2013年09月04日

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第136話「紐帯」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第136話「紐帯」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)です!!

三億円事件奇譚 モンタージュ1


登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<第136話あらすじ>

〜〜前回までのあらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

沖縄にて尋ね人・響子を捜し当てた大和と未来。
だが、泰成の義父・鈴木の介入などがあり、響子は真玉橋に逮捕されてしまう。
当の鈴木も命を落とし、3億円は泰成の手に落ちた。

一方、東京で沢田の調査を続ける水原は北海道に秘密があることを掴む。
これを沢田から聞いた大和たちは、響子を想うハリーの協力を得て北海道へ向かう。

既に死亡していた望月竜。
爆死したと思われていたが、実は生きていた川崎雄大。
横溝保の息子であったことが判明した泰成。
そして、活動を再開した手負いの虎・関口。

矢先、関口の罠により水原が海へと消えた……。
そして、大和たちは北海道へ辿り着く。
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

沢田の首を条件に手を組まないかと泰成に問う欽一。
彼が欲するのは泰成が所持する旧紙幣500円札。
欽一によれば、泰成がこれを渡しさえすれば協力を惜しまないらしい。

彼にとって望むところであろうこの申し出に無言で様子を窺う泰成。
暫しの沈黙の後に、口を開く。

泰成は欽一に問う。
先に渡す必要があるのか―――と。
どうやら相手の出方を伺っているようだ。

これに欽一は真意か否か理由を明かす。
権勢を持った沢田の排除は難しい。
だが、500円札があれば沢田から権勢を奪った上で、その排除が容易になるのだ。
寧ろ、欽一にとって権勢さえ奪うことに成功すれば、後の沢田は知ったことではないようだ。

欽一は泰成に決断を促す。
この条件に同意するなら、この場に居る2人でまずは雄大を抹殺しようと。

目の前で自身の命が遣り取りされているにも関わらず、雄大は何故か黙して語らないが……。

一方、北海道にある沢田の別荘。
奮闘も虚しく、高田たちに捕まった大和と未来。
だが、その目の前に現れたのは包丁を手にした未来の母・葉子であった。

葉子は包丁を自身の首に向けると、大和たちの解放を高田に要求する。
これに「出来る筈がない」と高を括るシゲキたちだが……。

葉子は決断の強さを示すように、咽喉へと刃を押し当てる。
血が一筋、つつつと流れて行く。

思わず息を呑む高田に、葉子は再度要求を繰り返す。
さらに、もしも自分が死んだならばその責任は誰が取ることになるのかと脅迫まで行うのであった。

これに怯む高田。
だが、それでも大和と未来の拘束は解かれない。
意を決した葉子は包丁を握る手に力を込めて……。

此処で大和が叫ぶ。
大和の提案はあまりに大胆な物。
なんと、高田たちの要望通りに大和と未来が拘束されるとの物であった。
但し、武雄と葉子と同じ部屋に拘束することを条件に上げる。

数分後、大和の提案は受け入れられた。
それだけ、葉子の存在は高田たちにとって大きいらしい。

心労が祟ったのか痩せ衰えた武雄と再会する未来。
そんな2人に駆け寄る葉子。
こうして、親娘3人が抱き合った。

そんな中、1人大和だけは冷めた目で様子を眺めていた。

武雄と葉子が拘束されていた地下室。
エアコンがあり、歯ブラシが2人分用意されており、洗濯物を干すスペースまで確保されている。

これを目にした大和は葉子に問う。
「あなたは一体、何者なんだ」と―――137話に続く。

<感想>


欽一、泰成同盟成るか否や!?


新章「北海道編」第10回です。
サブタイトルは「紐帯(ちゅうたい)」。
「欽一と泰成の協力関係成立するか?=連帯なるか」の意と「未来と武雄、葉子らの親子の絆」の2重の意味が込められた物となりました。

同時に物語の核心部分へも確実に踏み込んで行っていることを窺わせる内容に。
まず、欽一、泰成、雄大側。

以前から「叛意」をところどころに滲ませていた欽一が此処に来て裏切りを口にする事態に。
ただ、前回も述べましたが、沢田を下剋上する気はあっても、本気で泰成と連携する気があるのかどうかは不明ですね。
あくまで、500円札入手の為の方便。
あるいは、二郎参入までの時間稼ぎの可能性もある。

とはいえ、今回にて欽一から決断権は泰成に移ったように見えます。
欽一の真意がいずれにあるにしろ、連携を受けるかどうかは泰成の決断にかかっている。
果たして、泰成はどう動くか。

欽一に別の狙いがあると見抜き保留するのか。
あるいは……。

個人的には無言を貫く雄大がポイントと見る。
雄大は泰成呼び出しに彼の実父・横溝の死を用いていた。
その死にはおそらく、欽一、二郎が関わっている筈。
これを暴露することで、泰成を自陣営に引き込もうとするのではないか。
少なくとも、欽一、二郎が横溝殺害に関与していれば泰成が彼らと手を組むことはないだろう。
泰成にとって打倒すべき仇が増えるだけだ。

そして、今回判明したのが旧紙幣500円札に沢田から権勢を奪えるほどの効果があると言うこと。
あの血塗れの札とその他の旧紙幣とを分ける特徴は「雄大の指紋と須黒と竜の血液が付着している」ことだけの筈なのだが……。
何かもっと別の理由が存在するということか。

さらに、不確定要素も幾つかある。

欽一が本気で沢田を裏切る気だった場合に二郎がどう動くかも気になる。
泰成は関口兄弟は一枚岩と思っているようだが、どうにも欽一は二郎を利用しているだけ(昔から殺人など裏方の汚れ仕事は二郎任せ、準備こそすれ欽一は直接手を下さない)っぽいし、これに二郎が気付いていれば二郎が欽一に牙を剥くこともあるのではないか。
特に二郎は朝霧の件で欽一の妨害紛いのことをしているし。
欽一と違い二郎は沢田に恩義を感じている可能性もある。
沢田に対してのスタンス次第では、二郎が欽一を処刑することもありそうだが……。

そして、雄大。
前回も述べたが大きな盗聴器には理由があるような気がしてならない。
盗聴器を仕掛けた際に、盗撮用のカメラを屋内に仕掛けたのか?
盗聴器自体に他の機能(爆弾など)が備わってそうな気もするし……。
まだまだ奥の手を隠し持っている様子。

また、雄大の獲物はリボルバー。欽一と泰成はオートマチック。
全員が弾を抜き銃を捨てたとはいえ、オートマチック式の2人と違いリボルバー式の雄大だけは銃を拾えば直ぐに弾を込めることが可能なような……。
だからこそのリボルバー使用か。
ひょっとして、雄大圧倒的優位じゃないか!?
百戦錬磨な存在感は大きい。
不安要因は体調だけか。

現状、最終的なキーマンは二郎と思われる。
二郎の行動如何で勝敗が変わって来るか。
味方である筈の欽一にも状況を報せていないことで、二郎がまさに未知の存在と化している。
この動きに注目すべきであろう。

一方、北海道の葉子たち。
前々回からの予測通り、最終的に全員で虜囚の身となることに。

そんな中、葉子の人質としての価値が異様に高いことも判明。
むしろ、人質よりは客のような待遇か。
大和が室内を見回し、葉子の存在に疑惑を抱いたのももっとも。
エアコンあるし、歯ブラシは2本用意しているし、洗濯物を干す余裕もある。
やはり、葉子は沢田の娘“ヨウちゃん”の可能性が高いか。
だからこそのあの厚遇か。
だとすれば「武雄は雄大と和子の息子説」も俄然、信憑性を増したな。

さらに、葉子は今回の高田たちとの遣り取りからも自身の立場を理解している様子。
そうすると、すべての事情を察した上で、武雄の傍にいることになる。
すなわち、監視役を担っているのか。
次回、大和に問われた葉子がどう応じるのかも気になる。

ちなみに、遂に「三億円事件奇譚 モンタージュ」の映像化が発表されています!!
こちらも注目です!!

【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!

一方で、同じく三億円事件を扱った漫画ゴラクの「クロコーチ」がドラマ化されるそうです。
似たタイプの作品のドラマ化、この勢いで「モンタージュ」映像化の詳細も早く知りたいぞ!!

さて、これまでの雄大関連の流れを推測と共にまとめてみましょう。
ただ、過去にも同様のことをしながら、割とブレた記憶もあるので、あくまで管理人の予想ということで。

鳴海鉄也が整形した川崎雄大かなぁ……。
年齢の差については戸籍を借りた際に詐称したことも考えられるし。
これで、関口の「今度はその顔」発言や、東海林の「3億円事件の犯人の息子」発言、響子の「鳴海鉄也は3億円事件の犯人ではない」発言との整合性もとれるか。

次に、武雄が施設出身と判明したことから、雄大と和子の子供は彼ではなかろうか。
鉄也が近付いたのもこのため?
ただ、武雄は事情を最近まで知らされていなかったと思われる。

そして、葉子が関口弘美の言う「ヨウちゃん」だとすれば、彼女の娘の可能性が高い。
葉子自身が施設出身との事実も、この推理を支持するだろう。
だとすれば、葉子は沢田と関口弘美の娘の可能性も……。

となると、自動的に未来の出自は当事者同然の立場になる。

で、大和はこれまでの爪を噛む描写から、雄大の血を引いていることが示唆されているので、鉄也の子で正解か。
こうなると、母親が気になる……。

ちなみに、沢田と雄大は過去に軍艦島で凄惨な体験をしている模様。

これを雄大視点でまとめると。

雄大は和子を亡くしショックを受けていたところ、沢田に誘われ事件に竜と共に参加。
ところが、沢田は須黒と組んでローラー作戦とそれに伴う利益を得ていた。
雄大と竜は利用されていた。
沢田たちの真の目的を知った雄大たちは激怒するも、口封じされそうになり、竜が殺害される。
雄大は地下に潜むことに。
追われる立場の雄大は鳴海鉄也と名を変え整形し、響子の近くに姿を現し見守りつつ竜を地蔵に弔った。
響子の安全が確保されていることを確認した雄大は、誰かとの間に大和を設ける?
その一方で、自身と和子の子・武雄を追い、これへ接近し親しくなる。
だが、何らかの事情(病気?正体がバレた?)で雄大に戻る必要が出来、死亡した振りをすることに。
その後、沢田と暗闘を繰り広げていた?

1つ気にかかっているのは、武雄と葉子の出会い。
そんな都合よく関係者の子供同士が出会うものだろうか?
誰かの作為があったのか―――これも気になる。

泰成の父・横溝保の死にも秘密がありそうだが……。

こんなところか。
ただ、この前提は現代編で登場した雄大が本物であるとの前提に基づいているので、其処が違ってくるとご破算です……。
結局、はっきりしたことはまだ分からないか。
ただひとつ、今後重要となりそうなのは鳴海鉄也の正体と、大和の母。
此処がポイントとなりそうな気がします。

変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?

@大和たち(水原含む)
A沢田たち(関口兄弟)
B雄大一派(単独?)
C泰成一派(仲間は居るのか?)
D真玉橋(島袋も?)

Aの沢田たちも関口兄弟と沢田の間には含みがある様子。
さらに、欽一と二郎間にもいろいろありそうだが……。

以上のように争いは3つ巴から5つ巴に。
更なる激化は間違いないか?

とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
137話に期待です!!

ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第12巻が2013年7月に発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!

◆関連過去記事
「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!

「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第130話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

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◆登場人物一覧

【現代】

鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中

鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。

鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。

土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。

響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。

ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。

関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。

沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。

松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。

朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。

小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。

真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。

森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。

【三億円事件当時】

川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?

健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。

須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。

ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。

2013年7月発売「モンタージュ(12) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2013年4月5日発売「モンタージュ(11) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2012年12月「モンタージュ(10) (ヤンマガKCスペシャル)」です!!
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2012年10月5日発売「モンタージュ 9 (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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2012年6月6日発売「モンタージュ(8) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2012年3月6日発売「モンタージュ(7) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2011年12月10日発売「モンタージュ(6) (ヤングマガジンKC)」です!!
モンタージュ(6) (ヤングマガジンKC)





2011年9月6日発売「モンタージュ(5) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2011年6月6日発売「モンタージュ 4 (ヤングマガジンコミックス)」です!!
モンタージュ 4 (ヤングマガジンコミックス)





2011年3月4日発売「モンタージュ(3) (ヤングマガジンKC)」です!!
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12月10日発売「モンタージュ(2) (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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10月6日発売「三億円事件奇譚 モンタージュ(1巻)」です!!
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本作の作者である渡辺潤先生が描き伝説のラスト(○○○落ち)を迎えた「代紋TAKE2(62)<完> (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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