2013年09月13日

「名探偵マーニー」第55話「ナゾの村」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第55話「ナゾの村」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第55話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。

若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話に登場。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話に登場。
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話(45話と55話は名前だけ)に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

マーニーの目の前には舞城天が居た。
マーニーは天から、この日曜日にツーリングに行かないかとのお誘いを受けたのである。

読者の皆さんはご存知の通り、天はロードレースの賞金女王である(27話「黒い自転車乗り」参照)。
天がツーリングに誘うとすれば友人のアイアンだろう。
どうやら、ただのツーリングではないようだ。

探りを入れるべくマーニーが「何か依頼でも?」と水を向けると、天はあっさりと態度に顕す。
どうやら、何事か重要な相談があるらしい。
「この間、助けて貰ったこと(第50話「ゆうかい」参照)もあるしなぁ」とマーニーは誘いに応じることに。

天は普段の彼女とは異なり、上機嫌で去って行く。
入替りに現れたゆりか、マーニーを日曜日に遊びに誘うのだが、既に天からの先約がある以上、断るしかないのであった。

そして、日曜日。
テレビで「鉄腕ATTACK」を視聴中のロイドに外出を告げ、天のもとへ向かうマーニー。

天と合流したマーニーは、彼女の剛脚に振り回されつつツーリングに付き合う。
だが、天はなかなか相談内容を口にしない。
マーニーは疲れた肉体に鞭打って天を追いかける。

山を越え、谷を越え、とある峠にて。
ぜぇぜぇと息を切らせるマーニーに、天が相談内容を明かす。
それは恋の悩みであった。
相手はフラワーズの立花(44話「フラワーズ」参照)らしい。

「それは駄目だわ」と即答するマーニー。
何しろ相手は高嶺の花。
しかも、アイドルにもなろうかという逸材である。
如何に天と雖も釣り合う筈がない。

このマーニーの答えに気分を害したのか、ぷいとそっぽを向くと天は愛車を走らせ続ける。
捨て置くことも出来ない。
マーニーはさらに全力で天を追いかける。

傷心の天は傷を癒すべく、全力疾走で彷徨い続けた。
これを追い続けたマーニーは、それだけを以てしても褒められて然るべしだろう。

やがて、山中奥深く「立入禁止」の看板すらも乗り越えてしまう2人。
周囲を柵に囲まれ、重たげな門扉のある村の中へと迷い込んでしまう。

異様さに気付いた天とマーニーは自転車を止めた。
建物はあちらこちらにあるにも関わらず、人の気配がないのだ……。
この村は何処かおかしい……。

さらに、不安に駆られつつ周囲を見て回ったマーニーたちは血痕を発見してしまう。
まさか……事件!?
怯える彼女たちは監視カメラらしきものが設置されていることに気付く。

マズイ、逃げなければ!!
こんなとき場数を踏んだマーニーは強い。
天を連れ、カメラを避けつつ必死に元来た道を戻る。
ところが……。

その目の前で、村の入り口が閉じられてしまう。
入り口前には数十人の人影が。
到底、突破出来そうにない。
しかも、指揮者らしき人物が侵入者(マーニーたちのことだ)を捕まえるように指示を出しているではないか。

慌ててその場を離れるマーニーと天。
だが、追っ手が彼女たちを追う。

傍の森を駆け抜けるマーニー。
侵入者対策だろうか、足元に熊ばさみらしき物まで発見し背筋を凍り付かせる。
相手は手段を選ばないようである。
どうやら、捕まるワケにはいかないようだ。

必死に駆け続け、森を抜け出した……のだが。
目の前には金網が広がっていた。
これを予期しなかったワケではない。
だが、電流が通じてるとまでは予期していなかった。
金網に引っかかった虫があっと言う間に焼け焦げて行く。

これじゃあ……天が絶句する。
絶望に顔を歪ませるマーニー。
でも、まだだ!!

マーニーは別の方向に逃げ出そうとして……打ち上げられた照明弾を見た。
周囲が照らし出され、駆け寄って来る複数の男たち。
彼らに捕まり揉みくちゃにされるマーニーと天の2人。
大きな悲鳴が彼女たちの口から上がる。
そして―――。

数分後、放心状態の彼女たちの前には謝罪を続けるイケメンたちが居た。
彼らこそは「ATTACK(アタック)」。
大人気アイドルグループである。
そんな彼らが勢揃いし、頭を下げている。
天はまさに天にも昇る心持ちであった。

一方、彼らの顔を見たマーニーはこの村の正体に思い至る。
そう、ロイドが見ていた「鉄腕ATTACK」の舞台こそがこの村だったのだ。
「鉄腕ATTACK」とは「ATTACK(アタック)」がある広大な敷地を借り切ってサバイバルゲームを行う番組。
その舞台となる村は秘中の秘とされていた。

監視が厳重なのは当たり前、撮影の秘密を外に洩らさない為。
監視カメラも撮影の為だろう。
血痕はサバイバルゲームを盛り上げる為の血糊。
熊ばさみは最近になって付近に出没する熊対策らしい。

マーニーたちは撮影現場に迷い込んでしまったのだ。
そこで撮影スタッフ総出で彼女たちを捕まえたのである。
だが、「ATTACK(アタック)」は管理責任があるとマーニーと天に謝罪するのであった。
この村の存在を黙っていて欲しいと頼まれた天はコクコクと首を縦に振る。

数十分後、帰路に就くマーニーと天。
天は往路の彼女とは全くの別人だ。
興奮気味にペダルを踏み込み続けている。
そんな天にマーニーは立花のことを尋ねてみた。

「え、何?」

もはや、「ATTACK」のことで頭が一杯なのであろう。
立花のことは欠片も無い。
これこそが天の返答であった。
どうやら、天の悩み事は無事に解決したようである。
意外とミーハーなんだなと苦笑いを浮かべるマーニーであった―――エンド。

<感想>

「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻に続き5巻も発売予定!!
表紙はマーニーとゆりから仲間たち、チェックせよ!!

今回はその第55話「ナゾの村」です。

謎の村に迷い込み、恐怖を味わったマーニーと天。
ところが、村の正体が判明するや一転。
思わぬアイドルたちと対面出来た上に言葉も交わせるとの慶事に。
マーニーと天は大喜びする結末となりました。

特に普段はクールな天のミーハーぶりが印象的。
もしかすると、マーニーに勝るかもしれない……でも、相手が相手だし仕方ないか。
立花を上回るアイドルに出会っちゃったんだもんなぁ。
そして、どうも今話によると天はアイアンの所属なのかなぁ。

ちなみに、今回の「ATTACK(アタック)」は「鉄腕ATTACK」という番組名から「TOKIO(トキオ)」をモチーフにしたグループなのかな。
ところが、実はアイドルグループの「ATTACK」も実在してます。
興味のある方は検索してみては!?

なお、「鉄腕ATTACK」は今話にて1コマだけロイドが視聴していたテレビ番組。
モチーフと思われる「鉄腕DASH」は夜の放送ですが、こちらの「鉄腕ATTACK」はマーニーが外出前とのことで朝の放送と思われる。
あるいは、再放送かもしれないが。
ともかくも、意外なところに結末に関連する情報が盛り込まれていたんですね〜〜〜。
伏線には気付いていたものの、あれがこう繋がるとは予測しておらず面白かった。

今回も思ったんだけど「名探偵マーニー」の魅力は傍観者とも言えるマーニーの立ち位置の豊かさだな。
依頼人からは探偵として、ロイドと静からは娘として、学園生活では生徒として、友人として……登場人物の多彩さはもちろん、様々な顔を持つマーニーのポジショニングこそがこの作品のキモなのだろうと再確認出来ました。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!

ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻が発売中。
そして、5巻も発売予定。
表紙はマーニーとゆりから仲間たちが目印、チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「名探偵マーニー」関連過去記事
「名探偵マーニー」第1話から50話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「名探偵マーニー」第51話「カード」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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「名探偵マーニー」第53話「三つ巴」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第54話「トイレの友」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
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「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:

【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。

【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。

・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話で登場。
累:白鳥の友人。1話、22話、36話、41話にて登場。

・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。

・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。

・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話に登場。

・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。

【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話に登場。

【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。

【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。

【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。

【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話。50話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。

【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。

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posted by 俺 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 漫画批評(レビュー) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ
いつも、ネタばらしで意外な事実や結末に至るマーニーで、今回は自分は正解出来ました
ただ、「DASH村みたいな撮影の関係で秘密」、「特別なサバイバルゲームを提供する専用の土地」と、答えを2つ用意していたから数打てば当たるみたいなのは卑怯かな、と思っていますが… (・・*)ゞ


海外だと、架空の町を作って通信を遮断しつつ専用回線かエリア内専用通信具しか使えずにサバイバルゲームをより本格的にしたり、映画みたいなスパイごっこを楽しむサービスがあるんですよね
ある意味、秋葉原とは違う意味でマニアのための土地
Posted by アキシン at 2013年09月13日 11:14
Re:アキシンさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

実は……管理人も同じような読み方してます。
候補を複数挙げて、その中から物語の展開に沿いつつ消去法で該当する物に絞り込む。
これが楽しい!!

海外には同様のサービスが実在しているんですね。驚きました。
しかも、よりリアリティを高める為の工夫もあるとは!!
奥が深いなぁ(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2013年09月13日 22:12
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