ネタバレあります、注意!!
第49話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話で登場。
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話に登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
数年前のことである。
「モデル料はお前の母親にもう払ったんだ!!脱がないなら詐欺だぞ!!」
男の怒号が狭い部屋に響き渡った。
部屋に広がるのは油絵具にイーゼル、石膏像などの画材。
その中央部分にタオルを纏い、外敵から身を守るように震える少年が立っていた。
男は同じ台詞を繰り返すと、嫌がる少年からタオルを引き剥がした……。
そして現在。
マーニーは白鳥から依頼を受けていた。
なんでも生徒会として不登校児の登校を促すよう決定されたらしく、その第一弾として浮井和雄なる3年生が選ばれたのだそうだ。
浮井は自宅に引きこもっているらしいが……彼を登校させるのがマーニーたちの任務である。
早速、浮井家を訪れたマーニーと白鳥。
浮井の母によれば、浮井は自室に引き籠ったまま全く外界と接触を断っているらしい。
声をかけてみるマーニーだが、果たして本当に中に居るのやら無言が続く。
無理に扉を開かせるワケにも行かず、その場は引き下がることに。
一方、毛利刑事がロイドに相談を持ちかけていた。
これにマーニーも後学の為に参加する。
どうやら、武波魁夷という著名な画家が自宅で殺害されたらしい。
その自宅は防犯カメラに遠赤外線カメラなど、防犯装置と呼べるものが山のように使用されており、蟻一匹這い出る隙も無い要塞と化していた。
その中で、武波は何者かに殺害されたのだ。
どうやって殺害されたのか?
まさに、密室殺人であった……。
武波魁夷の名を聞いたマーニーは思い出す。
浮井の隣家が殺人の起こった武波宅であったことに。
疑惑を抱いたマーニーは調査に動く。
浮井宅の周辺を見回ったマーニーは、先頃出された物であろう土の山を発見。
それは点々と河川敷にまで続いていた。
しかも、河川敷で地下に張り巡らされた防空壕跡地と地下通路について知る。
もしかして……ある仮説が浮かぶマーニー。
数日後、白鳥や毛利と共に浮井家を訪れることに。
ところが、浮井はあれ以来全く反応を示さないらしい。
まさか……慌てたマーニーは毛利に頼んで室内に突入する。
数回の突撃が繰り返され、扉の前のバリケードが崩れた。
雪崩れ込むマーニーたち。
室内には誰の姿も無い―――もちろん、引き籠っていた筈の浮井すら。
逃げられたのだ。
マーニーは、床下に穴が開いていることに気付く。
その穴は深く遠くまで続いていた。
マーニーは語る、おそらく武波宅まで続いているのだろうと。
武波を殺害したのは浮井だったのだ。
防犯装置は何の役にも立たなかった。
当然である、浮井は地下を執念で掘り進め、床下から奇襲を仕掛けたのだから。
掘り出した土は河川敷に運び捨てていたのだ。
日頃から、引き籠りとして「自室に居て当然」だった浮井だからこそ出来た方法らしい。
「普通の子なんです……」
我が子の犯罪を信じられない浮井の母。
そんな彼女にマーニーは問う。
「浮井さんと武波さんに接点は?」
「子供の頃にモデルを引き受けたことが……」
「おそらく、その際に性的虐待を受けたのではないでしょうか」
マーニーの脳裏にありありと浮かぶ、幼い浮井を弄ぶ武波の姿。
「とはいえ、今になって復讐するからには何かきっかけがあった筈……」
呟くマーニーは手掛かりを求め浮井のPCを立ち上げる。
すると、画面全体に「歯車マーク」が!!
「メカニックだ!!」
叫ぶ毛利の声も虚しく、浮かび上がった歯車マークは浮井のPCからデータをすべて消去した。
これで証拠品も奪われたのだ。
だが、メカニックが関与していたことは間違いない。
浮井はメカニックにより変えられてしまったのだ。
今頃、浮井はメカニックと共に居るのだろう……。
夏にも関わらず寒気を覚えるマーニーであった―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻に続き4巻も発売です!!
今回はその第49話「ひきこもり」です。
前回(48話)に続き、まさかの「引き籠り」がテーマとは……。
それにしても、マーニー世界の引き籠りは行動的だなぁ……実力者だし。
そして、49話はある法則が破られた回でもありました。
これまでメカニックが登場する回は「メカニック」「アリア」「目羅」といったようにキャラの名前がサブタイに使われていました。
ところが、今回は「ひきこもり」。
これで、「キャラ名サブタイならばメカニック回」との予測も出来なくなったか……。
でもって今回、毛利刑事の台詞にあったように「誰も顔を見ていない」=「別人に入替った」と展開を予測した方も多かったのでは?
確かにミスリードともとれます。
一方で、あれはメカニックにより人間が変えられてしまったことを示すのでしょう。
そう言えば「アリア」の回もそうでした。
メカニックは関わる人間を変えてしまうのでしょう。
ミステリ的には、密室殺人時の掟破り「秘密の通路」が登場。
とはいえ、今回秀逸だったのはそのロジック。
「見えない犯人」と同様に「引き籠りだからこそ自室内の行動が分からない。また、自室に居ても当然として疑われない」このロジックは面白かった。
それにしても、初登場から今回まで20話の間に4回登場したメカニック。
平均すると5話に1回ペースということで意外と少ない。
彼との決着こそが最終話となりそうですが、その際に浮井がメカニック側として再登場することはあるのか?
個人的には「無いだろう」と思いますが……果たして。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻が発売中。
そして、4巻も発売。
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から40話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第41話「勉強ブルース」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第42話「うそつき」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第43話「怪談朗読」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第44話「フラワーズ」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第45話「チアリーディング」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第46話「目羅」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第47話「入院中」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第48話「勇者」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
母親:マーニーの母親、不在。事情があるらしい(1話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者】
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話に登場。
前花:マーニーの友人。オカルトに造詣が深いらしい。
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話で登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話で登場。
累:白鳥の友人。1話、22話、36話、41話にて登場。
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話に登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話に登場。
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話(名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話に登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。36話で登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
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