2014年01月08日

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第82話「ライオンランド(前篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年2月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」第82話「ライオンランド(前篇)」(加藤元浩作、講談社刊「月刊少年マガジン 2014年2月号」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

ネタバレあります、注意!!

登場人物一覧:
森羅:主人公。C.M.B.の指輪の主。多大な影響力を持つ。
七瀬立樹:森羅のパートナー。身体を動かすことが得意。

ハガ:マサイの少年。心に傷を負ってしまった。
ガンビット:伝説とされる呪医。
族長:森羅とも面識のある人物。かなり開明的。
オディンガ:勇者とされた人物、ライオンに食い殺されたとされるが……。
クック:動物学の研究者。
エリック:クックの助手。

<ネタバレあらすじ>

マサイ族に化学が流入した。
これにより、呪医は「よく分からないもの」とされてしまった。
結果、呪医はマサイ族のもとを離れることとなった……。

マサイ族の少年・ハガは過去に父をライオンに食い殺されていた。
父はハガを逃がそうとして、多数のライオンに囲まれ逃げ切れなかったのだ。
これはハガの心の傷となっていた……。

森羅と立樹はアフリカにやって来た。
ライオンを研究するクックに、保護地域への侵入許可と地元の住民との折衝の為に招かれたのだ。
クックはライオンにGPSを仕掛けており、位置情報から生態を調べつつ、住民たちの安全確保を担っていた。

そして、森羅はマサイ族の族長とも顔見知り、クックの期待に十二分に応えることに。
ところが、研究に協力する代わりとして条件を提示されてしまう。

先頃、マサイの勇者と呼ばれた男性・オディンガがライオンに食い殺されてしまった。
どうやら、ハガを庇ってのことらしいのだが、不思議なことに背中から一撃を受けていたのである。
つまり、脅威に背を向けていたことになる。
だが、勇者だけにそんなことは考えられない。
そもそも、クックの研究によりライオンはGPSで管理されている筈で、何故このような痛ましい事故が起こったのかも不明らしい。

何か理由がある筈なのだが、事情を知る筈のハガはショックから口を開こうとしないのだ。
ハガは過去に父もライオンにより喪っており、度重なる衝撃に心を閉ざしてしまったようだ。

其処で、悲しい出来事を忘れさせることが出来る呪医・ガンビットに相談しようと決めたのだそうだ。
だが、ガンビットは部族から独立してしまった。
距離があるのだ。
其処で、森羅やクックにハガを連れて行って欲しいらしい。

森羅とクックはこの条件を呑むことに。

森羅、クック、ハガたちがガンビットのもとへ向かう。
その間、族長、立樹、クックの助手・エリックは集落でGPSをもとにライオンの情報を森羅たちに届けるのだ。
これにより、ライオンの位置情報が明らかになり安全な旅になる筈であった。

ところが、1夜目から想定外の出来事が。
GPSに反応が無いにも関わらず、森羅のキャンプにライオンが現れたのである。
これは一体、どういうことなのか―――「ライオンランド(後篇)」に続く。

<感想>

「月刊少年マガジン」2014年2月号掲載「82話 ライオンランド(前篇)」です。

本作の謎は「何故、GPSで管理されている筈のライオンが神出鬼没に行動出来るのか」なのかな。
普通に考えればGPS管理の対象外になっているライオンが居るからとの解答になり、その理由はGPSを仕掛けた際に洩れたライオンが居ても不思議では無いからとなるのだろう。
だけど、それでは謎にならないから誰かが意図的に工作したことになるのかなぁ……。

勇者が背中から傷を受けていたことなどを考えると、油断していたことを示すから顔見知り……とか考えがちだけどGPS管理の対象外のライオンが居たらGPSに頼っている限り不意を突かれても不思議では無いからなぁ……。
どうにも謎が弱いような気がするが……何か他に重要な意味があるのだろうか。

う〜〜〜ん、誰かが意図的にGPS登録外のライオンを作っていることになるのか。
あるいは、登録済みだが端末にGPS情報が反映されないように工作しているのか。

前者だとガンビットや族長が怪しいことになる。
後者だとエリックか族長が怪しいことになる。
いずれにしろ、族長が含まれて来ては居るけど……ただ、前篇だけだと、あまりにも可能性が広すぎて「何でもあり」な印象なんだよなぁ……。

本作の評価は後篇如何かな。
それまでは保留ですね。

果たして如何なる結末が待つのか……後篇に期待!!

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