登場人物一覧は本記事下部に移動しました。
<前回(159話)までのあらすじ>
北海道編終盤にて未来と異なる道を選んだ大和。
1人東京へ向かい、欽一、泰成と共に沢田と対峙することに。
だが、軽く一蹴されてしまう。
傷心の泰成はいずこかへと姿を消す。
一方、沢田の権力を諦めきれない欽一は葉子を利用しようと目論む。
大和はと言えば、そんな欽一の行動を知り、未来たちを守るべく邪魔者全員を排除しようと決意する。
そんな中、未来は水原の死を知り東京へ。
真玉橋もまた真実を追うべく東京へ。
一方、雄大は都内の病院で病床に伏す―――。
物語を彩る主要人物たちが物語の発端となった東京に集まる。
いよいよ、最終章!!
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――そして、今週号(160話)へ!!
<160話あらすじ>
北海道のホテル―――其処で夏美を介して大和からのメッセージを受け取った二郎。
その内容は「決着をつけるべく東京で待つ」とのものであった。
これに電話口で悠然と応じる二郎。
だが……言葉とは裏腹に二郎は既に疲労困憊し心が折れていた。
右腕は失われ、身体は痛み止めが無ければ動けない。
精神的にも深層心理下で自問自答した結果、己の弱さに気付いてしまった。
従って、修羅であった二郎は既にない。
到底、決着をつけられる状態ではないのだ。
そんな二郎を冷たく見下ろす夏美。
ホテルを去ろうとするのだが……二郎は夏美を呼び止める。
「頼む、行かないでくれ」
それは二郎の魂からの叫び、すなわち慟哭であった。
これまでの彼に無い心からの懇願に、夏美は揺れる……。
一方、未来は水原祖母の自宅で目覚めていた。
水原殺害現場で昏倒してしまった未来だが、手配がかけられている為に病院へ通えない。
意識を手放す寸前に、未来は必死でそれを訴えた。
そして、水原祖母はそんな未来の意志を汲んだのだ。
健康状態を問う水原祖母に未来は笑って大丈夫と応じる。
だが、内心では水原が遺した「雄大のペンダント」に収められていたメモが気にかかっていた。
何やら隠している未来の様子に不安を抱いた水原の祖母は急に涙を流し始めた。
それは未来を通じて孫・水原の死を再び実感したことの証でもあった。
もはや、これを耐え忍ぶことは出来ない。
何故、孫は突然居なくなってしまったのか!?
泣き声は少しずつ大きくなり、遂には慟哭へと達した。
悲痛な叫びを目の当たりにした未来。
「自分たちが水原を巻き込み、殺した」との罪の意識に苛まれるのであった―――161話に続く。
<感想>
2つの慟哭が2人の心を揺らす
新章「東京編」第13回です。
サブタイトルは「慟哭」。
二郎、水原祖母……加害者と被害者遺族とのある種対立関係にある2人が互いに異なる事情により慟哭することに。
これにより、それを目にした夏美と未来、2人の少女が揺れました。
まずは二郎の慟哭。
大和から決戦状を受け取った二郎。
とはいえ、既に彼は戦える状態に無い。
確かに身体の状況も大きい。
だが、何よりも精神的な面でバランスを欠いたのが一番なのだろう。
それゆえに、心の安定を求めて夏美を欲した。
しかし、二郎は知らない。
夏美を欲する心は安寧を求める心(生きたいと望む心)、すなわち決戦する心とは対極にあることに。
夏美をモチベーションに決戦に挑めば……二郎にはこれまで彼が手にかけた者たちと同じ末路が待つでしょう。
特に、二郎が夏美を欲する心は夏美に母を見るか恋人を見るかの違いこそあれど水原が夏美を欲する心に近い。
とすれば、皮肉なことに彼が謀略で殺した水原に近い心情で、彼自らが葬られることになるのか。
後述しますが、大和が無策で待つとも思えず、必殺の罠もある筈です。
しかし、今回の展開により想定外の要素も加味しなければいけません。
それは夏美が二郎に絆されつつあること。
水原を手にかけた罪悪感から場合によっては夏美が二郎を庇い落命する展開もありえそうか。
此の点も注目!!
一方、水原祖母の慟哭。
1人で耐え抜こうとした水原祖母でしたが、遂に支えきれず崩れ落ちることに。
たった1人しかいない孫を喪ったのだから、当然です。
寧ろ、これまで気丈にあろうとしたその心根が痛切。
しかし、その慟哭は未来の心に罪悪感を呼び起こしました。
これが未来にどういった影響を与えるのか。
欽一、二郎たちと対決する原動力となるのか、水原の仇を討たなければならないと思い詰めてしまうのか……。
場合によっては、大和にとって光である未来に影を落とすことになるかも。
さらに、未来自身の昏倒の理由も心配です。
メモの内容に衝撃を受けてなのか。
あるいは沖縄編終盤(99話)で鈴木の車を避けた際の脳震盪の影響か。
もしかすると、脳内出血に繋がっている可能性もある。
かなり、危険な状況なのかも。
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第99話(講談社ヤングマガジン連載中)ネタバレ批評(レビュー)
てっきり、病院へ搬送されると思っていましたが、手配がかかっている状況では不可能だったか。
飛行機の時と同様に葉子の名を使うことも出来ると思いましたが……。
そして、未来が前回入手したメモ。
以前の予想だと、ペンダントの中身は沢田と雄大の関係を表す写真ではないかとしていましたが、どうやら異なる様子。
そして、あれがメモだとすれば、未来が顔色を変えたことから未来にも理解出来る内容。
つまり、未来の身近な人物についての何か。
だとすれば、おそらく武雄の出生の秘密についではないか(雄大、和子の一子 命名:武雄などといった記述?)。
これにより、未来が雄大の孫であることが明らかになり、大和とも叔父と姪の関係であることが分かるのかもしれない。
さて、此処で気にかかるのは二郎を呼び出した大和の狙い。
おそらく、欽一と二郎を噛み合わせる「二虎競食の計」であると思われる。
159話の描写にて、大和は耳にイヤホンを嵌めており「素材」との台詞から音声データを触っている可能性が高い。
さらに欽一の声を盗聴していたこと、二郎にわざわざ連絡を取ったことを考え合わせると……次のような謀略が浮かぶ。
おそらく、欽一や二郎の声の音声データを加工・編集し大和にとって都合の良いものに改竄(「二郎は用無し」など)。
これを互いに聞かせることで仲違いを誘発させるのではないか。
キレた二郎が欽一を殺害するならばそれはそれで良し、逆に欽一が二郎を排除してもまた良しとの策だ。
もちろん、共倒れこそが最も望ましく、仮に一方が生き残っても無傷では無い。
だが、今回の展開により夏美が二郎に絆されつつあり、場合によっては夏美が二郎を庇い落命する展開もありそうか。
この予測が的中すれば、まさに風雲急を告げる展開と言えそうか。
さて、此処でこれまでの事実に基づく雄大についての仮説を。
<<管理人が考える仮説(2014年3月24日時点)>>
過去、軍艦島に生活していた雄大と沢田。
2人は故郷である島を愛しており、其処で一生を終えるつもりであった。
しかし、何か事件が勃発(時の政府主導で閉山とそれに伴う住民の強制的な追い出しが行われた?この際、雄大や沢田の家族に死人が出た?)。
雄大と沢田は、離島前に65号棟にて想い出の写真を撮影。
彼らにとって、この経験は復讐すべき記憶となり決して忘れないと誓う。
数年後、雄大が長崎から上京し竜と出会う。
同じ頃、沢田とも再会。
沢田は復讐の為に須黒を利用していた。
当然、同志として雄大にも声をかける。
しかし、当時の雄大は和子と幸せな家庭を築こうとしており復讐心を忘れつつあった。
ところが、和子が事故死。
またも、愛する者が奪われたことで、1人残された赤子(武雄)を胸に雄大は復讐心を思い起こす(復讐対象は理不尽を強いた当時の世間!?)。
3億円事件決行。
その目的は、これを承認した関係者の弱味を握り沢田に権力を与えること。
最終的には沢田を最高権力者とすることで、自分たちのような悲劇が2度と起こらないような社会作りを目的としていた。
しかし、此処で利用されていた筈の須黒が暴走―――雄大と竜に牙を剥く。
竜瀕死の重傷、雄大は沢田に助けられる。
その後、雄大が対須黒の行動を起こすが、竜が先に報復を果たしてしまう。
須黒死亡。
雄大は権力の座に足をかけた沢田を見届け、自身は身を退く。
竜を巻き込んだことを悔い、鉄也となって響子を見守る。
誰かとの間に、大和を作る?
しかし、此処で沢田が雄大の理想を裏切り、単に権力のみを追求し始めた。
一方で、沢田配下の関口兄弟が暗躍。
背景を知る横溝保が口封じに殺害される?
さらに、鉄也が何者かに襲撃される。
身の危険を感じた雄大は大和を巻き込まない為に、身代わりを使って死を偽装する。
さらに、竜の死を無にする背信行為に雄大は怒り、東海林に情報(FD)を提供する。
東海林は雄大の情報をもとに、真相へ。
ところが、二郎に口封じされる(1話での出来事)。
<<仮説終わり>>
こんな感じだろうか?
ただ、問題は此処からだ。
この仮説には謎が幾つか残る。
大きなものだと「鉄也は自身の死を偽装し、雄大に戻ってから何をしていたのか」とか(関口兄弟から身を隠していた?)。
沢田と良好な関係ならば「何故、旧紙幣を隠し持っていたのか」とか(沢田から雄大への信頼の証として渡した?)。
そもそも「雄大と沢田の関係はどうなっているのか」とか。
中でも、今後は「雄大と沢田の関係性」が焦点になりそうな予感。
これが「敵対」なのか「牽制」なのか「友好」なのかで大きく異なって来る。
例えば、沢田にとって武雄が本当に預かり者だったのか、人質だったのかでも変わって来るし。
ただ、沢田が須黒から雄大たちを逃がしたような描写もあるし、武雄と葉子の結婚も許している。
当然、雄大が鉄也だったことも知っていた可能性が高い。
現に二郎は雄大が鉄也であることを知っていた(「今度はその顔」発言)。
軍艦島の経験が雄大と沢田の絆にもなっているようだし、雄大と沢田は友好関係にあるように見える。
だが一方で、雄大が響子の安全を確認する必要に迫られても居る。
これは沢田が仲間ならば必要のない筈の出来事だ。
また、二郎が小田切家を監視していた。
監視自体は関口兄弟の一存であるが、この理由が旧500円札らしいことは明らかであり、つまり、雄大は沢田相手に保険を取っていたことになる。
これまた雄大と沢田が友好関係にあれば本来必要のない措置なのだが……。
さらにもう1つのポイントが、どうやら東海林に再捜査を行わさせた契機である横溝の死か。
泰成を復讐鬼に変えたこの事件、154話だと沢田は関知していないと語っていましたが何やら裏がある!?
沢田の台詞が正しければ横溝殺害に第3者の影がちらつく。
個人的には沢田が関知していないだけで暴走した関口兄弟が口封じしたと思うのですが、もしかすると別の人物の関与も有り得るのか。
仮にこれが正しければ、仮説の通りその人物こそが軍艦島の事件に関与しており、これを打倒するべく若き日の沢田と雄大が動いていた可能性もあるかもしれない。
その人物が健在ならば、沢田や雄大すら超える最大の敵となる可能性も残るか。
もっとも、そもそも沢田の嘘の可能性も依然として残るワケだけど。
うむむ、謎が謎を呼ぶ展開だ……。
果たして、対立軸は「沢田派(関口兄弟含む)」対「雄大」なのか。
それとも、「沢田&雄大」対「関口兄弟」なのか。
あるいは、「沢田」対「関口兄弟」対「雄大」なのか。
また、これに関連して次の点も気に留めておきたい。
むしろ、これこそが本作最大の謎となるかもしれない。
そう……大和の母は誰か?
同じ雄大の息子と思われる武雄と比しても大和は雄大に瓜二つ。
癖や思考法までほぼ同じだし、母親が正体不明な点も含めて気にかかる……。
さて、以前から映像化が予告されていた「三億円事件奇譚モンタージュ」ですが、その詳細が少し明らかになりました。
・【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!
フジテレビ系列にてドラマ化だそうです。
放送時期や、単発のSPドラマか連続ドラマなのかまでは不明。
とはいえ、本作の内容的に単発でのドラマ化は不可能、連続ドラマが予想されます。
また、2014年3月時点で放送時期が明かされていないところを見ると、早くとも2014年秋以降からの放送が予測されますが、果たして……。
いずれにしろ、楽しみです!!
変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?
@大和
A泰成
B沢田一派
C雄大
D真玉橋、島袋、響子、ハリー、武雄、葉子たち
E関口兄弟(ただし、何処まで連携出来ているかは不明)
F未来
実にそれぞれの思惑が乱立。
未来は大和と合流するものと思われる。
さらに、欽一と二郎間にもいろいろありそうだが……。
以上のように争いは3つ巴から7つ巴に。
更なる激化は間違いないか?
とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
161話に期待です!!
ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第15巻も発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!
◆関連過去記事
・「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第150話までネタバレ批評(レビュー)まとめ
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第151話「同志」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第152話「天佑」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第153話「堅牢」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第154話「大喝」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第155話「剔抉」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第156話「変局」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第157話「推論」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第158話「遺志」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
・「三億円事件奇譚 モンタージュ」第159話「昏倒」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)
◆登場人物一覧
【現代】
鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中
鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。146話にて死亡が確認される。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。
土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。
響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。
ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。
関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。
沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。
松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。
朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。
小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。
真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。
亀井:県警本部長、それと知らず沢田に情報を提供した。149話に登場。
森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。
【三億円事件当時】
川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?
健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。
須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。
ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。
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◆渡辺潤先生の作品はこちら。
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