2014年04月08日

月曜ゴールデン「世田谷駐在刑事2 鬼コバと怖れられた刑事が世田谷の駐在に!高級住宅街にうず巻く見栄と欲望…紙袋に2千万円!父が隠し通した衝撃的真実とは?」(4月7日放送)

月曜ゴールデン「世田谷駐在刑事2 鬼コバと怖れられた刑事が世田谷の駐在に!高級住宅街にうず巻く見栄と欲望…紙袋に2千万円!父が隠し通した衝撃的真実とは?」(4月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

東京・世田谷の駐在所に勤務する小林健(哀川翔)は、かつては「オニコバ(鬼の小林)」と恐れられた警視庁の腕利き刑事だったが、今では妻・陽子(羽田美智子)と息子・修平(山崎竜太郎)と暮らしながら、駐在として地域住民の安全を守っている。
ある日、健は近所に住む女優の田口瞳(筒井真理子)の家政婦・佐々木正代(烏丸せつこ)に呼び止められる。瞳の衣裳部屋にしまってあったはずのアクセサリー類がなくなったというのだ。被害総額は約500万円。内密に盗難の捜査することを約束して健は瞳の屋敷を後にするが、そのとき、家を見上げている不審な男を目撃する。
一方、健の上司の五十嵐係長(正名僕蔵)が交際している女性・益岡由美(安藤聖)の父・益岡正也(北見敏之)に犯罪歴があることがわかった。事業に失敗した旋盤工の益岡は20年前、レストランに強盗に入り、警備員を刺殺していた。五十嵐が差し出した古い記事のコピーを見た健は、瞳の屋敷の前にいた男が益岡であることに気づく…。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

東京・世田谷の駐在所に勤務する小林健は今日も地域に密着し、街の平和を守っている。
健は過去に「オニコバ(鬼の小林)」と恐れられた命知らずの腕利き刑事であった。
しかし、ある事件がきっかけで妻・陽子と再婚、今はその連れ子・修平と共に仲良く暮らしている。
「オニコバ」時代の健を知る陽子は、彼が何かの拍子に元に戻るのではないかと不安で仕方がない。

そんなある日、健は佐々木正代から盗難被害について訴えられる。
正代は、有名レストランオーナーである三島慶一と女優である田口瞳夫妻宅に勤める家政婦であった。
ちなみに、三島と瞳の間には真吾という息子がおり、これを正代は溺愛しているようだ。

そんな正代によれば、瞳の衣裳部屋にしまってあったはずのアクセサリー類が無くなっていたらしい。
被害総額は約500万円とのことであったが……。
こうして、健は秘密裏に捜査を開始することに。

一方、健の上司・五十嵐係長に春が訪れていた。
年下で可愛い彼女が出来たのだ。
五十嵐の彼女の名前は益岡由美。
健は2人の交際を祝福するのだが……。

矢先、西田という若い男性が射殺される。
西田は地元の不良グループのリーダー格。
対立グループにより、殺害されたと思われた。

西田の部下たちは報復を主張。
当然、相手も黙っている筈がない。
こうして、互いのグループが一触即発の緊張状態に陥り街を影が覆いつつあった。

悪い時には悪いことが重なる物で、五十嵐と由美の交際にも暗雲が。
由美の父・益岡正也に犯罪歴があることが分かったのだ。
益岡は元旋盤工。
20年前に三島が経営するレストランに強盗に入っていた。
この際の被害額は8000万円。
三島は保険金により、危機を凌いだそうだが……。

もしも、五十嵐が由美との愛を貫こうとすれば退職しなければならない。
だが、五十嵐は由美の為に退職しても良いとまで口にする。
これに由美は首から吊るしたペンダントを悲しそうに眺めつつ、別れを切り出す。
由美は本当に五十嵐を愛していたのだ。

由美のペンダントは益岡が家族の為に作ったモノ。
父・益岡、母、由美の3つがこの世に存在していた。
由美は自分が大切に想う物はいつも手に入らないと嘆く。

そんな中、西田の報復が行われた。
銃が乱射され、その流れ弾が公園で遊んでいた子供に当たる事件が起こる。

これに健は激怒。
陽子に秘密で「オニコバ」に戻り、そもそもの銃の供給元である密造グループを壊滅させる。
西田殺害事件は解決したかに思われたのだが……押収した銃器からは西田殺害に該当する物は見つからない。

直後、正代が盗難の被害届を取り下げに現れた。
不審に思った健が調べたところ、真吾が西田に何かについて脅迫されていたらしいことが分かる。
捜査本部も真吾に容疑を向けることに。

ところが、今度は益岡が銃で死亡してしまう。
自身に向けて発砲しており、自殺と思われたが……この銃が西田殺害に使われた物と合致する。
さらに、益岡の所持品から2000万円が発見される。
当初、20年前の強盗事件の金だと思われたが、番号から最近発行の紙幣であることが判明。
さらにさらに、益岡の死亡現場には由美と同じペンダントが落ちていた。
だが、西田の殺害現場にも同じペンダントが落ちていたのである。

こうして、深まって行く謎。

健はたまたま知り合った吉永さんから意外な情報を聞くことに。
吉永さんは15年前まで三島のレストランで働いていた。
吉永さんによれば、20年前の強盗事件時点では三島のレストランに8000万円もの大金があったとは思えないらしい。

これを聞いた健は真相に辿り着く。

正代のもとへ足を運ぶ健。
正代は自殺しようとしていたが、間一髪で押し留められる。

そして、正代の口から真相が明かされた。

20数年前、正代は益岡の元妻であった。
つまり、正代は由美の母だったのだ。
当時、益岡は正代に暴力を奮い、耐え兼ねた正代は由美を置いて家を出た。
西田殺害現場から押収されたペンダントは正代の物だったのだ。

家を出た正代はその後、三島家の家政婦に。
其処で幼い真吾と出会う。
正代は真吾に愛情を抱き、実の子供のように可愛がった。

一方、同じ頃に三島のレストランは経営難に陥っていた。
困った三島は正代を介し益岡を利用し、狂言強盗を行った。
益岡は逮捕され、三島は保険金で経営難を切り抜けた。
ところが、収監された益岡が西田の知人に事実を洩らしてしまっていた。

現在になって、益岡が社会復帰した。
三島は内密にアクセサリを処分し、益岡に口止め料・2000万円を支払った。

ところが、保険金詐欺を知った西田が真吾を脅迫し始めた。
追い詰められた真吾は西田を射殺する。
現場に居合わせた正代は真吾可愛さのあまり、これを庇うことを決意。

やがて、真吾が疑われた始めたことを知ると、益岡を利用し逃れることを画策する。
こうして、西田を殺害したのと同じ拳銃で益岡を射殺したのだ。
西田殺害の罪を益岡に着せようとしたのだ。

「真吾の気持ちを理解していない三島夫婦に代わり、私があの子を守って何が悪い」と叫ぶ正代。
健は「だからといって、益岡を殺して良いことにはならない」と諭す。
さらに、益岡が正代を庇って死んだことを告げる。
益岡は生き別れとなった由美と正代を引き合わせようと動いていたのだ。

これを知った正代はがっくりと肩を落とし、逮捕される。

一方、真吾は三島と瞳に真相を打ち明けていた。
三島たちは真吾が孤独に悩んでいたことを知り、涙する。
真吾は出頭することになった。
三島たちは家族として真吾の贖罪を支えることを誓う。

こうして、事件は真の解決をみたのである―――エンド。

<感想>

「世田谷駐在刑事」シリーズ第2弾。
原作は濱嘉之先生『世田谷駐在刑事』(講談社刊)。

<あらすじ>

警察小説史上類を見ないヒーローが誕生した!
その「駐在員」が、全国屈指の暴力団捜査のエキスパートであることはまだ知られていない――
警察のすべてを知る著者が放つ「超(スーパー)」刑事小説

山間部ではなく、日本有数の高級住宅地の駐在所に赴任する異色の元刑事。警察捜査の第一線を知りつくしたその男が、地域警察ならではの情報力と機動力を発揮して諸悪と対峙する――
そんな新しいヒーローの活躍を描きたかった。(濱嘉之)
(講談社公式HPより)


ちなみに『鬼手 世田谷駐在刑事・小林健』は上記の続編ではなく、同一タイトルの文庫版であるので注意。
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さて、ドラマの感想。

健が「オニコバ」になる際の「静かな怒り」が良かったですね。
この点、アリだと思います。

ただ、どうにも正代関連が納得いかないなぁ……。
正代は真吾を守る為って言ってるけど、実娘の由美は放置で良いワケがないのに。
益岡が逮捕されたことは知っているだろうから、その後に1人きりになった由美を助けようとしないのはどうにもモヤモヤ。

どちらかと言えば、正代は現実から逃げていたのではないか。
おそらく、真吾の母親代わりを自負することにより、セレブの三島家こそが自分の本当の家族だとでも思い込もうとしていたのではないか。
だとすれば、西田殺害から真吾を庇ったのは真吾可愛さよりも今の生活を守る為。
益岡を殺害したのは由美と引き合わせようとする現実の足音(本当の家族)から目を背ける為ではないか。

もしかすると、三島夫婦と真吾の仲が気まずいことになっていたのも正代が間に入っていたからかもしれない。
現に、正代が逮捕された途端に三島一家は団結したし……。
まぁ、実際はそれだけではないのだろうけど、劇中の描き方だとそう見えてしまった。

それだけに、ラストの正代と由美の和解にはかなりモヤッとした。
思わずあらすじで省いてしまったほどだ。

さて、総評。
エンタメ作品としては及第点。
ただ、やっぱり前作の方が良かった。
トリックも前作の方が捻ってたし、「オニコバ」化するシーンも前回と違い今回は無理に作られていた気がする。
とはいえ、シリーズ化された以上は次回に期待したいかな。

◆関連過去記事
月曜ゴールデン「世田谷駐在刑事 鬼コバと恐れられた刑事が世田谷の駐在に!高級住宅街に渦巻く嘘と裏切り…消えた息子が目撃した衝撃的真実!その意外な結末とは」(6月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)

<キャスト>

小林 健:哀川 翔

小林陽子:羽田美智子
小林修平:山崎竜太郎

益岡正也:北見敏之

佐々木正代:烏丸せつこ

益岡由美:安藤 聖

三島慶市:大高洋夫
田口 瞳:筒井真理子
三島真吾:佐野和真

神代哲也:嶋田久作
五十嵐光男:正名僕蔵
山吹昭夫:ベンガル ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


「世田谷駐在刑事」です!!
世田谷駐在刑事





「鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)」です!!
鬼手 世田谷駐在刑事・小林健 (講談社文庫)





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