2014年01月23日

【雪鬼はこの人!?】「雪鬼伝説殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【雪鬼はこの人!?】「雪鬼伝説殺人事件」第6話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です!!

「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来た!!
記念すべき第1弾は雪の山荘での殺人事件!?
そして、遂に雪鬼の正体に辿り着いたか!?


【「雪鬼伝説殺人事件」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。

相馬真紀:金田一と美雪を誘った張本人だが、現地には居ない……筈。
影平文芽:イメージガール候補の1人。
月見里光:有名ネット掲示板「うぇぶすれっど」CEO。イケメン。
黒木守:月見里の秘書。地元出身らしい。雪鬼にも詳しい。
松島田学:月見里が用意したシェフ。
鯖木海人:ゲストモニターの1人。
雲沢夏樹:ゲストモニターの1人。2号コテージに滞在。
椿原紅湖:ゲストモニターの1人。スキー部所属。
鷹山翼:ゲストモニターの1人。プロスキーヤー。
斧寺空美:ゲストモニターの1人。
柊森一郎:ゲストモニターの1人。スキー部所属。

雪原さやか:自殺したとされるアイドル。

<6話あらすじ>

・前回のあらすじはこちら。
【容疑者は2人に】「雪鬼伝説殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

鯖木が既に殺害されていると考える金田一。
ロッジに鉈を投げ込むトリックを見抜いたことで、なおさら確信を深めることに。

だとすれば、鯖木は雪鬼に殺害される理由があったに違いない。
金田一と美雪は鯖木のノートPCにヒントがあると考え、そのコテージを訪れる。

だが見渡す限り、鯖木のノートPCが見当たらない。
首を傾げる美雪に、金田一はノートPCの在処を指し示す。

鯖木はノートPCをすぐに使えるように充電していた筈である。
だが、コテージのコンセントは髭剃りなどで埋まっている。

しかし、雪国ならではの場所にもう1つコンセントが存在していたのだ。
それはトイレである。
便座を温める必要があった為にコンセントが用意されていたのだ。

金田一は鯖木のコテージのトイレへ。
其処で便座の上に置かれたノートPCを発見する。
金田一の予想通り、鯖木はノートPCの為にコンセントを確保していたのだ。

こうして、犯人・雪鬼に先んじてノートPCを入手した金田一と美雪。
中を確認するがパスワードが立ち塞がる。

金田一は鯖木のスマホのロックと同じ物が用いられていると考え、これを入力。
パスの解除に成功する。

表示されたPCのデスクトップには「裁き」の文字が。
さらに「炎上」とのフォルダが多数並んでいた。
どうやら、鯖木はうぇぶすれっど上に情報を投下し、ネットで騒動を引き起こす常習者だったようだ。
少なくともフォルダの数だけ被害者が居るものと思われた。

その中にスノーゴブリンリゾートの関係者を見つける金田一。
相馬真紀や影平のモデル候補が回って来る契機となった前任者・雪原さやかのフォルダがあったのだ。
雪原さやかは誹謗中傷が原因で自殺していた。

余り時間をかけると雪鬼に行動を悟られるおそれがある。
金田一は美雪にノートPCの解析を託すと、その場を後にする。
だが、この様子を窓から雪鬼が眺めていた……。

自身のコテージへとノートPCを運び込んだ美雪。
早速、雪原さやかのフォルダを調べ始める。
其処には凄惨なイジメの記録が残されていた。
さやかの中学時代の太った写真や、裸にされ首輪を嵌められた写真などが並んでいたのである。
これを公開されれば、精神的に追い込まれることは明らかであった。
あまりの内容に、美雪は息を呑む。
と、其処へ雪鬼が鉈を振り被り襲い掛かる。

虫の報せを憶えた金田一は美雪のコテージへ。
その途中、逃げ惑う美雪と出会う。
金田一は美雪を保護し、そのコテージへ向かう。

すると、美雪のコテージではノートPCはもちろん、美雪のコートやベッドが鉈によりボロボロに切り刻まれていた。
まるで、嵐が通り過ぎた後のようだ。

これを聞きつけた月見里と黒木が到着。

月見里は「鯖木が自身のPCに残された今回の計画の証拠を処分するべく襲撃を行った」と断定する。
一方、黒木は「自身がクレーム担当なので弁償については何でも言ってくれ」と主張。
これに何やら考え込む金田一。

数分後、美雪と2人きりになった金田一は、美雪から「ベッドとあたしのコートがボロボロにされた」ことを聞き「そんな筈はなかったんだ」と何かに気付く。
さらに「ジッチャンの名にかけて!」が宣言されることに―――7話へ続く。

<感想&推理>

「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来ました。
記念すべき第1弾は雪の山荘での殺人事件です!!

依然、熾烈な容疑者争いを続ける月見里と黒木。
果たして、いずれが犯人か!?


今回は雪鬼の動機が判明。
どうやら、雪原さやかの復讐で間違いなさそうです。
やはり、動機はネットハラスメント。
それと、雪鬼によれば「いじめをした者」、「嫉妬した者」、「人の悪い噂を流す者」がターゲットのようなので、雲沢と鯖木以外にもう1人復讐対象者が居そう。
「噂を流した者」が鯖木だとすると、「いじめの実行犯」と「モデルに決定したさやかを嫉妬し鯖木に写真を提供した人物」が居る筈。
片方は雲沢だとすると、もう片方も女性の可能性が高いか。
果たして誰が狙われるのか!?

ちなみに現状で雪鬼の容疑者として絞り込んでいるのは黒木と月見里の2人。
その過程は前回を参照頂いて。

【容疑者は2人に】「雪鬼伝説殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

これまでは黒木本命でしたが、今回の描写で月見里も俄然怪しくなることに。
いや、むしろ月見里が本命か。

月見里は雲沢不明時にアリバイを作ったり、鯖木の死体を確認したりの言い出しっぺでいろいろと誘導しているように見える。
それが今回の描写でより強調されることに。

特に注目したいのは次の点。

美雪が自身のコテージに運び込んだ鯖木のノートPCが破壊されました。
それを受けて月見里は「鯖木が証拠となる自身のPCを隠滅しただけ」と断定しました。
その後、黒木が「自分がクレーム担当なので壊された物の弁償はする」と発言。
最後に美雪が「ベッドとあたしのコートがボロボロに……」と口にすることに。
これを受けて金田一が「そんな筈はないんだ」と何かに気付いた。

金田一の台詞が「そうか、そうだったのか」ではなく「そんな筈はないんだ」とされていることから、登場人物誰かの行動か発言に齟齬があったと思われる。

其処を踏まえて振り返ると、ポイントは美雪の「あたしのコート」発言。
ベッドはともかくコートについて「あたしの」と強調しています。
つまり、雪鬼に壊されたもののうち、美雪の所持品はコートのみ。
これは神の視点を持つ読者の認識と合致しています。

次に、黒木の「美雪の所持品について弁償する」発言。
この時点で、黒木が何処まで理解しているのか不明ですが、おそらく弁償の範囲には「ノートPC」と「コート」が含まれていると思われます。
そう、ノートPCは鯖木の所持品であるにも関わらず。

でも、これも当然です。
ノートPCが鯖木の物であることを知るのは、金田一、美雪、雪鬼の3人のみ。

ところが、此処にもう1人だけノートPCが鯖木の所持品であることを口にした人物が居ます。
それが月見里。
鯖木が証拠隠滅の為に破壊したと口にしたのです。
これはノートPCが鯖木の所持品であると知らなければ出て来ない台詞。

つまり、雪鬼の正体は……月見里である可能性が極めて高い。
少なくとも、美雪のコテージにあったノートPCを鯖木の物と断定出来ているのは明らかに不自然。
個人的にはこれを以て月見里犯人説で決まりではないかと思ってます。

あるいは、美雪のコテージで鯖木のノートPCが破壊されたことにより「外と中身が同一とは限らない」ことを指し示しているとすれば、雲沢が襲われたのが雲沢のコテージとは限らないと気付いたのか―――とも思いましたが、これでは金田一の台詞とやはりそぐわない。
あの台詞は月見里が雪鬼であることに金田一が気付くきっかけとして与えられたものと考える方が自然。

月見里が犯人だとすると、自身の立ち上げたうぇぶすれっどが原因で大切な人が死亡したことへの復讐になるのか。
おそらく、今後もこの流れで展開しそうな印象。

ただ、このノートPCのくだりはかなり無理矢理な展開の印象。
トレイのコンセントこそ髭剃りの充電に用いそうな物なんだけどなぁ……。
むしろ、水回りの近くにPCは置かないでしょう。

それと、雪鬼が月見里の言うように鯖木ならば自分のノートPCは壊さないだろうからあり得ないし。
そもそも、鯖木ならば最初から持ち出しトイレで充電はしない。
雪鬼もノートPCなんだから破壊せずに持ち去れば簡単なのに……。

そもそも、逃げる美雪を追わずにベッドとコートを破壊している時点で殺意はないことを認めてるようなものだし。
それと、前回のトリックに使用した物以外にも鉈があったんだなぁ……。
各コテージを家探しして鉈を探した方が犯人分かりそうだなぁ……。

さて、6話は此処まで。
果たして、管理人の推理は的中するのか!?
7話に注目せよ!!

◆「雪鬼伝説殺人事件」関連過去記事
「雪鬼伝説殺人事件」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「雪鬼伝説殺人事件」第2話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「雪鬼伝説殺人事件」第3話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「雪鬼伝説殺人事件」第4話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

【容疑者は2人に】「雪鬼伝説殺人事件」第5話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ

・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)

・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)

【ドラマ版】
ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)

「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件 マレーシアのジャングルで合宿中の生徒達が次々と消えた…太陽と月が交わる時暴かれる驚愕のトリック!謎はすべて解けた!」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

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