2013年07月18日

水曜ミステリー9「さすらい署長風間昭平10 すみだ業平橋殺人事件〜強欲の裏で泣く男と女…2つの死体に同じ謎の切り傷!復讐連鎖の黒幕を暴け(強欲の裏に散りゆく花…首の傷の謎)」(7月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「さすらい署長風間昭平10 すみだ業平橋殺人事件〜強欲の裏で泣く男と女…2つの死体に同じ謎の切り傷!復讐連鎖の黒幕を暴け(強欲の裏に散りゆく花…首の傷の謎)」(7月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

ある国のVIPが東京スカイツリーを見学することになり、警護のため墨田署への署長転任を命じられた風間昭平(北大路欣也)。早速自転車で近所を散策することにした風間は、路肩で花を手向けて手を合わせ、涙を流す女性に目を留める。

墨田署に到着した風間は、副署長の箱崎(前田吟)と水盛警備課長(斉藤暁)の出迎えを受ける。その日、下町の住民との親睦会に出席した風間は、墨田署と商店街を結ぶ会の会長で、市川開発の副社長・市川隆明(前田淳)を紹介される。また、親睦会では先ほど風間が見かけた女性・本宮可奈子(田中美奈子)と再会。クラブのママをしている可奈子は、店の常連で隆明と共に仕事をしているという経営コンサルタントの森脇大造(渡辺裕之)と一緒だった。

その数日後、隆明が何者かに殺害される。刑事の熊木(京野ことみ)らが捜査した結果、犯人は大柄な30〜40代の男と分かる。また鑑識で、格闘家特有の珍しい絞め方でのやく 殺であることが判明する。隆明の葬儀に訪れた風間は、社長派の専務・権藤(寺田農)と、反社長派の常務・三田尻健(桜木健一)と妻・寿美代(姿晴香)との間に漂う不穏な空気を感じとる。
その後の捜査で、最近隆明にまとわりついていた白藤(RIKIYA)と、詐欺の前科があり元格闘家でもあった森脇が容疑者として浮上。警察は二人を徹底的にマークすることに。

一方、風間は外国の要人たちの警備のため、東京スカイツリーを目指し車で走る途中、箱崎と可奈子に似た二人を見かける。箱崎にそのことを尋ねるが、誤魔化すように否定されてしまい…。

その後の捜査で、三田尻健が弁護士をしていた当時、森脇の弁護を引き受けていたことが発覚。さらに二人は可奈子の店で会っていたという情報も入る。反社長派の三田尻が森脇を使い、社長派の隆明を殺した可能性も浮かび、警察は三田尻と森脇の関係をもう一度洗うことに。

そんな中、森脇が警察の尾行をまいて姿をくらました。また同じ頃、白藤も行方をくらまし、風間はこれがただの偶然ではないと感じる。
その予感は的中!翌朝、白藤が死体となって発見される。その殺害方法は、隆明のものと酷似していた。風間たちは、二人の顔面に残る不自然な傷が気になり…。
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

墨田署の署長へ異動を命じられた風間。
其処では副署長の箱崎らが待っていた。
箱崎は容疑者と言えど、同情する余地があれば考慮すべきとする温情派であった。

地元住民との親睦会が行われることを知った風間はこれに参加。
其処で市川開発の副社長・市川隆明、クラブのママ・本宮可奈子、経営コンサルタントとして市川家に近付く森脇大造と出会う。
ちなみに、可奈子の店は風鈴を飾った風流な店らしい。

数日後、隆明が何者かに殺害される。
死因は扼殺。
どうやら、犯人に腕で絞殺されたらしい。
隆明の顔には何かの傷が残されていた……。

息子・隆明を失った市川開発の社長・義太郎は嘆き悲しむ。
一方、市川開発では派閥争いが行われていた。
社長派の専務・権藤と、反社長派の常務・三田尻健とが争っていたのである。
隆明の死は派閥争いと関係があるのか?

その後、隆明周辺から白藤という男性が浮上。
さらに、森脇が詐欺師だったことも判明する。
これにより、容疑は白藤と森脇に向かう。

同じ頃、箱崎と可奈子に似た二人を見かけることに。
どうやら、2人には面識があるようだ。

常務の三田尻と森脇に関係があったことが判明。
三田尻は過去に弁護士として森脇の弁護を引き受けていたのだ。
こうして、再度、三田尻にも注目が向かう。

矢先、森脇と白藤がほぼ同時期に行方をくらます。
直後、白藤が死体で発見されることに。
白藤は隆明同様に扼殺されていた。
しかも、顔に傷まで残っていて……。

権藤の娘が白藤に轢き逃げされていたことが判明。
権藤の娘はこれが原因で死亡していた。

そんな中、可奈子と出会った風間は彼女から「梅若伝説」について聞かされる。
「貴族の梅若が誘拐され、異郷の地で病死した。梅若を追って来たその母御前はこれを知るや、後を追い自殺してしまう」との悲劇である。
可奈子は「もしも自分が同じ立場ならば、犯人を殺すだろう」と口にする。
なんでも、可奈子には妹と甥を失った悲しい記憶があるらしい。

次いで、森脇の死体が発見される。
これまた何者かによる他殺のようだ。
現場を訪れた風間は箱崎の不審な様子を目にする。

風間の指示で権藤が任意の取り調べを受けることに。
実は、権藤は柔道の達人。
隆明と白藤の扼殺は権藤の仕業だったのだ。

証拠が無いと言い張る権藤だが、風間は権藤が所持していた腕時計を押収していた。
隆明と白藤の顔の傷は、権藤に扼殺された際に腕に嵌められた腕時計の竜頭によってついたものであった。
竜頭を調べれば2人のDNAが検出される筈……と指摘された権藤は罪を認める。

権藤の娘を轢き殺したとされる白藤。
しかし、それは身代わりの出頭であった。
本当の轢き逃げ犯は隆明だったのだ。

権藤は、これを何者かから送り付けられたICレコーダーにより知った。
中には隆明を脅迫する白藤の声が録音されていたのだ。
そして、その背景には謎の甲高い音も……。

真実を知った権藤は隆明を問い詰めた。
ところが、隆明は悪びれもせず反省の色も見せなかった。
逆上した権藤は隆明を殺害してしまう。

これを白藤に目撃され、脅迫されることに。
其処で、白藤も同様の方法で殺害したのであった。

だが、権藤は森脇殺害については否定する。
権藤の起こした事件と隆明の不行跡が明らかになり、義太郎は倒れて入院してしまう。

一方、風間は権藤にICレコーダーを送り付けた人物の正体を気にかけていた。
特に甲高い音に注目する風間だが……。

その夜、義太郎の病室に可奈子が現れた。
可奈子は義太郎を殺害しようとするが……。
これを止めるべく箱崎が駆け付ける。

義太郎の枕元で言い争う2人。
其処を風間たちが取り囲む。
実は、箱崎の様子を怪しんだ風間が尾行をつけていたのだ。

風間はすべての真相を明かし始める。
可奈子には、病死した妹の美奈子が居た。
そして、美奈子には勇太郎と言う息子が居た。
可奈子からすれば、甥である。
だが、美奈子が死亡し勇太郎は可奈子の手で育てられた。
ところが、その勇太郎が半年前にバイク事故で死亡していたのである。

そして、勇太郎は隆明の息子であった。
そう、隆明は美奈子と交際し妊娠させていたのだ。
だが、市川義太郎の反対を受けた隆明は、あっさりと美奈子と勇太郎を捨てた。

半年前、権藤から隆明が父である知らされた勇太郎は父を恋するあまり、これに会いに行った。
其処で隆明は「あん……お前が息子?金が欲しいのか?ほら、金が欲しいのか?」と散々に罵った。
これに勇太郎が逆上したが、さらに激高した隆明にボコボコにされる。
これにショックを受けた勇太郎はバイクで暴走し事故死したのだ。

勇太郎が死亡したのは市川親子の所為だ……市川親子に復讐心を抱いた可奈子は権藤を利用することを思いつく。
其処で、隆明と白藤の遣り取りが録音されたICレコーダーを送り付けた。
ICレコーダーに録音された甲高い音の正体は可奈子の店の風鈴の音だったのだ。
そして、風鈴は美奈子の想い出の品でもあった。

一方、箱崎は可奈子が勇太郎を失った事情を知って同情していた。
そこで、箱崎は森脇殺害時に発見したある証拠品を隠滅していた。
なんと、可奈子のネックレスを隠していたのだ。
つまり、森脇を殺害したのは……可奈子だったのである。

可奈子は権藤専務を利用する以外にも、市川家への復讐を狙っていた。
それが詐欺師の森脇である。
森脇を市川親子に近付け、その財産を奪わせようと目論んだのだ。
ところが、この意図を森脇に見抜かれ逆に脅迫されることに。
揉み合った可奈子と森脇。
可奈子は誤って森脇を殺してしまう。
この際に、可奈子が落としたネックレスを箱崎が隠蔽したのだ。

可奈子は逮捕された。
そんな可奈子を庇った箱崎も罪を問われることに。
箱崎にやり直すように告げる風間。

数日後、風間はスカイツリー前で懐かしい人物と再会する。
なんと、孫を連れて上京して来た阪本屋の主人(第9弾「びわこ由美浜殺人事件」参照)と出会ったのだ。
互いに旧交を温める風間たち―――エンド。

<感想>

「さすらい署長風間昭平」の第10弾です。
前作は2012年3月7日の放送となるので、実に1年4ヶ月ぶりの新作となりました。
前作のネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事リンクよりどうぞ!!

原作は、中津文彦先生『さすらい署長・風間昭平』シリーズ。
原作者である中津文彦先生は2012年4月24日に亡くなられており、以降初のドラマ化となります。

中津文彦先生、死去……

では、ドラマ感想を。

普段からこのシリーズはキャストが豪華ですが、区切りの第10弾と言うことで物凄く豪華な印象を受けました。

思い浮かぶだけでも、北大路欣也さんに、前田吟さん、京野ことみさん、田中美奈子さん、渡辺裕之さん、寺田農さん、桜木健一さん、姿晴香さん、斉藤暁さん、左とん平さん、RIKIYAさん……と枚挙に暇なし。
特にラストの阪本屋主人役の左とん平さんの登場は鳥肌物でした。
阪本屋は第9弾で登場した鮒寿司の店ですね。

水曜ミステリー9「さすらい署長風間昭平(9) びわこ由美浜殺人事件〜京都絵ろうそくの炎が映す殺人連鎖!偽りの遺留品に秘めた20年の懺悔と哀しみ(京都老舗絵ろうそくの炎が焦がす復讐の連鎖)」(3月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

内容的には、この豪華なキャストを上手く利用したミスリードが印象的でした。
それと、権藤の腕時計や可奈子の風鈴とネックレスなど、道具を上手くストーリーに絡めていたのも良かったかな。

次回にも期待出来そうな作品だったと思います。

◆関連過去記事
水曜ミステリー9「さすらい署長風間昭平(9) びわこ由美浜殺人事件〜京都絵ろうそくの炎が映す殺人連鎖!偽りの遺留品に秘めた20年の懺悔と哀しみ(京都老舗絵ろうそくの炎が焦がす復讐の連鎖)」(3月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

中津文彦先生、死去……

<キャスト>

風間昭平:北大路欣也
箱崎寛一郎:前田吟
熊木ゆみ:京野ことみ
本宮可奈子:田中美奈子
森脇大造:渡辺裕之
権藤喜一:寺田農
水盛:斉藤暁
三田尻健:桜木健一
三田尻寿美代:姿晴香
阪本屋主人:左とん平(友情出演)
市川隆明:前田淳
立番の警官:大島宇三郎
市川義太郎:滝田裕介
橋田:片岡弘鳳
白藤真一 :RIKIYA ほか
(公式HPより転載、順不同、敬称略)


「びわこ由美浜殺人事件: さすらい署長・風間昭平 (光文社文庫)」です!!
びわこ由美浜殺人事件: さすらい署長・風間昭平 (光文社文庫)





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