「思春鬼のふたり」第6話「雨の中のふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）

「思春鬼のふたり」第6話「雨の中のふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）です。

ネタバレあります、注意！！

登場人物一覧：
辻：WCO（世界お掃除機構）に所属する掃除人（連続殺人鬼）。
白雪：辻に恋焦れる少女。
担当さん：辻を担当するWCOの職員。
深海末姫：辻と白雪の前に現れた少女。「もう1人の掃除人」を名乗る。
諏訪：深海のクラスメート。実はWCOの掃除人。
小鹿陸：眼帯を着けた謎の少女。実はWCOのお仕置き人であった。

＜あらすじ（途中まで）＞

お仕置き人さんにより葬られた諏訪。
お仕置き人さんの名は「小鹿陸」と言うらしい。
陸は掃除人のエリート、それ故お仕置き人に抜擢されたのだそうだ。
こうして、諏訪の件は解決を見た。

一方、辻は白雪を介して過去の自分を見ていた。
1人なった辻は過去を思い返す……。

果たして、辻の過去とは！？
続きは「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ！！

＜感想＞

「コミックフラッパー」にて「モコと歪んだ殺人鬼ども」を連載中の反転邪郎先生の新作が「週刊少年チャンピオン」で連載開始です。

その新作「思春鬼のふたり」はなかなかにぶっ飛んだ設定が印象的な作品。
思春期真っ盛りの主人公・辻は悪を滅する掃除人こと連続殺人鬼。
そんな辻の正体を知りつつ、彼を愛する少女・白雪。
果たして、2人はどうなるのか……的なストーリー。

さて、その6話ですが……。

メインは辻の過去。
何者かにより父親を惨殺、これにショックを受けた母親を自殺で失っていたことが明らかに。
其処で父親の復讐の為にお掃除人となったものか。

これ、完全に父親もお掃除人に殺害されてるような気が……。
当然、仇を討とうとするとWCOと激突することになりそう。
白雪がこれにどう関わるかがキーになるか。

一方、お仕置き人さんの名前が判明。
その名は小鹿陸。
どうやら、眼帯はファッションの様子。
しかも、お仕置き人はお掃除人のエリートが選ばれるらしい。
辻がWCOと対立すれば対決は避けられない相手か。

そんな辻に次なる依頼が舞い込んで次回に続く。
これは7話で血の雨が降ることになるか！？

ちなみに、今回は特に展開を早いと感じなかったかな。
次回が気になる引きでした。

本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は「名探偵マーニー」、「実は私は」や本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

◆関連過去記事
・「思春鬼のふたり」第1話「出逢ったふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）

・「思春鬼のふたり」第2話「殺し屋がふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）

・「思春鬼のふたり」第3話「真逆のふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）

・「思春鬼のふたり」第4話「対峙するふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）

・「思春鬼のふたり」第5話「意志あるふたり」（反転邪郎作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載）ネタバレ批評（レビュー）

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