2013年06月21日

「名探偵マーニー」第44話「フラワーズ」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第44話「フラワーズ」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第44話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。

若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話に登場。
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話で登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話で登場。
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

とある夜、1組の男女が星空の下で語り合っていた。
「君のことを考えたら……もう、こんなことはいけないよ」
「いいの、私どうしても我慢出来ない!!」
男子生徒は及び腰、女子生徒は強く求めているようだ。
女子生徒の顔は街灯に照らし出され確認出来るが、男子生徒は影になって良く見えない。

そんな2人の姿を目撃した別の女子生徒の姿があった。
(あれは……もしかしてフラワーズの薬師さん?相手は立花さんじゃないみたい……これは金になる!!)
早速、女子生徒は2人の姿を携帯の写真に収めるのであった……。

翌朝、学校が揺れていた。
思わぬ騒ぎにマーニーは困惑することに。
そんなマーニーに事情を教えたのは情報通のゆりかである。

ゆりかによれば、学校を支配する4大勢力の1つを大きな衝撃が襲っていることが原因らしい。
学校を支配している4大勢力とは次の4つだ。

・現行生徒会長の白鳥が中心となった上流階級の子弟グループ「セレブ」。
・立花を中心としたドラマに登場するような美男美女グループ「フラワーズ」。
・学園のヒーローである那智を中心とする体育会系グループ「アイアン」。
・不良により構成された「スティンガー」。

このうち、「フラワーズ」に激震が走っているようなのだ。
其処へタイミングよく「フラワーズ」に所属する2年生・道場から依頼が舞い込む。
どうやら、この騒ぎと無関係では無さそうだ。

道場によれば騒ぎの根本は「フラワーズ」の中心人物2人の不仲だそうだ。
「フラワーズ」の中心人物は立花薫流と薬師沙織。
この2人は周囲が羨む美男美女のカップルであった。

ところが、最近になってこの2人がどうも上手く行っていないらしい。
其処へ昨夜になって、沙織に立花以外の男性との交際の噂が浮上。
証拠の写真も上がっており、事態は緊迫しているそうなのだ。

実は沙織は「フラワーズ」以外に「セレブ」にも所属している。
もしも、噂が事実ならば「フラワーズ」としては、立花が沙織に捨てられると「セレブ」に虚仮にされたことになる。
其処で事実を調べて欲しいらしい。
「フラワーズ」としては、沙織の新恋人が「アイアン」の那智ならば我慢できるとのことだが……。

この依頼を受けたマーニー。
沙織本人に確かめるのは無理として、那智に確認してみることに。
「先輩!!今、恋人は居ますか?」
「いや、今は居ないけど……」
どうやら、那智は沙織の新恋人では無いようだ。

次いで、立花へアプローチ。
だが、立花は沙織がよそよそしくなったことは認めるが、その理由については明かさない。
ただ、沙織の家庭に何やらあるようだが……。
個人の事情だからねぇ……と言い淀む立花に好感を抱くマーニー。
立花は間違いなく爽やかなイケメンであった。

立花の情報により、沙織の家庭に何か事情がありそうだと分かった。
早速、薬師家を調査開始。

薬師家近隣の住人によれば、最近の薬師家では沙織とその両親がよく喧嘩しているらしい。
内容は、沙織自身の交際相手が原因のようだが……。

と、其処へ当の沙織が母と喧嘩をしたまま飛び出して来る。
どうやら、例の新恋人のもとへ向かうようだ。
沙織は良家の子女である。
両親から反対があるとすれば、スティンガーと交際しているのかもしれない。
身構えるマーニー。
事と次第によっては毛利刑事に協力を願う可能性も有り得る。

そんなマーニーの胸中も知らず沙織は目的地へと一路走り続ける。
そして、辿り着いた先はある集合住宅の1軒であった。

沙織に呼び出されて出て来たのは……オタクグループに所属する甲賀であった!!
まさか、沙織の新恋人は甲賀!?
動揺するマーニーの目の前で沙織が驚きの台詞を!!

「ごめん、甲賀君。借りていた男子ゲーム、両親に捨てられちゃった。本当にゴメン!!」
泣きながら甲賀に頭を下げる沙織。
沙織に謝罪された甲賀は戸惑っている。

「いいよ、別に。あれはもうプレイしないつもりだったし」
「いやよ。やり込んで伝説の木の下で告白まで行き着いたんだから。特別ルートももう少しで攻略まで行ったのに……」
「ああ、そこまでやり込んだんだ……」
慰める甲賀だが、憤懣遣る瀬無い様子の沙織は収まらない。
ぶつぶつと「あと一歩だったのに」と繰り返している。
むしろ、沙織の方が怒っているようにも見える。

なんとなく事情を察したマーニーは、おそるおそる2人に近付くことに。
依頼があったことを聞かされた沙織は真意を明かす。

「フラワーズ」と「セレブ」に属する沙織だが、実は「オタク」であった。
イベントにも欠かさず参加するほどの力の入れようだと言う。
だが、両親からは反対され続け、その手前、この趣味を公には出来なかった。
其処でファッションを勉強し、立花という恋人も用意した。

それはそれでアリだったのだが……どうしても1つだけ立花を許せないことがあったのである。

ある日、立花の鼻から鼻毛が覗いていたのだ。
そして、その先に鼻くそが団子状にへばりついていた。

これを見て以来、立花が許せなくなった。

「2次元がイイ、2次元でなきゃイヤ!!」
マーニーと甲賀の前で叫び続ける沙織であった……。

翌日、道場に調査結果を報告するマーニー。
ところが、道場の態度がそっけない。
首を傾げるマーニーに、傍で聞いていたゆりかが告げる。
「マーニー、立花先輩と那智先輩にアプローチしたんだって?」
「!?」
確かに2人には調査の為に話を聞いた。
それが何でそんなことに!?
戸惑うマーニー。
「スクールカーストに歯向かうとはねぇ……よっ、アウトロー!!」
マーニーの気も知らないゆりかは他人事とばかりに大喜びしているのであった。
またも、マーニーから溜息が洩れる―――エンド。

<感想>

「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻に続き4巻も近く発売予定です!!

今回はその第44話「フラワーズ」です。
「フラワーズ」と「セレブ」に所属する薬師沙織の新恋人の正体とは……とのストーリー。

本当ならば沙織の浮気相手を追及する筈が、リアルではなくよもやの2次元路線。
しかも、リアルの立花こそが浮気……どころかファッションであったと言う。
むしろ、新恋人より根が深い結末に。
あれを報告されてもどうしようもないとしか言いようが……。

それとも立花はそんな沙織を受け止めきれるのでしょうか?
いや、立花が良くても沙織自身が拒否するか……うわわわわわわわわわ。
あくまで趣味の範疇ならばともかく、沙織の場合はこれを超えつつあるからなぁ。
かといって、否定出来るようなモノでもないし。
本当に難しい問題だ。
結局、何1つ解決していない点もソレを示していますね。

それにしても、立花のイケメンぶりが強調されればされるほど、あのオチが破壊力を増すんだよなぁ。
鼻毛に鼻くそのコンボ。
立花もあんな姿を見せてしまったのは交際相手の沙織を信用していたからこそとも思われますが……「100年の恋も冷めるような」隙を見せてしまったと言うべきなのか。
でも、それこそがリアルだもんなぁ。
あれでは病気で弱ったりして普段のスタイルを崩しただけで相手にされなくなってしまいそうだ。
常にベストで居られる2次元と違い、リアルはいろいろあるからなぁ……うむむ。

でもって、ラストでマーニーが立花と那智の2人にアプローチする悪女にされてしまいました。
今後、「フラワーズ」からの風当たりは強そうだなぁ。
これは学園の真の最大派閥「マーニー派」の立ち上げの必要アリではなかろうか。
マーニーは「セレブ」の白鳥と「アイアン」の那智と中心人物2人と繋がりがあるし。
他の個性的なアウトローや一般学生たちを集めれば……。
もっとも、わざわざ派閥を立ち上げずとも支え合える仲間が既に居るから大丈夫か。
そう言えば、マーニーをアウトローと呼んだゆりか自身が立派なアウトローなのだが。

それにしても、学園の4大派閥が明かされました。
これは今後も適用されるのでしょうか。
だとすると、既に3大派閥の中心人物が登場している今、スティンガーの中心人物も登場することが予測されますが……。
そして、気になるのはカーディガンズはどのグループに含まれるのか?
望月は「フラワーズ」のメンバーっぽいけどなぁ。

「名探偵マーニー」第6話「侵入者」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

そう言えば、「フラワーズ」って「花より男子」から来てるのかなぁ。
それと、道場に報告した際にゆりかが横に居るけど守秘義務はいいのだろうか……。

う〜〜〜ん、いろいろ考えてしまうほど面白かったな。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!

ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻が発売中。
そして、4巻も発売予定。
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「名探偵マーニー」関連過去記事
「名探偵マーニー」第1話から40話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「名探偵マーニー」第41話「勉強ブルース」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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◆関連過去記事
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これまでの登場人物一覧:

【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
母親:マーニーの母親、不在。事情があるらしい(1話)。
エリオット:マーニーの愛猫。

【学校関係者】
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話に登場。
前花:マーニーの友人。オカルトに造詣が深いらしい。
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話で登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話で登場。
累:白鳥の友人。1話、22話、36話、41話にて登場。
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話に登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話に登場。
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。

【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。

【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話に登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。36話で登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話に登場。

【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。

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