ネタバレあります、注意!!
第71話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。71話にて意外な趣味が判明。
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話、68話、71話で登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
深夜の公園に悲鳴が響き渡った。
通りかかった眼鏡の男性は悲鳴の主を突き止めるべく、茂みの奥へと駆け出した。
其処で彼は信じられない物を目にすることとなった。
女性が倒れていた。
その上には、組み敷くように人影が覆い被さっていた。
いや、正確には人ではない。
眼鏡の男性―――今や彼はこの驚くべき光景の目撃者となっていた。
月明かりに照らし出されたのは伝説の人狼。
人狼が気絶した女性に襲い掛かっていたのである……。
翌日、公園を通りがかったマーニーと前花は騒ぎを聞きつけ、そちらへと足を運んだ。
騒ぎのもとは茂みの奥である。
其処にはマーニーが良く見知った人物が立っていた―――毛利刑事である。
毛利刑事の周辺には鑑識課員が何やら作業に勤しんでおり、事件が発生したことを雄弁に物語っていた。
興味を惹かれたマーニーと前花は気安く毛利刑事に声をかける。
困ったなぁ……と頭をかく毛利。
しかし、先輩であるロイドの娘であり、彼女自身にも普段から捜査に協力して貰っている無碍には出来ない。
結局、昨晩未明に発生した人狼事件について教えることに。
人狼という言葉に反応するマーニー。
どうやら、彼女の好奇心に火を点けたようだ。
毛利はマーニーにせがまれ、目撃者から得られた似顔絵を見せることに。
もちろん、描かれているのはあの人狼である。
これを横から覗き見た前花は「ウォアハーフに似てる」と口にする。
「ウォアハーフ」……それは某RPGに登場するキャラクター。
数年前に人気のゲームで、マーニーも中古でプレイした経験があった。
もしかして、犯人がウォアハーフのコスプレをしていたのではないかと言及する前花。
だが同時に、流行っていた数年前ならともかく今ではウォアハーフのコスプレをしているコスプレイヤーは少ないと口にする。
やけに詳しい前花。
どうやら、前花自身もコスプレイヤーであるらしい。
思いも寄らない一面を知ったマーニーは前花に知人を当たって情報を収集するよう依頼。
一方、マーニー自身は公園付近を調べる。
こうして、マーニーと前花が2人で調査を開始することに。
前花によれば、地方都市である地元でウォアハーフのコスプレイヤーは存在しない。
また、目撃者(眼鏡男性)も月明かりの下ではっきり目にしたが、コスプレではあり得ないと証言する。
マーニーはと言えば公園の出入り口からその付近の建物を調べていた。
結果、1つ興味深い建物があることに気付く。
それは「MAXデジタル専門学校」であった。
其処には特殊メイク科が存在している。
マーニーはコスプレでは無く、特殊メイクを考えたのだ。
見学を装い、校内に潜入するマーニーと前花。
どうやら、ちょうど卒業制作の時期らしく人が忙しなく動いている。
もちろん、特殊メイク科も同様である。
マーニーは特殊メイク科のうち、あるグループに注目する。
そのグループが制作していた物こそウォアハーフであった。
こっそりとグループのリーダーである男性に接触したマーニー。
すると、リーダーは目撃されたウォアハーフが自分であると認める。
だが、それには理由があった。
卒業制作としてウォアハーフを制作した面々。
あの夜、それは完成を迎えたのだが、製作者自身が惚れ惚れするほど出来が良かった。
完成したことで気分が高揚していたことも手伝ったのだろう。
その勢いで、ウォアハーフのメイクのままでPVを撮影することとなった。
其処で近くの公園へと繰り出した。
目立つ場所では騒ぎになりかねない。
人気の少ない茂みの奥へと移動したところ、思わぬモノを目撃してしまった。
なんと、茂みの中では女性を組み伏せた若い男が息を荒げていたのである。
女性は意識が無いようだ。
実は、若い男は公園を舞台にする暴行魔であった。
何が何やらワケが分からないウォアハーフ。
だが、ワケが分からないと言った点では暴行魔の方が上であった。
女性を気絶させ、これから襲い掛かろうとした矢先に目の前に人狼が現れたのだ。
しかも、何処からどう見てもリアルな人狼が。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
暴行魔は悲鳴を上げると、その場を一目散に逃げ去った。
後には意識の無い女性が残された。
助け起こそうとしたところに、悲鳴を聞きつけた眼鏡の男性がやって来たのである。
悪いことは何もしていない。
だが、事情を聞かれれば特殊メイクで外出したことがバレてしまう。
卒業自体がフイになるかもしれない。
結局、ウォアハーフ自身も逃げることとなったのだ。
マーニーは彼から暴行魔の特徴を聞き出すことに。
それによると、特に変哲のない普通の若い男性で、散歩中だったのか犬を近くの木に繋ぎ止めていたらしい。
これを聞いたマーニーは暴行魔が公園付近の住人であると考えるが……。
数日後の夜、あんな事件があったにも関わらず女性が1人で公園を歩いていた。
これに若い男がそっと近付く。
男は女性の背後からしがみつくと、口にハンカチを当てて茂みの奥へと引き摺り込む。
そして、事に及ぼうとして……周囲の灯りに気付いた。
見れば、男自身もライトに照らし出されている。
さらに、男が目を疑うような光景が。
なんと、男の前にはあのウォアハーフが立っていたのだ。
ウォアハーフは男の罪を責め立てる。
咄嗟に逃げようとする男だが、身体には何時の間にやらテグスが結び付けられていた。
当然、動けない。
こうして、暴行魔は逮捕されることとなった―――。
数分後、被害者の女性が毛利に助け起こされていた。
立ち上がった女性が髪に手をかけると、スルリと髪が外れ落ちた―――鬘だったのだ。
下から現れたのは……マーニーである。
暴行魔を逃がさないようテグスで拘束したのも彼女であった。
毛利はウォアハーフを眺めつつ「あの格好はどうにかならなかったのか」と洩らす。
これに「いやぁ、確認して貰うだけで良かったんですけどね。本人がノリノリで」と苦笑するマーニー。
毛利の口から暴行魔の素性が明らかになった。
暴行魔は近所に住む浪人生だったらしい。
家人には犬の散歩を口実に外出していたようだ。
さらに、痴漢が昂じて暴行にまで至ったようである。
「そんなことをしそうな人には見えなかったのに……」
マーニーは意外の念を拭えない。
「人は誰しも闇を抱えているものだ。見た目では判断出来んよ」
毛利は、若いマーニーにその経験から得た教訓を告げるのであった―――エンド。
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻に続き7巻も発売!!チェックせよ!!
今回はその第71話「汝は人狼なりや?」です。
人狼は人の中に潜んでいる……まさに、毛利の口から明かされた闇こそがソレなのでしょう。
恐ろしい物が恐ろしい外見をしているとは限らない。
人狼は普段は人として生活している。
同様に親しげな様子で近付くものの中にも、恐ろしい物が存在しているかもしれない―――教訓ですね。
自分の目で、耳で、見極めることが必要です。
そして、それが闇とは限りませんが、人は誰しも複数の顔を持っています。
それを本性と呼ぶ人も居れば、多面性や本質と呼ぶ人も居ます。
真面目なあの人があんなことをするなんて……。
不良が猫を助けてた……。
これこそ、キャラクターに似合わぬ意外性と言えるでしょう。
そんなキャラクターに似合わぬ意外性が前花さんにもありました。
そう、前花さんの意外な趣味も判明。
それがコスプレ。
内気キャラと思いきや、以前のネット朗読の件もあるし、前花さんは意外と自己主張の強いタイプのようです。
これもまた、人が抱える多面性や多様性と言えるのかもしれませんね。
ある意味、これが伏線になっていたのかもしれません。
今回は取り上げられた事件こそ卑劣で忌むべき犯罪でしたが、作品のテーマがラストにて明確に主張されていたこともあって読後感は爽やかでしたね。
今回も良かったです。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻が発売中。
そして、7巻も発売とのことでめでたい!!チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から70話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。71話にて意外な趣味が判明。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話、61話に登場。
マキちゃん:本名は真希田、マーニーの級友。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63、66話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
・セレブ
白鳥:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話、67話、68話、69話、70話で登場。
累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話にて登場。
中神麻里:白鳥と並ぶセレブトップ3の1人。64話、65話に登場。
小巻かえで:セレブグループの1人。68話に登場。
・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話に登場。
・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話(45話と55話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。44話、63話に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話、69話に登場。
姫神志士雄:スティンガーの3.財津とも関係が……。56話、67話、69話に登場。
尾藤:スティンガーの1人。3−C所属。バイクを運転中に事故に遭ったのだが……。69話に登場。
・その他
香坂:生徒会書記、2年生。7話、67話で登場。
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話、59話に登場。
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話、67話に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
土方亜有美:占い好きの学生。67話に登場。
町坂:マーニーのクラスメイト。67話に登場。
比嘉大介:学園の生徒。元探偵キングの実績を持ちマーニーにライバル心を抱く。70話に登場。
村山:学園の生徒。比嘉の親友。70話に登場。
功円:今回の依頼人で学園の生徒。70話に登場。
今西良香:功円の友人の1人。70話に登場。
【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話、67話に登場。
松竹:イケメン教育実習生。67話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話、68話、71話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話、66話に登場。
助川:元警部でロイドの先輩。ロイドを探偵の道に誘う。66話に登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。
【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話、66話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話、58話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話に登場。
【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話、58話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
神戸雪奈:轢き逃げに遭った被害者の少女。59話に登場。
天の伯父:風来坊なプログラマーらしい。61話に登場。
松田:松田製作所の社長。ある悩みを抱える。62話に登場。
野崎竜二:闇社会の人間。62話に登場。
函館優美:往年の大女優。62話に登場。
倉岩大悟:中神家の実家の島に住むセレブ一家の息子。海外留学を終え帰国した。65話に登場。
前島清吉:地元の漁師。65話に登場。
石動:かえでの執事。68話に登場。
謎の老女:ゆりかが目撃した謎の女性。69話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大伯父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしいが……。36話で登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49話に登場。
木戸勇一:当時、アリアと並ぶほどであった人気子役。今は身を持ち崩している。58話に登場。
前野真治:雪奈轢き逃げ事件の加害者。59話に登場。
吉波志摩:連続暴行事件の被害者の1人。24歳。60話に登場。
中島茂:かえでが連絡を取り合っていた人物。68話に登場。
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