ネタバレあります、注意!!
第54話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話に登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話で登場。
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話に登場。
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は……。54話に登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
此処は屋上。
学校の屋上と言えば、不良のたまり場と言うのが古今東西の常。
マーニーの学校と雖もこの法則は適用されるようである。
スティンガーの1人・財津が何やら後輩に頼みごとをしている様子。
その手に握られた携帯にはマーニーの写真が……。
翌日、マーニーの教室に財津が訪ねて来た。
常人とは思えない雰囲気の持ち主である財津に気圧されるマーニー。
本人に気付かれないようこっそりと調べてみれば、財津は校内掲示板サイトで「悪魔」と呼ばれる人物であった。
肝を冷やすマーニー、何をされるのだろうか?
得意の護身術でも、財津には勝てそうにない。
怯えるマーニーに財津はある依頼を持ちかける。
なんでも、財津には心配事があるそうなのだ。
一時期に比べ最近の財津はかなり丸くなったらしい。
それと関係があるらしいが……。
以前から苛立ちを抱えていた財津。
暴れたところで、ちょっとやそっとでは解消されない。
苛立ちが苛立ちを呼び、常に満たされない状態にあった。
ところが、1階の人気の少ないトイレの個室で用を足していたところ、ある出会いがあった。
とはいっても、お互い顔は知らない。
個室に入っていた財津が普段通りに苛立ちを募らせていたところ、隣の個室から声をかけられたのだ。
最初は驚いたが、相手の落ち着いた様子とトイレの個室と言う空間からか、何時の間にやら個人的な事情を相談していた。
相手は聞き上手であり、また真摯に財津の悩みに取り組んでくれた。
誰にも相談できないと思っていた悩みを打ち明けることが出来たのも大きかったのだろう。
終わりには完全に打ち解けていたそうである。
その日は気恥ずかしさもあり、互いに申し合わせて顔を合せないよう順番に立ち去った。
財津はこれでもう会うことも無いだろうと思っていたが……。
数日後、またも出会ったのである。
個室越しに会話を続ける日々、財津はどんどん顔も知らない相手に心を開いて行った。
ところが、1ヶ月前からピタリと相手が来なくなってしまった。
こうなると、何かあったのではないかと気になって来る。
とはいえ、顔も知らない相手で探すことも難しい。
其処で後輩に聞いた人探しのプロであるマーニーに依頼しようと思い立ったのだ。
未だに怯えるマーニーは、日当5000円経費込みで「トイレの友」探しを引き受けることに。
経費別で請求するマーニーからしてみれば、よほど財津が恐ろしかったのだろう。
それでも、5000円の日当を請求するところは流石であると言わねばなるまい。
さて、こうして思わぬ依頼を引き受けることとなったマーニー。
ゆりかなどは、マーニーの気も知らずに「失敗したら痛い目に遭う」などとからかう始末。
しかし、冗談では済まないかもしれない。
マーニーは何時にも増して本気で調査を開始する。
まず、トイレにそのような人物が出没するかを学校掲示板などで調査。
しかし、それらしい噂はない。
業を煮やしたマーニーは、自ら噂を書き込みし本人からの反応を伺うがこれも効果がない。
マーニーは別の切り口から挑むことに。
知り合いの中から、こういった相談事に応じそうな人物をピックアップし当たってみることとしたのだ。
まずは、世話好きで知られる生徒会長の白鳥だ。
ところが、白鳥には覚えがないらしい。
それどころか、白鳥が入学した当時からその「トイレの友」の噂を聞いたことがあると言う。
どうやら、ごく一握りの人物しか知らない噂のようだ。
だが、これにより財津以外にも遭遇した人物が居たことが分かった。
しかも、白鳥の入学当初ならば少なくとも「トイレの友」に該当する人物は1年、2年ではない。
こうなれば、直接撮影するしかない。
財津が「トイレの友」に出会った現場にカメラを仕掛けるマーニー。
しかし、これを宮島小百合に見咎められてしまう。
事情を説明したところ、宮島はなんとか許してくれたが……。
この際、意外な情報を聞くことに。
なんと、「トイレの友」は3年前どころかそれ以前からあった噂らしい。
宮島自身も噂を聞いていたのである。
さらに、古参教師の紅丸にも確認したところ、彼も相当前からこの噂を知っているそうである。
到底、2、3年前の話ではないらしい。
こうして、1年、2年どころか3年生にも該当者は居なくなってしまった。
果たして「トイレの友」は誰なのか?
翌日、仕掛けたカメラには意外な人物が映っていた。
副校長の万田が慌てた様子でトイレから出て来たのだ。
だが、滞在時間の短さから彼が「トイレの友」ではあり得ない。
そして、万田は誰かを探しているようだ。
わざわざ、副校長が探さなければならない人物がトイレに居たことになるが……。
このとき、マーニーの脳裏にある人物が浮かぶ。
翌日の昼過ぎ、屋上に財津を訪ねたマーニーは彼と「トイレとの友」とを引き合わせる。
マーニーに呼ばれて出て来たのは校長の轟。
「トイレの友」、その正体は―――轟校長であった。
校長は普段から生徒の悩み解消に協力したいと思っていた。
だが、生徒たちに校長として近付いても警戒されるだけである。
校長はクリスチャンとして、告解師の資格を所持していた。
そこで、その技能を用いてトイレで身許を隠し相談を受け付けることで生徒たちの精神面でのケアを行っていたのである。
数日後、トイレの個室にて財津との約束を果たしたことにほっとしていたマーニー。
「何かお悩み?」
そんなマーニーに隣の個室から声がかかる。
まさか、此処にも「トイレの友」が!?
驚きつつも、慌てて上から隣を覗き込むマーニー。
その目に映ったのは―――。
「良ければ日当1万円で私の知り合いが解決するよ」
なんと、座り込みながら断りも無く商売しているゆりかであった。
ゆりかの語る知り合いとは、マーニーのことであろう。
それにしても、日当5000円分もネコババしようとするとは……。
「いや、ほら掲示板に噂になってたからいいかなぁと思って」
相手がマーニーだと気付き、言い繕うゆりか。
これには呆れ果てるしかないマーニーであった―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻に続き5巻も発売予定!!
表紙はマーニーとゆりから仲間たち、チェックせよ!!
今回はその第54話「トイレの友」です。
舞台は学校。
そして、4大派閥の最後の1つ・スティンガーから遂にキャラが登場。
その名は財津。
そんな彼の悩みは、心を開いた「トイレの友」の正体を探して欲しいとのものでした。
その「トイレの友」の正体は古くから生徒を支え続けていた轟校長その人だったとは!!
教育者として生徒の悩みを知り、この解決に役立ちたいと考えた轟。
その具体的な実行法としてトイレで思い詰める生徒からの相談に応じていたんですね。
表立って「相談室」が置かれていたとしても、シャイな人や向かない人も居ます。
そう言った生徒にこの方法は最適だったのかもしれません。
また、トイレは役職や立場を越えた1個人に戻る場です。
飾らずに相談するにうってつけと言えなくも無かったのでしょう。
最近では「トイレ飯」を取る人も居ます。
そんな生徒にも、轟校長ならば真摯に相談に乗ってくれるに違いないだろうなぁ……。
ただ、今回により正体が分かってしまったので財津がどう受け取るかが気になるなぁ。
騙されたとか裏切られたとか思う可能性もあるし、轟と財津が今後も「トイレの友」であり続けてくれることを願うばかり。
それにしても財津、校長の声を知らなかったのか……。
朝礼をサボタージュしてたんだろうなぁ……。
そして、轟校長をトイレに探しに来たと言うことは、万田副校長も轟校長の行為を知っていたのか。
30話の万田はかなり堅い人物のように見えたが、割と話せるタイプなんだろうか。
何より、ラストですべてを持って行ったゆりか。
依頼料5000円もネコババするつもりとは。
しかも、あわよくばマーニーからも仲介手数料を取るつもりだったんだろうな。
早めに気付けて良かったね、マーニー。
物語の構成的に「マーニーが校内掲示板に書き込んだ内容をにゆりかが目をつけた」ところも面白かった。
今回、改めて思ったんだけど「名探偵マーニー」の魅力は傍観者とも言えるマーニーの立ち位置の豊かさだな。
依頼人からは探偵として、ロイドと静からは娘として、学園生活では生徒として、友人として……登場人物の多彩さはもちろん、様々な顔を持つマーニーのポジショニングこそがこの作品のキモなのだろうと再確認出来ました。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻が発売中。
そして、5巻も発売予定。
表紙はマーニーとゆりから仲間たちが目印、チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から50話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第51話「カード」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第52話「通り魔その後」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第53話「三つ巴」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話で登場。
累:白鳥の友人。1話、22話、36話、41話にて登場。
・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。
・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話(名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話に登場。
・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。
【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話。50話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
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