2013年11月28日

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道14 秘湯・乳頭温泉に消えた女 田沢湖−角館追憶!の殺人ライン〜秋田内陸縦貫鉄道の謎?涙の再会が呼ぶ惨劇(田沢湖−角館殺人ライン〜秋田縦貫線の謎?再会の惨劇)」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道14 秘湯・乳頭温泉に消えた女 田沢湖−角館追憶!の殺人ライン〜秋田内陸縦貫鉄道の謎?涙の再会が呼ぶ惨劇(田沢湖−角館殺人ライン〜秋田縦貫線の謎?再会の惨劇)」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

秋田に赴任してきた捜査検事の近松茂道(高橋英樹)は、事務官・石森温子(安達祐実)に県内を案内してもらっている最中、人力車の車夫と客が揉めている場面に出くわす。客の長谷川文乃(若尾文子)が財布を紛失したというのだ。近道は乗車代を立て替えたうえ、文乃の財布探しに付き合う。

そこへ乳頭温泉で変死体が発見されたとの連絡が入る。現場に向かった近松と温子は、県警の大沢徳二(六平直政)と地元警察の山田(掛田誠)から死因は後頭部打撲によるもので、死亡推定時刻は昨日の12時から15時、別の場所で殺され運ばれたものだと報告を受ける。
そんな中、近松は所持品の芥子パールのブローチに目が留まる。他の派手で安っぽい装飾品とは明らかに異質だったからだ。

遺体は昨夜、乳頭温泉にある宿に宿泊予定だった男女のうちの女性である可能性が浮上。相手の男・小坂勉(春田純一)に遺体の写真を見せたところ、遺体は小坂の家に家政婦として通っていた浅井尚美(黒坂真美)で、初めて誘ったが宿に姿を現さなかったのでフラれたと思っていたと涙を流す。
その後小坂は尚美に騙され何度も金を渡していたことが判明。また7年前夫が事故死した際、尚美に多額の保険金が入ったにも関わらず2年で使い果たしてしまったことがわかる。

近松たちは捜査のため、尚美が担当していた一人暮らしの老人・広田和之(山本學)のもとへ。すると広田と尚美は単なる雇い主と家政婦の関係ではないことがわかる。
さらに近所に聞き込みをすると、尚美は年中広田家に入り浸っており、広田が尚美の食事まで作っていたという。大沢は尚美と小坂の関係を知った広田の犯行を疑うが…。

そんな中、近松のもとに先日助けた文乃からお礼が届く。近松は、向こうは気づいていないが文乃は中学校の時の担任だと温子に告白。温子の助言もあり、近松は文乃が泊まるホテルを訪ねる。文乃と昔話に話が咲き、楽しいひと時を過ごす。

その後、近松は人見弁護士(花ヶ前浩一)から、広田と尚美が養子縁組の話が進んでいたことを聞くが、そこで尚美が殺害当日12時40分頃、乳頭温泉とは別方向に向かう秋田内陸線に乗っていたのを見かけたと聞く。また尚美の兄・金本(小磯勝弥)から、尚美が当日秋田内陸線の駅のそばにある夫の墓参りに行ったかもしれないと聞いた近松は警察にその墓の調査を依頼、すると墓石から血痕の反応が出る!

尚美が乗っていた急行電車の時刻表から尚美が墓に到着したと思われる時間を計算し、事件は13時40分以降に起きたことが判明。目撃証言から広田の可能性はなくなり、また宿にチェックインした時間から小坂の可能性も微妙と思われたが、実際に検証してみると充分犯行可能であることが判明し、さらに、小坂が犯行当夜、車で外出していたことが明らかになり、俄然、小坂への嫌疑が高まる。
しかし、その小坂が行方不明になり…!
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……

秋田に赴任中の捜査検事・近松茂道。
そんな近松のもとに、女性の変死体が発見されたとの報が飛び込んで来る。

殺害されたのは浅井尚美という女性。
職業は家政婦で、小坂勉のもとに通っていたことが判明する。
当の小坂は尚美を愛していたと証言。

調べたところ、小坂が尚美に恋心を利用され大金を貢がされていたことが判明。
どうやら、尚美の素行は決して褒められたものではないようだ。

一方、尚美が担当する広田和之が捜査線上に浮上。
どうやら、男女の関係らしい。
しかも、尚美は広田の遺産を相続するべく養子縁組の話まで進めていた。

そんな折、近松は中学校時代の恩師である長谷川文乃に再会する。
近松は文乃と楽しい時間を過ごすが……。

矢先、小坂が何者かに殺害されてしまう。
果たして、連続殺人なのだろうか?

尚美が前夫の妹と揉めていたことが判明。
妹の証言によれば、尚美は広田と小坂を食い物にし財産を奪う算段だったそうだ。
余りに酷い尚美のやり方に反発したらしい。

さらに、広田と文乃が過去に恋人同士だったことも判明。
広田の将来を考えた文乃が身を退いたらしい。

これを聞いた近松は事件の真相を見抜く。
広田と文乃の前ですべてが明かされることに。

文乃は広田との想い出を大切にしていた。
ところが、数十年ぶりに広田と出会ってみれば尚美が其処に居た。
それだけならば良い。
しかし、尚美は広田を騙そうとしていた。

広田の為にならないと判断した文乃は尚美を諌めようとした。
だが、相手が悪過ぎた。

尚美は広田との関係を執拗に主張し、文乃の想い出を汚そうとした。
文乃は「聞きたくない」と抵抗しようとして……誤って尚美を殺害してしまう。

この事実を広田は電話で知った。
広田は文乃を庇うことにした。
尚美の死体を移動させたのだが……。

ところが、小坂にこれを嗅ぎ付けられた。
小坂は広田を尚美の仇と叫び出した。
もしも、小坂に騒がれることで文乃の犯行が露見したら……。
こうして、広田が小坂を殺害したのであった。

事件は広田と文乃、2人の悲恋を以て解決した―――エンド。

<感想>

捜査検事・近松茂道シリーズ14作目。
シリーズ原作は高木彬光先生「近松検事」シリーズ。
興味のある方は本記事下部にあるアマゾンさんのリンクよりどうぞ!!

ちなみに、シリーズ前作である第13弾は2013年5月1日に放送されており、およそ半年ぶりの最新作となりました。
シリーズ過去作については過去記事ありますね。
興味のある方はどうぞ!!

では、ドラマ感想を。

と、その前に……公式HPのあらすじで上から2、3行目あたりに注目。
「近道は乗車代を立て替えたうえ」となってますね。
これ、たぶん近松のタイプミスかな。
管理人も同じミスをやらかすので良く分かります。
物凄く親近感を憶えました。

さて、いよいよ本編。
広田の行動は文乃を庇う為よりは自身の醜聞を隠す為のように思えたなぁ。
此の点はモヤモヤ。

特筆すべき点は小坂役の春田純一さんの熱演。
広田相手に「よくも、尚美おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」の台詞で背筋がゾクリと来た。
それと、当の浅井尚美役の黒坂真美さんの怪演も素晴らしかった。
まさに悪女、もう本当に視てて憎々しい……悔しいくらいに感情が揺さぶられた。
キャスト的には大満足でした!!

◆関連過去記事
水曜ミステリー9「400回記念スペシャル 捜査検事 近松茂道13 せとうち望郷殺人事件 償い〜遠い海の記憶 殺意を秘めた再びの愛 真犯人が堕ちた罠!(容疑者は漁師の兄!30年前の辛い記憶)」(5月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道12 帰れない故郷〜新潟佐渡殺人航路!許されない愛に憎み合う姉妹不自然な指紋が明かす真実と嵐の夜の秘密(新潟〜佐渡殺人航路 牧場姉妹にかけられた料理人殺害の疑惑!欠航嵐の夜の謎の密会)」(8月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道11 越中富山こきりこ哀歌 殺人事件の謎は秘湯の宿の密会に!愛したから殺した!?子守唄が暴く母娘の哀しい絆(雪降る村で凶悪逃亡犯を匿った女〜秘湯の女将涙の目撃証言)」(2月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜ミステリー9「捜査検事 近松茂道10 上州白滝姫伝説殺人事件〜美しい桐生織に秘めた薄幸な女の覚悟13年前の冤罪を恨む男アリバイ黙秘の理由(桐生織伝説殺人事件〜元刑事を恨む謎の男空白の3時間!再会の連鎖が生む湖の悲劇)」(10月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

水曜シアター9 旅情ミステリーSP 捜査検事・近松茂道(9)「みちのく安寿と厨子王伝説殺人事件〜赤い傘が隠した姉弟の別れ獄中死の父が堕ちた罠偽りの12年を暴く!(捜査検事 近松茂道9−安寿と厨子王伝説殺人事件−)」(3月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

近松茂道:高橋英樹
石森温子:安達祐実
浅井尚美:黒坂真美
小坂勉:春田純一
横山多恵:長内美那子
小坂富子:大方斐紗子
林芳江:風祭ゆき
浅井加奈子:三輪ひとみ
金本靖男:小磯勝弥
西尾聡史:海斗
山田亘:掛田誠
人見忠昭:花ヶ前(はながさき)浩一
柚木ルカ:蒲生麻由
大沢徳二:六平直政
広田和之:山本學
長谷川文乃:若尾文子 ほか
(公式HPより転載、順不同、敬称略)


近松検事シリーズの1作、「霧の罠―近松検事シリーズ (光文社文庫)」です!!
霧の罠―近松検事シリーズ (光文社文庫)





「最後の自白―近松検事シリーズ (1967年)」です!!
最後の自白―近松検事シリーズ (1967年) (カッパ・ノベルス)







【関連する記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。