ネタバレあります、注意!!
第50話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
熊耳静:マーニーの母親。シスターズの1人。50話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話に登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話。50話で登場。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話に登場。
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話で登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
その日、マーニーは愛用の自転車のパンクに頭を抱えていた。
仕方なく押して歩くものの、遅々として進まない。
思わず溜息が飛び出しかけた……その瞬間。
後方から静かに接近していたバンに引き摺り込まれてしまう。
何か袋のようなものを全身に被せられたマーニーは視界を喪失。
何が何やら分からない……とパニック状態に。
やはり、年頃の少女なのだ。
ところが、此処からは流石のマーニーであった。
自身の置かれた状況を把握するや、残されていたスマートホンで緊急メールを一斉送信する。
届いた相手は、ロイド、毛利刑事、ゆりか、舞城天である。
そんな中、ゆりかからいち早く返事が。
しかし、内容は「何の冗談!?今、デート中」とのモノであった。
(ですよね〜〜〜)
こんな反応だろうなぁ……と予測していたマーニー。
続いて、自身の位置送信アプリを起動する。
ロイドは娘の異変に気づき、銃を手にすると事務所を飛び出す。
まさに、刑事時代の彼そのままの姿である。
一方、舞城天はマーニーを助けるべく愛車を駆り追跡する。
同様に毛利刑事も部下を叱咤し、マーニー救出に動く。
遂にはロイドと合流することに。
ゆりかはと言えば「これ、本当だったらマズイよ」とデート相手の片岡に窘められていた。
この数分後、ゆりかは「電車でどう行けばいいかな」と洩らすことになる。
その頃、マーニーは……。
とあるサービスエリアにて、袋を外されていた。
目の前に現れたのは、見知った顔で……。
「恵利沙おばさん、メグおばさん、映美おばさん!?」
その面々はマーニーの母の友人たちであった。
彼女たちによれば、今日はマーニーの母・静の誕生日。
其処で娘のマーニーに引き合わせるべく無理に連行したらしい。
「刑事を辞めて弱ってたパパと私を捨てて出て行った人なのに?」
母に対し蟠りを抱くマーニーは反発する。
「あんたは静を分かっていないんだ」
恵利沙に諭されるマーニー。
だが、それで納得出来る筈がない。
とはいえ、彼女たちにとってはマーニーの同意は必要ない様子。
マーニー唯一の命綱・スマートホンの電源を切ると、引き続き何処かへと運び去る。
数分後、同じサービスエリアに到着したロイドと毛利刑事。
スマートホンの電源が断たれたことで、マーニーの居場所が分からなくなってしまった。
焦るロイドに毛利刑事がサービスエリアの防犯カメラの映像を提供する。
すると、ロイドが呟いた。
「なんてこった……シスターズだ」
シスターズとは静を含めた恵利沙、メグ、映美の4人が結成したグループ名。
彼女たちは幼馴染で共に成長し、その苦境を支え合った仲らしい。
とりあえず、これで命の危険は無くなったと判断したロイドは毛利刑事たちに撤収を願い出る。
身内の問題になったからである。
一方、マーニーは小高い丘に連れて来られていた。
恵利沙たちによれば、静が此処で待っていると言う。
なんでも、想い出の場所なのだそうだ。
ところが、丘の上には誰も居ない。
空には飛行機雲で「ハッピバースデイ」と描かれ、地面には奇妙な箱が置かれているのみだ。
これには恵利沙たちも呆気にとられている。
どうやら、知らされていなかったらしい。
おそるおそる箱を開けるマーニー。
すると、中には……。
「これくらい大きくなったかしら」とのメッセージと共にFカップのブラジャーが。
毒気を抜かれ、照れ笑いを浮かべるマーニー。
その頃、当の静はオフィスで仕事に励んでいた。
「いいんですか、行かなくて?」
秘書の木田の問いにも静は首を横に振る。
彼女の手元の端末には、箱を開け驚いた拍子のマーニーの顔が。
箱にカメラを仕掛け、映像を受信していたようだ。
静はそれだけで満足な様子であった。
一方、狼狽え続ける恵利沙たち。
静に連絡を取るも「仕事があって」と断られている。
「ちょ、ちょっ……」
どうやら、折角の親娘の再会を演出しようとした計画はもろくも水泡に帰してしまったようである。
と、其処へロードバイクに跨った天が。
マーニーは天が助けに来てくれたことを喜びつつ、自身の居場所へ戻る宣言をする。
恵利沙たちは為す術なくこれを見守るしかない。
事情が呑み込めない天だが、マーニーの無事をこちらも喜ぶのであった―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻に続き4巻も発売です!!
今回はその第50話「ゆうかい」です。
遂にマーニーの母・熊耳静が登場しました。
そして、彼女と苦楽を共にした親友連による「シスターズ」の3人も登場。
彼女たちの連帯感はかなり強い様子ですね。
3人ともなかなかに個性の強いキャラで、次回以降にも再登場ありそうだな。
それにしても、静が電子機器を駆使するところは「この親(静)にして、あの娘(マーニー)あり」と言うべきか。
どうやら、マーニーは母親似と言えそう。
1話から10話あたりの話の流れから、マーニー自身に心の闇がありそれが母による物かと思われましたが、これは異なっていた様子。
あくまで、心の闇はメカニックによるもの。
母へは大事なときに父とマーニー自身を捨てたことで反発(恨みほどではない)しているといったところか。
そして、意外な新事実が判明。
ロイドと静は籍を抜いておらず、別居状態だそうです。
どうやら、ロイドは静のことを愛している様子。
恵利沙の台詞から静側にも事情があるようだ。
これはメカニック対策なのかも。
メカニック誕生に静が関与している可能性もあるか。
ひょっとして、メカニックと静が幼馴染で、メカニックが静に想いを寄せていたんだけどロイドと結婚しちゃって、盗られたと思い込んだことが原因でメカニックが悪の道に走ったとか。
だから母親似のマーニーに執着しているとか……どうだろう?
でもって、マーニーの台詞により静が夫と娘のもとを去ったのはメカニック事件直後の模様。
つまり、ロイドと静の別居にはメカニックが関わっている。
・「名探偵マーニー」第29話「メカニック」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
此処から次のような事実が推測されます。
メカニック事件とは「マーニーが身体に爆弾を巻き付けられ、マーニーを助けるか、他の多くの人質を助けるかをロイドがメカニックに迫られた事件」。
この事件の顛末は未だ明かされていません。
ただ、マーニーが生き残っている以上は多くの人質が殺害された可能性が高い。
だからといって、当時のロイドがマーニーを選んだとは思えない。
何故なら、毛利刑事がロイドを尊敬しているから。
ロイドがマーニーを選び人質を見殺しにしたのならば、これはない筈。
おそらく、ロイドの退職は不可抗力と思われている可能性が高い。
とすれば、ロイドはメカニックの問いに、マーニーではなく「多数の人質」を選んだ可能性が高い。
ところが、そんなロイドを嘲笑うべくメカニックはマーニーを助け人質を殺害したのではないか。
以後、メカニックが再度現れることを警戒したロイド夫妻。
妻の静は自身が弱点とならないよう、ロイドと別居しつつ事業を行い資金を貯め、来るべきメカニックとの対決の準備を密かに進めてるとか。
これまた、どうだろ?
あるいは、ロイドは選択せず、静がマーニーを選択した為に人質が殺害されロイドが警察を辞めざるを得なくなった可能性もあるか。
だから、静は家を出ざるを得なくなった。
でも、これだとマーニーを連れて行かなかった理由が分からない。
やっぱり、静自身に事情があって単身で家を出なければならなかった理由があると思うのだけど……。
此の事情が明かされるときこそ、メカニックとの対決のときなのかもしれないなぁ。
2013年8月5日追記:
コメントにて、ドナさんから「メカニックが仮釈放になっている以上、人質が殺害されていない可能性が高いのでは?」とのご指摘を頂き、メカニック事件について改めて仮説を立ててみました。
ドナさん、ありがとございます(^O^)/!!
管理人の新たな仮説ですが「メカニック事件自体が最初からロイドのプライドを傷つける為のメカニックによるブラフだったのではないか」とのモノです。
管理人的には、次のような流れを想像してみました。
メカニックはロイドにマーニーと人質いずれかの選択を突き付けた。
ロイドはマーニーを選び、退職することに(人質を選んだ可能性もある)。
しかし、メカニックは最初から人質をどうこうするつもりはなかった。
あくまでメカニックの目的は、ロイド個人への嫌がらせであり、全てはブラフだったのだ。
ロイドがマニーを選べば、ロイドの刑事のプライドが傷付く。
ロイドが人質を選べば、マーニーとの親子の仲(静との夫婦仲も)が引き裂かれる。
こうして、ロイドはメカニックにより退職を余儀なくされ、静に去られてしまった……。
これならば、メカニックに対する判決も納得出来そうかな。
とはいえ、真相は未だ藪の中。
早く作中で真相を明かして欲しい(^O^)/!!
追記終わり
それにしても、舞城天も再登場。
彼女は友達思いだねぇ。
一方、ゆりかちゃんは……まぁ、彼女なりに心配しているのだとは思うのだが。
ただ、思ったよりマーニーが連絡を取ることが出来る相手が少なかった印象はあるな。
もっと、仲間は居ると思ってたんだけど。
此の点も注目か。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻が発売中。
そして、4巻も発売。
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から40話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第41話「勉強ブルース」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第42話「うそつき」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第43話「怪談朗読」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第44話「フラワーズ」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第45話「チアリーディング」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第46話「目羅」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第47話「入院中」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第48話「勇者」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第49話「ひきこもり」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
母親:マーニーの母親、不在。事情があるらしい(1話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者】
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話に登場。
前花:マーニーの友人。オカルトに造詣が深いらしい。
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話で登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話で登場。
累:白鳥の友人。1話、22話、36話、41話にて登場。
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話に登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話に登場。
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話(名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話。50話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話に登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。36話で登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
熊耳静:マーニーの母親。シスターズの1人。50話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
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>>多くの人質が殺害された可能性が高い。
もしそうなら、メカニックは死刑にされているのではないでしょうか。
まして仮釈放はありえないでしょうし。
あの事件に限れば死者は出なかったと考えます。
なお、他の殺人事件の容疑も証拠不十分で、
殺人罪では裁けなかった可能性が高いかと。
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
以前、コメント頂きましたよね。
毎回目を通して頂いているとのこと、ありがとうございます。
嬉しいです(^O^)/!!
そして、コメント頂いた通りですね。
確かに、メカニックに対する判決から考えれば仰る通り。
だとすると、メカニック事件自体が最初からロイドのプライドを傷つける為のメカニックによるブラフの可能性もありますね。
メカニックはロイドにマーニーと人質いずれかの選択を突き付けた。
ロイドはマーニーを選び、退職することに。
しかし、メカニックは最初から人質にどうこうするつもりはなかった。
あくまでメカニックの目的は、ロイド個人への嫌がらせでありブラフだった……。
これならば、実際はロイドとマーニーを除いて被害者らしい被害者は存在せず、メカニックに対する判決も納得出来そうな気がします。
とはいえ、真相は未だ藪の中。
果たして、メカニック事件は如何なる展開だったのか?
早く作中で明かして欲しい(^O^)/!!