ネタバレあります、注意!!
第63話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話、63話に登場。
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話に登場。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話に登場。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話で登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
「フラワーズ希望の星・立花くん、まさかの破局!!」
このニュースを受け、その日の学園女子が揺れた!!
フラワーズの象徴にして中心人物であるイケメン・立花薫流とその恋人・薬師沙織(44話参照)との破局の報が学園ニュースサイト(16話参照)を通じて流れたのだ。
傷心の立花君を癒して上げたい……そして、あわよくば彼を自分のモノにしたい。
こうして、学園の女子生徒たちはフリーとなった立花を手に入れるべく様々な手段を模索し始めた。
もちろん、この流れはマーニー周辺でも同じである。
恋愛に興味の無さそうな前花や、彼氏持ちである筈のゆりかやりあまでもが化粧に余念がない。
1人、外から熱狂の渦を眺める立場のマーニー。
「やっぱりな〜〜〜」
破局報道を目にして呟いていた。
44話にて沙織の浮気相手を探っていたマーニーはその意外な結末にこのカップルが長くは続かないだろうことを予期していたのだ。
それにしても……マーニーはゆりかに「片岡さんは?」と問いかける。
これに「それはそれ」と素っ気なく答えるゆりか。
流石はゆりかちゃんである、彼女にブレなど起こり得る筈が無かった。
矢先、マーニーにある人物から依頼が舞い込む。
依頼の主は……話題の渦中の人物・立花だ。
立花はニュースサイトで破局が報道されて以来、自身の周囲が慌ただしくなっていることに不安を覚えていた。
知らない女子生徒からメール攻勢があったかと思えば、また別の生徒からもメール攻勢、さらにまた別の生徒からもメール攻勢、さらにさらに別の生徒からも……エンドレスである。
そして、メールで効果が無いと分かれば数えきれないほど手紙が届けられる。
次にはプレゼント攻勢。
それは家や家族にまで及び、果ては四六時中の尾行紛いのことまで起こっているそうだ。
到底、気が休まる暇がない。
どうやら、それぞれが相手に出し抜かれないようにと過熱しているようである。
これだけでもかなりのモノなのだが、さらに看過できない事態が起こっているらしい。
なんと、掲示板などで立花を手に入れる為にかなり危険で具体的な方法が検討されている節があるのだ。
しかも、複数。
この危険から守って欲しいとの依頼であった。
1人、熱狂の渦から外れているマーニーにしか頼めないと口にする立花。
悩ましげな立花の様子に、1人の女子生徒としてよろめきつつもマーニーは依頼を受けることに。
早速、危険度別に選別を行うことにしたマーニー。
「弱味を握り……」や「薬物で……」や「スティンガーに依頼して」など、かなり危険な内容が溢れている掲示板から「アイアンにて立花を拉致しモノにしよう」と画策しているらしいものを選ぶ。
これは、日時や手筈など、かなり具体的な計画まで立てられていたからだ。
しかも、女子とは言え体育会系のアイアンならばやってやれないことはない。
背筋に寒いモノが走ったマーニーは、那智に相談を持ちかける。
これを聞いた那智は、アイアンの精神に反する行いだと激怒。
たちまち、書き込みを行った柔道部に乗り込み、該当生徒を厳しく指導することに。
書き込み主は柔道部の女子生徒複数人。
「本気でやるつもりはなかったんです。冗談で書き込んでたらエスカレートしちゃって……」と反省の色を見せる。
こうして、1つの危険を未然に防いだマーニー。
同様に、立花へのメールの送り主などにも過剰な行為を窘めて行く。
さらに、立花宛に届いた髪の毛のプレゼントから三井(43話参照)を突き止め諭したりもした。
だが、マーニーの行動は目立ち過ぎた。
やがて、掲示板では立花への好意から転じてマーニーへの批判が目立つように……。
これに気付いたりあは不安を募らせる。
ゆりかに相談したところ、ゆりかは立花と近付くマーニーが面白くなかったこともあって一石二鳥の一計を案じる。
数日後、立花に屋上に呼び出されたマーニー。
マーニーは掲示板の女子たちが本気で計画を実行に移す気が無かったことを報告する。
あくまで、立花は王子様であり、自分のモノになる筈がない。
それを分かった上で、せめて掲示板では夢が見たかったのだ。
これを聞いた立花は、熱狂も沈静化したとしてマーニーに依頼を終えて欲しいと告げる。
ところが、話はこれで終わらなかった。
立花は「頑張り屋のマーニーが好きだ」と告白したのだ。
天にも舞い上がる気持ちのマーニーは、頬を染めつつ口を開こうとするが……。
「な〜〜〜んてね、ドッキリでした〜〜〜!!」
此処でゆりかたちが登場し、ネタばらしを行う。
最近、マーニーが立花のファンに恨まれつつあったのでその感情を抑えるべく、立花協力のもとで行ったドッキリらしい。
今の状況はすべて霧島により撮影されニュースサイトに掲載される。
これにより、マーニーは道化を演じたことになり恨みの矛先を躱せるとの計算のようだ。
立花を見れば顔の前で手を合わせて謝罪している。
純情を弄ばれたことに怒りつつも、自分の為でもあり押し黙るしかないマーニー。
その放課後、マーニーに対し私の発案に感謝しなさいとばかりに恩を着せるゆりかの姿があった。
と、マーニーのスマホが震えた。
立花からだ。
其処には心ならずもドッキリ企画に協力したことのお詫びと、とはいえ、あのときの言葉にも嘘はないことが記されていた。
一方、マーニーのもとに届いたメールに気付かないゆりか。
「マーニーばかり良い目に遭わせてたまるもんですか、立花さんは私のモノよ」と考えていた。
「ゆりかちゃん……表情に出てるよ」
親友の内心が手に取るように分かるマーニーは呆れつつも肩を竦めるしかないのであった―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻に続き6巻も発売!!
表紙はマーニーとゆりから仲間たち、チェックせよ!!
今回はその第63話「立花さんのバカ!」です。
立花さん……根っからのイケメンですね。
ラストでマーニーに対してきちんと心遣いも忘れないところなど、男性諸氏は見習わなければならないでしょう。
メモメモ……と。
さらに、サブタイトル「立花さんのバカ!」はマーニーの甘い台詞であると共に、読者からの「よくもマーニーの心を……」との嫉妬の声なのかもしれません……。
そんな今回のテーマは「ファン心理&ファン論」……で良いのだろうか!?
立花をアイドルに置き換えれば、ファンにとって高嶺の花であり手の届く筈がない人。
遠くからでもいい、見守って居たい―――これこそが正しいファン心理と言うもの。
それゆえに、せめて空想の世界では私のモノに―――と言ったところか。
奇しくも、今週号の「週刊モーニング」掲載「鬼灯の冷徹」でも似たようなテーマでしたね、特にオチが秀逸でした。
あくまで虚像に恋しているのだから、実像を知ることは互いに得しないもんなぁ。
そう、ファンには「愛する対象への適度な距離感」と「対象と自身を客観視すること」が求められるのです。
対象への情熱も必要ですが、それも適切な範囲内でのこと。
それを超えてしまうと……ファンではなくなってしまうし、自分自身を見失ってしまう。
ファンとしては「正しいファン」でありたいものです。
と言いつつも、立花を守ったマーニーがそれゆえに槍玉に挙げられる点はファン心理を突いていたように思います。
本当ならば、ファンにとってマーニーは大事な立花を守ってくれている良い人になる筈なのに。
「客観視すること」と「冷静さを保つこと」はなかなか難しいのだろうなぁ。
そして、今回も感じられたのは「名探偵マーニー」それ自体の主題でもある「人と人との繋がり」か。
それがフルに発揮。
マーニーの学校関係キャラクターのうち、かなりのメンバーが登場することに。
まさに集大成。
これにより、シリーズを知る人であればニヤリと出来る描写も其処かしこに。
まず、44話のテーマであった立花さんと薬師さんの関係が破局を迎える。
そして、アイアンと言えばこの人……那智先輩。
16話に登場したニュースサイトの霧島と吉沢も登場。
さらに43話の三井さんなど、それぞれがそれぞれの個性を持っての登場で面白かった。
流石に新規の方にはオススメしかねる回だが、「マーニー」既読の方にはオススメの回と言えるだろう。
それにしても、立花狙いの女子の中にセレブの白鳥さんが居なくて良かった。イメージが保たれました。
そして、相変わらずのゆりかちゃんでした。こちらもイメージが保たれました。ブレません。
今回も思ったんだけど「名探偵マーニー」の魅力は傍観者とも言えるマーニーの立ち位置の豊かさだな。
依頼人からは探偵として、ロイドと静からは娘として、学園生活では生徒として、友人として……登場人物の多彩さはもちろん、様々な顔を持つマーニーのポジショニングこそがこの作品のキモなのだろうと再確認出来ました。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻が発売中。
そして、6巻も発売。
表紙はマーニーとゆりから仲間たちが目印、チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から60話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第61話「天へのプレゼント」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第62話「殺人依頼」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話、61話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話で登場。
累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話にて登場。
・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。
・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話、63話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話に登場。
姫神志士雄:スティンガーの3.財津とも関係が……。56話に登場。
・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話、59話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。
【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話、58話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話、58話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
神戸雪奈:轢き逃げに遭った被害者の少女。59話に登場。
天の伯父:風来坊なプログラマーらしい。61話に登場。
松田:松田製作所の社長。ある悩みを抱える。62話に登場。
野崎竜二:闇社会の人間。62話に登場。
函館優美:往年の大女優。62話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大伯父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
木戸勇一:当時、アリアと並ぶほどであった人気子役。今は身を持ち崩している。58話に登場。
前野真治:雪奈轢き逃げ事件の加害者。59話に登場。
吉波志摩:連続暴行事件の被害者の1人。24歳。60話に登場。
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