2013年09月28日

金曜プレステージ「特別企画 屍活師〜女王の法医学〜死体と会話する女〜出所した男が水死体となった理由…?死体の“声”を聞いた時解決したはずの殺人事件の大きな嘘が暴かれる」(9月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「特別企画 屍活師〜女王の法医学〜死体と会話する女〜出所した男が水死体となった理由…?死体の“声”を聞いた時解決したはずの殺人事件の大きな嘘が暴かれる」(9月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

神奈川中央大学医学部法医学教室・准教授の桐山ユキ(松下奈緒)が徹夜明けでボサボサ頭のまま、ガツガツと大盛りのどんぶりを食べていると、埠頭で水死体が発見されたとの連絡が入る。現場には東部署刑事の村上衛(松重豊)の姿が。水死体で発見された笠井和磨(笠原秀幸)の死因は溺死で事件性は低いとみる警察を横目に、現場へ到着したユキは、「私がじっくり、話を聞かせてもらうわ。ご本人から」と遺体に話かけるのだった。

神奈川中央大学医学部4年の犬飼一(横山裕)は、外科の臨床医になるつもりが、成績順で外科の定員から漏れてしまいユキのもとへとやってきた。犬飼は、ユキに直談判して臨床のコースへの変更を頼もうと決心するが、直談判する間もなく、和磨の解剖の手伝いを命じられる。しかもあだ名をワンコと付けられ……。解剖が始まった。メスを手にし女王のようにその場を仕切るユキに圧倒されつつも、壁に掲げられた「屍活師」の文字が気になるワンコ。

早速ユキは水死体で発見されたのに気管内に水がたまっていないことに気づく。死因は溺死ではなかったのだ。そこへもう1体の遺体が運ばれてきた。誘拐犯の遺体で、逃走中に転落死し、誘拐された子どもの手がかりがなくなってしまい、その子は小児糖尿病を患っており数時間で発見しないと命に関わる状況だった。ユキは和磨の解剖を中断し、緊急で誘拐犯の解剖に取りかかった。解剖で誘拐犯がいた場所を特定するという。半信半疑のワンコだったが、なんとユキの手によって子どもの監禁場所は特定され無事保護された。法医学が尊い命を救った瞬間だった。

再び和磨の遺体解剖へとりかかるユキ。そして死因は絞殺によるもので事件性がある旨を村上に伝えた。その後の警察の調べで6年前、和磨は慶明大学時代のクラスメイトの鈴原美弥子(松山愛里)を殺害し、3日前に刑務所から出てきていたことが判明。そして出所後、友人であった遠山俊平(柏原収史)に連絡をした疑いが。笠井和磨と殺害された美弥子と遠山の3人は友人関係にあった。美弥子が和磨の子を身ごもったにもかかわらず遠山俊平と交際しようとしていたことに和磨が逆上したための犯行とみられていた。その後ワンコは遺体を引き取りに来た笠井和磨の母・初江(岩本多代)から、事件当時、和磨の属する大学の研究室の教授・白木田稔(風間杜夫)に尽力してもらい和磨の冤罪を証明しようとしていたと聞き出す。
もし本当に冤罪で6年前の事件に真犯人がいるとしたら…。村上は白木田と現在講師となっている遠山に会いに慶明大学へ向かったのだが…!?
(金曜プレステージ公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

埠頭で水死体が発見された。
被害者の名は笠井和磨。
これに対し、神奈川中央大学医学部法医学教室・准教授の桐山ユキが解剖を担当することに。

其処へ医学部4年の犬飼一が訪れる。
犬飼は希望の進路から洩れ、こちらに回されたのだ。
渋る犬飼を一喝したユキ。
仕方なく犬飼も解剖に参加することに。

和磨の遺体が溺死ではないことを突き止めたユキ。
つまり、他殺だ。

同じ頃、誘拐事件が発生。
ところが誘拐犯が転落死してしまう。
マズイことに被害者の居所は未だに特定出来ていない。
しかも、被害者は糖尿病患者であり定期的にインスリンの注射が必要。
リミットが近付きつつあった。
この事件を担当していた刑事の村上は、手掛かりを得るべくユキに解剖を依頼する。

何か分かる筈もない……ユキを侮る犬飼。
だが、ユキは胃の内容物に始まり咽喉などを調べた結果、金属片を検出する。
つまり、誘拐犯は元々金属工として働いており、最近になって元の職場と近しい環境を訪れていた可能性があった。
だとすれば、其処こそが被害者が監禁されている場所ではないか!?

こうして誘拐犯の死亡現場から2キロ圏内の工場が徹底捜索され、人質は無事に救い出された。
これを目にした犬飼は自身の境遇を前向きに考えてみようと決意する。

一方、和磨の死が他殺であると知った村上は捜査を開始。

和磨は6年前に同じ慶明大学時代のクラスメイト・鈴原美弥子を殺害していた。
3日前に出所したばかりだったのだ。
しかも直後に、友人であった遠山俊平に連絡をしていた。

和磨の供述によれば遠山と美弥子は交際していたらしく、これに元恋人であった和磨が怒り美弥子を殺害したとされていた。
美弥子は妊娠しており、お腹の子供と和磨の血液DNAが合致したこともこの供述を信用させる決め手となっていた。
だとすれば、遠山と和磨が連絡を取り合うとは思えないのだが……。

犬飼は遺体を引き取りに来た和磨の母・初江と出会う。
なんでも、事件当時、和磨の属する大学研究室の教授・白木田稔が和磨の冤罪を主張していたが容れられなかったらしい。
6年前の真相は初江が語るように冤罪なのか!?
事件に興味を抱いた犬飼は調査を始める。

その頃、村上は遠山を取り調べていた。
だが、遠山は和磨殺害を拒否する。

数日後、初江のもとを遠山が訪れる。
遠山は6年前の犯行が和磨によるものと信じておらず、彼が誰かを庇っていたに違いないと主張。
だからこそ、密かに調べていたと打ち明ける。

その翌日、遠山が首吊り死体で発見される。
彼こそが美弥子と和磨を殺害し、自殺したものと思われたが……。

この解剖をユキが担当。
遺体の温度が26度から30度に変化したことから、冷凍庫にて仮死状態にされた後、首吊りさせられたと看破する。 
この遠山の解剖中、犬飼は遺体の上で凍える遠山を幻視する。
一体なんだったのかユキに尋ねるが、ユキは応えようとしない。

数日後、初江は遠山もまた犯人ではないと告げに村上のもとへやって来る。
和磨の無実を信じた遠山が犯人の筈はないと言うのだ。
さらに、和磨自身も13歳の折に、骨髄性白血病を患いドナーによる移植手術を受けて一命を取り留めていた。
だからこそ、人の命を疎かにする筈がないと断言する。

これを村上から聞かされたユキは和磨の遺体の髪の毛を調べる。
さらに、和磨が17歳当時使用していたパソコンからある音声ファイルを発見する。

数日後、白木田のもとを訪ねるユキ、犬飼、村上の姿があった。
ユキは調べ上げた事実から美弥子、和磨、遠山殺害の真犯人が白木田であると告発する。

大学進学を控えた和磨。
進路に悩む彼はパソコンで調べ物をしていた最中に、白木田の講演を耳にした。
其処では白木田が中学生にドナー提供したことを誇らしげに語っていた。
これにより、和磨は白木田こそがドナー提供者であることを知った。
白木田はこうして笠井和磨の命の恩人となった。
和磨は恩人である白木田を助ける為に罪を引き受けたのだ。

6年前の殺人事件で、笠井和磨の犯行とされた最大の理由は鈴原美弥子のお腹の子供の父親と鑑定されたからであった。
確かに、血液由来の親子鑑定では99.99パーセントと出た。
だが、此処にもう1つの鑑定結果がある。

ユキが取り出したのは先日、和磨の遺体から回収した髪の毛を基にしたもの。
この髪の毛DNAを基にした鑑定では、なんと0パーセントであった。

つまり、和磨は美弥子のお腹の子供の父親ではないのだ。
そして、笠井和磨の血液DNAはドナーである白木田と同一のものであった。
ということは……美弥子のお腹の子供の父親は白木田しかいない。

動かぬ証拠を突き付けられた白木田は美弥子との関係を認める。
白木田にとって妊娠した美弥子は危険な存在となっていた。

美弥子はお腹の子供を産みたいと主張した。
だが、白木田はそれを許さない。
動揺した美弥子は自殺すると刃物を振り回す。
これを止めようと白木田が飛び掛かったのだが、誤って美弥子に刺さってしまった。
美弥子は即死。
困り果てていたところに、様子を窺っていた和磨が現れ罪を引き受けたのだと言う。

ところが、最初こそ和磨に感謝していた白木田だったが親子鑑定の結果を知り変わる。
和磨が自身がドナー提供した相手であると知らない白木田は、初めからお腹の子供は和磨と美弥子の子供であり、それを白木田の子だと偽ったと思い込んだ。
和磨と美弥子が自分を罠に嵌めたのだと考えたのだ。
こうして、白木田は和磨を深く憎むことに。

6年後、和磨が出所して来た。
「これが最後です」と連絡を取って来た和磨と密会した白木田。
白木田は和磨の出所を祝う。
だが、心中では「一生、自分を強請る気に違いない」と考えていた。
白木田は「静かに暮らす」と語っているにも関わらず和磨を殺害してしまう。

そして、この罪全てを遠山に押し付けることにした。
遠山に研究成果を譲ると騙し、冷凍庫に閉じ込め仮死状態にした後、首吊り自殺に偽装したのだ。

白木田は、和磨は異なっていたとしてもあくまで美弥子の罠だったに違いないと主張する。
これにユキは拳を叩き込むのであった。

犬飼はそんなユキの姿に惚れ込んだ。
この日以来、犬飼は女王であるユキに付き従う従者となったのである―――エンド。

<感想>

講談社刊『BE LOVE』誌上にて連載中の杜野亜希先生『屍活師 女王の法医学』のスペシャルドラマ化。
ドラマ化自体は2013年1月時点で既に明らかになっており、半年以上の間に渡り「今か今か」とファンをヤキモキさせていましたが、遂に放送されました。

『屍活師 女王の法医学』スペシャルドラマ化!!

原作は2013年9月現在にて7巻まで発売中。
ドラマをご覧になって興味を持たれた方は原作も是非!!

では、ドラマの感想を。

かなり軽快で良かったですね。
重過ぎることも無く、かといって軽過ぎることもなく、程良いバランスのドラマとなっていたように思います。

キャストも、桐山ユキ役の松下奈緒さんはもちろん、犬飼一役の横山裕さんも良かった。
特に、村上衛役の松重豊さんはいぶし銀の魅力を十二分に発揮されていましたね。

「ユキと村上の関係の謎」や「ユキと犬飼が目にすることが出来る遺体の霊」など、謎も残されており続編も期待出来そう。
原作にもストックがあるので、シリーズ続編は連続ドラマで是非!!

◆関連過去記事
『屍活師 女王の法医学』スペシャルドラマ化!!

<キャスト>

桐山ユキ:松下奈緒
犬飼一:横山裕(関ジャニ∞)
井畑信二:橋本じゅん
真崎達也:山中崇
笠井初江:岩本多代
白木田稔:風間杜夫
村上衛:松重豊 ほか
(公式HPより、順不同、敬称略)


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