2013年10月29日

月曜ゴールデン「山岳刑事2 ヤマデカが挑む山岳サスペンス第2弾!!〜北アルプスの連続遭難死はすべて計画殺人だった…美しき雪山と犯人だけが知る“音”の遠隔操作と時間トリックを暴く」(10月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「山岳刑事2 ヤマデカが挑む山岳サスペンス第2弾!!〜北アルプスの連続遭難死はすべて計画殺人だった…美しき雪山と犯人だけが知る“音”の遠隔操作と時間トリックを暴く」(10月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

北アルプスの八方尾根と鹿島槍ヶ岳で連続遭難事件が発生した。どちらの現場にも被害者のものではない同じ足跡が残されており、山岳救助隊の称名美雪(鈴木砂羽)らは殺人事件だと判断。長野県警の刑事・芝本勇次(徳重聡)と道原伝吉(大杉漣)が捜査を開始した。
遭難死したのは新聞記者・須崎健司(木下ほうか)と青年実業家の中野淳(賀集利樹)。2人はともに、道原の古くからの友人・野沢亮一(西岡徳馬)とつながりがあった。野沢は6年前に愛娘の早紀(野口愛美)を登山中の遭難で亡くしたが、その時一緒にいたのが中野、そしてその事件のバッシング記事を書いたのが須崎だった。芝本は野沢が2人を娘の敵と決めつけて殺したのではないかという仮説を立てて疑うが、道原は友人を信じると言い張り取り合おうとしない。
やがて美雪は、野沢と山荘のスタッフ・永島愛美(北川弘美)がペアリングをつけて仲睦まじそうにしている様子を目撃する。20年前に妻を亡くし、娘も失った野沢は長年営んでいた岩魚の養魚場を閉じ、不動産業者に土地を売ろうとしていた。さらに、そうするように背中を押したのは愛美だということもわかった。何か裏があるはずと捜査を続けていた芝本はやがて、遭難死した中野の大学時代の写真を見つける。そこに写っていたのは・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

北アルプスの八方尾根と鹿島槍ヶ岳で連続遭難事件が発生。
遭難死したのは、新聞記者・須崎健司と青年実業家の中野淳。
中野は遭難してからの3日間、死の直前までブログに記事をアップしていたが……。

この救助に当たっていた山岳救助隊の称名美雪は、どちらの現場にも被害者のものではない同じ足跡が残されていたことから殺人事件だと判断。
此処に、長野県警の刑事・芝本勇次と道原伝吉が捜査を開始することとなった。

すると、意外な事実が判明。
須崎と中野は2人ともが、道原の古くからの友人・野沢亮一と関係があったのだ。
野沢は6年前に愛娘の早紀を登山中の遭難で亡くしていた。
この時、早紀に同行していたのが中野。
中野によれば、下山を勧める中野を振り切った為に遭難死したらしい。
そして、中野の証言に基づき、早紀のバッシング記事を書いたのが須崎だった。

芝本は野沢が2人を殺したのではないかと疑うが、道原は山仲間の野沢を信じると譲らない。
芝本と道原は決裂しかけるが……。

芝本は野沢宅にて、須崎と中野の殺害現場で発見された物と同じ足跡を発見。
自身の疑惑が正しいと勢いを得る。

一方、道原は娘・宏子が上京すると主張。
これとも対立し、心を痛めていた。

そんな中、野沢が山荘スタッフの永島愛美と恋愛中であることが発覚。
しかも、20年前に妻を亡くし6年前に娘も失った野沢は長年営んでいた岩魚の養魚場を閉じ、不動産業者に土地を売ろうとしていた。
この土地には付近の源流が含まれており、誰の手に渡るかによって周囲の環境が激変する恐れがあった。
どうやら、土地を売却するように勧めたのは愛美らしいが……。

不動産業者に勤務する葉月の証言により、早紀の死が中野による保険金殺人だったことが判明。
中野と早紀は起業していたが、負債を背負っており早紀の保険金により危機を切り抜けていたのだ。
しかも、この事実を野沢も知っていたらしい。

こうして、なおさら野沢の動機が強くなった。
野沢の身を守るものは中野殺害時のアリバイと、道原の信頼のみである。

そんな中、芝本は野沢のアリバイを打破してしまう。
ブログを更新していたのは中野ではなく、犯人だったのだ。
中野のブログの文章は、1日目と2日目は「…」で締めていた。
ところが、3日目だけは「。」で締めとなっていた。
つまり、別人の手によるものだ。
犯人は中野のスマホを持ち出しブログを更新していたのである。
基地局は周辺では1つしかない。
持ち出したとしても、捜索時に紛れてこっそり返却すれば分からないのだ。

さらに、野沢への容疑は強まる。
だが、道原は野沢犯人説をあくまで否定する。

野沢の無実を信じ続ける道原は、無実を証明する為に捜査を続ける。
愛美について調べる道原。

野沢によれば、愛美との交際は半年前から始まっていた。
愛美の父は山で死亡しており、寂しい者同士が結ばれたと語る野沢。
心を癒せるのは俺しか居ないとまで豪語する。

道原は愛美の父について調べ、過去に「針の木岳の雪洞内でコンロの酸欠死」により死亡していた事実を突き止める。

さらに、此処4、5年で同じような事件が3件ほど頻発していた事も判明。
そのすべてに驚くべき共通項を見出す。
なんと、被害者は資産家で、その妻は愛美だったのだ。
そう、3件の雪洞事故は愛美による遺産狙いの連続殺人だったのである。

その頃、この事実を知らない野沢は愛美と入籍していた。
土地売却も野沢を殺害し、現金を取得する為の愛美の罠だったのか!?

道原はこの事実を野沢に告げるが、野沢は愛美を信じると主張する。

その夜、野沢は愛美に共に死んでくれと望む。
これに心の中では野沢に惹かれていた愛美は応じることに。
2人は針の木岳にて心中を目論むが……。

芝本と道原が必死の捜索を開始し、野沢と愛美は救助される。
助けられた愛美は野沢の愛に応えたかったと涙を流す。
中野と須崎を殺害したのは愛美であった。
過去の罪を追及され殺害してしまったらしい。
野沢は愛美が逮捕されても帰りを待ち続けると伝えるのであった。

翌日、宏子は東京への電車に乗るべくホームに立っていた。
其処へ道原がやって来る。
てっきり、引き留めるかと思いきや……なんと、手を振って送り出すではないか。
意外の念を抱きつつ、宏子は電車へ。

電車が発車し、ホームには道原……と宏子の姿が。
「なんで、止めないのよ!!」
怒る宏子。

宏子は東京行きを断念したのだ。
狙いが当たり、内心で舌を出す道原―――エンド。

<感想>

「山岳刑事」シリーズ第2弾。
原作は梓林太郎先生『殺人山脈』(光文社刊)。

早速、感想をば。

今回、かなりいろいろ書いてます。
管理人名物のアレです。
読んでて、不快に思われるかもしれません。
注意してください!!


道原が信頼の重要性を説きつつ、野沢が信頼を裏切られる矛盾した展開になるか……と思いきや。
犯人である愛美が野沢に対し、信頼(愛)に信頼(愛)で応えるとの熱い展開に。
サプライズでしたね〜〜〜そして、面白かった!!

……とはなりませんね。

ちょっと、よく分からない。
何がと言われても困るくらいよく分からないのだが、よく分からない。
とりあえず、破綻しない程度に改変しつつあらすじにまとめたのだが……どうなっているのだろう?

当初の愛美は野沢をも殺害し、これまで通りに遺産を奪おうとしていたのは分かる。
それが、野沢の愛に絆されて気が変わったことも分かる。

ただ、須崎と中野を殺害したのは彼らに旧悪を嗅ぎ付けられた自分の身を守る為だったんだよね(中野は金目当てで殺害されそうになった為の返り討ち)。
それがなんで、22時30分時点での芝本の推理では「野沢への愛の為に2人を殺害した」みたいな推理になってるんだ!?
野沢の為に愛美が早紀の復讐を買って出たのかと思って大混乱したぞ。
アレの所為でメチャメチャ大混乱したぞ。
しかも、愛美は実際には野沢に罪を着せるような工作ばかりしてるし。
でも、野沢への愛を示す指輪はしてるし。
愛美が野沢への愛に目覚めたのは何時なんだ!?

そもそも、野沢への愛に絆されながらも源流売却は強行しようとしていたのは何故なのか?
てっきり、源流を欲する黒幕的な人物がおり、その命令で野沢に近付いた愛美が唆しているものとばかり思ってた。
でもって、中野とは仲間割れ、須崎は口封じ的な。
いや、被害者は別に誰でも良く、野沢に罪を着せて妻となった愛美が財産を意のままにする為とか。
シリーズ前回がそんな感じの陰謀論だったし。
こっちの方が筋が通るのだが。

さらに言えば、愛美は既に多くの資産家を殺害してるワケだし「野沢の愛で立ち直ったんだ」と言われても素直に「ああ、良かった」とは思えないんだよなぁ……。
被害者たちが悉く、必殺仕事人で暗殺されるレベルの悪人揃いだったのでもない限りはモヤモヤするなぁ。

そして、ある意味、早紀の復讐を放棄していた野沢。
良かったな道原、野沢は確かに殺人には手を染めないな……娘の仇も討たないが。

これだったら、実は生きていた早紀。
死亡した早紀と思われていた人物こそ愛美で「早紀と入替ってたんだ」ぐらいでも良かったよ……。
いっそのこと、愛美は早紀の生き別れの実母で驚異のアンチエイジングであの若さを保ってたでも良かった。
それで、亡き早紀の為に復讐したんだ……ハハハハハハハ。

それと、道原、若菜、宏子3者パートの方が本編よりも面白い。
このパート、それぞれの演者である大杉漣さん、芦川よしみさん、梶原ひかりさんの演技と掛け合いが光っててスピンオフを期待したいほどの出来だ。
何と言うか、道原親娘と若菜のコミュニケーション(日常)を淡々と描く人情物作品の方が期待出来そうなんだよなぁ。
本編それ自体はそれとして、本当にスピンオフしてくれないだろうか。

前作は可もなく不可もなくと思ってたんだけどなぁ……。
正直、今回は首を傾げた。
シリーズ次作にこそ期待したい!!

◆関連過去記事
月曜ゴールデン「山岳刑事 日本百名山殺人事件 山岳サスペンスの最高峰をついに映像化!美しき北アルプスの大自然で起こった謎の連続殺人…絶景に隠されたトリックにヤマデカが挑む!」(8月20日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

芝本勇次:徳重 聡

称名美雪:鈴木砂羽

野沢亮一:西岡徳馬

須崎健司:木下ほうか
中野 淳:賀集利樹
峯 葉月:上野なつひ
倉渕課長:鈴木正幸

谷村若菜:芦川よしみ

永島愛美:北川弘美

道原伝吉:大杉 漣 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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