2013年08月27日

月曜ゴールデン「ホームドクター・神村愛〜看取りの事件カルテ〜2 死期せまる父の想い 訪問医に託された最期の手紙が殺人犯を追い詰める!息子よ、ありがとう」(8月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「ホームドクター・神村愛〜看取りの事件カルテ〜2 死期せまる父の想い 訪問医に託された最期の手紙が殺人犯を追い詰める!息子よ、ありがとう」(8月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

いつもと変わらぬ慌ただしい神村家の朝。訪問医である神村愛(市原悦子)は夫の達也(小野武彦)が作った朝食をかきこんで患者のもとへ向かう。近頃、愛が気にかけているのは重篤な心臓病患者の独居老人、斉藤久冶(北村総一朗)だ。妻は既に他界しているが、近くに住む息子でフリーターの毅(趙?和)は頻繁に顔を出し世話をしている。いつものように愛が診察をしての帰りしな、郵便受けに入っている手紙を久治に渡した。差出人は黒田一美。受け取った手紙をそそくさと引き出しに入れる久冶の姿に愛は驚く。まさか恋人? と冗談を交わしながら談笑するが、愛は久冶の様子が気になっていた。
ある日、自然食品の販売で急成長したネット販売会社社長・藤堂辰巳(鶴田忍)が何者かに殺された。強引なビジネス展開をしていた藤堂には敵がとても多く、評判が良くなかった。トラブルも多かったようで、その矢面に立って調停していたのが会社の顧問弁護士・倉橋洋介(篠井英介)だった。捜査にあたった三村警部(今井雅之)に倉橋は全面協力すると言ったものの、確信にいたる情報は得られなかった。
捜査に行き詰まった三村警部が訪れたのは神村家。元上司の達也に相談がてら、うまい飯にありつこうとしていた。三村の話に殺された藤堂に一美という一人娘がいると聞きハッとなる愛だった。
そんな中、愛は久治から相談を持ちかけられる。毅が藤堂殺しの容疑で警察の取り調べを受けたと言うのだ。かつて勤めていた藤堂の会社を突然クビになった毅は不当解雇を理由に訴訟を起こしていた。倉橋が毅は藤堂に恨みをもっていたのではと証言したうえ、毅のアリバイが成立していないためだった。容疑者となった息子の無実を訴える久治は愛に「ある女性に手紙を届けて欲しい」と頼む。その相手は黒田一美(遠藤久美子)。愛は余計な詮索はせず一美のマンションに向かうが、父親の葬式に出ていて不在だと知る。その父親というのは、藤堂辰巳だった。葬儀場には一美と倉橋の姿があった。愛が久治に頼まれて手紙を届けに来たと伝えると一美は動揺する。果たしてこの手紙の内容とは・・・。 しかしそこへ一美の夫で出版社社長の黒田真(井田國彦)がやってきて、愛は乱暴に外へ追い出されてしまった。
一方、藤堂殺しの犯人に黒田が急浮上。黒田は義父・藤堂の会社の取締役でもあったが、会社の金を使い込み、藤堂と激しく言い争う姿が目撃されていたのだった。頑強に否定した黒田だが、三村警部は任意の取り調べを続けた。
ある朝、その黒田の死体が発見された。他殺と事故の両面から捜査が始まった。ところが週刊誌記者時代にしつこい取材で有名だった黒田に恨みを持つ者が多く、捜査は難航した。
同じ頃、愛は達也と夫婦が以前から目をかけていた金子健太(中島広稀)から内密に調べた調査の結果を聞いていた。かつて一美と毅は恋人同士だったが、藤堂の会社で起きた問題の責任の一切を納品業者だった久治が負わされ、藤堂は一美と毅の仲を引き裂いたのだ。そればかりか毅を不当解雇にし、一美を黒田と結婚させたのだ。愛はその話を確かめに久治の元へ。自分のせいで毅と一美の仲が裂かれ二人を不幸にしてしまったと涙を流す久治。自分を責める久治に毅は「親父のせいでない」と言い、その度に心が傷むと漏らす。
だが、警察の見解は毅の犯人説に傾く。久治と一美、毅の昔話が達也のミスで三村警部に伝わってしまったのだ。三村警部は、久治と毅が被害者に恨みを持つ決定的な証拠をつかんだと、血気盛んに斉藤宅へ事情聴取に向かった。
部屋に入ると、久治に付き添う愛がいた。にらみをきかせる愛に一瞬ひるんだ三村警部だったが・・・。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複アリ)。

やり手だが、その強引な手腕が問題となっている会社社長・藤堂が殺害された。
事件を担当した三村警部は、藤堂の弁護士である倉橋の協力を得て捜査を進めることに。

そんな中、愛の患者である斉藤の息子・毅が容疑者に。

過去、毅と一美は恋人同士であった。
だが、一美の父である藤堂が娘と黒田との政略結婚を果たすべく、毅を不当解雇したのだ。
しかも、この際に斉藤までもが被害を受けていた。
この復讐が疑われたのだ。

直後に黒田までもが何者かに殺害されてしまう。
毅にはアリバイがなく、この犯行も毅が疑われることに。

父と夫を失った一美は、その遺産を相続することになった。
一美を訪ねる愛だが、一美は「毅とは終わったこと」と口にする。

矢先、健太の恋人でイソ弁である上田静から意外な情報がもたらされる。
倉橋弁護士に黒い噂があると言うのだ。
何でもヤクザの情婦に手を出した為に脅迫されているらしい。

さらに、斉藤から黒田殺害時に毅が何者かの呼び出しを受けていたことが判明。
その為に毅にはアリバイが無いのだ。
その相手は「立件」と繰り返し、「10時に北多摩グラウンドに来るよう」語っていたらしいが……。

これを聞いた愛は相手が法曹関係者であり、毅に「立件を避けたければ」とグラウンドに呼び出したと推測。
つまり、その相手こそが黒田殺害の犯人なのだ。

どうにも倉橋が怪しいが……。

その頃、三村警部は黒田殺害の目撃者を発見。
犯人が倉橋であると突き止める。
こうして、倉橋が逮捕された。

藤堂と黒田殺害の犯人は倉橋だったのだ。
倉橋が情婦との関係を盾に脅迫を受けていることを知った藤堂はこれを公にすると迫った。
そこで倉橋は口封じすべく藤堂を殺害したのである。

ところが、この現場を黒田に目撃された。
其処で、毅を電話で呼び出しアリバイを奪っておき黒田を殺害したのだ。

こうして、倉橋は逮捕された。

斉藤の容態が急変した。
渋る一美を説得した愛は、命の灯が消えかける斉藤の前で毅と一美に愛を誓わせる。
もちろん、あくまで芝居である。

それを目にした斉藤はそのまま逝った……。
愛はこれを機に芝居ではなく、毅と一美の誓いを本当の物にするべきと進言。
毅は一美に復縁を申し込む。
一美はこれまでと異なり「考えてみる」と前向きに応じるのであった―――エンド。

<感想>

原作なしオリジナルの「ホームドクター・神村愛〜看取りの事件カルテ〜」第2弾。
前作は2012年4月9日に放送されており、実に1年5ケ月ぶりのシリーズ新作となりました。
前作に興味のある方は過去記事リンクよりどうぞ!!

早速、ドラマ感想を!!

まず驚いたのですが、健太君の演者さんが変わってましたね。
前作の染谷将太さんから、中島広稀さんにバトンタッチされていました。
演者さんが変わったので「あの健太君が成長したなぁ……」とのイメージはあまり無かったかなぁ。

そして、一美。
一美は毅の求めに応じるのだろうか……。
一美は斉藤一家に申し訳ないと思うのなら、毅に対して賠償すべきなほどだなぁ……。
藤堂はとんでもないことするし、容疑もかけちゃうし。
まぁ、当時は仕方がないところもあるんだけど、今は一美の自由意思が通用するんだから。
果たして、一美と毅はどうなるのだろう……。

それと、最大の謎が1つ。
藤堂は何故、倉橋の黒い噂をわざわざ暴露するなんて宣言したのか?
あれ、そんな必要ないし。
負け惜しみを口にしてはいたけど、違約金については払う必要が無いことを倉橋も渋々認めてるし。
藤堂に倉橋を脅すつもりが無いなら、宣言する必要もないしなぁ……。
もう、倉橋に殺害の動機を与える為にしか見えない……。

キャストさんの演技は抜群でした。
ただ、全体として前作に比較すると思ったよりは……。
次回に期待!!

◆関連過去記事
月曜ゴールデン「ホームドクター・神村愛〜看取りの事件カルテ〜死期迫る患者の莫大な遺産!訪問医に託された最期の願いが生んだ悲劇の結末とは!?」(4月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

神村 愛:市原悦子
神村達也:小野武彦
三村和志:今井雅之
金子健太:中島広稀
斉藤久治:北村総一朗
斉藤 毅:趙 たみ和
黒田一美:遠藤久美子  
藤堂辰巳:鶴田 忍
黒田 真:井田國彦
倉橋洋介:篠井英介 ほか
(公式HPより、敬称略)


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