2014年01月10日

「名探偵マーニー」第70話「二人の名探偵」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第70話「二人の名探偵」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第70話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。

若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話に登場。
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話、67話、68話、69話、70話で登場。

比嘉大介:学園の生徒。元探偵キングの実績を持ちマーニーにライバル心を抱く。70話に登場。
村山:学園の生徒。比嘉の親友。70話に登場。
功円:今回の依頼人で学園の生徒。70話に登場。
今西良香:功円の友人の1人。70話に登場。

これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。

<ネタバレあらすじ>

とあるテレビ局にてクイズ番組が行われていた。
解答者は小学生の少年少女、出題内容はミステリ系のクイズのようだ。
他の解答者が頭を悩ます中、1人の少年が順調に正解を重ねて行く。

雪の中、被害者が屋内で殺害された。
だが、周囲には誰の足跡も無かった。
犯人は何処に消えた?

この問いに少年は―――

犯人は雪が降り出す前に現場に到着していた。
犯行後、屋根から脱出した為に周囲に足跡を残さなかったと解答。

遂に優勝を手にする。
「おめでとう、君が探偵キングだ!!」
司会者に祝いの言葉をかけられる少年―――その名は比嘉大介。
情熱的な瞳が印象的な熱血系の人物であった。

それから7、8年が経過した現在。
学園廊下を談笑しながら歩き去るマーニー。
そんなマーニーを眺めやる男子生徒2人の姿があった。

「あいつ、探偵として金儲けしてるらしいぜ」
眼鏡をかけた男子生徒が傍らの男子に声をかける。
何やら複雑な表情を浮かべる男子生徒に、眼鏡の男子は続ける。
「お前も探偵キングだったんだし、同じことしてみないか?」
眼鏡の男子はもう一方の生徒に探偵業を始めるよう誘っていたのだ。

眼鏡の男子は村山。
そして、村山に誘われた生徒こそ現在の比嘉であった。
当初は考え込んでいた比嘉だが、村山の熱心な説得に絆されたのか乗り気な様子を見せ始めた。

2人はクラブとして登録するべく連れ合って、生徒会長の白鳥のもとへ。
だが、口を開くなり白鳥に否定されてしまう。
マーニーの場合は本職だからこそ許されているらしい。

これに不満を抱いた比嘉と村山。
村山は比嘉にマーニーと対決しどちらが優れているか白黒つけるべきだとけしかけ始めた。

矢先、マーニーが依頼を受ける現場に遭遇。
村山に背中を押された比嘉は、マーニーに勝負を挑む。
勝負の方法は、今回の依頼人が抱える問題を先に解決した方が勝ちとのものである。

依頼人は功円という女子生徒。
彼女は自身が大切にしていたアニメのキャラクター・白鳥くんの等身大パネルをバラバラにした犯人を捕まえて欲しいと訴えていた。

なんでも、アニメ研究会に白鳥くんの等身大パネルを貸し出すことになり、友人たちとクラブハウスへと運び込み保管していたところバラバラにされたのだそうである。
バラバラにされたパネルにはご丁寧にも赤絵の具がぶち撒けられており、さながら本物の死体のように見えたのだそうだ。
功円はあまりの凄惨な光景に目を背けた。
仲間が1人現場に残り、他の面々が事件を教師に伝えたのだが……犯人は分からず仕舞いとなっていた。

そして、犯行現場となったクラブハウスの状況だが、扉は施錠され窓には格子が嵌め込まれた密室であった。
誰かはもちろん、どのようにして犯行に及んだかも良く分からないらしい。

「任せなさい。名探偵・比嘉大介の名に懸けて解決してみせる!!」
何処までも熱い比嘉は「密室のバラバラ殺人」解決に意気込む。

一方的に勝負を挑まれたマーニーは、とりあえず勝敗は別として依頼を果すべく動き始める。

しかし、何よりも先に気にかかるのは比嘉の台詞。
「あの方が受けるのかなぁ……」と呟いたマーニーは、ついつい「名探偵マーニーの名に懸けて」と決め台詞の練習をしてしまう。
直後、これをゆりかに隠し撮りされ、ちょっとした騒ぎになるのだが……それはまた別の物語である。

さて、2人の名探偵による推理対決は互いの個性を活かした物となった。
比嘉は古典的な現場百辺から推理を巡らせるスタイル。
マーニーは普段通り、依頼者の交際関係からネット上を中心に情報収集に励み、それを基に真相を追うスタイルである。
さらに、マーニーは過去にもクラブハウスで盗難騒動が起きていたことを突き止める。

そんな中、先に動いたのは比嘉であった。
比嘉は関係者全員を集めると、現場の状況から犯人を指摘する。

その名は―――今西良香。
功円の友人の1人で、当日もクラブハウスへのパネルの運搬に協力した人物である。

比嘉は密室バラバラ事件のトリックに言及する。
クラブハウスは密室ではあったが、格子があるものの窓自体は開いていた。
今西は格子窓の隙間からパネルを倒すと、その上にパネルをコピーしたボードをバラバラにしたものと赤い絵の具をぶち撒けた。
これは肝心のパネルが分解されていないことを気付かせない為だ。

そして、クラブハウスの扉を開いた功円がバラバラ事件に気付く。
功円は現場を正視できず本物のパネルが分解されたものと信じ込んだ。
そして、今西1人を残してクラブハウスを離れてしまった。
この間に、今西がバラバラにしたコピーを回収。
本物のパネルを分解したのである。

犯行を否定する今西だったが、比嘉は回収したコピーを処理する時間が無かった以上、まだクラブハウス内に残されている筈と指摘。
今西はこれを認めることに。

こうして事件は解決。
「どうだ、見たか!!何か文句でもありますか!!」
自身のことのように大喜びし、マーニーに凄む村山。
「いえ、まぁ……」
マーニーは何処か曖昧な表情で頷く。

推理を開陳したことで満足した様子の比嘉。
犯行を暴かれ落胆した様子の今西。
思わぬ真相に驚きを隠せない様子の功円。

と、此処で村山が依頼料と成功報酬を支払うよう功円に迫る。

「えっ、お金を取るんですか?」
急に態度を改めたマーニー。
「当たり前だろ、お前もやってることだろ」
何を訊くのだかとでも言いたげな村山。

「此処までは別に良いかと思っていたんですけど、お金が関わるとなると犯罪に繋がる恐れがあるので捨て置けません!!」
真剣な表情を見せるマーニー。

「村山さん、あなたが今西さんと繋がっていることを知らないとでも思っているんですか?」
マーニーの意外な指摘に驚く一同。
中でも当事者である村山と今西の狼狽ぶりはそれが事実であることを物語っていた。
マーニーはネット上で功円の周辺関係を調べて行くうちに、今西と村山がSNSで連絡を取り合っていることを突き止めた。
クローズ状態で内容こそ不明だが、交流がある事自体までは隠せなかったのだ。

マーニーは今回の事件自体が村山と今西により仕込みであることを明かす。
おそらく、比嘉の推理の手掛かりになりそうなヒントを村山が提示して誘導したのだろう。
すべては比嘉に事件を解決させる為だ。

そして、密室トリックも比嘉の推理とはまったく異なっていた。
実は、クラブハウスの扉はネジを緩めれば誰でも解錠出来る物であった。
以前から盗難騒動が頻発しており、貴重品を置かないよう励行していたほどであった。

「そんなのって……」
「そうです。ミステリとしてはアンフェアかもしれません。でも、これが事実なんです」
絶句する功円に語るマーニー。

「私たち探偵はあるだけの情報から推理を巡らせるのではなく、間違わない為にも自ら率先してすべての情報を集める必要があるんです!!」
探偵はゲームでは無い――探偵としての心得を熱く語るマーニー。

こうして事件は真に解決を見た。

すべてを終えて、白鳥と話し合うマーニー。
おそらく、村山は教師陣から厳しく指導されることになるだろう。

当初こそ比嘉、村山、今西らが仲間内で遊んでいるのかと思い見逃していたのだが、金銭目的と分かり放置出来なくなった―――白鳥に語るマーニー。

一方で、比嘉が傷付いたのでは……と気遣うが。
「今回は負けたが、次回は負けない!!」
当の比嘉は暑苦しい表情でリベンジを誓っていたのであった。

(この人、意外としぶとい)
挫けない比嘉に、たじろぐマーニーであった―――エンド。

<感想>

「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻に続き7巻も発売!!チェックせよ!!

今回はその第70話「二人の名探偵」です。
比嘉の推理力を利用し金儲けを企んだ村山。
しかし、マーニーの前に目論見は見抜かれてしまいました。
2段構えだった事件が解決されたことはもちろん、マーニーの口から「探偵のすべきこと」が主張されたことも良かったですね。
流石は我らがマーニーと言えるでしょう。

それにしても、今回はかなり意欲的な回だったのではないでしょうか。

まず、パロディの影に隠れがちですが、探偵(比嘉)が犯人(村山)に偽の証拠品等で操られるとの構図で「後期クイーン問題」的なテーマも含まれていました。
これにマーニーは、自身の情報収集能力を以て対抗しましたね。
ある意味、作中手掛かり以外の情報(メタ情報)を以て真偽を判断すべしとの「名探偵マーニー」なりの「後期クイーン問題」解決へのアプローチだったのではないでしょうか。
おそらく、これを行う為に2人の名探偵が必要となり、2段構えの構成だったのでしょう。
かなり深く考え抜かれているとの印象です。

そして、いろんな作品のパロディ。
比嘉は「金田一少年」のパロディでしょうし、白鳥くんは「黒子のバスケ」のパロディか。
ただし、単なるパロディには終わらないのが「名探偵マーニー」。
きちんと自身の血肉に代えて、見事に物語としてまとめていました。
何より、先述のアプローチに上手く用いられている点も高評価です。

同時に、傍観者としてもマーニーのポジションニングも活かされた回だと思います。
「名探偵マーニー」の魅力は傍観者とも言えるマーニーの立ち位置の豊かさ。
依頼人からは探偵として、ロイドと静からは娘として、学園生活では生徒として、友人として……登場人物の多彩さはもちろん、様々な顔を持つマーニーのポジショニングこそがこの作品のキモなのだろうと再確認出来ました。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!

ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻が発売中。
そして、7巻も発売とのことでめでたい!!チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!

木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。

木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!

さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。

「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。

衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。

既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。

◆「名探偵マーニー」関連過去記事
「名探偵マーニー」第1話から60話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ

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「名探偵マーニー」第63話「立花さんのバカ!」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第64話「殺戮劇」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第65話「環境テロ」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第66話「五年前」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第67話「占い騒動」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第68話「禁断の愛」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「名探偵マーニー」第69話「献花」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

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「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)

これまでの登場人物一覧:

【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。

【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話、61話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63、66話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。

・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話、67話、68話、69話、70話で登場。
累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話にて登場。
中神麻里:白鳥と並ぶセレブトップ3の1人。64話、65話に登場。
小巻かえで:セレブグループの1人。68話に登場。

・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。

・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話、63話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。

・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話、69話に登場。
姫神志士雄:スティンガーの3.財津とも関係が……。56話、67話、69話に登場。
尾藤:スティンガーの1人。3−C所属。バイクを運転中に事故に遭ったのだが……。69話に登場。

・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話、67話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話、59話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話、67話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
土方亜有美:占い好きの学生。67話に登場。
町坂:マーニーのクラスメイト。67話に登場。
比嘉大介:学園の生徒。元探偵キングの実績を持ちマーニーにライバル心を抱く。70話に登場。
村山:学園の生徒。比嘉の親友。70話に登場。
功円:今回の依頼人で学園の生徒。70話に登場。
今西良香:功円の友人の1人。70話に登場。

【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話、67話に登場。
松竹:イケメン教育実習生。67話に登場。

【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話、68話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話、66話に登場。
助川:元警部でロイドの先輩。ロイドを探偵の道に誘う。66話に登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。

【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話、66話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話、58話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。

【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。

【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話、58話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
神戸雪奈:轢き逃げに遭った被害者の少女。59話に登場。
天の伯父:風来坊なプログラマーらしい。61話に登場。
松田:松田製作所の社長。ある悩みを抱える。62話に登場。
野崎竜二:闇社会の人間。62話に登場。
函館優美:往年の大女優。62話に登場。
倉岩大悟:中神家の実家の島に住むセレブ一家の息子。海外留学を終え帰国した。65話に登場。
前島清吉:地元の漁師。65話に登場。
石動:かえでの執事。68話に登場。
謎の老女:ゆりかが目撃した謎の女性。69話に登場。

【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大伯父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
木戸勇一:当時、アリアと並ぶほどであった人気子役。今は身を持ち崩している。58話に登場。
前野真治:雪奈轢き逃げ事件の加害者。59話に登場。
吉波志摩:連続暴行事件の被害者の1人。24歳。60話に登場。
中島茂:かえでが連絡を取り合っていた人物。68話に登場。

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