2014年01月10日

「実は私は」第46話「告白を阻止しよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第46話「告白を阻止しよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第46話登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「オレンジ」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の妹:朝陽の家族。22話、28話に登場。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。

<ネタバレあらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

後夜祭―――キャンプファイヤーの前にて、茜の陰謀により酒に酔った明里が「独身で悪いかぁぁぁぁぁぁ、ええっ!?」とくだをまき、誰もが手をこまねいていたその頃。
校舎内では屋上へと向かう朝陽の姿があった。

屋上には葉子が待っている……数分後に告白を控えた朝陽の足は緊張からか重い。
心も弱気になり、逃げだしたいとの気持ちも芽生える。
そんな自身を奮い立たせ、歩を進める朝陽の前に障害が現れた。

文字通りの障害である。
それは朝陽の頭上、階段上にスコップを手に立っていた。
障害の名は委員長―――そう、渚が告白阻止を誓い実力行使すべく立ち塞がったのだ。

朝陽も好きだが、葉子も好きだ。
きっと、告白が実行されれば朝陽と葉子は両想いになるだろう。
そうなれば、渚を含めた3人の関係が壊れてしまう。
渚は今までの関係を壊したくない。
そして、選んだ方法がコレであった。

物理的に告白を阻止する……渚は手にしたスコップを振りかざし朝陽へと襲い掛かる。
ワケの分からない朝陽は逃げ惑う他に方法は無い。

そんな朝陽の背中に、渚は「大人しく一撃を受けろ」と追い縋る。
このスコップ、以前の記憶消去装置(金槌)と同じように一撃を受ければ気絶確定な品であった。
もちろん、金槌同様に対象に思い切り打ち付ける必要はあったが。

スコップをぶん回す渚から必死に逃げ出す朝陽。
廊下を走る先に人影……?
良かった助かったと駆け寄るが……。

相手は渚の兄・涼だ。
涼は渚への借金を帳消しにすべく恩を売ろうと機会を伺っていた。
今がそのときとばかりに、魂型の遠隔操作型砲台を展開。
朝陽を迎え撃つ。

背後にはスコップを抱えた渚、前には砲台を抱える涼。
朝陽、万事休す。

「あっ」
ところが、涼が一歩踏み出した途端に渚が叫ぶ!!
しかし、遅かった。

見事に涼の頭上に降り注ぐスコップ。
渚自身が朝陽の逃走先を予期して仕掛けたトラップに見事に引っかかってしまう涼なのであった。

痙攣する涼の横を駆け抜ける朝陽。
渚は兄の遺志を継ぐべく、遠隔操作砲台を借り受ける。

朝陽周辺に展開し、狙うは機動力……つまり足に向けての一斉発射だ。

「喰らえ!!」
もはや、本末転倒な気がしないでもないが、本気で朝陽の足を狙う渚。
しかし、遠隔操作砲台は反応しない。

「あっ、覗き用に改造したの忘れてた」
ぽつりと呟く涼。
渚は朝陽を追う足を止め、遠隔操作砲台を1台ずつ潰し始めた。
呆気にとられる朝陽。

奇妙な間が空き……再び追いかけっこが再開された。

逃げる朝陽、追う渚。
朝陽は「事情があるなら教えてくれ」と懇願するが、渚が事情を明かせる筈もない。
遂に渚のスコップが朝陽の頭上に迫って……。

「あれ?遅かったんで……」
と、其処へ屋上に現れない朝陽に心配し様子を見にやって来た葉子と遭遇してしまう。

渚の手元が狂った。
スコップは朝陽を通り越し葉子の頭上へ。
そのまま葉子へと直撃し……。

「きゅ〜〜〜」
葉子は可愛い声を上げつつ倒れ込んでしまう。

「「うわわわわわわわわわわ」」
大混乱する朝陽と渚だが、同時にあることに気付いた。

おそるおそる言葉にする朝陽。
「俺、この状況で告白すんの?」

朝陽最大のチャンスは一転してピンチへと―――47話に続く。

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、4巻も発売。ちなみに表紙は茜ですよ!!
そして、本作かなり面白い!!

その46話。
前回にて、朝陽への恋心を抑え切れないことに気付いた渚。
果たしてどのような行動に出るのか……と思いきや、まさかの実力行使に。
完全に予想外でした。

まず、別の漫画と間違えていないかタイトルを確認した後に、「あっれぇ〜〜〜これ恋愛物のコメディだった筈なんだけど、いつからバトル漫画に……」と思わず呟いてしまいましたよ。
それくらい予想外でした。

でも、面白い!!

遠隔操作型砲台って、ファンネル(ドラグーン、GNビット)のことですよね。
宇宙船はアッザムだし、渚関連はガンダム系がモチーフなんだなぁ。
そう言えば、渚本体が駆る渚ボディはモビルスーツのようなものか。

此処も面白かった!!

そして、次回も確実に見逃せない回になりそう。
スコップの衝撃を受けたことにより葉子に何かが起こって、告白がご破算になるのか。

いずれにしろ、一区切り付きかねない物語の大きなターニングポイント。
もしかすると、そのまま怒涛のラストに繋がりかねないかも……。
渚の告白、朝陽の告白は、それくらい重要なエピソードとなりそうです。
見逃すなかれ!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス4巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂に続き、茜のようです。
予想通り。
こうなると、5巻は凛、6巻は明里かな?
みかんは後半の切り札か。

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は「名探偵マーニー」や本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

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