2014年03月27日

ドラマスペシャル「刑事 愛妻を目の前で殺され犯人を射殺した刑事 後輩警官が拳銃奪われ殉職…!連続殺人事件のカギは失踪した犬!?弔い捜査に燃える男が背負う十字架とは…」(3月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ドラマスペシャル「刑事 愛妻を目の前で殺され犯人を射殺した刑事 後輩警官が拳銃奪われ殉職…!連続殺人事件のカギは失踪した犬!?弔い捜査に燃える男が背負う十字架とは…」(3月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

過去に傷害で検挙した男の逆恨みから、妻を拉致され、目の前で殺害された警視庁捜査一課の刑事・秋庭実(高橋克典)。妻が殺害された瞬間、犯人を射殺したことで、一時期、所轄へ職を外れていたが、数年後、本庁に返り咲いてからは一心に職務を全うしていた。

ある日、秋庭のもとに、かつて所轄時代に部下だった交番勤務の警官・村沢克己が殺害されたとの一報が入る。秋庭を慕い、「刑事」になることを目指していた村沢の無念を晴らすため、捜査を開始した秋庭。すると村沢が非番中、独自に、ある事件の捜査をしていたことが明らかになる・・・。

妻を殺された被害者でありながら犯人を射殺したという事実に葛藤しながら生きる秋庭。村沢殺害の捜査を進めるなかで、様々な思いを抱えながらも「刑事」という職務を全うすべく、全力で犯人を追い詰めていく―。
(公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

刑事の秋庭実は銃に関して大きなトラウマを抱えていた。

事の発端は8年前である。
秋庭が傷害で検挙した男が居た―――名は田辺。
田辺は秋庭を逆恨みし復讐を目論んだ。
其処で包丁を手に、秋庭の妻・由紀江を秋庭の目の前で人質にしたのである。
由紀江は包丁を首筋に突き付けられながら、秋庭を救う為に田辺を銃で撃つよう叫んだ。
秋庭は由紀江の言葉に従うように田辺を射殺。
だが、それよりも早く由紀江の首には田辺の包丁が刺さっていた……。
結果、由紀江は死亡。
秋庭は愛妻を喪い、愛娘である宮子だけが遺された。

これは秋庭にとって大きな心の傷となっており、また周囲からも田辺を射殺したことに対し白眼視されていた。
しかし、秋庭はそれでもストイックに職務に専心していた。

そんなある日、秋庭の親しい後輩であった村沢克己巡査が何者かに殺害されたとの報が届く。
村沢は巡回中に殺害されたらしく、銃が奪われていた。
その銃を悪用させるワケにはいかない。
また、村沢の無念を晴らさなければならない。
こうして、秋庭は村沢殺害について捜査を開始する。

秋庭とコンビを組むことになったのは寺崎刑事。
実は寺崎は8年前の田辺事件の担当者。
寺崎は、当時から秋庭を疑っていた。
秋庭が田辺を射殺したのは、由紀江が殺害された復讐だったのではないかと考えていたのである。

相棒に疑われながらの捜査となった秋庭。
苦しい立場ながら、彼はこれまでのストイックさを崩さない。
その姿勢は報われ、村沢の妻・雅美や村沢の同僚・中山から、新たな情報を得ることに。

どうやら、村沢は独自の捜査を行っていたようである。
それは、殺害され橋から捨てられたゴールデン・レトリバーの事件であった。
このゴールデン・レトリバーの飼い主は未だに不明であったが……。

矢先、秋庭は山之内静雄がゴールデン・レトリバーの飼い主であったことを突き止める。
ところが、この山之内はゴールデン・レトリバー殺害に先立って何者かに殺害されていた。
山之内は大型詐欺事件の容疑者。
だが、詐欺には黒幕が居たらしい。
しかも、山之内はこの黒幕を告発しようと動いていた。
その為に口封じされたようだ。

さらに、山之内が殺害された現場にゴールデン・レトリバーが居合わせていたことも判明。
どうやら、ゴールデン・レトリバーは主人の仇である犯人を追っていたようである。
もしかして、その過程で危険を感じた山之内殺害犯に殺されたのではないか。

山之内殺害犯とゴールデン・レトリバー殺害犯は同一人物。
さらに、詐欺事件の黒幕も同じに違いない。

村沢はこの犯人を追っていた……。
村沢は山之内殺害犯に辿り着いた為に殺害されたのではないか。
だとすれば、村沢殺害犯も同じ人間なのでは!?

村沢を慕っていた中山の協力を得て、秋庭は執念の捜査を続け現場付近に住む永井清に辿り着く。
永井宅を訪ねた秋庭と寺崎。
永井は自宅にサウスポー用のグローブを所有していた。
これを見た秋庭は疑問を抱く。
何故なら、永井は右利きだったからである。

一方、共に捜査を続けるうちに、寺崎は秋庭の本質を目にし自身の疑惑が誤りであったと気付く。
やがて、秋庭を信頼するように。
互いに信頼を置いた2人は永井を追う。
秋庭が永井を任意で取り調べる中、寺崎は永井の過去を洗い始める。

秋庭は山之内殺害、ゴールデン・レトリバー殺害、村沢殺害……そして詐欺事件について永井に詰め寄る。
だが、永井は鼻で笑って相手にしない。
それどころか、勝手に帰ってしまう。
何しろ、具体的な証拠が無いのだ。
まさに打つ手なしの状況である。

しかし、寺崎が有力な情報を得た。
寺崎はサウスポー用のグローブを追う内に、永井が偽物であることに気付いたのだ。
なんと、本物の永井は左利きだったのである。
つまり、グローブは本物の永井の物なのだ。
今の永井は偽物が成り済ましているに過ぎないのである。

こうして、突破口を見つけた秋庭。
ところが、村沢を想う中山が暴走。
復讐すべく永井に自身の銃口を突き付ける。

事態を察し駆け付けた秋庭。
田辺を射殺してしまった自身の経験を語り、中山に復讐を思い留まらせるのだが……。
今度はその隙を突いた永井により、中山が人質にされてしまう。
永井の手には何時の間にか銃が……村沢から永井が奪った物だ。

秋庭の目に8年前の状況が再現される。
奇しくも永井が田辺、中山が由紀江の立場である。
永井を殺さずに中山を助けなければならない。

トラウマに押し潰されそうになる秋庭だが、自身を奮い立たせ反撃。
永井に撃たれながらも、その肩を撃ち抜き中山を助け出す。

こうして、永井は逮捕された。
後に判明することだが、永井の正体は三上という男性。
やはり、詐欺事件の黒幕は三上であった。

永井と三上は過去に同居していたが、先行きに絶望した永井が自殺してしまった。
これを受けて三上がその名を継いだのである。
三上は過去に父を詐欺被害で亡くしており、永井の件も含めて社会に復讐しようとして詐欺に走ったのかもしれない。

秋庭は入院することとなった。
しかし、彼は三上を殺さずに中山を助け出せたことによりトラウマを克服した。
漸く本当の意味で、8年前の事件と対峙することが出来るようになったのだ。
秋庭は妻の写真に優しく微笑む―――エンド。

<感想>

本作は1995年にNHKさんで放送された「刑事 蛇に横切られる」のリメイク作。
ちなみに、NHK版の主演は高倉健さんでした。

名作ドラマ「刑事 蛇に横切られる」がテレビ東京さんにより「刑事」のタイトルで現代に復活!!

では、リメイク版の感想を!!

所用の為、残念ながら終盤のみ(22時30分頃から)の視聴となりました。
なので、公式HPあらすじと視聴部分とを繋ぎ合わせてのあらすじ及び感想となります。

管理人が実際に視聴出来たのは、永井が秋庭により任意の事情聴取を受けるシーンからでした。
其処から上記あらすじ通りの怒涛の展開に。

8年前に妻・由紀江を救えず、犯人・田辺を射殺してしまったことで大きなトラウマを抱えた秋庭。
そんな秋庭が永井(三上)と中山を前に同じ状況に置かれ、これを打破することでトラウマを乗り越える様は素晴らしかった。
あの際に8年前の映像と現在が交錯する作りも効果的でしたね。

これについては、何より秋庭役の高橋克典さんの好演も光ります。
それともちろん、主役を引き立てる魅力的な悪役ということで風間俊介さんも好演技でした。

他にも入院する高橋さんの前に見舞いで柴さんが現れ軽妙なやり取りを交わすシーンなど、全体的に重厚な大人のドラマになっていたように思います。
個人的にはかなり良かった印象です。

◆関連過去記事
名作ドラマ「刑事 蛇に横切られる」がテレビ東京さんにより「刑事」のタイトルで現代に復活!!

<キャスト>

高橋克典 
風間俊介 
加藤雅也 
柴俊夫 
草刈民代 
大地康雄 
西村和彦 
佐戸井けん太 
木下ほうか 
内田朝陽 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


「小林亜星・TVサントラ・アンソロジー」です!!
小林亜星・TVサントラ・アンソロジー





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