2013年09月29日

土曜ワイド劇場「森村誠一の終着駅シリーズ『悪の魂』〜ベストセラー小説に仕組まれた二重殺人の罠!!見知らぬ女が依頼する1億の殺人!?」(9月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「森村誠一の終着駅シリーズ『悪の魂』〜ベストセラー小説に仕組まれた二重殺人の罠!!見知らぬ女が依頼する1億の殺人!?」(9月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

新宿区内の公園で、女性の絞殺死体が発見された。女性の身元は高見友子(清水美沙)、新宿の大型書店に勤める書店員だった。臨場した新宿西署の刑事・牛尾(片岡鶴太郎)らは、ベンチに静かに座ったまま、ひっそりと死んでいる友子の姿に、「行儀のいい、静かなホトケさん」という不思議な印象を抱く。
友子は独身で、親兄弟もいなかった。唯一の身寄りである、いとこの升田美奈子(野村真美)とその夫・修一(佐戸井けん太)立会いの下、彼女の部屋を捜索する牛尾。本が大好きで書店に勤めていたわりには、なぜか蔵書は少なく、本棚の1段を埋めているだけだった。だが、その本棚にまるで1冊の本が引き抜かれたようなスペースが空いているのが、牛尾には気になった。
捜査が進む中、意外な事実が判明する。友子は末期がんを患っており、余命は長くて数か月であったというのだ。さらに今年3月、自ら加入していた1億円の保険金の受取人を、いとこの美奈子から“川名恵”という人物に変更していたことがわかったのだ。

さっそく川名恵(国生さゆり)を、パート先のスーパーまで訪ねる牛尾。だが、恵は、高見友子という女性とは昨年11月、自宅アパートの近くで道を聞かれただけで、会ったのはその一度きりだと証言。保険の受取人に指定される覚えもないという。
捜査本部では、友子を殺害したのは、受取人変更を知らなかった美奈子ではないか、という見立てが浮かび上がる。美奈子は経営しているブティックが倒産寸前で借金を抱えていた上、友子と夫の仲を疑っているふしがあった。美奈子は、有名弁護士・本宮勝寿(益岡徹)を立ててまで保険金の受取人変更に異議を申立てていた。

だが、牛尾はまったく違った疑念を抱いていた…。鍵と思われるのは、友子が殺される直前、喫茶店で読んでいた1冊の本、“悪の魂”だ。それは正体不明の覆面作家“水木晶”によるベストセラー小説で、被害者の自宅本棚にも同じ書籍があった。友子は、2冊も“悪の魂”を所持していたのか…!? しかも、現場から、その本は消えていた。犯人が持ち去ったのか…!?

本の内容が気になって、“悪の魂”を手に取ってみた牛尾。主人公の女性と友子に重なる部分を感じた上、読み進めていくに従って、ある疑惑が浮かび上がって…。
そんな中、美奈子が自宅マンションのベランダから転落死! 「友子が憎かった、許してください」と綴られた遺書めいた紙も発見され、やはり友子を殺した美奈子が、その罪を贖うために自殺したと結論が下る。だが、牛尾だけは納得することができず…。
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

新宿区内の公園で、書店員・高見友子の絞殺死体が発見された。
事件を担当した新宿西署の刑事・牛尾は、抵抗するでもなくベンチに静かに座りひっそりと死んでいる友子の姿に「行儀のいい、静かなホトケさん」との印象を抱く。
彼女はどんな想いを抱きながら殺害されたのだろうか……。

友子は独身で、親兄弟も居なかった。
唯一の身寄りと言えば、従姉妹の升田美奈子とその夫・修一のみ。
友子の部屋を調べた牛尾は、本が大好きで書店に勤めていた割に蔵書が少ないことに疑念を抱く。
さらに、その少ない蔵書から1冊分のスペースが空いていることが気にかかった。

友子が病気により余命が幾許も無かったことが判明。
さらに、1億円の保険金を自らにかけており、その受取人を川名恵という謎の人物に設定していたことが分かった。
美奈子は自分こそが受取人だった筈だと激しく怒りを見せる。
どうやら、友子が受取人を変更していたらしい。

その受取人・川名恵を訪ねた牛尾。
恵はパートとしてスーパーに勤務していた。
だが、恵によれば友子とは1度だけ道を聞かれた程度の関係でしかないと語る。

捜査本部では、受取人変更を知らなかった美奈子が友子を殺害したとの線で捜査が続けられていた。
一方、美奈子はテレビにも出演する有名弁護士・本宮勝寿を雇い、保険金の受取人変更に異議を申立てていた。

続く捜査の中で、牛尾は友子が殺害される直前に喫茶店で『悪の魂』という本を読んでいたことに注目。
『悪の魂』は正体不明の覆面作家“水木晶”によるベストセラー小説であった。
水木晶のデビュー作『猫の昼寝』のファンであった牛尾は『悪の魂』とのあまりの作風の違いに困惑する。
一方で「この『悪の魂』こそ友子の本棚から消えた本ではないか……」と考える。
だが、友子の自宅にはもう1冊『悪の魂』が所蔵されていた。
つまり、友子は2冊も所持していたことになる。
なんとも奇妙な話だ。
しかも、殺害された友子の所持品からは喫茶店で読んだ筈の『悪の魂』は見つかっていない。
まさか、犯人が持ち去ったのか?

牛尾はどうしても『悪の魂』が気になり、それを読み始める。
『悪の魂』は主人公の女性が不倫相手と旅行中に事故を起こし、相手に脅迫された為にこれを殺害し埋めるストーリー。
特にラストの一節「眠れ眠れ私の中の悪の魂。そう言って私は男の死体を土に埋めた。眠れ眠れ……そう祈りながら」との表記に強く心を揺さぶられる牛尾。

さらに、牛尾はこの主人公の女性に友子に重なる部分を感じる。
もしかして、この小説は事実を基にしたものではないか?
主人公は友子その人ではないか。
だとすれば、友子もまた不倫の恋に生きていたことになる。
しかも、殺人まで犯したのだろうか?
それが原因で友子は不倫相手に殺害されたのではないか!?

『悪の魂』について調べ始めた牛尾。
すると、出版社の編集長から興味深い情報が提供される。
本宮弁護士はゲストが選んだ10冊についてそのゲストと語り合う「私の10冊」とのコーナーを雑誌連載していた。
その「私の10冊」で水木晶との対談を強く望んでいたそうなのだ。
なんでも、『悪の魂』を読んだ本宮が執拗に拘ったらしい。
だが、水木晶は拒否していたと言うが……。

本宮を訪ねた牛尾は、彼が愛書家であり、その所持する書籍に蔵書印を押して保管していることを知る。
多くの書籍を所有することを誇る本宮。
中でも『魔術師の孤独』をもっとも愛読しているようだ。
『悪の魂』については話題になったので作者に会いたかっただけだと述べるが……。

数日後、『悪の魂』の作者・水木晶が遂に世間に姿を見せた。
その正体は……恵であった。
恵は『猫の昼寝』と『悪の魂』との作風の違いについて指摘され「多重人格なんです」と言い切る。
どうやら、その作風の違いはまるで別人による筆を疑わせるほどらしい。

矢先、美奈子が自宅マンションのベランダから転落死してしまう。
遺書らしき物も発見され、美奈子が友子を殺害し自殺したと思われた。
だが、牛尾には到底納得できない。

『悪の魂』について調べ続ける牛尾。
作品に描かれた土地を巡ったところ、作品内で殺人が行われたと思しき同じ場所にて1年前に殺人事件が起こっていたことが判明。
被害者は勝又武。
勝又が運転していたと思われる車は乗り捨てられ、フロント部分には事故の形跡が。

これに牛尾は『悪の魂』に記述された内容が真実であると確信する。
そして、この著者が恵ではなく、友子だとも。

さらに、友子が『悪の魂』を読んでいたと証言した喫茶店の店員から、新たな事実を聞き出す。
友子が読んでいた『悪の魂』は上下2段組みだったと言うのだ。
だが、『悪の魂』は1段組みである。

これに牛尾は『悪の魂』のカバーをかけた別の本を友子が読んでいたに違いないと推測。
その本が『魔術師の孤独』だと結論付ける。
『魔術師の孤独』は上下2段組みだったのだ。

もしや、友子の不倫相手とは本宮ではないか……本宮への疑惑を深める牛尾。
本宮が友子に自身の『魔術師の孤独』を貸していたとしたら。
友子を殺害した人物が本宮ならば、自身を示す蔵書印入りの『魔術師の孤独』を回収する必要が生じるからだ。

そんな中、恵と本宮が共に姿を消してしまう。
恵にとって『悪の魂』の著者が友子であることが公表されるのは致命的。
また、本宮にとっても『悪の魂』が友子の手によるものと分かればその繋がりが疑われかねない。
牛尾は2人が手を組んだ、あるいは本宮が恵を口封じする可能性に思い至る。

その頃、恵は勝又の遺体が発見された現場で、本宮に自身と友子との関係について明かしていた。

恵はたった1日ではあるが友子と共に過ごしていたのだ。
友子に道を尋ねられたその日、恵は偶然にも本について話題にした。
互いに愛書家であり、2人は長年の知己のように意気投合。
恵の『猫の昼寝』を読んだ友子はこれを激賞する。
こうして、たった1日ではあったが2人は充実した時を過ごした。
名前も聞かずに別れた2人。

それから数日後、本宮友子を名乗る人物から荷物が届く。
その中身は『悪の魂』の原稿であった。
これを読んで恵は衝撃を受けた。
紛れも無く『悪の魂』は傑作だったからだ。
ところが、同封された手紙には友子は原稿を恵にプレゼントすると書いていた。
恵の名で公表しても構わないと言うのだ。
恵はこの誘惑に屈した。
そして、『悪の魂』は世に出た。

友子との関係を本宮に告げた恵は、本宮にも秘密の暴露を迫る。
本宮と友子が不倫していたこと、本宮が友子を殺害したことを認めさせようとしているのだ。
だが、本宮は笑って認めようとしない。

其処へ牛尾が駆け付ける。
恵は「もう少しで本宮に罪を認めさせらたのに!!」と叫ぶ。
どうやら、本宮の証言を録音し世間にその罪を問おうとしていたようだ。
恵は友子の仇を討とうとしていたのだ。

恵は牛尾に「本宮友子からの送り状を保管しているから、この男を捕まえて欲しい」と主張する。
だが、送り状では本宮を罪に問えない。
本宮は開き直るが……。

牛尾は動かぬ証拠が眠っていると語る。

それは『悪の魂』ラストの一節。

「眠れ眠れ私の中の悪の魂
そう言って私は男の死体を土に埋めた
眠れ眠れ……そう祈りながら」

そう、勝又の死体が発見されたこの場所にこそ証拠が眠っているのだ。
勝又の死体発見現場の真下を掘り返した牛尾。
其処から『魔術師の孤独』のカバーがかかった『悪の魂』が発見された。

そう、本宮が友子を殺害し回収したのは『悪の魂』のカバーがかかった『魔術師の孤独』。
当然、入替えた『悪の魂』本体と『魔術師の孤独』のカバーが存在したのである。
そして、これは本宮と友子の関係を証明する品に他ならない。
どうやら、友子が『悪の魂』の一節に従い事前に此処に埋めたようだ。

こうして本宮は取り調べられることに。
疲れ果てたのだろうか……任意の取り調べにも関わらず本宮はすべてを打ち明け始める。
真相は『悪の魂』に記述のあった通りであった。

1年前、不倫旅行に車で出かけた本宮と友子。
その途上で、勝又の運転する車と事故を起こした。

勝又は本宮の顔を知っており、友子と不倫していることを察した。
其処でその場で本宮を脅迫。
金に加え、友子の身体を要求した。
本宮はこれを呑んでしまった。

その瞬間、友子の中の「悪の魂」が目覚めた。
友子は逆上すると、勝又をメッタ刺しし殺害した。
勝又は死亡し、本宮は友子と共に死体を遺棄した。
これは永遠の秘密の筈だった。

ところが1年後、『悪の魂』が発表された。
本宮は水木晶の正体が友子だと考え、問い詰めた。
しかし、友子は逆に本宮に妻と別れるように迫った。
さもないと、本宮と友子の関係を証明する蔵書印が入った『魔術師の孤独』を証拠に、1年前の真相を暴露するとまで告げた。

本宮は『悪の魂』が脅迫だったと考えた。
脅迫に対しては強く出るべき……本宮は友子を口封じすべく殺害した。

ところが、この現場を升田美奈子に目撃されていた。
本宮は今度は美奈子に脅迫されたのだ。

本宮は美奈子が離婚したがっているの察し、去り状を書かせた。
これを遺書に偽装し、美奈子を口封じしたのだ。

本宮は呟く……それにしても何故、友子は『悪の魂』と『魔術師の孤独』のカバーを摩り替えたのか、と。
これに牛尾が答える。
本宮がその行為を疑問に思うことで友子を思い出すからだ、と。

本宮は「それが彼女の復讐だったのか……」と洩らす。

友子は3度本宮に殺された。
1度目は本宮が勝又との取引に応じたとき。
2度目は本宮が友子から妻と別れるよう迫られても断ったとき。
3度目は本宮の手にかかったとき。

友子は本宮に忘れて欲しくなかった。
だから、『悪の魂』を公表し本宮を追い込んだ。
だが、同時に友子は本宮を守ろうともしていた。

もし、友子の手で『悪の魂』が発表され、その後に本宮に殺害されていたら……。
話題の作家が殺害されれば、自然と過去も暴かれる。
そうなれば、本宮の存在と1年前の事件もすぐに明らかになった筈だ。
しかし、それは友子の本意ではなかった。

友子は本宮の手にかかることを望んだが、その破滅までは望んでいなかった。
友子の死は彼女自身が望んだ自殺だったのだ……。

後日、『悪の魂』の真の著者が友子であることが明らかにされた。
川名恵は牛尾に語る―――『悪の魂』は友子の告白本ではなかったか。
それは罪の告白であり、本宮への愛の告白であった。

恵は今回の事件に懲り、もう筆を取らないと語るが……。
牛尾は友子や自分たちファンの為にも『猫の昼寝』のような作品を世に送り出して欲しいと訴える。
押し黙る恵。

1ヶ月後、恵から牛尾家に彼女の新作が届いた。
それは彼女らしい朗らかな作品であった。
そして、恵によれば友子の保険金は全額寄付したらしい。

牛尾は思う。
これこそ友子が望んでいた結末なのかもしれない、と―――エンド。

<感想>

「終着駅シリーズ」第27弾。
ドラマ原作は森村誠一先生『山の屍』(集英社、双葉社刊)。

<あらすじ>

文壇デビューした人妻に迫る殺人犯の罠!?
主婦・純子は、小説の取材のため高見という男と関係を持つ。情事の後、高見が託した小説を懸賞に応募し、新人賞を受賞。文壇デビューした純子に、高見の死の報が…。本格長編推理。
(集英社公式HPより)


かなり、ドラマ版と異なる様子。
興味のある方は本記事下部のアマゾンさんのリンクよりどうぞ!!

では、ドラマ版の感想を!!

ラストの怒涛の追い込みは凄かった。
友子の気持ちが牛尾の口から明かされるシーンはグッと来ましたね。
本作はシナリオ上の整合性よりも、友子の心情を如何に描くかに注力していた印象。
そして、それは見事に効果を発揮していました。
個人的にはアリだと思います。

とはいえ、感想がこれだけでは些か寂しいので、それを理解した上でシナリオについて気になった点を挙げて行きましょう。

本宮の犯行であると断定するには証拠が弱いかなぁ……。
書籍カバーの入替えだと、本宮と友子の不倫関係をギリギリ証明出来るかどうかぐらいに感じる。
本宮の立場上、友子に好意を抱いたので門外不出の『魔術師の孤独』を貸したと言い逃れすることも出来そうだし。
少なくとも本宮の犯行を立証できるほどでは無さそう。

それと、過去の殺人が現在の殺人の為の動機付けにしかなっていないんだよなぁ……。
「過去の勝又殺害があったから、現在の友子殺害が起こった」と言うよりは「現在の友子殺害の理由づけの為にシナリオの要請で過去に勝又が殺害された」との印象。
それくらい過去の殺害が軽い気がする。

でも、やっぱり友子の心情こそがすべてなので、その点は良かった。
シリーズ次作にも期待!!

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【その他ドラマ】
金曜プレステージ「3週連続・罪と女とミステリー第1夜! 森村誠一サスペンス・破婚の条件〜夫殺しを夢みた秘密の殺人日記 その夜、傲慢夫は既に殺されていた!追い詰められ墜ちてゆく女は極限の果てに!悲しい女の業を描いた本格サスペンス」(8月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「森村誠一サスペンス 正義の証明 私刑人が起こす連続狙撃事件、法か?個人か?2つの正義に心がゆれる刑事たち、人として本当の正義とは何なのか?」(9月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「二週連続特別企画 森村誠一 女のサスペンス『捜査線上のアリア』麗しきアリアと共に蘇る名作ミステリー!美しき青年死体。疑われた女流作家は文豪のアリバイを崩せるか」(6月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「二週連続特別企画 森村誠一 女のサスペンス『マリッジ』 その花嫁は地獄からやってきた…純白の誓いは真紅の嘘、隣で眠る妻は殺人犯?暴かれゆく恐怖の素顔、練炭…食中毒…血染めの結婚生活はじまる」(6月29日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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【アタミステリー紀行関連】
『ただ一人の異性』(森村誠一著、アタミステリー紀行2011より)ネタバレ書評(レビュー)

「アタミステリー紀行2010」結果が発表される

「熱海の靴屋」(森村誠一著、アタミステリー紀行2010より)3つのミスにチャレンジ!!

近付く「アタミステリー紀行2010」の足音……

アタミステリーへの誘い……
(アタミステリー紀行2009について触れた過去記事です)

【その他】
知ってましたか?森村誠一先生『人間の証明』が韓流ドラマに!!その名も『ロイヤルファミリー』!!

森村誠一先生「義仲・巴ネットワークフォーラム・イン・富山」にて講演

クリスマス(12月24日)の森村誠一さん!!
(「森村誠一 謎の奥の細道をたどる」についての過去記事です)

<キャスト>

牛尾正直:片岡鶴太郎
牛尾澄枝:岡江久美子
川名 恵:国生さゆり
高見友子:清水美沙
本宮勝寿:益岡 徹
升田美奈子:野村真美
坂本課長:秋野太作
大上刑事:東根作寿英
山路刑事:徳井 優
升田修一:佐戸井けん太 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより転載)


ドラマ原作「山の屍 (集英社文庫)」です!!
山の屍 (集英社文庫)





こちらはキンドル版「牛尾刑事・事件簿 山の屍 (双葉文庫)」です!!
牛尾刑事・事件簿 山の屍 (双葉文庫)





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この記事へのコメント
こんばんは

森村誠一氏原作の2時間ドラマはセリフが印象に残ることが多いです。原作にある言葉なのかどうかわかりませんが。

今回も「眠れ眠れ私の中の悪の魂」というのも耳に残りましたが、「今日一日誰も憎まなかった…」という一度だけ会った日に夜語った友子さんのセリフが印象的でした。

1ヶ月後牛尾家に送られてきた新作は、一度会っただけだが心が通い合った親友に送るレクイエムだったのではないでしょうか。「今日一日誰も憎まなかった」という題になっていたように思います。(さらっと過ぎたので自信はないですが・・・)

牛尾刑事のシリーズ好きです。
Posted by あおによし at 2013年09月29日 18:05
Re:あおによしさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

確かに、今回も台詞が胸に残りましたね。

そして、管理人はタイトルを見逃してしまったのですが、恵の最新作は『今日一日誰も憎まなかった』だったんですね。
なるほど、友子の遺志を汲んだタイトルだったのか……。
これを知り、よりドラマとして深みが増したように感じます。

「終着駅シリーズ」、人の心の動きをドラマで描くシリーズとして完成度が高いと思います。
シリーズ次作にも期待(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年09月30日 00:50
恵さんの最新作、帯に「一度しか会わなかったけど、私たちは親友だった」というコピーがあったので、きっと自分と友子さんの出会いと心の交流を『猫の昼寝』テイストの文章で綴った作品と思われます。
『悪の魂』を自分の作品として発表したことでバッシングを受け、筆を折ると話していた恵さんでしたが、牛尾刑事と奥さん、そして亡くなった友子さんも恵さんの作風が好きだった筈だと牛尾刑事に聞いて、書いていく決意をしたのかなあと思いました。
Posted by ペロリ at 2013年09月30日 14:25
Re:ペロリさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

あの1シーン―――恵の最新作のタイトル『今日一日誰も憎まなかった』と帯『一度しか会わなかったけど、私たちは親友だった』を通じて作品全体のメッセージを伝えていたんですね。

再起した恵。
その最初の一歩こそ友子の存在であった。

これを知ったことで、本作への理解がより深まった気がします。
もっと、あのシーンをクローズアップしても良かったかもしれないですね。
でも、あの短さだからこそ、より強くメッセージが視聴者に届いたのかもしれない。

友子だけでなく、恵の心の動きも併せて見事に描いた作品でした!!
Posted by 俺 at 2013年09月30日 22:04
「今日は誰も恨まなかった、今日は誰も憎まなかった」
本当に印象深い台詞でしたね。
私も、本宮の犯行を断定したのが本のカバー、というところはちょっと根拠が弱いなぁと思いながら見ていたのですが、その後の牛尾さんの追い込みはそれが帳消しになるくらいのすごさがありましたね。
冷静に犯人を追い込んで行く牛尾刑事…私の好きなシリーズの一つなので、次作も期待したいです!
Posted by ゆきこ at 2013年10月07日 06:06
Re:ゆきこさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

今思い返せば、あの台詞こそが友子その人を示した言葉だったんだと思います。
愛していた本宮を憎み、勝又を殺害してしまった友子。
だが、それは友子の望むところでは無かった。
だからこそ、あの台詞。

そして仰る通り、友子の心情が牛尾刑事の口から語られて行き、それが真相に直結する終盤は凄かった!!
あれこそ「終着駅シリーズ」と言えるのではないでしょうか。

管理人もこのシリーズの大ファン。
個人的にシリーズベストは「灯」ですが「悪の魂」も3本の指に入るものだったと思います。
次作も楽しみ(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年10月07日 21:49
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