<あらすじ>
都内のとある冷凍倉庫から女性の死体が発見された。胃に睡眠薬が残っていたことから、十津川警部(渡瀬恒彦)たちは自殺と他殺の両面から捜査を進めることになった。
遺体からは死亡時刻を特定できず、身元を示すものも残っていなかった。
手掛かりを得るために警察が女性の似顔絵を公開すると、意外な証人が現れた。小田原城の観光ボランティアガイドをしている今泉明子(泉ピン子)である。被害者の女性は自分が案内した観光客の中島由美(嘉門洋子)に違いないと亀井刑事(伊東四朗)に語る。明子は、由美が東京で働く看護師で、小田原城で熱心に写真撮影をしていた女性4人のグループの一人だったと続ける。観光客との一期一会を大切にしていると明子は誇らしげだ。
明子の証言通り、遺体は由美本人だった。由美のパソコンに残った記録をたどると、小田原城に由美と 一緒にいた3人は、保険外交員の近藤政子(遠山景織子)、保母の岩本恵(朝倉えりか)、女優の河野みどり(菜葉菜)だと判明した。由美の死を知って驚く3人だが、それぞれにアリバイがあり、事件との関連を否定する。
由美は人から恨みを買うような性格ではなく、銀行の預金もそのまま残っていた。しかし、由美の婚約者・柏智樹(金児憲史)にギャンブル癖があることが十津川には気にかかっていた。由美と柏の間に発生した金銭トラブルが原因で、柏が由美を殺害したとも考えられるからだ。
十津川と亀井は小田原城に明子を訪ね、明子の曖昧な記憶を慎重にたどっていく。そして被害者の仲間3人のうち、アリバイが崩れる人物を突き止めた。新たな視点を加えて捜査が進む中、明子が車にはねられて怪我をしたという知らせが飛び込んでくる・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)
では、続きから……(一部、重複あり)。
数年前、とある男性が夢心地のところを殺害された。
この殺害が尾を引くことになろうとは……殺人者は思いも寄らなかった。
そして現在―――10月5日、小田原城の観光ボランティアガイドを勤める今泉明子は屈辱に震えていた。
明子はガイド歴20年の大ベテラン、一期一会をモットーに懇切丁寧なガイドを心がけている。
そんな明子が客に馬鹿にされたのだ。
事の発端は次の通りである。
明子は4人の女性客グループを案内した。
ところが、ガイドを終えると3人になっており、1人減っていたのだ。
明子は困惑しつつ、残り3人に「お仲間の方は?」と尋ねた。
ところが、3人の客は「そんな人はそもそも居ないわよ〜〜〜」と明子を笑ったのだ。
明子は視力にこそ自信が無いが、記憶力には自信があった。
「確かに居た筈」と反発する明子だが、3人は認めようとしない。
明子はじょじょに自分の方が間違っているのではないか……と思うようになった。
それから数日後、都内の冷凍倉庫から女性の死体が発見された。
女性の胃からは睡眠薬が検出され、何者かに眠らされ凍死させられたと思われた。
しかし、冷凍倉庫には暗証番号付きの錠がかかっており簡単には出入り出来ない。
果たして、どうなっているのか!?
この事件の捜査に十津川が乗り出した。
まずは被害女性の身許を特定せねばならない。
十津川は女性の似顔絵を公開する。
これを目にした人物から情報が寄せられた。
この情報提供者こそ明子であった。
明子によれば被害者の名は中島由美、職業は看護師だと言う。
調べたところ、被害女性は明子の証言通り由美であった。
何故、明子が此処まで詳しいのかと言えば、由美こそが10月5日に消えた観光客だったのだ。
此処からは明子の証言によるものである。
まず、10月5日。
明子は4人組の女性客を案内した。
ところが、案内後に1人減っていることに気付いた。
これこそが由美であった。
しかし、残りの3人はこれを認めず、明子を嘲笑った。
明子は憤慨した。
ところが、その翌日10月6日に由美が明子に謝罪に現れた。
由美によれば、5日は急用が出来たので途中で帰ってしまったらしい。
仲間の3人はこれを知りながら、明子をからかったようだ。
これを聞き、申し訳ないと足を運んだと言うのが由美の言葉であった。
明子と由美は喫茶店に移動し、2人でケーキを食べた。
由美は気さくな人柄で楽しい時間を過ごしたそうである。
特に由美がケーキを食べたフォークを紙ナプキンで拭う仕種が印象的だったそうだ。
由美とは6日の正午頃まで一緒だったと語る明子。
これが事実ならば、由美は6日の正午以降に殺害されたことになる。
証言の信憑性を確認するべく、亀井は明子に執拗に問う。
だが、明子は6日の女性は由美だったと断言。
由美は5日と同じ白い帽子に白いコート、特徴的な眼鏡を着用しており間違いないと請け負うのであった。
こうして、十津川の捜査は次の段階に。
由美の同行者3人の身許が調べられた。
これは由美のブログ「由美のゆったり写真紀行」からあっさりと判明した。
その過去記事に同行者らしき人物の名前が残されていたのである。
どうやら、ブログを通じて知り合ったらしい。
その3人と供述は次の通りだ。
保母の岩本恵。
10月5日に由美を含む3人と小田原城へ出かけた。
6日には朝からフリーマーケットに参加しており、正午以降にはアリバイがある。
明子をからかったのは、残り2人がそうしたかららしい。
調べたところによると、恵のアリバイは確認された。
また、恵自身も子供たちから人気があり、怪我をした男の子への適切な治療が十津川の印象に残った。
駆け出し女優の河野みどり。
彼女も10月5日に小田原城へ他の3人と共に旅行へ出かけた。
由美が途中で帰ったのは残る1人・政子から聞いていたそうだ。
6日には午後3時から京都で撮影があり、正午以降に由美が殺害されたとなればアリバイがある。
明子をからかったのは、なんとなくだそうだ。
保険外交員の近藤政子。
彼女も10月5日に小田原城へ他の3人と旅行へ。
由美からは同日11時頃に「急用が出来た」と聞かされ、これを見送ったそうだ。
6日からはベトナムへ出張しており、アリバイがある。
明子をからかったのは、楽しかったからだそうだ。
政子については、救急車のサイレンを耳にし何やら不安そうに振り返ったことが十津川の印象に残った。
こうして、由美の同行者が判明した。
明子に確認したところ、間違いないそうだ。
さらに、由美の周辺を調べた十津川は婚約者の柏智樹の存在に行き当たる。
柏は仕事もせずギャンブルに嵌っていたそうで、由美に借金まであった。
柏を調べたところ、死体発見現場となった冷凍倉庫の担当者と交流があったことが判明する。
なんでも、2人は共にギャンブル仲間らしく、担当者は柏に金を借りては倉庫から冷凍肉を押領し返済に充てていたようだ。
つまり、柏は倉庫の暗証番号を知っているのだ。
こうして、容疑は柏に向かうのだが……柏はこれを否定する。
一方、亀井は明子の証言に疑問を抱いていた。
何故、由美は5日と6日の2度も小田原城に赴いたのか?
そもそも、明子の証言は本当に確かなのか?
亀井は明子に何度となく繰り返し尋ね、ある結論に至る。
明子は6日の由美について「白い帽子に白いコート、特徴的な眼鏡」と服装だけを繰り返したのだ。
しかも、明子は視力に自信が無いようでもある。
そして、次の明子の一言が疑惑を決定づけた。
明子は「(6日の由美が)まるで女優さんみたいに何度も真っ赤な手鏡を覗き込んで居た」と述べたのだ。
女優……そう言えば、関係者に1人居たような。
そう、河野みどりだ。
もしも、明子が証言する6日の由美がみどりの変装だとしたら。
犯行時刻は5日でも十分に可能になる。
それならば、政子、恵、みどりの誰もが犯行可能なのだ。
さらに、みどりの過去を調べたところ、由美と同じ看護師だった時期があることが判明。
しかも、由美が前に勤務していた川崎市民病院で同僚だったのだ。
だが、みどりはそれを十津川らに明かしていない。
不自然であった。
その夕方、西日を受けたみどりが路地を曲がっていたところに不審な男が立ち塞がる。
男は手に夕日を反射するナイフを握りしめていた。
驚くみどりだが、ナイフを胸に受け倒れ込む……。
「はい、カットォ〜〜〜」
勢いよく声が上がり、倒れたみどりが立ち上がった。
そう、みどりが刺されたのは彼女が出演するドラマの撮影であった。
一仕事終えたみどりの前に、明子が現れる。
亀井の質問を受けるうちに明子にも疑惑が芽生え始めていた。
明子は密かにみどりを喫茶店へ呼び出すと、共にケーキを食べた。
そして、確信する。
その夜、明子は何者かに車で轢き逃げされてしまうのであった……。
とはいえ、明子の傷は軽かった。
明子は見舞いに訪れた亀井に証言を変更したいと主張する。
6日に会った由美はみどりの変装だったと主張する明子。
明子が注目したのはみどりの癖であった。
あの日の由美はケーキを食べたあと、フォークを紙ナプキンで拭っていた。
同じ癖がみどりにもあったのだ。
一方、十津川は残る2人である政子と恵の過去についても調べていた。
救急車のサイレンを気にかけた政子、男の子に適切な治療を施した恵。
共に医療関係者だったのではないか……そう考えたのだ。
この十津川の推測は的中。
政子と恵も川崎市民病院で由美の同僚だったことが分かる。
早速、政子と恵も調べられ、政子の車から明子を轢き逃げした証拠が発見される。
さらに、みどりの自宅から由美の変装に用いた衣装も発見。
加えて、10月6日に小田原城付近の防犯カメラに撮影された映像から、その日の由美がみどりの変装であることも証明された。
6日の由美は長い爪をしていたのだが、看護師が爪を伸ばすことはあり得ないからである。
事此処に居たり、政子がすべてを打ち明ける。
由美を殺害したのは、政子、恵、みどりの3人による共謀であった。
「由美は恐ろしい人だった」と口にする政子。
実は由美は柏に5000万円の生命保険をかけ殺害するつもりであった。
その方法こそ、冷凍倉庫での凍死。
由美は柏から暗証番号まで聞き出していた。
その上で、政子、恵、みどりに協力を求めた。
報酬は由美の除き1人1000万円の予定だったそうだ。
しかし、政子はこれを利用することと思い立つ。
逆に由美の計画を奪ったのだ。
こうして由美は殺害された。
政子たちにとって、由美は忌むべき過去を知る存在だったからである。
彼女たちは、川崎市民病院に勤務していた折に、ある男性に4000万円の保険をかけて殺害していた(冒頭の事件)。
それを山分けしていたのである。
この過去があるからこそ、由美は政子たちに協力を求めたのだろう。
だが、政子たちにとってソレは忘れたい過去であった。
今更、どうのと言われても困る。
其処で3人で共謀し、由美の口を塞いだのだ。
十津川と亀井は事件解決を祝い屋台へ。
話題は自然に明子のことへ。
亀井は今回の事件で何より手強かったのが彼女だと零すのであった―――エンド。
<感想>
月曜ゴールデン版「十津川警部」シリーズ第52弾。
原作は西村京太郎先生『一期一会の証言』(祥伝社刊『怪しい証言』収録)。
<あらすじ>
彦根(ひこね)城で消えた女が、東京・月島(つきしま)で他殺体に!
容疑者のアリバイを崩すための証人は──その“記憶”は、確かなのか──!?
<著者のことば>
十津川(とつがわ)警部が、初めて登場したのは、『赤い帆船(クルーザー)』だった。1973年に刊行された作品で、最初は、海を舞台にした事件で、活躍することが多かった。あれから40年、十津川はさまざまな事件を、手がけるようになっている。
単独での秘密捜査もあれば、妻の直子(なおこ)に協力を頼むこともあり、拳銃を構える犯人に、体を張って、立ち向かうこともある。
この作品集には、そうしたさまざまな捜査のやり方が描かれている。出来れば、犯人のトリックを暴く推理力だけでなく、十津川の別の魅力も発見してもらえたらうれしい。
ついに自分にも認知症が出たのか。彦根(ひこね)城で観光ガイドを務める今泉明子(いまいずみあきこ)(71)は、不安を抱いた。男女5人を案内したはずが、女性の一人が行方不明に。しかし、グループは最初から4人だったと言うのだ。翌日、明子の前に消えた女性が現われ、あれは悪戯(いたずら)だったと言う。一週間後、東京月島(つきしま)の冷凍倉庫でその女性の他殺体が発見。捜査に当たった十津川警部が絞り込んだ容疑者には完璧(かんぺき)なアリバイが! 犯人逮捕に必要な明子の記憶は、信頼できるのか?(「一期一会(いちごいちえ)の証言」)十津川警部の活躍が満喫できる傑作集!
(祥伝社公式HPより)
では、ドラマの感想をば。
此処最近の2時間サスペンスでは、かなり良かったですね。
あらすじをタイプする手にも自然と力が籠りました。
それはネタバレあらすじをご覧頂ければお分かりになる筈。
何より、謎自体が魅力的。
「由美は消えたのか否か?」から始まったのは興味深かった。
ただ、早々にこれについて解が示されてしまったのは残念。
「何故、由美が消えたと嘘を吐く必要があったのか?」をもっと重視していれば、より面白そうだったかな。
なにしろ「由美は消えたのか否か?」については、2時間サスペンスである以上、其処に何らかの目的とトリックが存在するのは明らかであり、トリックがあるとなれば、消えた消えないで問答した時点で政子たちが犯人なのは自明の理。
此処をもっと膨らませた方が良かった。
それと、これは半ばどうしようも無いんだけど、工作したことが却って3人の関与を示したことにさえなってますね。
作中でも触れられていましたが、旅に同行しつつ過去に同僚だったことを伏せておく時点でアウト。
政子たちの工作だと自身の身許を明かさないとアリバイ工作にならないので、身許を明かすことは必須。
にも関わらず、由美と同僚だったことを隠せば、気付かれた時点で疑われるに決まってます。
おそらく、過去の事件に触れたくなかったから隠したのでしょうが……あれなら寧ろ元同僚で旅行したとか主張した方が良かったのに。
でも、そうすると接点が調べられ過去の事件が明らかになる可能性がある。
もう、かなりのジレンマです。
これならば、工作しない方が疑われずに済んだだろうに……。
倉庫の暗証番号の件でも、逆に容疑者を絞り込むことになるし。
そして、ブログに自身の本名と恵たちの本名を残す由美。
いや、本名だけならばともかく、写真も残すのはかなり勇気が必要だと思うが……。
どちらか一方にしておかないと、ブログに仕事の愚痴も書けないぞ。
そう言えば、冷凍倉庫の横領犯は逮捕されず仕舞いなのだろうか……。
うむ、いろいろツッコミどころを残すところも良し。
何より、いろいろ考えながら視聴出来たので良し。
シリーズ次回にも期待!!
ちなみに西村京太郎先生と言えば「十津川シリーズ」最終作について語られています。
興味のある方はリンクよりどうぞ!!
・十津川シリーズ最終作、舞台はあの村!?作者である西村京太郎先生が激白!!
・「JR時刻表」と西村京太郎先生がコラボ!!2013年7月号、8月号にファン必見のクイズとエッセイが掲載!!
TBS版十津川警部について、シリーズの制作秘話を森下和清プロデューサーが語られています。
・月曜ゴールデン版「十津川警部シリーズ」、その制作秘話を森下和清プロデューサーが読売新聞さんに明かしました!!
【月曜ゴールデン版の十津川シリーズはこちら】
・月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ44 特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜・DVDは殺人指令か?北九州の連続殺人に隠された驚愕の事実は」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ45 志賀高原殺人事件〜黒姫伝説の謎〜雪の大沼池で亀井が殺人を目撃!!過去の誤射事件に驚愕の事実が!?」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ46 特急『草津』殺人迷路 ニセ十津川が草津温泉に現れ、謎の手紙が警視庁に…驚愕な秘密パーティが始まる!」(1月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ47 熱海・湯河原殺人事件〜妻殺しの男が出所し事件の証言者達への復讐!誘拐と強迫そして殺人予告が送られた」(4月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女 〜十津川警部への挑戦状〜鎌倉彫が生んだ愛と悲しみの逆襲!十津川に届く挑戦状の真意!?殺人ゲームの幕開け」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ49 特急しらさぎ殺人迷路〜越前竹人形の謎〜死体女性から電話!?私は殺された…偽装殺人?東尋坊の越前竹人形が知る哀しき過去」(1月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ50作記念作品〜消えたタンカー〜渡瀬恒彦・渡哲也豪華競演 インド洋で石油タンカー爆発炎上沈没事故発生!生存者6名が次々と殺される!?タンカー消失の謎追いブラジルへ」(9月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ51 京都〜小浜殺人迷路〜八百比丘尼伝説の怪〜十津川の妻が殺人!?25年前の未解決事件が引き起こす連続不審死、死を招く呪いの赤椿」(1月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
<キャスト>
十津川省三:渡瀬恒彦
○
西本 功:堤 大二郎
○
安原博子:山村紅葉
小西淳平:中西良太
○
村川留美:古川りか
山下智志:山田アキラ
小林雅人:内山翔人
清水 滋:あかつ
○
近藤政子:遠山景織子
河野みどり:菜葉菜
中島由美:嘉門洋子
岩本 恵:朝倉えりか
柏 智樹:金児憲史
○
今泉明子:泉 ピン子
○
亀井定雄:伊東四朗 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)
◆関連過去記事
【土曜ワイド劇場版の十津川シリーズはこちら】
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー61 越後・会津殺人ルート〜必ず相席する女!?特急きぬ・片道切符の罠…十津川警部に絶体絶命の殺人容疑」(3月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 秩父SL・3月23日の証言〜大逆転法廷!!沿線の洗濯物に秘密が 十津川警部VS黒い帽子の女!」(7月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「テレビ朝日開局55周年記念 西村京太郎トラベルミステリー・終着駅(ターミナル)殺人事件 上野〜青森、愛と死の寝台特急“あけぼの”暗闇に消えた女」(1月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 山形新幹線・つばさ129号の女!謎の駅に2分停車の盲点…黒いロープとサクランボの殺意!!」(11月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「35周年特別企画 西村京太郎の、スーパービュー踊り子連続殺人!新宿下田2時間47分の盲点グリーン個室の遺書が名指す4人の容疑者VS謎の女相続人」(1月28日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル(西村京太郎トラベルミステリー) 生死を分ける転車台 駅舎と列車が大炎上!?天竜浜名湖鉄道〜青いコートの女の罠…」(7月23日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス(西村京太郎トラベルミステリー55) 寝台特急カシオペア殺人事件・函館駅6分停車の罠!走る密室で妻が誘拐され消えた…十津川警部に謎の挑戦状!!」(11月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎トラベルミステリー 伊豆の海に消えた女(西村京太郎スペシャル 伊豆の海に消えた女特急踊り子160分間の殺意!遺書と指紋の罠十津川警部vs謎の5人の美女)」(10月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎スペシャル 山形新幹線・つばさ111号の殺人!謎の駅に途中下車のトリック十津川警部vs黒い帽子の女…」(2月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【月曜ゴールデン版の十津川シリーズはこちら】
・月曜ゴールデン「十津川警部シリーズ44 特急ソニック殺人事件〜十年目の真実〜・DVDは殺人指令か?北九州の連続殺人に隠された驚愕の事実は」(4月11日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ45 志賀高原殺人事件〜黒姫伝説の謎〜雪の大沼池で亀井が殺人を目撃!!過去の誤射事件に驚愕の事実が!?」(10月10日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ46 特急『草津』殺人迷路 ニセ十津川が草津温泉に現れ、謎の手紙が警視庁に…驚愕な秘密パーティが始まる!」(1月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ47 熱海・湯河原殺人事件〜妻殺しの男が出所し事件の証言者達への復讐!誘拐と強迫そして殺人予告が送られた」(4月16日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女 〜十津川警部への挑戦状〜鎌倉彫が生んだ愛と悲しみの逆襲!十津川に届く挑戦状の真意!?殺人ゲームの幕開け」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ49 特急しらさぎ殺人迷路〜越前竹人形の謎〜死体女性から電話!?私は殺された…偽装殺人?東尋坊の越前竹人形が知る哀しき過去」(1月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ50作記念作品〜消えたタンカー〜渡瀬恒彦・渡哲也豪華競演 インド洋で石油タンカー爆発炎上沈没事故発生!生存者6名が次々と殺される!?タンカー消失の謎追いブラジルへ」(9月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ51 京都〜小浜殺人迷路〜八百比丘尼伝説の怪〜十津川の妻が殺人!?25年前の未解決事件が引き起こす連続不審死、死を招く呪いの赤椿」(1月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【金曜プレステージ版の十津川シリーズはこちら】
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川捜査班8 十津川警部 家族 奥多摩で焼死体発見!十津川班の刑事の弟が殺人犯?轢き逃げから始まった事件の連鎖がもたらすのは、家族の強い絆か、崩壊か」(1月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川捜査班7 十津川警部の“初恋” 湯河原温泉連続殺人!苦悶の大捜査線!自殺偽装トリック!!血涙と慟哭の終着…頼む、こんな事しちゃダメだ」(6月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川刑事の肖像6 銚子電鉄六・四キロの追跡 悪徳投資詐欺を巡る血塗られた罠!哀愁の漁港を赤く染めた惨殺事件!銚子電鉄の径が連続殺人の謎を結ぶ」(9月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 十津川刑事の肖像5 鎌倉電鉄殺人事件 顔を消された焼死体現場に残された列車模型が示す次なる殺意とは!?鎌倉電鉄に秘めた切ない愛情と憎悪」(4月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎2週連続スペシャル第一弾 十津川刑事の肖像4 第二の標的 最終電車で謎の刺殺、目撃者に迫る疑惑と罠、連続殺人が示す過去の秘密…遺書に隠れた妻への最後の言葉とは」(5月27日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 西村京太郎サスペンス十津川刑事の肖像3 危険な判決「許されざる復讐心…容疑者への憎悪が生む第2の殺人…ナイフに刻まれたギリシャ語が示す真犯人の殺意」(10月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 西村京太郎サスペンス十津川刑事の肖像2「都民1300万人を誘拐した…都知事への脅迫電話で始まる連続殺人事件…死体に隠された秘密とは?愛と憎しみの復讐劇」(6月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【警部補・佐々木丈太郎シリーズ】
・金曜プレステージ 西村京太郎スペシャル警部補・佐々木丈太郎「告白〜狙われた小学校…次々殺される育児放棄の親達!容疑者は女教師、生徒が目撃者崩壊した教室で何が」(8月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎2週連続スペシャル第二弾!警部補・佐々木丈太郎(3) 密告〜惨殺体は刑事姿無き愛人の完全犯罪ネコの毛と白骨死体が語る涙の絆とは?女達の愛憎劇、いま開幕」(6月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎スペシャル 警部補・佐々木丈太郎4 黒い家〜その一族、全員他人!嘘で繋がる家族に眠る怨念の過去・善意の救命劇は地獄の幕開け…動画サイトの映像と消えた戸籍が語る禁断の絆」(11月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎スペシャル 警部補・佐々木丈太郎5 秘密〜脅迫メールの差出人は24年前の死者 名門女子高同窓会から始まる死の連鎖!第一容疑者は最愛の妻…夫が知らなかった別の顔 元お嬢様達に何が?」(3月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「西村京太郎スペシャル 警部補・佐々木丈太郎6 疑惑〜合掌する遺体 愛娘を殺された母親が7年越しの復讐?残された大金とお団子の謎 情熱の刑事が暴く少女誘拐事件の真相とは」(10月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【鉄道捜査官シリーズ】
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス鉄道捜査官 伊勢鉄道引き返せない単線列車からの脱出トリック!!2000万円の絵馬が連続殺人の謎を解く」(4月30日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 殺意の豪華SL密室パーティ〜殺人者は犯行予定の列車に乗り遅れた…!?上り線下り線のダイヤトリック」(5月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 伊豆急リゾート21号パノラマ展望車で殺された女!箱根ゴールデンルート空と湖の逆転アリバイトリック」(5月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【左文字進シリーズ】
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 探偵・左文字進15 軍艦島に消えた殺意〜長崎で史子の恋人が殺された!左文字がオランダ坂で見た隠し絵に驚愕な謎が炙り出た」(7月18日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「西村京太郎サスペンス 探偵・左文字進16 他人になった女〜リストラOLがセレブに化け遺産相続!巨額資産に群がるまさかの陰謀を左文字が暴く!」(4月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【秋葉京介探偵事務所シリーズ】
・金曜プレステージ「西村京太郎サスペンス 秋葉京介探偵事務所〜狙われた男〜 美女からの依頼は、殺人予告。大手介護事業の莫大な資産が招く死の連鎖。残された暗号が示す哀しき真実」(9月14日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【その他ニュース】
・西村京太郎先生が選ぶ自身のベスト3作品とは?
・「湯河原文学賞」作品募集!!(審査員をされてます)
・「第二回麻雀トライアスロン 雀豪決定戦」に綾辻行人先生&西村京太郎先生が参加!!
・十津川シリーズ最終作、舞台はあの村!?作者である西村京太郎先生が激白!!
・十津川警部シリーズにて亀井刑事を演じ続けて31年……愛川欽也さん降板、後任は高田純次さんに!!
・月曜ゴールデン版「十津川警部シリーズ」、その制作秘話を森下和清プロデューサーが読売新聞さんに明かしました!!
・【緊急特別批評(レビュー)】「SmaSTATION!!祝35周年土曜ワイド劇場の秘密(秘)相棒(秘)家政婦は見た(秘)法医学(秘)西村京太郎矢沢永吉&松田優作&鶴瓶主演のレア作品も」(5月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【関連する記事】
- 月曜名作劇場「駅弁刑事・神保徳之助10 〜近江八幡人情編〜 人気シリーズ第10弾..
- 土曜ワイド劇場「再捜査刑事・片岡悠介9 死を呼ぶプロポーズ〜結婚詐欺連続殺人!美..
- 月曜名作劇場「横山秀夫サスペンス 刑事の勲章 横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)..
- 土曜ワイド劇場「森村誠一の棟居刑事 偽完全犯罪 美女作家のニセ者は二度死ぬ?血痕..
- 水曜ミステリー9「マザー・強行犯係の女〜傍聞き〜 伝えたい話を別人の会話から漏れ..
- 月曜名作劇場「横山秀夫サスペンス 陰の季節 横山秀夫最高傑作「64(ロクヨン)」..
- 「科捜研の女 春スペシャル 謎の美人四姉妹の周りで次々と殺人が!犯人は…魔女!?..
- 土曜ワイド劇場「温泉(秘)大作戦(17) 香川うどん県こんぴら温泉 瀬戸内海の孤..
- 金曜プレミアム「松本清張スペシャル 一年半待て 密室夫殺人事件!正当防衛を訴える..
- 水曜ミステリー9「ソタイ2 組織犯罪対策課〜この男、危険なり! ドラッグ密売組織..
- 月曜名作劇場「税務調査官 窓際太郎の事件簿30 月曜名作劇場第一弾は窓際シリーズ..
- 土曜ワイド劇場「検事・朝日奈耀子(17)医師&検事〜2つの顔を持つ女! イケメン..
- 金曜プレミアム「松本清張スペシャル かげろう絵図 大奥に暗躍する巨悪に立ち向かう..
- 土曜ワイド劇場「京都南署鑑識ファイル10 狙われた社長令嬢・誘拐犯が殺された!2..
- 「松本清張特別企画 喪失の儀礼 松本清張の長編推理小説!中伊豆の旅館と深大寺の公..
- 月曜ゴールデン「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ35 風のなかの櫻香 尼寺で..
- ドラマスペシャル「ストレンジャー バケモノが事件を暴く 永遠の時を生き続ける不老..
- 土曜ワイド劇場「タクシードライバーの推理日誌39 スキャンダルな乗客 舞台上の連..
- 金曜プレミアム「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車36 惻隠の誤算 放送開始24年目..
- 水曜ミステリー9「犯罪科学分析室 電子の標的2 猛毒ウィルスを密かに開発していた..