<あらすじ>
インド洋で日本の大型タンカーが炎上沈没した。近くを航行していた漁船の船長・鈴木晋吉(中本賢)は救命ボートで漂うタンカーの乗組員6名を救出する。帰国後の記者会見でタンカーの船長・宮本健一郎(木村栄)は、調査結果が出るまで口止めされていると事故原因については口を閉ざす。
タンカーは海賊に襲われたのではないかとささやかれる中、事故から1か月が経ち、タンカーの生存者たちが連続して射殺される事件が起きた。最初に殺されたのは宮本船長。続いて佐藤洋介一等航海士(岡部たかし)も殺された。わずか1発の銃撃で射殺されたことから、凄腕の狙撃者による犯行だと思われた。
本多捜査一課長(中原丈雄)から連続殺人事件の動機にはタンカー事故があるのではないかと指摘を受け、十津川警部(渡瀬恒彦)は亀井刑事(伊東四朗)と共にタンカーを運用していた船舶会社の社長・黒川秀隆(川地民夫)の元へ。黒川はタンカー輸送には危険がつきものだと語る。亀井は同席していた元タンカー船長・奥平浩一郎(渡哲也)の船も10年前に海賊に襲撃されていたことを思い出す。日本のタンカーで初めて海賊の被害に遭い、3人の乗組員が射殺された事件だった。
連続殺人の捜査が進展のないまま、炎上沈没したタンカーパーサーの辻芳夫(池田努)が伊香保温泉で、同じく甲板長の河野哲夫(村上大樹)はヨットで太平洋上を航海中に殺された。十津川は被害者たちが10年前、海賊に襲撃された奥平のタンカーの乗組員だったことに気づいた。一方、亀井は生存者の一人で事故後ブラジルに移り住んだ船医・竹田良宏(鷲生功)のもとを訪れ事情を聞く。
そんななか、今回の生存者の一人で唯一行方が分からなかった小島史郎二等航海士(伊東孝明)がフェリーで仙台に向かっていることが判明。十津川たちも仙台に急行し小島を保護する。十津川は小島が奥平と連絡を取っていること、奥平が連続殺人に関わりがあることを知る。やがて事件の裏に奥平が仕組んだ大きな企てが浮かび上がり、政財界にも及ぶ巨悪の存在が明らかになるが・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)
では、続きから……(一部、重複あり)。
最新鋭のタンカー船・アラビアンナイト号が謎の沈没事故を遂げた。
この事故に行き遭った漁船・第5白川丸の船長の鈴木晋吉は生存者を救助した。
生き残ったのは船長・宮本健一郎、一等航海士・佐藤洋介、二等航海士・小島史郎、パーサー・辻芳夫、甲板長・河野哲夫、船医・竹田良宏の6人。
彼らの証言により、アラビアンナイト号は海賊の襲撃に遭い、沈没したものと思われた。
貯蔵されていた原油も海に消えたかに思われたが……。
それから1ヶ月後、船長の宮本がジョギング中に何者かに射殺された。
次いで、一等航海士の佐藤もドライブ中に射殺される。
捜査に乗り出した十津川たちは、アラビアンナイト号を所有していたニュージャパンライン社を訪問する。
黒川社長と元・タンカー船長の奥平浩一郎と出会う十津川たち。
実は、奥平は10年前に海賊に襲撃されたとされるアジアンブルー号の船長であった。
アジアンブルー号の乗組員は全員が人質にされ、黒川が身代金を支払ったことで事件は解決していた。
だが、アジアンブルー号は奪われ、搭載していた原油も失われた。
乗組員も逃げ出そうとした3人が射殺されるとの結末に終わっていた。
ニュージャパンライン社それ自体は保険金で事無きを得たのだそうだが……。
続いて、パーサーの辻芳夫が伊香保温泉の展望台で射殺。
さらに、甲板長の河野哲夫もヨットで太平洋上を航海中に爆殺されてしまう。
これによりアラビアンナイト号の生存者6名中4名が殺害されてしまった。
亀井は事故後にブラジルに移り住んだ船医・竹田良宏のもとへ。
だが、竹田は何処か歯切れが悪い。
何かを隠していると察した亀井。
亀井の捜査により、アラビアンナイト号の乗組員で6人以外で唯一の日本人であった赤松純一の存在が浮上。
赤松は行方が知れないらしい。
もしや、赤松が連続殺人の犯人なのか?
そんな折、二等航海士の小島史郎がフェリーで仙台に向かっていることが明らかになった。
十津川たちは仙台に急行し小島を保護する。
ところが、海岸を歩いていた小島は狙撃されてしまう。
危機一髪で小島を助けた十津川は彼が奥平と連絡を取っていることを知る。
宮本船長たち6人もアジアンブルー号の乗組員だったのだ。
今回のアラビアンナイト号沈没に奥平が関与していることを強く意識する十津川。
矢先、赤松純一が死体で発見される。
全身を何者かに殴打されたらしい。
赤松の遺体が手にしていたスプーンからニュージャパンライン社が関わっているのは間違いないようだ。
ニュージャパンライン社について調べた十津川は、アジアンブルー号事件が黒川社長による狂言であったと見抜く。
黒川はアジアンブルー号を転売し、搭載されていた原油を密かに売り払った。
その上で、保険料を受け取っていたのだ。
どうやら、奥平は消えたアジアンブルー号を偶然発見し黒川社長の欺瞞に気付いたようである。
其処で、黒川社長に一矢報いるべくアラビアンナイト号の沈没事故を引き起こしたのだ。
十津川はアラビアンナイト号沈没の謎に挑むことに。
アラビアンナイト号は最新鋭のマンモスタンカー、そう簡単には沈まない。
だが、アラビアンナイト号とよく似た船ならば可能である。
しかも、18区画に分けられているオイルタンクの境界を取り払い、ポンプルームとエンジンルームとを繋げることで短時間で簡単に沈めることが出来ることが判明。
こうして、奥平による狂言の可能性が高まった。
おそらく、奥平は事前に宮本たち6人以外の船員を下船させた。
その後、アラビアンナイト号を良く似た別の船と摩り替えた。
その上で、原油をほぼ抜いた別の船を頃合いを見て沈没させたのだ。
奥平はアジアンブルー号事件を模すことで、黒川たちの犯行が可能なことを証明しようとしていた。
同時に、アラビアンナイト号自体とそれに積まれていたとされる原油を売却した大金をアジアンブルー号事件の遺族に届けていたのである。
ところが、アラビアンナイト号を下船させられた乗組員の中に赤松純一が居た。
赤松は此の沈没事故に納得が出来ず、ニュージャパンライン社を訪ねた。
赤松の話から奥平の狙いを悟った黒川社長は、アジアンブルー号事件が露見することを怖れ、これを殺害したのである。
つまり、宮本船長ら奥平の仲間を殺害しているのは黒川社長の部下なのだ。
十津川は奥平を守ることに決める。
一方、奥平はいよいよ黒川社長らを告発しようと記者会見に臨もうとしていた。
自宅から会場へ向かう為に車へ乗り込もうとする奥平。
周囲を警戒する十津川。
と、その目に驚くべき光景が。
昼日中の中庭に、特に植え込みなどの遮蔽物に身を隠すでもなく、堂々と銃を構えた黒ずくめの人物が居たのだ。
殺し屋だ!!
十津川は咄嗟に銃を抜き発砲、殺し屋を無力化する。
捕まった殺し屋。
「ママは日本人に捨てられた。恨んでる!!」などと叫び連行されて行った。
どうやら、生い立ちに悩むところがあり、殺し屋となっていたようだ。
十津川の決意を目にした奥平は自身の罪を認めた。
これを受けて、十津川は奥平と共に黒川たちと戦い抜くことを誓う。
数ヶ月後、黒川は逮捕された。
奥平たちの告発は遂に実を結んだのだ―――エンド。
<感想>
月曜ゴールデン版「十津川警部シリーズ」の第50弾。
前作は2013年1月21日に放送されており、実に半年ぶりのシリーズ新作となりました。
過去作に興味のある方は過去記事リンクをどうぞ!!
原作は西村京太郎先生『消えたタンカー』(講談社刊)。
あらすじはこちら。
<あらすじ>
インド洋上で原油を満載したマンモスタンカーが炎上沈没した。船長以下6名が脱出、残り26名の生死、原因は不明のまゝ捜索は打ち切られた。だが、その船長が怪死し、十津川のもとに1通の挑戦状が届く。そして捜査の裏をかくように生存する乗組員が次々に殺されていった。十津川、敗北か?傑作長編推理。
(講談社公式HPより)
では、ドラマの感想をば。
渡さんと渡瀬さん、2人の男による対決が熱かった!!
なかなか良かったですね。
ただ、ラストあたりの駆け足ぶり(やっつけ)はどうにかならなかったのか。
特に捕まった殺し屋が自身の身の上をいきなり叫び出すシーンには度胆を抜かれた。
斬新過ぎるなぁ……。
しかも、殺し屋が昼日中から黒ずくめで銃を構えて中庭の真ん中で身を隠すでもなく獲物を狙う……目立ち過ぎだろ!!
これまた斬新過ぎるなぁ……。
そして、辞表を書く覚悟を示しながら、特にその苦闘が描かれるでもなく終わる物語。
斬新過ぎるなぁ……。
謎も幾つか残されている。
告発する予定の河野は何故悠長に船で世界一周の旅に出かけたのか?
本気で告発する気はあったのか?
それと事前に船員を下船させていたら狂言なのはすぐに露見するだろうになぁ……。
それを想定外と呼ぶのは無理があると思うが……。
とはいえ、映像とキャストは面白かったので個人的にはアリだった。
シリーズ次回にも期待!!
TBS版十津川警部と言えば、シリーズの制作秘話を森下和清プロデューサーが語られています。
・月曜ゴールデン版「十津川警部シリーズ」、その制作秘話を森下和清プロデューサーが読売新聞さんに明かしました!!
ちなみに西村京太郎先生と言えば「十津川シリーズ」最終作について語られています。
興味のある方はリンクよりどうぞ!!
・十津川シリーズ最終作、舞台はあの村!?作者である西村京太郎先生が激白!!
・「JR時刻表」と西村京太郎先生がコラボ!!2013年7月号、8月号にファン必見のクイズとエッセイが掲載!!
【月曜ゴールデン版の十津川シリーズはこちら】
・月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ44 特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜・DVDは殺人指令か?北九州の連続殺人に隠された驚愕の事実は」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ45 志賀高原殺人事件〜黒姫伝説の謎〜雪の大沼池で亀井が殺人を目撃!!過去の誤射事件に驚愕の事実が!?」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ46 特急『草津』殺人迷路 ニセ十津川が草津温泉に現れ、謎の手紙が警視庁に…驚愕な秘密パーティが始まる!」(1月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ47 熱海・湯河原殺人事件〜妻殺しの男が出所し事件の証言者達への復讐!誘拐と強迫そして殺人予告が送られた」(4月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女 〜十津川警部への挑戦状〜鎌倉彫が生んだ愛と悲しみの逆襲!十津川に届く挑戦状の真意!?殺人ゲームの幕開け」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ49 特急しらさぎ殺人迷路〜越前竹人形の謎〜死体女性から電話!?私は殺された…偽装殺人?東尋坊の越前竹人形が知る哀しき過去」(1月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
【土曜ワイド劇場版の十津川シリーズはこちら】
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 秩父SL・3月23日の証言〜大逆転法廷!!沿線の洗濯物に秘密が 十津川警部VS黒い帽子の女!」(7月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「テレビ朝日開局55周年記念 西村京太郎トラベルミステリー・終着駅(ターミナル)殺人事件 上野〜青森、愛と死の寝台特急“あけぼの”暗闇に消えた女」(1月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 山形新幹線・つばさ129号の女!謎の駅に2分停車の盲点…黒いロープとサクランボの殺意!!」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「35周年特別企画 西村京太郎の、スーパービュー踊り子連続殺人!新宿下田2時間47分の盲点グリーン個室の遺書が名指す4人の容疑者VS謎の女相続人」(1月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル(西村京太郎トラベルミステリー) 生死を分ける転車台 駅舎と列車が大炎上!?天竜浜名湖鉄道〜青いコートの女の罠…」(7月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス(西村京太郎トラベルミステリー55) 寝台特急カシオペア殺人事件・函館駅6分停車の罠!走る密室で妻が誘拐され消えた…十津川警部に謎の挑戦状!!」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 伊豆の海に消えた女(西村京太郎スペシャル 伊豆の海に消えた女特急踊り子160分間の殺意!遺書と指紋の罠十津川警部vs謎の5人の美女)」(10月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル 山形新幹線・つばさ111号の殺人!謎の駅に途中下車のトリック十津川警部vs黒い帽子の女…」(2月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【月曜ゴールデン版の十津川シリーズはこちら】
・月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ44 特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜・DVDは殺人指令か?北九州の連続殺人に隠された驚愕の事実は」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ45 志賀高原殺人事件〜黒姫伝説の謎〜雪の大沼池で亀井が殺人を目撃!!過去の誤射事件に驚愕の事実が!?」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ46 特急『草津』殺人迷路 ニセ十津川が草津温泉に現れ、謎の手紙が警視庁に…驚愕な秘密パーティが始まる!」(1月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ47 熱海・湯河原殺人事件〜妻殺しの男が出所し事件の証言者達への復讐!誘拐と強迫そして殺人予告が送られた」(4月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女 〜十津川警部への挑戦状〜鎌倉彫が生んだ愛と悲しみの逆襲!十津川に届く挑戦状の真意!?殺人ゲームの幕開け」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ49 特急しらさぎ殺人迷路〜越前竹人形の謎〜死体女性から電話!?私は殺された…偽装殺人?東尋坊の越前竹人形が知る哀しき過去」(1月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【金曜プレステージ版の十津川シリーズはこちら】
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川捜査班7 十津川警部の“初恋” 湯河原温泉連続殺人!苦悶の大捜査線!自殺偽装トリック!!血涙と慟哭の終着…頼む、こんな事しちゃダメだ」(6月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川刑事の肖像6 銚子電鉄六・四キロの追跡 悪徳投資詐欺を巡る血塗られた罠!哀愁の漁港を赤く染めた惨殺事件!銚子電鉄の径が連続殺人の謎を結ぶ」(9月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川刑事の肖像5 鎌倉電鉄殺人事件 顔を消された焼死体現場に残された列車模型が示す次なる殺意とは!?鎌倉電鉄に秘めた切ない愛情と憎悪」(4月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎2週連続スペシャル第一弾 十津川刑事の肖像4 第二の標的 最終電車で謎の刺殺、目撃者に迫る疑惑と罠、連続殺人が示す過去の秘密…遺書に隠れた妻への最後の言葉とは」(5月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 西村京太郎サスペンス十津川刑事の肖像3 危険な判決「許されざる復讐心…容疑者への憎悪が生む第2の殺人…ナイフに刻まれたギリシャ語が示す真犯人の殺意」(10月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 西村京太郎サスペンス十津川刑事の肖像2「都民1300万人を誘拐した…都知事への脅迫電話で始まる連続殺人事件…死体に隠された秘密とは?愛と憎しみの復讐劇」(6月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【警部補・佐々木丈太郎シリーズ】
・金曜プレステージ 西村京太郎スペシャル警部補・佐々木丈太郎「告白〜狙われた小学校…次々殺される育児放棄の親達!容疑者は女教師、生徒が目撃者崩壊した教室で何が」(8月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎2週連続スペシャル第二弾!警部補・佐々木丈太郎(3) 密告〜惨殺体は刑事姿無き愛人の完全犯罪ネコの毛と白骨死体が語る涙の絆とは?女達の愛憎劇、いま開幕」(6月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎スペシャル 警部補・佐々木丈太郎4 黒い家〜その一族、全員他人!嘘で繋がる家族に眠る怨念の過去・善意の救命劇は地獄の幕開け…動画サイトの映像と消えた戸籍が語る禁断の絆」(11月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【鉄道捜査官シリーズ】
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス鉄道捜査官 伊勢鉄道引き返せない単線列車からの脱出トリック!!2000万円の絵馬が連続殺人の謎を解く」(4月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 殺意の豪華SL密室パーティ〜殺人者は犯行予定の列車に乗り遅れた…!?上り線下り線のダイヤトリック」(5月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【左文字進シリーズ】
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 探偵・左文字進15 軍艦島に消えた殺意〜長崎で史子の恋人が殺された!左文字がオランダ坂で見た隠し絵に驚愕な謎が炙り出た」(7月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 探偵・左文字進16 他人になった女〜リストラOLがセレブに化け遺産相続!巨額資産に群がるまさかの陰謀を左文字が暴く!」(4月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【秋葉京介探偵事務所シリーズ】
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 秋葉京介探偵事務所〜狙われた男〜 美女からの依頼は、殺人予告。大手介護事業の莫大な資産が招く死の連鎖。残された暗号が示す哀しき真実」(9月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【その他ニュース】
・西村京太郎先生が選ぶ自身のベスト3作品とは?
・「湯河原文学賞」作品募集!!(審査員をされてます)
・「第二回麻雀トライアスロン 雀豪決定戦」に綾辻行人先生&西村京太郎先生が参加!!
・十津川シリーズ最終作、舞台はあの村!?作者である西村京太郎先生が激白!!
・十津川警部シリーズにて亀井刑事を演じ続けて31年……愛川欽也さん降板、後任は高田純次さんに!!
・月曜ゴールデン版「十津川警部シリーズ」、その制作秘話を森下和清プロデューサーが読売新聞さんに明かしました!!
・【緊急特別批評(レビュー)】「SmaSTATION!!祝35周年土曜ワイド劇場の秘密(秘)相棒(秘)家政婦は見た(秘)法医学(秘)西村京太郎矢沢永吉&松田優作&鶴瓶主演のレア作品も」(5月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
<キャスト>
十津川省三:渡瀬恒彦
真鍋勇蔵:西田 健
西本 功:堤 大二郎
本多捜査一課長:中原丈雄
安原博子:山村紅葉
○
奥平浩一郎:渡 哲也
○
小西淳平:中西良太
村川留美:古川りか
島田功治:清野秀美
山下智志:山田アキラ
小林雅人:内山翔人
黒川秀隆:川地民夫
亀井定雄:伊東四朗 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)
【関連する記事】
- 月曜名作劇場「駅弁刑事・神保徳之助10 〜近江八幡人情編〜 人気シリーズ第10弾..
- 土曜ワイド劇場「再捜査刑事・片岡悠介9 死を呼ぶプロポーズ〜結婚詐欺連続殺人!美..
- 月曜名作劇場「横山秀夫サスペンス 刑事の勲章 横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)..
- 土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 偽完全犯罪 美女作家のニセ者は二度死ぬ?血痕..
- 水曜ミステリー9「マザー・強行犯係の女〜傍聞き〜 伝えたい話を別人の会話から漏れ..
- 月曜名作劇場「横山秀夫サスペンス 陰の季節 横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)」..
- 「科捜研の女 春スペシャル 謎の美人四姉妹の周りで次々と殺人が!犯人は…魔女!?..
- 土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(17) 香川うどん県こんぴら温泉 瀬戸内海の孤..
- 金曜プレミアム「松本清張スペシャル 一年半待て 密室夫殺人事件!正当防衛を訴える..
- 水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織..
- 月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿30 月曜名作劇場第一弾は窓際シリーズ..
- 土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(17)医師&検事〜2つの顔を持つ女! イケメン..
- 金曜プレミアム「松本清張スペシャル かげろう絵図 大奥に暗躍する巨悪に立ち向かう..
- 土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル10 狙われた社長令嬢・誘拐犯が殺された!2..
- 「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公..
- 月曜ゴールデン「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ35 風のなかの櫻香 尼寺で..
- ドラマスペシャル「ストレンジャー バケモノが事件を暴く 永遠の時を生き続ける不老..
- 土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌39 スキャンダルな乗客 舞台上の連..
- 金曜プレミアム「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車36 惻隠の誤算 放送開始24年目..
- 水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的2 猛毒ウィルスを密かに開発していた..
こんにちわ♪
渡瀬版十津川警部も50作目
それを記念してか東京ニュース通信社からDVDコレクションも出ましたね♪
なんか今回は、渡瀬&渡兄弟の共演が全面に出ていただけで、内容は微妙だった気がするのですが…
管理人さんがおっしゃっている通り、いきなり素性を叫ぶ女スナイパー…。
肝心な所を見逃す母も今回は最初のスナイパー登場シーンで「女じゃない?」と気がついていました。
記念作にしては、(原作を未読なので断言は出来ませんが)ちょっと設定に無理があり過ぎかな?と…
・ライフルが2丁も盗まれているのに、捜査一課の警部が知らないなんてこと、いくら管轄外とはいえ、あるんでしょうかね?
しかもあのライフルで結構な距離あるターゲットを撃ってましたが、本当に届くのか…
それにラストで腕を狙撃しましたが、警官の持っている銃で届くのかも微妙…
・亀さん、老体に鞭打ってブラジルって…
いつもなら警視庁待機なのに。あそこは西本がブラジルに行くで良かったんじゃないかな?しかもロケは本当のブラジルじゃなくて伊香保温泉と同じ群馬県内なんじゃないかという邪念が…(だいたい、船乗りの安住の地は本当にブラジルなのか???)
・あんなヨットじゃ、どこぞやの元アナウンサーみたいに出向早々に沈没騒ぎで海保とか出動しちゃわないかも併せて心配になりました。
個人的には残念な部分が気になりつつも、兄弟共演をはじめ、伊東四朗親子やせんだみつお親子と今回は親子共演も多かったですね〜渡哲也&石原軍団俳優もある意味で親子共演かな?(笑)
寝台特急の減少や新幹線、その他交通手段の台頭でトリックが成立しにくくなっているのはわかりますが、未だに『十津川警部=列車』なので、次回は列車モノが見たいなと思います。もう渡瀬版は列車モノはやらないのかなぁ…(T_T)
管理人の“俺”です(^O^)/!!
Re:れいれんさん
感想でも述べた通り、スケール感は大きかったのにラストがもう少しでしたね……。
渡さんと渡瀬さんの兄弟対決。
管理人も熱く感じられて良かったです(^O^)/!!
第51弾にも期待したいところですね!!
Re:プンゾウさん
DVD、ファンには堪らない品になりそう。
特典映像あるのかなぁ……気になる。
そして本作、気になる点もかなり多かったですね。
>2丁のライフル
ご指摘受けて気付きましたが、確かに。
情報が後出しでしたね。
>亀さん、海外へ
それ、管理人も思いました。
あの映像、国内っぽかったですよね。
第一、あれならば国外設定ににせずとも国際電話で事足りたような……。
>ヨット
感想でも述べましたが、告発せずに河野は何故、外洋へ乗り出したのか……謎だ。
共演についてですが、キャスト豪華でしたね。
此の点、事前に宣伝されていたのですが、確かに良かったです!!
そして「十津川と言えば列車。列車と言えば十津川」。
過去作に列車物の名作も残っている筈。
次回、第51弾は列車物が視たいですよね(^O^)/!!