<ネタバレあらすじ>
榎本が急に姿を消してから7ヶ月。
芹沢と青砥は日々の仕事に追われていた。
佐々木専務の追及を終え、現在の芹沢が抱える案件は資産家・藤林が自身が所蔵する美術品の寄贈について。
妻が愛した作品を少しでも多くの人に見て貰おうとの主旨らしい。
その額10億円の美術品である、芹沢は気合を入れて事に当たる。
藤林には姪の郁子以外に親族は居ない。
藤林が死亡すれば、遺産はすべて郁子が相続することになる。
当然、郁子にとって此の寄贈は好ましくないものと思われたが……。
矢先、当の藤林が何者かに殺害されてしまう。
凶器はゴルフクラブ、第一発見者は芹沢。
芹沢は現場付近から立ち去るフード男を目撃。
これが犯人かと思われた。
以後、芹沢は謎の人物から脅迫され始める。
しかも、階段から突き飛ばされ負傷することに。
一方、青砥は朝妻老人からなかなかに困難な依頼を引き受けていた。
なんと、「密室活人事件」の犯人と「連続掃除魔事件」の犯人を突き止めて欲しいのだそうだ。
何が何やら分からない青砥に、朝妻老人の住むマンションの管理人・小檜山が事情を説明する。
小檜山によれば、施錠した部屋内で朝妻が倒れたことがあったのだそうだ。
密室である、当然助けは期待できない。
ところが、この密室を破り、朝妻の手当てを施した人物が居たのだそうだ。
おかげで朝妻は一命を取り留めた。
朝妻はこの助けてくれた人物にお礼を伝えたいのだと言う。
だが、意識が朦朧としていた朝妻は相手の顔を見ていない。
しかし、1つだけ手掛かりがあった。
同じマンションでは「連続掃除魔事件」が発生しており、こちらも留守中に部屋が掃除されるとの不可思議な事件であった。
だが、特に被害らしい被害が無い為に対処に困っているのだそうだ。
施錠された室内に侵入するとの手口が似通うことから同一犯と思われたが……。
マンションで聞き込みを続ける青砥は、其処で榎本と再会する。
榎本は頻発する「連続掃除魔事件」の対策の為に防犯アドバイザーとして雇われたのだ。
ところが、事情を聞いた榎本は直ぐに事件を解決してしまう。
朝妻のマンションは主錠と補助錠の2つからなるタイプ。
錠の状態から補助錠に工作されていた可能性を指摘する榎本。
補助錠の受け口(ストライク)部分のネジを外しておき、両面テープで接着。
主錠をピッキングで開き、補助錠へは振動を加えることでテープを剥がし侵入したと断定する。
だが、この方法では補助錠に工作可能な時間が限られており、工作後に時間を置くことも出来ない。
当然、住人と近しい立場の人間しかありえない。
さらに、「連続掃除魔事件」の犯人の目的が「室内に残された自身の指紋を消すこと」にあると推測。
朝妻はその過程でたまたま助けたに過ぎないと告げる。
そこから榎本は小檜山こそが連続活人事件の犯人だと指摘するのであった。
否定するかに思われた小檜山だったが……ガバとその場で土下座するや榎本に救いを求める。
窃盗を行っていたのは小檜山だが、身に覚えのない殺人事件の罪で追われているらしい。
その為に自身の指紋を消していたのだそうだ。
青砥に連れられ芹沢と再会した榎本。
相変わらずの芹沢は榎本に何処に消えていたのか詰問する。
「世界一周旅行ですよ」と榎本。
さらに、会社を辞めて何をしているのかと詰問する芹沢。
「防犯ショップです」と榎本。
いずれにしても、かなりの費用が必要となる。
榎本の資金の出所を明らかにしようとする芹沢だが、榎本は「一生懸命、貯金しました」としか語らない。
そんな2人の遣り取りを見かねた青砥が間に入り、小檜山の状況を説明する。
小檜山が指紋を消す必要性に迫られた事件―――それこそ藤林の殺害事件であった。
藤林邸に目星をつけ忍び込んだ小檜山は、其処で藤林の死体を発見してしまったのだ。
狼狽した小檜山は周囲に指紋を残した。
凶器のゴルフクラブの指紋は拭ったが、他が残されてしまっていた。
しかも、小檜山が藤林邸に侵入した際には密室だったのだそうだ。
こうして、榎本が事件解決に乗り出すことに。
まず、芹沢が郁子犯行説を主張。
藤林邸の合鍵を所持していることがその理由である。
簡単に密室を作ることが出来る。
さらに、郁子は藤林が急に寄贈中止を申し出ていたと述べたのだ。
寄贈を惜しんだ郁子が藤林を殺害したとの説である。
だが、榎本はこれを否定。
郁子が犯人ならば疑われるような密室をまず作らないからだ。
藤林邸の現場を確認する榎本。
窓はクレセント錠と格子の為、出入りは不可能。
換気用の小窓には施錠されていないが、人が通り抜けられる大きさではない。
残る侵入経路は玄関扉のみだ。
榎本は此処である仮説を唱える。
L字型のドライアイスの塊をサムターンに載せ扉を閉める。
不均衡なドライアイスの自重により、サムターンが捻られ施錠するとのトリックだ。
だが、藤林邸のサムターンは突起を押しながらでなければ施錠できないタイプであった。
到底、この方法は実行できない。
次に、榎本は凶器のゴルフクラブに興味を抱く。
どうやら意味があるようだが……。
そして、謎がもう1つ。
何故、藤林は寄贈を中止すると言い出したのか……。
芹沢、青砥、榎本は寄贈先であった美術館を訪問する。
館長の平松は「いまさら中止は出来ない」と主張、寄贈を執拗に要求する。
一方、美術館の大展示室では有名アーティストの稲庭透がその作品「鏡の迷図」を展示していた。
これは「鏡の国のアリス」をモチーフにした室内全域に及ぶ巨大な鏡の迷路。
入り口にはハンプティ・ダンプティが設置されており、そこを抜けると照明や傾斜角により来訪者を惑わす迷路が待ち構えているのだそうだ。
稲庭によれば視覚を騙すのだそうで「シルエット錯視」というらしい。
翌日、芹沢たちは平松犯行説を主張。
だが、いずれにしろ藤林殺害時の密室を解かない事には難しい。
一方、何者かの影に怯える芹沢は外出を控えるべく、溜まったスケジュールを後へ後へとずらすと騒ぐ。
これを聞いた榎本は「1つずつずらす」との言葉に反応。
遂に密室トリックを解き明かす。
翌朝、美術館に平松を訪ねた芹沢、青砥、榎本。
稲庭の案内で館長室に入ってみると、中では平松が死亡していた。
平松のPCには遺書らしきものが。
その中では、寄贈について話し合ったのだが理解されず咄嗟に藤林を殺害し紐を使い密室トリックを構成したとされていたが……。
防犯カメラの映像には平松以外に館長室へと出入りした者がおらず、自殺と思われた。
だが、榎本は自殺説を否定する。
まず、平松による藤林殺害について説明する榎本。
当初、平松は郁子に藤林殺害の罪を着せるつもりであった。
平松はゴルフ練習場で偶然を装い郁子と会った。
其処で、郁子の指紋をゴルフクラブのグリップに残した。
これを凶器に用いたゴルフクラブのグリップとすり替えた。
指紋を調べれば郁子の犯行となる筈である。
だが、小檜山がゴルフクラブから指紋を拭き取ってしまったのだ。
郁子に藤林殺害の罪を着せようとした平松の計画は小檜山の登場により水泡に帰していたのである。
続いて、藤林邸の密室トリックである。
平松は事前に玄関のサムターンに紐をかけると、玄関から脱出。
玄関から一番近い窓から紐をひき、サムターンを回転させ施錠した。
次は窓自体を施錠する必要がある。
その解決方法は至ってシンプル。
平松は藤林邸のすべてのクレセント錠に紐をかけていたのである。
玄関隣の窓のクレセント錠をその隣の窓から紐をひき、玄関のサムターンと同様に施錠。
後はこれを繰り返し、唯一鍵のかかっていなかった換気用の小窓まで続けたのだ。
続いて、榎本は平松の死が他殺である理由を述べる。
それは遺書が偽造である為であった。
まず、遺書には咄嗟の犯行とされていたが、郁子に罪を着せようとしたように計画犯罪である。
そして、すべての工作を行うには話し合う時間など無い。
平松は初めから藤林を殺害するつもりで訪問したのだ。
だが、それについての記載がない。
つまり、遺書は平松以外の第三者の手によるものなのだ。
平松は他殺の可能性が高まった。
だが、防犯カメラの映像上では館長室へ出入りした人物が居ないのである。
こうして、榎本は美術館全体を舞台とした密室トリックに挑むこととなった。
榎本の怜悧な視線に捉えられたのは稲庭透と「鏡の迷図」。
果たして、如何なるトリックが隠されているのか!?
その頃、芹沢は平松が死亡したことで事件解決を確信し、すっかり弛緩してしまっていた……。
以前の怯えぶりも何処へやら、意気揚々と仕事を再開する。
だが、青砥にとって事件はまだ終わっていなかった。
肝心の平松殺害事件が残っている。
一方、榎本は平松殺害当時の状況を再確認していた。
当日、館内に居たのは稲庭とその助手・石黒と山本。
そして、館長室へは大展示室か廊下を通過する必要がある。
だが、いずれにも防犯カメラが立ち塞がる。
榎本は大展示室経由のルートに注目する。
こちらは「鏡の迷図」を通り抜けなければ移動出来ない。
防犯カメラは2つ。
まず、「鏡の迷図」入口にカメラA。
そして、「鏡の迷図」出口にカメラB。
この際、気になるポイントは2分間、停電になっていたこと。
そして、カメラの映像が俯瞰であり床から50センチほどが映らないこと。
さらに、稲庭がハンプティ・ダンプティ前にカーテンをかけたことがあった。
青砥は「鏡の迷図」経由ではなく、廊下経由説を主張。
錯視を利用した壁説を唱えるが、片付けることが不可能である為に却下された。
榎本はあくまで稲庭の犯行と断言する。
では、動機は何か?
青砥は稲庭について調べ始める。
稲庭は平松により売り出されたアーティストだそうだ。
20年に及ぶ専属契約を結ぶほど懇意にしていたと言う。
ところが、平松自身に後ろ暗い点があることも判明。
なんでも取引先に怪しい企業が存在していたのだ。
矢先、芹沢が何者かに刺されてしまう。
刺したのは芹沢が以前に担当し追い詰めた佐々木専務であった。
フード男の正体も彼。
どうやら、芹沢は逆恨みされていたらしい。
階段から突き落とされたのも佐々木専務の犯行であった。
つまり、芹沢が狙われたことは藤林の事件とはまったく無関係だったのだ。
幸い軽い傷で済んだ芹沢。
青砥は芹沢が無防備に刺されたと知り「年齢の所為ですよ」と揶揄する。
これに、芹沢は「液晶テレビがディスプレイされていたが真っ暗でさぁ〜〜〜それに気を取られてたんだ」と言い訳をする。
刺されたとき、芹沢は黒いサングラスを身に着けていた。
これを聞いた榎本は稲庭のトリックに気付く。
榎本と青砥は稲庭に詰め寄る。
まずは動機である。
平松は稲庭の作品を隠れ蓑にマネーロンダリングを行っていたのだ。
藤林が寄贈を中止しようとしたのも、この事実を知ったからであった。
平松が藤林を殺害したのも寄贈の為では無く、口封じの為だったのである。
稲庭はそんな平松が許せなかった。
では、稲庭はどうやって「鏡の迷図」を抜けたのか。
榎本はハンプティ・ダンプティを裏表に引っ繰り返す。
そうすることにより、入口下部に人が移動できるだけのスペースが生じた。
だが、これではハンプティ・ダンプティの顔が見えずカメラを誤魔化しきれない。
ところが、離れて見ると裏面に顔が浮かび上がるではないか。
これは凹凸を用いるホロマスク錯視を利用したものであった。
これで入口はクリアした。
残るは出口だ。
稲庭は停電を起こすと監視カメラBに偏向レンズを装着した。
偏向フィルムには縦方向と横方向がある。
方向が違えば像が映らなくなる。
芹沢がテレビが真っ暗だったと語ったのも同じ理由である。
サングラスとテレビの方向が異なっていたのだ。
稲庭はタイミングを計り、カメラに仕掛けた偏向フィルムの縦横を変えた。
しかも、事前に「鏡の迷図」の下部にのみ偏向フィルムを貼り付けていた。
カメラの縦横が変わったことで、下部が真っ暗になったのだ。
稲庭はその横を堂々と潜り抜けた。
残った偏向レンズは大展示室の照明を落としたときに回収した。
だが、此処に大きなミスがあった。
偏向フィルムの方向が変わったことで、窓ガラスの反射像が消えていたのだ。
これが動かぬ証拠となり、稲庭は罪を認めることに。
稲庭は平松殺害の真の動機を打ち明ける。
稲庭は平松の悪事を知り、専属契約を破棄しようとした。
だが、平松は許さない。
しかも、そのときに平松はとんでもないことを言い出した。
稲庭の作品が高く評価されてきたのは平松の価格操作によるものでだったのだ。
しかも、平松は稲庭を評価などしていなかった。
内心でガラクタと馬鹿にしていたのである。
これを聞かされた稲庭の心に殺意が芽生えた。
そして、事件に繋がったのである。
美術館側から寄贈を求められた郁子は他意が無いことを確認の上で寄贈を行うことに。
その頃、榎本は自身のショップで顧客らしき人物と話し合っていた。
ピッキング、効果的、痕跡を残さない……何やら刺激的な言葉が並ぶがその内容は―――エンド。
<感想>
原作は貴志祐介先生「防犯探偵シリーズ」の1作『鏡の国の殺人』。
前中後篇からなり、2014年1月現在は中篇までが『小説 野性時代』にて掲載中です。
後篇は2014年1月11日発売予定の同誌に掲載される。
・『鏡の国の殺人 前篇』(貴志祐介著、角川書店刊『小説野性時代 2013年12月号 vol.121』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
・『鏡の国の殺人 中篇』(貴志祐介著、角川書店刊『小説野性時代 2014年1月号 vol.122』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
つまり、原作に先んじてドラマ版が放送されたことになりますね。
基礎情報は原作で目にしていましたが、これがビジュアルで確認出来たのは大きかった。
とはいえ、原作と比較すると幾らかアレンジがありました。
そもそもの設定がかなり異なっていた点は特筆すべきでしょう。
では、ドラマ版の感想。
トリックに次ぐトリックでした。
劇中で扱われたのは「連続掃除魔事件」、「藤林殺害事件」、「平松殺害事件」の3件。
実際はこれに「芹沢殺人未遂事件」もあったけど。
とはいえ、これらの事件が上手く連動しており、違和感なく楽しめました!!
榎本の開業資金、そしてラストの榎本の笑顔なども、シリーズファンにとっては楽しめるポイントだったと思います。
そして、貴志先生がカメオ出演されていましたね。
青砥が稲庭の動機を調べる為に聞き込みを行った相手の中にいらっしゃいました。
お気付きになられましたでしょうか。
こういった遊び心も本作の特徴でしょう。
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・『鏡の国の殺人 中篇』(貴志祐介著、角川書店刊『小説野性時代 2014年1月号 vol.122』掲載)ネタバレ書評(レビュー)
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たなかまいと申します。
過去記事にのこのこコメント、すみません!
以前、御手洗潔シリーズのドラマ化、映画化に関する記事を読ませて頂きました。
2015年1/3に鍵部屋SP再放送が有ると知り、複雑なトリックと人間関係をおさらいしたくてまた伺いました。
トリックもストーリーも知ってから観ると、作り手の細かな意図を汲み取れるので、私は大好きなんです。あまり人にはオススメしませんが。
大変わかりやすく纏めて下さっているおかげで、明日は映像の隅々まで楽しめそうです。
ありがとうございました。
こちらこそ初めまして!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
本作「鍵のかかった部屋SP」はトリックに次ぐトリックで息をつかせぬ面白さでした。
さらに全体を把握することでより楽しめる作品でもあります。
その点で、この記事がお役に立てたと聞き本当に嬉しいです!!
マイペースで気楽に進めるこのブログではありますが、今後とも宜しくお願い致します(^O^)/!!