ネタバレあります、注意!!
第57話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話にて登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話で登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
刑事ドラマ「牙を折る」の主演俳優にして「カメレオン」と呼ばれる連城三枝生には、ある特殊な演技法があった。
演技するにあたり心から役に成りきるのだ。
これこそ、連城が「カメレオン」と呼ばれる由縁である。
それはある意味、病的なほどの執着を必要とするものであった。
そんな連城に監督らしき男が脚本を与える。
どうやら次の仕事らしい。
連城は自分の役柄に没入しつつ脚本を読み耽る……。
数日後、「牙を折る」を視聴していたロイドのもとへ依頼が舞い込む。
「牙を折る」は立場の異なる刑事と弁護士が反目し合いながら互いの正義を貫き通し、悪を討つドラマ。
ロイドは最近、これに嵌っているらしい。
早速、依頼者を訪ねたロイドは相手の素性を知り驚く。
なんと、依頼者は連城の妻だったのだ。
しかも、依頼内容は消えた連城の行方を追って欲しいとのものであった。
連城の妻は「連城が拘る彼独特の演技法」が原因で姿を消したのかもしれないと心配していた。
なんでも、連城は役柄に成りきってしまうのだそうである。
普段は温厚な連城だが、役によっては危険な性格に豹変するのだそうだ。
あるときなどは役に入れ込み過ぎた結果、病人になる為に細菌を本当に注射したことまであったのだそうだ。
この際は、瀕死の重態に追い込まれ入院騒動にまで発展したらしい。
もしかして、また何か役に入れ込み過ぎているのでは……連城の妻の危惧はもっともであった。
依頼を引き受けたロイド。
マーニーもこれに協力することに。
マーニーは「連城が次に演ずる筈だった役」について調べ始める。
だが、連城の妻も具体的な内容は知らされておらず調査は難航する。
こんなときは同じ業界人に尋ねるのが一番。
そこでマーニーは芸能界に所属する累に連絡を取ることに。
「接待していたのよ」とホテルのレストランらしき場所で電話を受ける累。
それでもマーニーが用件を告げると、あっさり教えてくれた。
どうやら「牙を折る」には映画化の話が出ており、連城はこれに出演予定だったようだ。
だとすれば、これまでと同じ筈なのだが……。
さらに数日後の夜。
1人の女性が街角を足早に歩いていた。
その後ろから不意に姿を現す男、手には鈍く光るナイフが握られている。
男はナイフを構えると、必殺の覚悟で女性へと走り寄る。
……だが、男の身体は女性に触れる数メートル前で何か障害物にでも突き当たったかのように止まってしまった。
もがく男が目を凝らせば、ようやく見えたのはテグスである。
男の正面は、進路を塞ぐようにテグスで覆われていた。
そう、マーニーの仕業である。
ふらりと男に近付くマーニー。
一方、女性は男に襲撃を受けたことすら気付かず過ぎ去って行く。
女性の背中に未だ殺意を向け続ける男。
男は叫ぶ「妻子の仇だ!!」と。
これにマーニーは「それはそう思い込まされているんです」と説明を始める。
男は脚本に書かれていた役柄を自身のことのように思い込んでいるのだ。
賢明な読者には既にお分かりのことであろう。
襲い掛かった男こそ、行方不明の連城その人であった。
そして、そんな連城に脚本を与えた人物こそが丸山次雄。
丸山は「牙を折る」の元監督、連城を抜擢したのも彼であった。
だが、丸山はプロデューサーにより監督から外されてしまう。
その後、「牙を折る」は大ヒット。
丸山は常々、自身の手柄を吹聴していた。
さらに、映画版制作の報を聞きつけ、自身が手掛けたシナリオをプロデューサーに売り込んだ。
ところが、これを拒否されてしまう。
プロデューサーによれば、使い物にならないと判断されたらしい。
この仕打ちを恨んだ丸山は、連城の特徴を利用しプロデューサーを殺害することを思いついた。
自身の脚本に手を加え、映画版のシナリオと嘘を吐き連城に目を通させると、役に成りきった連城の憎悪をプロデューサーに向かうよう誘導したのだ。
これに連城は引っかかってしまった。
つまり、狙われた女性の正体こそ、「牙を折る」のプロデューサーであった。
マーニーは語る。
「まるで、映画のカリガリ博士のようだ」と。
患者を利用し他者を殺害したカリガリ博士。
同様に、丸山も連城を利用しプロデューサーを殺害させようとした。
いわゆる、遠隔殺人である。
仮に成功しなくとも、騒ぎを起こすことで映画化自体を阻止しようとしたのだろう。
真相を知った連城だが、役に成りきっている為に大混乱。
頭を抱えると倒れ込んでしまう。
これを目にしたマーニーは「ファンとしては残念だが、連城さんにはシリアスな役は演じさせない方が良い」と結論付けるのであった。
さらに時が経ち―――。
マーニーの前にはアリアが居た。
アリアは「本当に良い人を紹介してくれた」と告げる。
その視線の先には、着ぐるみに身を包んだ連城が子供たちと笑顔で向き合っている。
此処は子供向け番組の撮影所。
マーニーはアリアの伝手で、連城が役柄に没入しても安全なキャラを用意して貰ったのだ。
もともと、真面目な連城はすぐに役柄に没入し、その設定を忠実に演じ切っている。
当然、子供たちの評判も高い。
今の連城を見詰めつつ、マーニーは「それだけ苦労して来た人ですから、報われないと」と洩らすのであった―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻に続き5巻も発売!!
表紙はマーニーとゆりから仲間たち、チェックせよ!!
今回はその第57話「カメレオン」です。
「カメレオン」と呼ばれ役に成りきる俳優―――そんな彼だからこそ起こった事件でした。
カメレオンも本能で色を周囲に合せるように、連城もまた役者の本能で役に成りきる。
当然、本能であればこそ、良い悪いも判断出来ず。
だからこそ、加減も出来ず、感情を留めることも出来なかった。
まさに、本物に成りきるゆえの弱点でしたね。
これまで上手く折合が取れていたのは、配役が刑事だったからでしょうか。
もしも、大量殺人犯役だったらと思うとゾッとしますね……。
そして、今回登場したゲストは「マーニー」で「芸能界」と言えばこの2人……累とアリア。
累の接待も気になりますが、もっとも気になるのはアリアに連城を任せたこと。
ご存知の通り、アリアはメカニックの同志なのですが大丈夫なのでしょうか。
それとも、アリアは仕事に私情は持ち込まないのかな?
「マーニーの武器=テグス」も定着しつつあります。
殺さずに行動の自由を奪うアイテムはマーニーにとって必須ですね。
でもって、モチーフとなったと思われる「カリガリ博士」。
調べてみたところ、カリガリ博士とその患者・チェザーレが引き起こす連続殺人についての映画のようです。
どうやら、カリガリ博士がチェザーレを操っていたのが、今回の丸山と連城の関係に当たる模様。
ちなみに実際の映画「カリガリ博士」でも撮影に当たって、プロデューサーと監督、シナリオライターの間で確執があったようです。
此の点も重ね合わせているのかもしれません。
ただ、「カリガリ博士」が操者であるカリガリ博士重視なのに対し、本作「カメレオン」では操られた連城が重視されているので、此の点の印象はかなり異なる。
個人的にはこちらよりも「役者(プロ)の本能」の方がテーマのように感じられました。
映画「カリガリ博士」に興味をお持ちの方は本記事下部にアマゾンさんへのリンクを用意したのでチェック!!
今回も思ったんだけど「名探偵マーニー」の魅力は傍観者とも言えるマーニーの立ち位置の豊かさだな。
依頼人からは探偵として、ロイドと静からは娘として、学園生活では生徒として、友人として……登場人物の多彩さはもちろん、様々な顔を持つマーニーのポジショニングこそがこの作品のキモなのだろうと再確認出来ました。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻が発売中。
そして、5巻も発売。
表紙はマーニーとゆりから仲間たちが目印、チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から50話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第51話「カード」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第52話「通り魔その後」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第53話「三つ巴」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第54話「トイレの友」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第55話「ナゾの村」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第56話「スティンガー3」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話で登場。
累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話にて登場。
・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。
・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話に登場。
姫神志士雄:スティンガーの3.財津とも関係が……。56話に登場。
・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。
【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話。50話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大叔父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
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