2013年11月18日

「名探偵マーニー」第64話「殺戮劇」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第64話「殺戮劇」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第64話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。

若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話に登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話で登場。
中神麻里:白鳥と並ぶセレブトップ3の1人。64話に登場。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

飛び散る火の粉に照らし出され、彼女は周囲を見回した。
彼女の背後には燃え盛る炎が舐め尽くす自宅。
その中には彼女の家族が息絶えた状態で横たわっているのだろう。
彼女の前にはこの惨状を作り出した人々が笑いながら松明や鍬鎌を手に立っている。
彼女は腕の中に生き残った唯一の家族……赤ん坊を抱きつつ叫ぶ。
「お前ら憶えていろ。きっと、きっとこの子がお前らを皆殺しにしてくれる!!」と。

それから数十年の月日が流れた。
ある日の学校にて、マーニーに近付く影があった。

彼女の名は中神麻里。
白鳥に並ぶセレブトップ3の1人である。
どうやら、白鳥の紹介でマーニーに依頼を持ち込んで来たらしい。

こうして、麻里の招待で彼女の祖母の誕生日パーティーに招かれることとなったマーニー。
向かう先は陸の孤島に建つ怪しげな館。
そして、何故か同行しているゆりか……。

館に辿り着いたマーニーはそのパーティー参加者に不穏な空気を嗅ぎ取る。
どうにも、ギスギスしているのだ。
まるで、今すぐにでも殺人事件が起こりそうな気配だ。
だが、ゆりかは1人ではしゃいでいる……。

廊下で麻里と擦れ違うマーニー。
麻里の指に赤い汚れを見出すが……しかも、何処か甘いような香りも。
一体、何が起こっているのか。

不穏な空気は少しずつ形を取って行く。
マーニーが警戒する中、ゆりかは上機嫌で酒をかっくらって寝ていた。
もう……語るまい。

そんな中、事件が発生。
参加者が胸を真っ赤に染めてベットに倒れ伏していたのだ。
続いて、怪しげな人物が暗躍。
さらに、被害者が次々と……。

顔を合せる度に人が減って行く。
遂には麻里までもが消えてしまう。
殺戮劇は何処まで続くのか……。

だが、マーニーは意を決すると中庭に飛び出し麻里を呼ぶ。
すると……あっさり麻里が出て来た。

「一体、なんなんですか。このお芝居は?」
マーニーは問う。
そう、全ては実際の殺人事件ではなくお芝居であった。
「殺戮劇」は文字通り「殺戮」の「劇」だったのだ。

麻里は事情を説明する。
過去、麻里の祖母は村の住人に家族を皆殺しにされた。
村人へ復讐を誓った麻里の祖母は父に恨みを教え込んだ。

だが……父はシラケ世代だったのだ。
祖母が何を教え込んでも、そっちのけで自分のしたいことをしたいだけ努力し、遂には一代で財を為すまでになった。
祖母はこの父の財力を背景に村に戻って来た。
父は村に支援することを約束。
村は支援なしでは成り立たない。
忽ち、父を通じて祖母の言いなりになった。
だが、祖母の復讐心はそれでは収まり切らない。

結果、こうして1年に1回ほど村人の協力を得た上で「殺戮劇」を演じるのだ。
それにより、麻里の祖母は復讐心を抑え込んでいた。

さらに、回を重ねる毎にシナリオが複雑化しており、事件を解決する探偵役が必要となった。
今年の仕掛け人は麻里。
其処で探偵役としてマーニーに白羽の矢が立ったのだ。
マーニーが目にした麻里の指の赤い汚れは血糊であった。

さて、まだ殺戮劇は終わっていない。
そして、探偵であるマーニーの役割もこれからなのだ。

「脚本通り動いて貰うわよ」
麻里の言葉に頷くしかないマーニーであった―――エンド。

<感想>

「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻に続き6巻も発売!!
表紙はマーニーとゆりから仲間たち、チェックせよ!!

今回はその第64話「殺戮劇」です。
「殺戮劇」はその名の通り「殺戮」の「劇」でした。

此処から、幾つかある小説作品について触れますがネタバレになる恐れがあります。
触れる作品は東野圭吾先生のある作品です。
未読の方はご注意を。



閉鎖空間での凄惨な連続殺人と思いきや、実は芝居だった……まさにどんでん返しであり、結末にインパクトを与えるこの手法。
小説でも割と同種の作品がありますね。

例えば、有名どころだと東野圭吾先生『ある閉ざされた雪の山荘で』『仮面山荘殺人事件』などが挙げられます。
この2作とも未読の方には是非、読んで欲しい作品。
手法がこうして明かされてしまっても、その構成や細部の気遣いに感嘆出来る筈。
しかも、2作を比較することでより楽しめる点も多い。
だからこそ、あえてタイトルを挙げてみました。
興味のある方は本記事下部にアマゾンさんへのリンクを用意したのでどうぞ!!

そう言えば、本ブログで有名で管理人が深い思い入れを抱いている鹿月四馬先生のあの作品も同種の手法だったような……。
こちらに興味のある方は是非、下記の記事をご覧ください。

『赤与田荘の殺人』(鹿月四馬著、民明書房刊)ネタバレ書評(レビュー)

さて、そんな中でも本作「殺戮劇」が特徴的だったのはその動機。
麻里の祖母の復讐心を発端とするソレは、復讐を受け継がなかった息子から彼女へと贈られたせめてものバースデイプレゼントなのでしょう。
息子が復讐を果たせばそもそもこの必要は無いのですが、その息子が直接的な復讐に拘らなかったからこそ、ある意味さらに強烈な復讐を強いることが出来ているのも事実。
財力を武器に芝居とは言え何度となく死を強制される村人の気持ちを考えると……。
この諧謔的なところがなんとも言えない。

これを強調するべくネタバレあらすじではかなり改変してたりします。
これも是非、本編それ自体をチェックして欲しい!!
そして、相変わらずゆりかちゃんは健在でした。ブレません。

今回も思ったんだけど「名探偵マーニー」の魅力は傍観者とも言えるマーニーの立ち位置の豊かさだな。
依頼人からは探偵として、ロイドと静からは娘として、学園生活では生徒として、友人として……登場人物の多彩さはもちろん、様々な顔を持つマーニーのポジショニングこそがこの作品のキモなのだろうと再確認出来ました。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!

ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻が発売中。
そして、6巻も発売。
表紙はマーニーとゆりから仲間たちが目印、チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「名探偵マーニー」関連過去記事
「名探偵マーニー」第1話から60話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

「名探偵マーニー」第61話「天へのプレゼント」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第62話「殺人依頼」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第63話「立花さんのバカ!」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆関連過去記事
「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)

「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)

「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)

「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)

「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:

【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。

【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話、61話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。

・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話で登場。
累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話にて登場。
中神麻里:白鳥と並ぶセレブトップ3の1人。64話に登場。

・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。

・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話、63話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。

・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話に登場。
姫神志士雄:スティンガーの3.財津とも関係が……。56話に登場。

・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話、59話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。

【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話に登場。

【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。

【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話、58話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。

【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。

【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話に登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話、58話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
神戸雪奈:轢き逃げに遭った被害者の少女。59話に登場。
天の伯父:風来坊なプログラマーらしい。61話に登場。
松田:松田製作所の社長。ある悩みを抱える。62話に登場。
野崎竜二:闇社会の人間。62話に登場。
函館優美:往年の大女優。62話に登場。

【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大伯父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
木戸勇一:当時、アリアと並ぶほどであった人気子役。今は身を持ち崩している。58話に登場。
前野真治:雪奈轢き逃げ事件の加害者。59話に登場。
吉波志摩:連続暴行事件の被害者の1人。24歳。60話に登場。

「仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)」です!!
仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)





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ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)





「名探偵マーニー(1) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
名探偵マーニー(1) (少年チャンピオン・コミックス)





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名探偵マーニー 2 (少年チャンピオン・コミックス)





「名探偵マーニー(3) (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
名探偵マーニー(3) (少年チャンピオン・コミックス)





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名探偵マーニー(4) (少年チャンピオン・コミックス)





「名探偵マーニー 5 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
名探偵マーニー 5 (少年チャンピオン・コミックス)





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名探偵マーニー(6) (少年チャンピオン・コミックス)





「拡張幻想 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)」です!
拡張幻想 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)





「ヘレンesp 1 (少年チャンピオン・コミックス)」です!!
ヘレンesp 1 (少年チャンピオン・コミックス)



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