2013年06月02日

宮部みゆき先生原作、杉村三郎シリーズが『名もなき毒』のタイトルでドラマ化!!

宮部みゆき先生原作、杉村三郎シリーズが『名もなき毒』としてTBS系「月曜ミステリー」枠にてドラマ化されることが明らかになりました。

杉村三郎シリーズは主人公のサラリーマン・杉村三郎を通じて描かれる人間の悪意がテーマの作品。
2013年5月31日現在のところ『誰か Somebody』、『名もなき毒』、岐阜新聞にて連載された『ペテロの葬列』の3作が存在しています。
このうち、『誰か』と『名もなき毒』は文庫化されていますね。
『ペテロの葬列』連載開始については過去に記事にもしています。

『誰か Somebody』(宮部みゆき著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

『名もなき毒』(宮部みゆき著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

宮部みゆき先生新作「ペテロの葬列」が岐阜新聞で6月21日より連載開始!!

ドラマ化されるのはこの『誰か』と『名もなき毒』の2作とのことです。
では、各作品のあらすじを見て行きましょう。

まずは『誰か Somebody』。

『誰か Somebody』(宮部みゆき著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

<あらすじ>

現代最高のストーリーテラーの神髄、ここにあり

平凡なサラリーマンが追うささやかな事件。しかし日常性の中でこそ、物語はどこまでも深まっていく。これぞ宮部みゆきの真骨頂!

今多コンツェルン広報室の杉村三郎は、事故死した同社の運転手・梶田信夫の娘たちの相談を受ける。亡き父について本を書きたいという彼女らの思いにほだされ、一見普通な梶田の人生をたどり始めた三郎の前に、意外な情景が広がり始める――。稀代のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリー。解説・杉江松恋
(文藝春秋社公式HPより)


続いて、『名もなき毒』。

『名もなき毒』(宮部みゆき著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

<あらすじ>

世界は毒に満ちている。かくも無力な私たちの中にさえ

新しいアルバイトの女はトラブルメーカーだった。杉村三郎は解雇された彼女の連絡窓口になる。折しも街に無差別連続毒殺事件が……

今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田(げんだ)いずみは、質(たち)の悪いトラブルメーカーだった。解雇された彼女の連絡窓口となった杉村三郎は、経歴詐称とクレーマーぶりに振り回される。折しも街では無差別と思しき連続毒殺事件が注目を集めていた。人の心の陥穽を圧倒的な筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。解説・杉江松恋
(文藝春秋社公式HPより)


お分かりの通り、重いです。
普通人たろうとする善人・三郎。
お嬢様育ちで世間の悪意に抵抗力の無い菜穂子。
そして、三郎の愛する娘・桃子。
三郎は家族を悪意から守ろうと奮闘しつつ、その正体を探ろうとします。
結果、悪意の中で必死に生きぬく人々が描写されるのですが、悪意の持ち主は最後まで悪意の持ち主のまま終わります。
其処が問題提起として締めになるワケで、あまり救いはありません。
それだけにドラマ化するには余程の技量が必要な作品だと思われます。
さもないと、露悪的で終わってしまうので。
如何なるドラマになるのか注目したいところです。

さて、ドラマ化となると気になるのはそのキャスト。
主人公である杉村三郎を演じるのは小泉孝太郎さんです!!
冷静で透明感が必要とされる杉村役には、まさに嵌り役と言えるかもしれません。
それにしても、小泉さんが杉村さんを演じる……なんとなく名字だけを挙げると、あの代議士さんを思い浮かべました。
これも何かの縁なのでしょうか。

様々な縁がありそうなこのドラマ。
要注目と言えそうです!!

そんなドラマ版『名もなき毒』2013年7月8日20時よりスタート!!

◆宮部みゆき先生関連過去記事

【書評】
「魔術はささやく」(宮部みゆき著、新潮社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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『長い長い殺人』(宮部みゆき著、光文社刊)ネタバレ書評(レビュー)

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「名もなき毒 (文春文庫)」です!!
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