<あらすじ>
美砂(吉高由里子)は、人気劇団の代表・駒田(丸山智己)が刺殺された事件について、湯川(福山雅治)に助言を求める。駒田の遺体が自宅マンションで発見されたのは午後7時50分。その20分前に、駒田は劇団の女優・敦子(蒼井優)と、彼女と一緒にいた衣装係の由美子(佐藤仁美)に電話をしていた。駒田からの電話に異変を感じた敦子と由美子は、彼のマンションへ行き、敦子が持っていた合鍵で部屋に入り、遺体を発見したという。そこはマンションの20階で、扉も窓も施錠されていた。さらに美砂は、敦子と駒田が恋人同士だったことを知る。数日後、美砂は湯川の研究室で、捜査に進展がないことを嘆く。すると湯川は、ある方法で敦子がアリバイをつくれることを指摘する。
(公式HPより)
では、続きから(一部、重複アリ)……
破裂音と共に真っ黒な空に広がる大輪の花。
そう、花火である。
東京湾にて、花火が上がっていた。
一方、ある部屋では1つの命がフィナーレを迎えようとしていた。
男が手にしたテニスボールが床に転がる。
信じられないといった表情で男は絶命した―――死因は刺殺。
そして、犯人はテレビに映る天気予報を消した。
19時25分ごろ、女優・神原敦子が衣装係の安部由美子とカフェで合流した。
打ち合わせする為である。
19時31分ごろ、敦子の携帯に駒田の携帯から電話が入る。
着信履歴が残った。
その直後、由美子の携帯に駒田の携帯から着信が。
由美子は電話に出たものの、相手は無言である。
何が起こったのか気にかけた敦子は由美子と共に駒田のもとへ。
19時50分、駒田の部屋を訪ねた敦子たち。
敦子は合鍵で扉を開けた。
そして、駒田の刺殺体を発見した―――。
翌朝、湯川研究室。
美砂が「密室殺人」だと湯川に助けを求めに訪れた。
しかし……湯川は「密室殺人は物理と関係ない」と協力を拒否する。
美砂は敦子を疑っていた。
敦子は駒田と交際していたのだ。
だから合鍵を持っていた。
そして、合鍵を持っていなければ犯人にはなり得ないのだ。
敦子は駒田からの最期の電話に出られなかった、と涙ながらに訴える。
刺された駒田は敦子に助けを求めるが連絡がつかなかったので、携帯に登録したアドレス帳の一番上、ア行の安部由美子に助けを求めたが声も出せず死亡したと繰り返した。
そう、敦子には駒田から電話を受けたとのアリバイがあるのだ。
事件から5日が経過した。
凶器も特定出来ず、犯人の目星もつかない。
困った美砂は湯川研究室に入り浸ることに。
この美砂の行為に困った湯川は、協力することに。
目の前で敦子のアリバイトリックを解き明かす。
敦子は由美子と打ち合わせする前に駒田を殺害し、その携帯を持ち出した。
駒田の携帯から自身の携帯に電話を架け、着信履歴を残した。
その上で、安部由美子がアドレス帳の先頭に来るように他の登録を消した。
服や鞄の陰に携帯を隠し、由美子の隙を見て駒田の携帯から由美子宛に電話を架ける。
何かあったと騒ぎ立て、駒田宅を訪問し死体を発見する。
後は死体発見時のどさくさに紛れて、駒田の携帯を戻せばよい。
敦子が由美子と合流したのが19時25分ごろ。
実際の犯行は19時10分ごろであろうとの湯川の見立てである。
こうして、美砂の悩みはあっさりと解決した……かに見えたが。
その頃、敦子は美砂からの取り調べを振り返っていた。
どうやら、女優として演技の糧にするらしい。
敦子は思い浮かべる。
駒田に自身と女優・倉田美由紀を比較されカッとなったときのことを。
そして、一瞬、ナイフの先が肋骨に当たった感触を……。
その夜、美砂は敦子を取り調べることにした。
駒田の携帯からア行の人物2人が削除されていたことを挙げ、敦子を追い詰める。
だが、敦子は駒田宅を訪問したことは認めるが、殺害は否定する。
あとはひたすらに泣き続ける敦子。
決め手もなく、取り調べが終わった。
敦子はニヤリと笑う。
しかも、敦子の犯行を否定する証拠が出て来る。
駒田の携帯電話に東京湾の花火大会の様子が撮影されていたのだ。
時刻は19時10分。
その写真には月と花火が映り込んでおり、位置的に駒田宅からは撮影不可能。
つまり、駒田は外出先で花火を撮影したことになる。
しかも、敦子はその時刻に駒田宅を訪問していた。
よって、敦子に駒田は殺害不可能。
これを聞いた湯川は「特殊相対性理論」と叫ぶや、興味を抱き事件解明に乗り出すことに。
遂に湯川が敦子を訪ねた。
女優と科学者―――対峙する2人のプロフェッショナル。
敦子は演じることには方法論があると述べる。
失恋する役ならば、失恋の経験を用いる。
殺人ならば、殺人の経験を用いるのだそうだ。
実体験を演技に応用するらしい。
これを聞いた湯川は、敦子が駒田殺害の容疑者となっていることも演技に用いられるのだろうと直感する。
その夕方、駒田殺害の現場を訪れた湯川たち。
湯川は窓ガラスとテレビ、テニスボールに興味を抱く。
そして、突き止められた真相とは―――湯川は花火大会の状況を再現するよう要請する。
同じ頃、敦子は湯川が自身の行動の真相に迫りつつあることを予感していた。
翌日、花火工場に団田団次郎を訪ねた湯川と美砂。
湯川と団田は花火談義に盛り上がる。
2人の世界を傍目に取り残される美砂。
その夜、駒田宅では湯川たちに敦子が呼び出されていた。
湯川は敦子が二重のアリバイトリックを行ったと指摘。
携帯電話のトリックと花火写真のトリックだ。
湯川は花火写真のトリックについて解明する。
ほぼ、あの日と同じ状況だと述べる湯川。
駒田宅の北と南に面した窓を開け放つ。
花火大会は18時45分開始。
この時点では、北の窓に花火が見えていた。
このとき、南の窓からは月が見えている。
犯人は南の窓に向けて携帯のカメラを向ける。
そして、テレビが消されると―――その画面が鏡になった。
テレビには鏡面フィルムが貼られていたのだ。
テレビが鏡の役割を果たし、花火の絵柄を北の窓に中継したのである。
もちろん、現場検証時にはフィルムは貼られていなかった。
何故なら、フィルムは証拠を隠滅するべく犯人の手により剥がされていたのである。
だが、湯川は駒田宅を訪問し、テレビの画面がほこりひとつないことに不審を抱いた。
窓ガラスと比較しても綺麗過ぎた。
其処で、フィルムが貼られていたことに気付いたのである。
こうして敦子のアリバイが破れた。
合鍵を持った彼女以外に犯行が不可能である以上、敦子の犯行が立証されたのだ。
「ははははは……」
突如、笑い出した敦子は「殺人者の気持ちが分かった」と語る。
敦子はこれも全て演技の為の経験だとまで言い放つが……。
湯川は「人を殺した女優が殺人者を演じても、それは演技ではなく自己満足に過ぎない」と断ずるのであった―――9話に続く。
<感想>
遂に放送された「ガリレオ」。
その第8話『演技る』。
原作は『虚像の道化師 ガリレオ7』(文藝春秋社刊)収録『演技る』。
過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
・『虚像の道化師 ガリレオ7』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
さて、ドラマ感想。
悪くは無い、悪くは無いが、これならば原作『演技る』の方が上だろう。
もちろん、ドラマ単体ならば面白かったと思う。
ドラマ自体で完結もしているし。
敢えて密室にし、合鍵から容疑者となるように仕向けた敦子。
すべては演技の為。
だからこそ、アリバイトリックが破れたことが即、自身の犯行証明に繋がった。
それでも、敦子は彼女なりの目的を達したのだろう。
キャストも凄く良かった。
ただ、原作を知っていると物足りない出来。
いや、正直に言おう。
原作に比べれば改悪だと思う。
原作のメインは「ホワイダニット」。
「フーダニット」でも「ハウダニット」でもない。
主に敦子が行った偽装工作の動機と、其処から繋がる犯人にこそ主眼があった。
それが骨抜きにされた。
この改変は、3話『心聴る』のような物語上必然性のあるモノではない。
むしろ、原作のメインをあっさりと殺した意味のない改変だと思う。
これは原作を読んで頂ければ、お分かりになる筈。
あちらの方が「女優の業」を深く描けていた。
それがこのドラマ版では殺された。
正直、今回の放送時間延長は原作のどんでん返しを描く時間だと思っていただけに信じられない。
それと、ドラマ単体としてもラスト付近の台詞に違和感がある。
ネタバレあらすじは改変したけど、ドラマ本編だとこんな感じ。
湯川「殺人を犯した女優が殺人者を演じてもあなたは良いだろうが……岸谷君、これを何と言う?」
美砂「自己満足……」
湯川「そう!!」
こんな感じの台詞でした。
でも、これは不足だと思う。
肝心な何故、自己満足になるのかが説明されていない。
これだったら「サラリーマンがサラリーマンを演じても当たり前のように、殺人を犯した女優が殺人者を演じても演技ではなく単なる本物に過ぎない。それでは演技にならない」とでも断じてくれた方が良かった。
「演技は経験していない役柄になりきるから演技」なんだし、此処はきっちり語っておくべき点だろうに。
湯川は理論派なのだから、説明口調で然るべしなのに……。
なんだか、此処2、3話(5話、7話、8話あたり)はどうにもモドカシイ感がある。
きちんとキャラを掴み切れていないと言うか……。
此の点はドラマ単体としても惜しい所だと思う。
ちなみに、ドラマ版の花火写真トリックは無理なのではないか。
なにしろ、部屋の灯りを消して窓越しの撮影だと、テレビ画面経由の月と共に撮影者や室内の様子も窓に映り込む筈なのだが……。
すぐに、駒田宅での撮影と分かると思うが。
仮に斜め上にレンズを向けてそれをクリアしたとして、角度からそれが撮影可能な位置は分かっているのだから、東京湾に面する犯行現場と同じ高さのビルが駒田による撮影場所だと思われるだろう。
まず、同じ高さのビルが都合よく存在するかが曖昧である。
次に、存在した場合に其処に駒田が居たかどうかは割と確認可能なのではないか。
なにしろ、平地ではないのだから、誰かの部屋となるだろうし。
駒田には撮影不可能であるとの結論が出そう。
いろいろ、ハードルが高い気が。
どうにも、納得しかねる回となった。
でもって、次回(第9話)は『攪乱す』。
『ガリレオの苦悩』に収録された同名原作のドラマ化です。
ゲストは生瀬勝久さんですね。
この原作はドラマ向きだと思っていたので期待!!
原作自体は過去にネタバレ書評(レビュー)してますね、興味のある方はどうぞ!!
・『ガリレオの苦悩』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
ドラマ化されていない残る原作は『聖女の救済』、『透明す』、『猛射つ』の3作。
いずれも映像化に耐え得る作品だと思うだけに期待したいところ。
さらに、内海刑事主役のスピンオフスペシャルドラマの存在も。
・内海刑事がファンの前に帰って来る!!ガリレオスピンオフドラマ「ガリレオXX(ダブルエックス) 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」放送決定!!
ちなみに東野圭吾先生と言えば、その著作『さまよう刃』が韓国にて映画化されるとのこと。
こちらも注目です!!
・東野圭吾先生『さまよう刃』が韓国にて映画化!!
そうそう、ガリレオ本編とは別にスピンオフドラマ『タガーリン』もお忘れなく!!
・『ガリレオ』スピンオフドラマ制作決定!!その名は『タガーリン(仮)』!!
【探偵ガリレオシリーズ】
・容疑者Xの献身(文春文庫版)&映画版
・『ガリレオの苦悩』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『聖女の救済』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「真夏の方程式」(東野圭吾著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『虚像の道化師 ガリレオ7』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『禁断の魔術 ガリレオ8』(東野圭吾著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・2夜連続ガリレオSP「ドラマレジェンド ガリレオエピソードΦ」(12月28日放送分)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第1話「幻惑す‐まどわす‐帰ってきた変人!」(4月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第2話「指標す(しめす)死を呼ぶ水晶振り子!変人VS美少女」(4月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第3話「心聴る(きこえる) 復讐する亡霊社内連続怪死事件!」(4月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第4話「曲球る(まがる) 姿なき侵入者と魔球の謎!遠隔放火」(5月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第5話「念波る(おくる) 距離200キロの目撃者!双子の神秘」(5月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第6話「密室る(とじる) VS女性科学者!!空白の20分の殺人術」(5月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「ガリレオ」第7話「偽装う(よそおう)壁を抜ける!?天狗伝説殺人事件」(5月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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・「探偵倶楽部」(東野圭吾著、角川書店刊)
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・「幻夜」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・「殺意取扱説明書(毒笑小説より)」(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)
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・「ゲームの名は誘拐」(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『秘密』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)
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・『マスカレード・ホテル』(東野圭吾著、集英社刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『使命と魂のリミット』(東野圭吾著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)
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・『プラチナデータ』(東野圭吾著、幻冬舎刊)ネタバレ書評(レビュー)
・『怪しい人びと』(東野圭吾著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)
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・容疑者Xの献身(文春文庫版)&映画版
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この回だけ見逃していて、最近ようやくビデオで見ました。
いや――花火写真トリック云々。ドラマでの説明の方法が可能かどうか以前に、おかしいでしょう。
携帯写真は、別な携帯で撮ったものを転送できます。最初に撮影が不思議だと思ったら、まず共犯者の撮影の転送、それから次に別な場所に設置した携帯かデジカメのリモートコントロール撮影を疑って、それが検討して不可能と判断されてからアクロバティックな撮影方法を考えるという順番が、警察としては順当です。
原作を読んでいないのですが、そちらでもこの点はドラマと同等なのでしょうか。なのだとしたら、原作者も脚本家も、現代のスマートホンやアプリの状況に無知だとしか思えないレベルですね。
まあしかし、この回の制作側としては、蒼井優嬢の演じたキャラクターのアピールがすべてなのでしょうね。
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
確かに、方法が1つでない以上、他の方法も検討した後にあのトリックに辿り着く方が論理的に納得出来ますね。
他の工作が不可能であった旨が添えられいても良かったかもしれません。
原作『演技る』では、全く別の理由で生じた現象となっており、またこの写真がメインではありません。
此の点も改変にモヤモヤを感じた理由かもしれませんね。
そう言えば、ラスト自体も改変されていました。
『演技る』は原作通りの方が良かった気がします。