2013年06月24日

「ガリレオ」最終話(第11話)「最終章・聖女の救済−後編−実に、実に、面白い!!さよなら!湯川先生」(6月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「ガリレオ」最終話(第11話)「最終章・聖女の救済−後編−実に、実に、面白い!!さよなら!湯川先生」(6月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

湯川(福山雅治)は、綾音(天海祐希)が経営する幼児教室の子供たちに、ある実験を見せる。それを知った美砂(吉高由里子)は、湯川の元を訪問。湯川は美砂に、真柴(堀部圭亮)を毒殺した犯人は、真柴が自宅にいる時間に侵入したのではなく、あらかじめ何らかの方法で毒物を仕込んだのではないかと告げる。それならば、事件当日に北海道にいた綾音にも犯行は可能だという湯川の考えを美砂は否定。そして湯川に、勝手に綾音と接触しないよう告げる。
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

・前回のあらすじはこちら。
「ガリレオ」第10話「最終章・聖女の救済−前編−愛という名の完全犯罪!!」(6月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

夕焼けに包まれた教会に、湯川と綾音の姿があった。
「救済には時間がかかる」
呟く綾音に、湯川は驚きの表情を浮かべた。

翌日、ビット反転について講義する湯川のもとへ美砂が訪れた。

真柴は毒殺された。
美砂らは「1杯目と2杯目の珈琲の間に真柴家を訪れた犯人により毒が盛られた」と考えていた。
だが、湯川は「犯人は1杯目の前の時点で既に毒物を混入しており、2杯目以降で効果を発揮するように何らかの時限装置を用いた」と考えていた。

湯川は綾音の犯行を疑っていたのである。

その頃、太田川が綾音に代わり世話をしていた真柴家の薔薇が枯れてしまった。
責任を感じた太田川は、慌てて新しい薔薇を購入し植え替える。
何故、枯れたんだろう……特に理由も思いつかず悩む太田川。

矢先、美砂が紫の傘の女を発見する。
女の正体は「樅の木会」の勧誘員・田沢紀子であった。
紀子によると、真柴の死亡当日に真柴宅を訪れたことは事実だそうである。
だが、すぐに追い返されたらしい。

さらに、美砂は綾音が遭遇した自転車事故について調べ始める。
当時、綾音を担当した主治医によれば、事故を聞きつけ駆け付けた真柴は「綾音が1年以内に妊娠しなければ離婚しなければならない」と繰り返していたと言う。

さらに、真柴の部下の証言から、真柴が自身の子供に執着し、綾音もまた流産後に不妊治療に励んでいたらしいことが分かる。

この情報を聞いた湯川は綾音が真柴から離婚を言い渡された可能性があると口にする。
いよいよ、綾音への容疑が深まって行くことに。

こうなると、壁は真柴の殺害方法だ。
湯川は、真柴家のミネラルウォーターが1本しかなく、それが空になっていたことに注目。
真柴を死へと導いた2杯目が、浄水器の水を用いた物であると仮説を立てる。
だとすれば、1杯目と2杯目の差は使われた水しかあり得ない。
毒は其処に仕掛けられたのだ。

浄水器を調べる湯川。
フィルタカードリッジはかなり古い物であった。

其処へ綾音が現れる。
湯川は綾音に浄水器について質問を重ねる。
綾音によれば、1年前にフィルタを変えて以来、触れてはいないのだそうだが……。

綾音は浄水器の水を用いて、2階の花に水遣りを行う。
妙に気に掛ける湯川。

さらに、湯川は真柴家のタペストリーに注目する。
この1年の間というもの、綾音はキッチンが視界に入るソファーに腰かけタペストリーを作り続けていたそうだ。

途端、湯川の脳裏に仮説が閃いた。
タペストリーを外すと空いたスペースに計算式を書き込んで行く。
つまり、謎は解かれたのだ。

一方、薔薇に水遣りする綾音は「分かる筈がない……」と呟くのであった。

博物館に綾音を誘う湯川。
湯川は「化石をCTスキャンするんだ」と綾音に語る。

学者たちが穴を掘ると恐竜の骨が見つかった。
骨についた土を払いのけた学者たち。
だが、彼らは大きな誤りを犯していた。

ごく最近になって、ある研究者のグループが試みに恐竜の骨に付着した土をCTスキャンしたところ、土から恐竜の内臓が発見された。
土と思われたモノは、実は化石だったのだ。
今では、土をCTスキャンするのは基本となっている。

これを「数千万年の時を経たトリックだ」と述べる湯川。
このトリックに重要だったのは時間。
その時間により、真実は覆い隠されていた。
これを聞いた綾音は「中学時代に戻りたい」と寂しく笑う。

その夜、帰宅した綾音はタペストリーの裏に書かれた湯川の数式を発見、表情を暗くする……。

翌日、真柴家を訪れた太田川は驚愕していた。
植え替えた筈の薔薇がまたもや枯れていたのだ……。

同じ頃、湯川は美砂に依頼していた3件の調査について結果を得た。

依頼1.綾音がミネラルウォーターを購入した店を捜すこと。

ミネラルウォーターの購入量を調べたところ、殺害直前に購入されたミネラルウォーターが数本、消えたことが分かった。

依頼2.綾音が不妊治療で通っていた病院を調べること。

すると、意外な事実が判明。
綾音は不妊症ではなく、不妊薬を服用し人為的に妊娠しないように計らっていたのである。

依頼3.真柴夫婦に親しい人を探せ。

結婚後、親しくしていた人々は居ない。
たまに訪問があっても、綾音はキッチンに誰も入れなかったそうだ。

これを確認した湯川は、理論上は可能なトリックを発見したと述べる。
だが、到底、実行可能とは思えないらしいが……。

明日まで時間を欲しいと訴える湯川。
その顔には苦悶が浮かんでいた。

その夜遅く、何処かへと「会って話したい」と電話を架ける湯川。
相手はこれに応じたらしい。

翌朝、綾音が消えた。
そして、湯川もまた……。

美砂には湯川からの手紙のみが残された。
其処には湯川が立てた仮説が記されていた……。

その頃、当の湯川は北海道の母校を訪れていた。
廃校も近いとされる其処には、人気が無い。
校舎内へと進んだ湯川は、理科実験室へと歩み入る。
部屋には先客があった―――綾音である。

湯川は綾音に真柴殺害のトリックについて語り出す。

綾音は去年、真柴と出会い妊娠し結婚した。
ところが、轢き逃げ事故により子供は流産してしまう。
この事故は綾音に、2重のショックを与えた。

まず、流産してしまったこと。
そして、真柴の人生観を知ってしまった。
真柴にとって結婚とは自身の遺伝子を遺すことでしかなかった。
結果、1年以内に妊娠しなければ、離婚しようとまで切り出された。

綾音の真柴への愛情は憎悪に変わった。
綾音は真柴に殺意を抱いたのだ。
だが、綾音はすぐには実行に移さなかった。
真柴に死刑執行猶予期間を与えたのである。

1年前、綾音は浄水器のフィルタにヒ素を仕掛けた。
以後、1年もの間、綾音は浄水器を使用しなかった。
同時に、ソファーに座りタペストリーを作りながら真柴や他の人物が誤って浄水器の水を用いないように監視を続けた。
これは就寝中も続いた。

鉄の意志が無ければ不可能な行動だが、綾音はやり抜いた。

1年後、真柴は妊娠しなかった綾音に離婚を切り出した。
其処で、綾音は以前から仕掛けていた毒を使うことにした。
いや、使う……との表現は相応しくない。
監視を解くだけで良かったのだから。
後は、ミネラルウォーターの量を調節し、綾音が家を留守にするだけだ。

綾音が北海道へと向かった。
自宅の真柴はミネラルウォーターで1杯目の珈琲を飲んだ。
だが、此処でミネラルウォーターが切れた。
真柴はそれと知らず、毒入りの浄水器で2杯目の珈琲を口にした。
そして、絶命したのである。
まさに、綾音と言う聖女の加護が切れた為に命を落としたのだ。

湯川は続ける。
これはあくまで仮説に過ぎない。
犯行を証明するモノは何もない、と。

これを聞いた綾音は湯川を称賛する。
絶対に分からないと思ったのに……どんな想いからか吐き出されたその言葉。

一方、湯川の残した仮説を目にした美砂は悔しさに涙する。
美砂たちにとって証拠が無いでは済まされないのだ……。
そんな美砂を見た太田川は先輩として……。

同じ頃、綾音は湯川に「95点の解答ね」と告げていた。
1年待った理由が説明されていなかったからだ。
「救済……か」
湯川は口にする。

綾音は真柴を愛していた。
だから、綾音は真柴を殺したくは無かった。
だから、設定された1年の間に真柴が自身の非を認めれば……許そうと思っていた。
だから、離婚を切り出さなければ……殺すことは無かったのだ。

だが、真柴は1年の想い出を積み重ねて尚、離婚を切り出した。
それも、あっさりと。
2人の1年間は一体、何だったのか?

真柴は綾音が好きだと言った。
しかし、子供も諦められないと語った。
そして、真柴は綾音を捨てた。
この時、真柴は自身の死刑執行書にサインしてしまったのだ。
後は、湯川の仮説通りである。

あの日、綾音は北海道に離婚の報告に出向いたのだ。
それを真柴は笑って見送った。
その表情には後悔も苦悩も見られなかった。
だから、綾音もまた振り返らなかった。

綾音は湯川に告げる。
世の中は不確かなことばかりだ。
何もはっきりさせることはない。
誰も困らないのだから……。

そんな綾音に湯川は告げる。
真実は何時か分かる。
美砂を甘く見ない方がいい、と。
何時か必ず真相は暴かれるのだ。

だが、湯川の指摘を受けて尚、綾音は不敵に笑う。
負け惜しみは聞きたくないわ、と。
湯川に背を向け、歩き去ろうとする綾音。

黙って綾音を見送る湯川に電話が入った。
美砂だ。

美砂は太田川から、薔薇が枯れていることを聞かされた。
それが大きな証拠になると連絡して来たのだ。

綾音は事件後、浄水器の毒を使い切る為に薔薇への水遣りを口実に毒を洗い流した。
この際、薔薇が植えられた土にヒ素が残留したのだ。
薔薇の土からヒ素が検出されれば、綾音の犯行を立証するまたとない証拠になる。

「2階のベランダの薔薇が1列だけ枯れていた」
湯川にそう告げられた綾音は凍り付く。

「君のご主人を殺した人間も救済されなければならない。今ならまだ間に合う。自分で罪を認めることこそが君自身の救済だ」
言い残すと湯川はその場を去るのであった。
代わりに綾音がその場に立ち尽くしていた……。

数日後、湯川研究室に美砂が報告に現れた。
プランタの土からヒ素が検出し、綾音も罪を認めたそうである。

美砂を適度にあしらう湯川。
ところが、美砂は退かない。

雷に打たれて複数の男性が死亡した事件を持ち出す美砂。
被害者は4人とも、同じ暴力団の組員だったそうである。
美砂は、この死亡事故が雷兵器による殺人だと主張したのだ。

当初こそ無関心を装う湯川だったが……。
美砂の説明に少しずつ表情を変える。

「実に面白い」
遂に湯川の決め台詞が飛び出した。
これでどうやらこの事件も解決の目途が立ちそうである―――了。

<感想>

遂に放送された「ガリレオ」。
その最終話(第11話)「聖女の救済 後編」。
原作は同名長編『聖女の救済』(文藝春秋社刊)。
過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。

『聖女の救済』(東野圭吾著、文藝春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

ドラマ版は、大筋こそ同じでしたが幾つか原作と変更点がありましたね。
もっとも大きな変更点は綾音が湯川の中学時代の同級生となったことか。

他にも原作の義孝が義之に変更。
綾音がパッチワーク作家から、ひまわり会の教師に。
綾音が過去に義之の子供を妊娠していた設定に変更。
同じく、自転車の轢き逃げで流産した設定に変更。
宏美は登場せず、紫の傘の女性は完全にミスリード役に。
宏美の不在により、真柴との浮気も省略。
結果、より綾音の動機が苛烈なモノになったような気がします。

太田川も草薙ポジションを負うことはありませんでした。
そしてやはり、如雨露のエピソードは省かれましたね。
代わりに土にヒ素が残留し決め手となることに。

振り返ると、原作に比べ全体的にシンプルな構成だったように思います。
その分、分かり易く訴求力もあったかな。
複雑な内容について説明可能な活字媒体から、視覚的に理解することから情報内容が限られる映像化媒体への変更であることを考えればアリでしょう。
ただ、この改変については賛否あるだろうなぁ……。

そう言えば、自転車の轢き逃げ犯も特に本編と関係ないミスリードでしたね。
紫の傘の女性と併せて、幾分肩透かしではありますが、原作を尊重しつつアレンジを加える為の工夫だったのだと思います。
この点で功を奏していたのではないでしょうか。

アレンジと言えば、土にヒ素が残留していたとのくだり。
原作では残留濃度からはほぼ検出不可能との設定だっただけに、完全に意表を突かれました。
此の点、原作ファンとしてはやや不満。
でも、あれがあったからこそ美砂の成長も確認出来ましたね。
美砂の成長と言えば、靴の裏をすり減らしていたのも印象的でした。
相変わらず気分屋なところもあるようですが、湯川とのコンビも許せるようになったかな。
ただ、当初予測していたような恋愛関係は無さそうですね……。

そう言えば、綾音のイメージが原作とかなり異なったかな。
宏美が登場せず、真柴の浮気が消えたことで、純粋に「女性として愛されず、子供を産む為の母親としてしか求められなかった」ことが動機になりました。
これがドラマ版のテーマでしょうかね。
この動機だと、原作の線の細い綾音のイメージよりも、ドラマ版の不敵なイメージの方がしっくりしますね。
うん、良かった!!

結論すると、個人的に許容できるアレンジでキャラも活かしており、素晴らしい最終回だったと思います。
これは映画版『真夏の方程式』も期待だなぁ。

というワケで、次は映画版『真夏の方程式』が控えてます。
原作ネタバレ書評(レビュー)はこちら。
注目ですね!!

『真夏の方程式』(東野圭吾著、文芸春秋社刊)ネタバレ書評(レビュー)

そう言えば、「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」も良かったなぁ。

土曜プレミアム「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ 殺人犯移送の裏に隠された危険な罠と連続殺人!シリーズ出演者が豪華総登場の完全新作SP」(6月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ちなみに東野圭吾先生と言えば、その著作『さまよう刃』が韓国にて映画化されるとのこと。
こちらも注目です!!

東野圭吾先生『さまよう刃』が韓国にて映画化!!

そうそう、ガリレオ本編とは別にスピンオフドラマ『タガーリン』もお忘れなく!!

『ガリレオ』スピンオフドラマ制作決定!!その名は『タガーリン(仮)』!!

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東野圭吾先生「人気作品ランキング」中間結果発表!!

東野圭吾先生が中国でブームに!?

東野圭吾先生「容疑者Xの献身」が上海で舞台化!!

東野圭吾先生原作『浪花少年探偵団シリーズ』(講談社刊)がTBS系月曜20時枠にてドラマ化決定!!

「エドガー賞 最優秀小説(作品)賞」受賞作発表、モー・ヘイダー『Gone(ゴーン)』に!!

東野圭吾先生原作の映画版『麒麟の翼』『夜明けの街で』『さまよう刃』が台湾にて2012年4月20日より公開!!

東野圭吾先生『容疑者Xの献身』がエドガー賞候補に!!気になる結果は2012年4月26日!!でも、何故2012年の今なのか、知りたいと思いませんか!?

東野圭吾先生『プラチナデータ』(幻冬舎刊)が映画化!!公開は2013年を予定!!

フジテレビ系列木曜劇場にて東野圭吾先生原作作品を続々ドラマ化!!その名も「東野圭吾ミステリーズ」!!

東野圭吾先生『○笑小説』シリーズから3本の短編が実写ドラマ化!!

シネマトゥデイさんが“東野圭吾”先生の秘密に迫りました!!

映画「秘密」に海外版があった!?その名は「秘密 THE SECRET」

『ガリレオ』再度ドラマ化!!2013年4月期より月9ドラマに!!

韓国版『容疑者Xの献身』こと『容疑者X 天才数学者のアリバイ』が2013年4月20日より日本公開とのこと!!

東野圭吾先生『さまよう刃』が韓国にて映画化!!

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posted by 俺 at 23:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは
結局綾音は大嫌いな薔薇=義之に足元をすくわれたということでしょうか?
義之が好きで綾音が嫌いだった薔薇、その薔薇のプランターから動かぬ証拠が検出された
これだと綾音の「薔薇は大嫌い」という言葉もなんか生きてきそうですね
でもこれって太田川さん証拠隠滅になるんじゃ…
いや枯れた薔薇からはヒ素は検出できないか
でも太田川さん綾音に薔薇が枯れるって言わなくて良かったですね
言ってたら確実に詰んでましたし
ということはGJになるんでしょうか?
Posted by 花 at 2013年06月25日 00:33
Re:花さん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

なるほど!!
ご指摘頂いて気付きましたが、薔薇は義之の象徴でもあったのか……だからこそのあの結末だったんですね。
うん、よりこのラストが好きになりました(^O^)/!!

そして、実は陰の立役者だった太田川さん。
彼が枯れた薔薇を植え替えしなければ、土にヒ素が残留していることに綾音は気付いた筈。
だとすれば、仰る通り綾音は証拠隠滅を図ったでしょうし。

それぞれのキャラがそれぞれに仕事した印象です。
やっぱり、良い最終回でしたね(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年06月25日 01:51
いつも詳細な解説、ご苦労様です。

今回のドラマ、私の見落としかも知れませんが、分からない点がありました。
結局、ヒソを仕込んだのが事件前日ではなく一年前だと断定する理由は何だったのでしょう。あの仕込み方なら、前日でも可能だったような。そうだとしたら、驚愕する理由はないような。まさか論理がすべての湯川氏が、「執行猶予」などという感情論だけで一年前と考えた訳はないでしょうし。
何か近日ではあり得ないという条件がありましたっけ?
Posted by shouk at 2013年06月25日 11:03
Re:shoukさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

綾音がヒ素を仕込んだのが1年前であると湯川が断定した理由ですね。

たぶん、次の2つをもとにヒ素が仕掛けられた期間を判断したと思われます。

1つ目。後編で湯川が真柴家の浄水器フィルタを確認したところ、最近になって何か仕掛けられた痕跡が残っていなかった=少なくとも直近に仕掛けたものではない。

2つ目。綾音に確認したところ、1年前から浄水器フィルタを交換した覚えがないとの供述を得た=供述が事実ならば、1年前に仕掛けるしかない。

この2点から「ヒ素が浄水器に仕掛けられたすれば1年以上前である」との結論が導き出されたものと思います。

ただ、ご指摘を受けて思ったのですが、一部に容疑者である綾音の供述に依存している点がありますね。
この供述の真偽が湯川に判断できる筈がなく、此処がドラマ版ではネックになりそうかなぁ。

原作だと、鑑識の調査に加え、宏美経由で毒物を入手した関係などから1年前に仕掛けたことの傍証になっている点もありました。
ドラマ版は此処が少し弱かったのかも。

なので、綾音が心情的に1年前に仕掛けたに違いない点(直前に仕掛けると痕跡が残るから避けた、義之に対し出来れば使いたくないと思っていた)を考慮して補完するのが良いかもしれません。

原作に関しては、あの特徴的な動機こそが犯行方法に繋がるところもあるので、かなり印象的な作品になっています。
原作とドラマ版、2つの『聖女の救済』を比較するのも面白いかもしれませんね(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年06月26日 00:23
こんばんは

いつも詳しいレビューを楽しみに読ませていただいています。

原作が好きでドラマを楽しみにしていたのでコメントしなければと思いつつ、ずいぶん前の原作の記憶がなかなか蘇らず・・・。

湯川先生と綾音ふたりの会話の場面(中学の校庭でしたっけ)が印象的でした。その演技に見入っていたので確かにドラマでは綾音の供述に依存するかたちになって1年前から仕掛けられたことなどが説明不足になっていましたね。

1年前ヒ素を入手したいきさつもドラマではなかったような…。だから動機も弱くなった…。

やはりドラマと原作両方比べるのがいいかもしれませんね。原作を読み返してみようっと。

一つだけ、気になることがありました。原作で綾音は子供ができないけど結婚したのだったと思いますが、ドラマでは子供ができるのに1年間避妊を続けていたというふうに変えたのは何だか納得できないです。

流産をしてもう子供は望めないと言われて心が弱っているところへ1年以内にという約束をさせられてヒ素を仕掛けた・・・なら心情的にわかるのですが。

女性の視点というかあくまで個人的な感想ですけどね。

あとは虚数解という言葉をどこかでつかってほしかったかな。

ガリレオシリーズはだいたい読んでいますが、湯川ー草薙ペアが好きなのでドラマでもこの二人のかけあいも入れてほしいなあと思います。男性ペアでも相棒みたいに人気でると思うのだけど。

長々と失礼しました。また立ち寄ります。





Posted by あおによし at 2013年06月30日 00:39
Re:あおによしさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

湯川と綾音が同級生との設定により、あの対峙するシーンに繋がったのかな。
ただ、原作の潤子関連の一部と宏美全般が省略されたことの影響はかなり大きかったように思いますね。
特に、ご指摘の通り、ヒ素の入手経路が不明になったことは惜しかった。
やっぱり、原作からの改変は賛否ありそうですね。
原作と比較する必要がありそうです。

たぶん、綾音が避妊を続けていたのは「真柴が子供が居なくとも自分を愛してくれるかを確かめる為」だったのでしょう。
「子供の母親としてではなく、綾音個人として愛して欲しかった」のだと理解していますが、これだと「聖女」にそぐわない気がしないでもないですね。
確かに、違和感が残ります。

そして、「虚数解」確かにありませんでしたね。
原作でも印象に残った台詞で、是非、ドラマでも欲しかった。

管理人も湯川と草薙のファンなので、2人のシーン欲しかったですね。
原作でも『偽装う』では草薙メインと言っても良い活躍だっただけにドラマ版でも登場して欲しかった。

まだまだ原作『透視す』『猛射つ』も残っていますし、次なる「ガリレオ」シリーズの映像化に期待したいですね(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年07月01日 22:19
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