2014年03月02日

土曜ワイド劇場「温泉若おかみの殺人推理 四国香川〜初夜に殺された瀬戸の花嫁 お遍路参りで完全犯罪トリック!?消えた誘拐身代金の秘密…」(3月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「温泉若おかみの殺人推理 四国香川〜初夜に殺された瀬戸の花嫁 お遍路参りで完全犯罪トリック!?消えた誘拐身代金の秘密…」(3月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)です。

<あらすじ>

中川美奈(東ちづる)は、香川・ことひら温泉にあるホテルの若おかみ。夫の新太郎(羽場裕一)は地元警察の刑事で、2人とも毎日、大おかみ・政子(岡田茉莉子)のシゴキを受けながら、元気に働いている。
 
そのホテルで、美奈の親友・工藤悦子(高橋ひとみ)の妹・真子(大谷みつほ)の結婚式が行われた。悦子は、早くに亡くなった両親の代わりに真子の面倒を見ながら司法試験に合格した頑張り屋で、10年ほど前に単身上京。現在は東京を拠点に弁護士として活躍していた。忙しい悦子も駆けつけ、披露宴は盛大に行われた。

だが翌早朝、真子がホテル近くで死体となって発見される。殿山警部(若林豪)と新太郎らが臨場したところ、何者かに後頭部を石壁に打ちつけられて殺されたことが判明。新郎の竹内祐輔(斉藤陽一郎)によれば、前夜、真子と一緒に部屋に戻り、水差しの水を飲んだ後、急に眠気を覚え、寝覚めたときは朝になっていたという。証言どおり、水差しからは真子が常用していた睡眠導入剤が検出された。しかも錠剤のシートには真子の指紋しか残されていなかった。まさか、新婚初夜に花嫁が夫を眠らせて外出し、事件に遭ったのだろうか。
その後の聞き込みで、結婚式の招待客で竹内の元上司である春日井淳一(西村和彦)が、死亡推定時刻に真子と会っていたという目撃証言が飛び出した。春日井は、確かに夜11時ごろ真子には会ったが、それは彼女に呼び出されたからであって、竹内の転職に関する相談を受けただけだと主張。話はすぐに終わって自分はホテルに戻ったと言い張り、殺害を否定した。確かに、春日井には真子を殺す動機が見当たらなかった。

そんな中、美奈は、この事件は真子本人を憎む人物の犯行ではなく、弁護士である姉の悦子に恨みを抱く何者かによる復讐ではないかと考えはじめる。悦子はこの10年ほど東京で弁護士活動をしているが、3年前、香川県内で法廷弁護を担当したことがあった。その事件とは、高松市内に本社を持つ商社社長の孫娘・二階堂りさ(岩田陽菜)が誘拐、殺害されたもので、取引先の元営業マン・太田聡(諒太郎)が逮捕されたものの、太田は無実を訴えたまま公判中に自殺。被疑者死亡により、全容解明できないまま幕を閉じたというものだった。太田の死後、犯人が奪ったはずの身代金5000万円はどこからも発見されず、今も行方がわからなかった。
悦子に聞くと、太田の弁護を引き受けたのは、彼の母で真子の小学校時代の恩師でもある静江(かとうかず子)から依頼を受けたからで、彼女は息子はえん罪だと信じていたという。また、殺された少女・りさの母・弥生(遊井亮子)からは何度も「なぜ犯人の味方をするのか」となじられたほか、太田が命を絶ったあとは自殺を阻止できなかった悦子に落ち度があった、と非難を受けていたとわかる。新太郎は、悦子を逆恨みする弥生の犯行を疑うが…!?
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

中川美奈は、香川県にあることひら温泉「ホテル琴参閣」の若女将。
夫の新太郎は地元警察の刑事である。
夫婦仲はとても良い。

だが、実は美奈には秘密があった。
そう、奥様は「名探偵」だったのです!!

これまでに、幾つもの事件を解決して来た美奈。
とはいえ、それが即女将業に反映されるワケでは無い。
今日も今日とて、大女将・政子の厳しい指導を受けながら元気に働いている。

そんなある日、美奈の親友・工藤悦子の妹・真子の結婚式がホテルで行われた。
真子は新郎の竹内祐輔と並んで幸せそうに微笑んでいた。
これを見た悦子は涙ぐむ。

悦子は早くに両親を亡くしており、親代わりとして真子を育てつつ司法試験に合格した才媛。
10年ほど前には単身上京すると、現在では東京を中心に弁護士として活躍していた。
華やかな披露宴に花嫁を送り出す母の心境だったのだ。
美奈にとって、そんな悦子は自慢の親友であった。

ところが、悦子に思いもよらない苦難が降りかかる。
結婚式の翌朝に真子が死体で発見されたのである。
何者かに殺害されたようである。
悲嘆に暮れる悦子に、美奈はかける言葉が無い。

竹内によれば、前夜は真子と一緒に部屋に戻ったらしい。
室内に置かれた水差しの水を飲んだところ、何時の間にか寝ていたと言う。
これが事実ならば、真子は夜中に夫を眠らせてまで外出する必要があったことになるが……。

悦子の為にも犯人を捕まえたい美奈にはっぱをかけられた新太郎は奮闘。
聞き込みにより、竹内が3年前まで勤務していた二階堂総合物産の元上司・春日井淳一が、死亡推定時刻に真子と会っていたことが分かる。
春日井は真子殺害を否定するが、何処か歯切れが悪い。

一方、美奈は真子殺害は悦子を憎む者の犯行ではないかと考えるように。
実は、悦子は3年前に地元で法廷弁護を担当していた。

その事件とは、二階堂総合物産の社長である二階堂の孫娘・りさが誘拐、5000万円の身代金が支払われた後に無惨にも殺害されたもの。
当時、取引先の元営業マンであった太田聡が逮捕されていた。
太田には動機があったのだ。

二階堂総合物産に勤務する宮路の発注ミスについて身に覚えのない責任を取らされ、自社に損害を与えたことで退職を余儀なくされていたのである。
この復讐と思われた。

だが、太田は無実を訴えた続け、遂には公判中に自殺してしまう。
結果、被疑者死亡で全容解明できないまま事件は幕を閉じていた。
さらに、犯人が奪ったはずの身代金5000万円は今も行方が分かっていなかったのだ。

この太田の弁護士が悦子だったのである。
悦子は太田の母で教師でもあった静江の教え子。
静江は太田の無実をずっと信じていた。
当時、名を上げたい野心もあって悦子は弁護を引き受けたらしい。
だが、太田が自殺したことにショックを受け、そんな自分を恥じていた。

当時の関係者を調べた美奈は、殺されたりさの母・弥生に注目。
弥生は悦子に対し、何度も「犯人の味方をするのか!!」と詰問されており、太田の自殺後はそれを阻止できなかったことを批難されていた。

矢先、3年前に二階堂総合物産にて横領事件があったことが判明。
だが、発覚前に全額が穴埋めされていた。
これと誘拐事件を結び付けた新太郎は春日井を追及する。

此処に春日井は事実を語り始める。
横領は春日井ではなく、竹内の犯行であった。
しかも、穴埋めと誘拐事件のタイミングの良さに、春日井は竹内を疑っていた。
あの結婚式の夜、春日井は竹内を脅迫する。
ところが、これを真子に目撃されてしまった。
真子は竹内を問い詰める。
春日井が巻き込まれることを怖れて隠れて様子を見ていたところ、竹内が真子を口封じに殺害したらしい。

つまり……りさ誘拐殺人事件の犯人も、真子殺害事件の犯人も竹内だったのだ。

証拠固めするべく新太郎が調べたところ、遺留指紋の1つが竹内と合致。
こうして、竹内の犯行がほぼ確定した。

その頃、弥生は静江が再三主張していた「息子は無実だ」との言葉に心を動かされており「りさ殺害犯が別に居るのでは?」と考え始めていた。
其処に春日井が取調べを受けていることを知る。

もしかして春日井こそがりさ殺害犯なのでは……と考えた弥生は、身代金要求の電話の声と春日井の声を比較しようと試みる。
だが、春日井の連絡先が分からない。
父である二階堂の伝手を用い竹内経由で聞き出そうとしたところ、その声に聞き覚えがあることに気付く。

こうして、弥生もりさ誘拐殺害犯が竹内だと確信した。
弥生は対立していた筈の静江と悦子にもこの事実を打ち明ける。

娘・りさを殺された弥生。
息子・聡が罪を着せられた静江。
妹・真子を殺された悦子。

3人が3人の恨みを募らせるが……。

その翌日、何者かに呼び出された竹内。
現れた人物に、竹内は「あなたか……」と呟くが……。

時間は前後して、弥生のもとに竹内から電話が。
弥生は竹内の居場所へ向かうのだが……数十分後、辿り着いた先では竹内が何者かに殺害されていた!!

容疑は当然、動機のある静江、悦子、弥生に向かう。
死亡推定時刻は弥生が電話を受けてから、死体を発見するまでの間である。

悦子と弥生にはアリバイらしいアリバイは無い。

そんな中、ただ1人・静江にだけはアリバイがあった。
静江は竹内殺害前後に山頂にある出釈迦寺に徒歩で参っていたのだ。
これを徒歩で上り下りした限り、死亡推定時刻に現場には間に合わない。

だが、美奈は車椅子を押していた最中に真相に気付く。
同じ頃、新太郎も3年前のりさ誘拐殺害事件に竹内以外の共犯者が居たことを突き止めた。

一箇所に集められた静江、悦子、弥生。
美奈と新太郎は竹内殺害の犯人を指摘する。

それは静江であった。
徒歩で出釈迦寺に参っていた静江だが、帰路は偶然通りがかった親切な人の車に同乗して移動したのだ。
そして、麓で自身の車に乗ることで大幅に時間を短縮したのである。

とはいえ、竹内を殺害するつもりはなかったと述べる静江。
あくまで偶然にアリバイが出来たらしい。

さらに、驚くべき真相が明かされる。
りさ誘拐殺害事件の共犯者とは、やはり太田聡だったのだ。
竹内宅から押収された身代金と思われる札束の中に聡の毛髪が発見されたのである。

「弥生さん、悦子さん。ごめんなさい、ごめんなさい」
途端、泣き崩れる静江。

静江はこの3年間、ずっと聡の無実を信じて来た。
弥生から竹内が犯人であると教えられた静江は、寺へ参った直後に居ても立っても居られず竹内を呼び出し問い詰めた。

「あんたか……」
静江を見るなり呟いた竹内は聡の犯行を明かした。
では何故、聡は主犯である竹内の事を訴えなかったのか?
疑問に思う静江に、竹内は答えた。
「それを言っちゃうと、自分の罪を認めることになるでしょ」と。

これに静江は逆上した。
竹内に掴みかかる静江。
竹内はナイフを取り出し抵抗した。
揉み合う内に竹内からナイフを奪った静江は彼を刺殺してしまったのである。

「ごめんなさい。ごめんなさい」と謝罪を続ける静江。

後日、聡が取分の身代金を地中に埋めて隠し持っていたことが判明した。
やはり、聡が共犯者だったのだ。

隠し場所には聡の遺書が添えられていた。
それによると、会社へ与えた損失を弁償しようと、竹内の誘いに乗ったのだそうだ。
当初はりさは生きて解放する予定であった。
ところが、竹内はりさを殺害してしまった。
聡は血塗られた取分を使うことに抵抗を覚え、何も出来なくなってしまったのであった。

悦子は静江の弁護を決意する。
美奈と新太郎は今日も元気である。
春日井と弥生のその後は杳として知れない―――エンド。

<感想>

「温泉若女将の殺人推理」シリーズ27作目。
前作が2013年8月24日放送なので、ほぼ半年ぶりの新作となりました。
若旦那が22作目より中村梅雀さんから羽場裕一さんに変わっています。
前回のネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事リンクよりどうぞ!!

では、ドラマ版の感想を。

ふと今日視聴してて思ったんだけど、このドラマは「各温泉郷に存在する並行世界の美奈のうちの1人の活躍」を楽しむ番組なんだなぁ……。
各回が地続きというワケでもない以上、日本国内の各地で、梅雀さんが新太郎だったり、羽場さんが新太郎だったりする世界が並行して存在しているんだと思うと、なんだかとっても楽しくなった。

おっと、話が逸れた。
今度こそ、ドラマの感想。

まずはちょっと気にかかった点から。
ツッコミですね。

それにしても……物凄いアンフェアでしたね。
映像が嘘を吐くなんて……。
最初の竹内殺害シーンだと「あなたか……」と呟くと同時に相手がナイフを持ち出して襲い掛かっているのに、真相だとナイフを持ち出したのは竹内だし。
あれは流石にどうなんだろうなぁ……。
あれ、一部を省略してたということになるのだろうか?
うむむ……あまりにアンフェアなので、ネタバレあらすじは少し変えました。

ただ一方で、竹内が「あなたか……」と呟いたから犯人が静江だと確信出来たのも事実。
静江、悦子、弥生の容疑者3人のうち、悦子ならば妻の姉だから「義姉さん……」になるだろうし、弥生はあのシーンの後に電話を受けた本人だから犯人ではない……って、あれ!?
だとしたら、竹内は静江の前で弥生に電話をかけたことになるのか?
いや、それは事件の発生状況からして無いだろう。
だとすると、あれはドラマ内で時間軸を前後していたのか?
放送上は「あなたか……」の後に弥生への電話だったけど、実はこれ逆の時系列の出来事だったのか?
それとも、各回どころか同一回のこんなところに並行世界が存在したのか!?
いずれにしても、これまた結構アンフェアな気がするなぁ……。

ちなみに、実は管理人は「あなたか……」の後に弥生への電話だと思い込んでて、静江のトリックは偶然ではなく、竹内と電話で会話した時の声をボイスレコーダーに録音しており、これを弥生に電話した時に再生したとかだと思ってた。
つまり、「速度の速い乗り物で時間短縮」ではなく「殺害時刻誤認」だと考えていたんです。
だから、割とすんなり静江犯人に納得出来ていたんだけど……。
作中のトリック通りだとすると作中の時間軸をそれと知らせず放送上で前後させたことになるのではなかろうか。
うむむ……なんだか気になるぞ。
此の点もネタバレあらすじでは「時間は前後して」と明記しました。

そして、春日井。
前半こそ目立ってたけど、完全な前半ミスリード要員でしたね。
22時過ぎ以降は何の音沙汰なく急に退場するとの事態に。
そう言えば、弥生もその後は語られず仕舞い。
静江と悦子を描くなら、弥生も描くべきだろうになぁ……。
まさに、キャラの使い捨て。
このシリーズ、本当にミスリード要員に容赦がない。
そのうち、ミスリード要員による復讐事件が起こるのではないかと思うと心配だ。
ミスリード要員にも愛を!!

それと、聡も犯人だったとの真相の重さに比してそれまでの展開が軽過ぎたのかギャップが凄かったかな。
此の点は良くもあり、悪くもある感じ。
個人的には驚いたけど、アリかなとは思う。

さて、総評。
なんやかんや述べたけど、それだけ集中して視聴した証拠。
2時間楽しめました。
もちろん、次回にも期待!!

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<キャスト>

中川美奈:東 ちづる
中川新太郎:羽場裕一
中川政子:岡田茉莉子
工藤悦子:高橋ひとみ
太田静江:かとうかず子
春日井淳一:西村和彦
二階堂弥生:遊井亮子
殿山警部:若林 豪
小百合:山村紅葉 ほか
(公式HPより、敬称略)


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この記事へのコメント
後日談を内田康夫先生の小説風に書くなら、こんな展開になるかもしれません。

〜警察に事件発生の連絡が入る。女性の変死体が見つかったというのだ。遺体は、シアン化カリウムを服用したものであり、自殺と判断された。遺体の身元は二階堂弥生であった。

彼女には3年前に自身の娘を亡くして以降、自らの身を復讐の一点にのみ捧げて生きていたのだ。しかし、その相手はもう既にない。彼女にとって、生きる理由はもはや無くなっていたのだろうか・・・。

その後、後を追うように父・二階堂もこの世を去った。

美奈や新太郎にとっても、胸の痛む事件がここに終わりを告げた。


内田先生的に書いたら、こんな後日談になりそうな気がします。

ただ、これだと温泉若おかみにはそぐわない気もしますが・・・。

少なくとも、登場人物の後日談はちゃんと書いてほしかった気がします。
Posted by Me at 2014年03月02日 01:58
Re:Meさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

恐るべし、後日談。
確かに、その結末だと物凄く重い……。
ラストの美奈たちを包む空気も相当重い物になりそう……。
当然、視聴者にとっても……。

さらに、そのラストでありながら、もしも美奈たちがいつも通りに笑っていたらと思うと……凄いことになりそうです。

そして、仰る通り、少なくとも春日井と弥生についてはその後を明かしてくれた方が良かったかなと思いますね。
Posted by 俺 at 2014年03月05日 00:27
おっしゃるとおりです。実を言うと詳細を見ていないので、弥生が夫とはどうしているのか知りません。そこで、すでに夫と別れたという仮定で私なりの後日談を考えました。


〜事件から3年後、美奈には一つ気がかりなことがあった。それは春日井と弥生のことだった。春日井は事件から3ヵ月後にここを離れ、現在は京都で新しい生活を始めていることがわかったのだが、弥生は事件の後すぐにここを離れて以降、消息が杳として知れなかったのだ。

美奈は人前ではなるべく表情に出さないようにしていたが、新太郎や政子の前では、ついそれを顔に出してしまっていた。

そんなある日、美奈に1本の電話がかかってきた。その相手は弥生であった。彼女はここを離れた後、神奈川に住み新しい生活を始めていた。

彼女はそこで一人の男性と出会っていた。弥生の話では、彼も子供の頃、弟を亡くして、一家離散という悲劇を経験していたというのだ。彼女は自分のこれまでのことを話し、やがて彼と結婚し、1年前に双子の女の子を出産していたことを美奈に話した。

弥生は最後に、美奈に対してこう話した。りさを亡くしたことは私にとって死ぬことより辛いことだったけれど、ようやく向き合うことができた。今は、新しく生まれてきたこの子達のために生きると。

それを聞いた美奈は、少し心が軽くなったのだった。〜


都合よすぎかもしれませんが、こんな後日談なら後味がよいのではないでしょうか。

「兼坂守の捜査ファイル」で兼坂が言った「希望の光は現実の中にしかない」という言葉を踏襲して考え付く結末は、これじゃないかと思います。「新しい出会い」、「結婚」、そして「出産」。少なくとも、現実味はあると思います。
Posted by Me at 2014年03月05日 22:54
Re:Meさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

おおっ、確かにかなり前向きなラストですね。
このラストシーンだけでドラマが一本出来そうな完成度の印象です。
何より、弥生にとっての再生が盛り込まれている点もアリだと思います!!
Posted by 俺 at 2014年03月09日 00:36
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