。
今回も慰謝料を口にしつつ、現場を密かに証拠に収めるのではなく、真っ向から片岡にぶつかってるし。
デリケートながらもさっぱりした娘さんなのが本質なのかもしれない。
それを知るからこそ、マーニーも友人として認めているのか。
そして、ゲストキャラの美樹奈。
夫を失い結婚詐欺に走り、其処から足を洗おうとしていたところ、その演技があまりにも上手過ぎた為に注目され逮捕されるとの諧謔的な結末。
ただ、片岡たちに見込まれたところからすると、詐欺の為の手段だけではなく、本当に夫への愛情もあったのかもしれませんね。
その夫に嫉妬されたと告げたところをみると、水原との愛は本気だったのかなぁ。
だとすると、余計に切ない。
水原自身も驚きだろうし。
うん、今回も面白かった。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻が発売中。
そして、3巻も発売されました。
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から30話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第31話「秘密のゆりかちゃん」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第32話「少年探偵」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第33話「30年目の女盗賊」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第34話「小さな依頼人」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第35話「殺し屋」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第36話「アリア」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第37話「キャンプフィーバー」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第38話「呪われた団地」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
母親:マーニーの母親、不在。事情があるらしい(1話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者】
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話に登場。
前花:マーニーの友人。オカルトに造詣が深いらしい。
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話で登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話で登場。
累:白鳥の友人。1話、22話、36話にて登場。
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話に登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
枯野:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話に登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。36話で登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
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