2013年05月18日

「サイレーン」第3話「悪夢」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「サイレーン」第3話「悪夢」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

<ネタバレあらすじ>

登場人物一覧:
里見:男性。警視庁機動捜査隊所属。相棒の猪熊と恋人同士。
猪熊:女性。警視庁機動捜査隊所属。相棒の里見と恋人同士。
カラ:女性マネージャー急性アルコール中毒死(実は他殺?)の犯人?猪熊に興味を持つ。

その日、里見と猪熊は他部署の応援に駆り出されていた。
現場へ先行した後、本隊と合流すると窃盗団を一網打尽にする事に成功する。

その夜、里見と猪熊は日中の活躍を振り返る。
ふと、里見が思い出したのは新人として配属された派出所勤務時代の残酷な殺人事件。
薬局の息子がバットで滅多打ちされ殺害されたのだ。
あの犯人はどんな人物だったのか―――?

その頃、カラは知人の振りをしつつ猪熊の身辺を調査し始めていた。
猪熊が女子寮生活であることを聞き出すカラ。

だが、当の猪熊はその事実を知らず寮で後輩と浮かれていた―――4話に続く。

<感想>

「週刊モーニング」では『レンアイ漫画家』や『シマシマ』、『はるか17』などで知られる山崎紗也夏先生の新連載です。
『レンアイ漫画家』は設定と展開が面白くて読みました。
それだけに新連載への期待も高まります。

そんな「サイレーン」、内容は刑事もの……しかも男女バディもので、「警視庁機動捜査隊(キソウ)」を取り上げた作品となりました。
設定に「キソウ」を採用している点が珍しいですね。
ドラマでも「キソウ」がメインになった作品は「警視庁機動捜査隊216」くらいか。

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その第4話。
てっきり、1エピソード2、3話かと思いきや、これは長期戦になりそう。
もしかすると、カラは1エピソード限りの犯人ではなく、作品全体を通じて完結までの犯人になりそうかなぁ。

気になるのは、里見が派出所時代に経験した薬局店息子の殺害事件。
話の流れからすると、これもカラの犯行になるのかな?
だとすると、あれがカラの初犯であり、以降、心を喪った(すなわち空=カラ)ゆえの犯行となるのかも。

ちなみに、カラこそが女性マネージャー殺害の犯人だと思われます。
どうも仲良くなった女性を殺害する性癖の持ち主の様子。
あるいは、殺す為に仲良くなるのか。
彼女の次のターゲットは猪熊なんでしょうね。
果たして、里見は恋人を守れるのか……気になります。

4話に期待ですね!!

ちなみに、山崎先生と言えば『七瀬ふたたび』のコミカライズでも知られる方です。

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◆関連過去記事
「サイレーン」第1話「相棒の秘密」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「サイレーン」第2話「タイムリミット」(山崎紗也夏作、講談社刊「週刊モーニング」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「レンアイ漫画家(5)<完> (モーニング KC)」です!!
レンアイ漫画家(5)<完> (モーニング KC)



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posted by 俺 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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