「金田一少年の事件簿R」第2弾は「亡霊校舎の殺人」!!
舞台は「黄金島」。
遂に第2の殺人が発生……
【「亡霊校舎の殺人」登場人物一覧】
金田一:主人公。最終エピソードまで犯人にも被害者にもならないでしょう。
美雪:言わずと知れた金田一少年のベストパートナー。最終エピソードまで犯人にも被害者にも(以下略)。
赤熊猛:フリーのツアコン。
巴荘十郎:ベテランのトレジャーハンター。
首木友郎:どうにも怪しい雰囲気の持ち主だが……。
矢森雪雄:廃墟探索部のメンバー。目つきが悪い男性。
鬼城歩夢:廃墟探索部のメンバー。目つきが悪い女性。
花泉響也:廃墟探索部のメンバー。イケメン。
鶴野冬華:廃墟探索部のメンバー。ロングヘアの勝ち気そうな美女。
遠間もえぎ:廃墟探索部のメンバー。ショートヘアの元気少女。
室ノ井蘭:廃墟探索部のメンバー。おっとり系の美女。
高遠:ご存知「地獄の傀儡師」。今回も暗躍する!?
幽城玄将:亡霊教頭の正体とされる人物だが……。
亡霊教頭:今回の犯人だそうだが……。
蝶田:不動高校の教諭。某レスラーに似ている。
マスター:カフェふくろうのマスター。
ホー之介:マスターが飼ったふくろう。
<あらすじ>
・前話はこちら。
【歩夢殺害トリック解明!?】「亡霊校舎の殺人」第4話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
鬼城歩夢が殺害された。
さらに、無線とクルーザーが破壊されたことで「黄金島」は外部との連絡を絶たれてしまった。
これが意味するところはクローズドサークルの完成である。
すなわち、犯人は「黄金島」の内部に居る。
ツアーの面々は互いに互いを疑い、疑心暗鬼に陥る。
高遠の関与を確信する明智は、ツアー参加者の団結を促すべく集団行動を推奨することに。
複数人で1箇所に集まることで、次の犯行を阻止しようとの狙いである。
だが、トレジャーハンターの巴と首木はこれに従わない。
巴はナイフを手に、首木もまた先端の尖った槍のような鉄パイプを手に単独行動を取る。
明智は「これはこれで仕方がない」と判断。
彼らが犯人であり、次なる犯行を企むならば、また団体側に接触して来るしか方法がないとの考えであった。
気を取り直した明智は団体行動に参加の意を表明した面々に各自の荷物を取りに行くよう指示。
明智の予定では、残りのメンバー全員でこれから大広間での一夜を過ごすことになるからである。
指示に従った面々は一旦自身の部屋へと戻ることに。
同じ頃、高遠は「亡霊教頭」からの無線連絡を受け、状況が計画通りに進んでいることを確認していた。
不敵に笑う高遠だが……。
その頃、まず美雪が異変に気付いた。
部屋のテーブルに手紙が置かれていたのである。
其処には1欠片の金の粒と共に「この金が欲しければ校長室に来るよう」書かれていた。
同じ頃、金田一のもとにも同様の手紙が。
だが、1つだけ美雪のものと異なる点があった。
呼び出された場所は「校長室」ではなかったのだ。
そして、驚くべきことに同様の手紙が参加者全員に届いていたのである。
しかも、そのすべてが異なる場所への呼び出しとなっていた。
謎の手紙に怯える美雪は金田一を無線で呼び出し、共に行動することに。
明智たちが待つ元の場所へと戻った2人は、他のメンバーのもとにも手紙が届いたことを知ることに。
何者かの意図を感じ取った金田一と明智。
2人は揃って、周辺の見回りを開始する。
同じ頃、剣持は「迎えに来て欲しい」と依頼されもえぎの部屋へ。
これと落ち合うのだが……。
その頃、金田一と明智は頸部を背後から包丁で刺し貫かれた花泉の死体を発見していた。
犯人は誰なのか!?
その手掛かりは今週号の『週刊少年マガジン』にある、読むべし!!―――6話に続く。
<感想&推理>
「金田一少年の事件簿」が「金田一少年の事件簿R」として帰って来ました。
その第2弾はクローズドサークルの王道「孤島での殺人事件」です!!
今回は5話、遂に第2の被害者が……。
なんと、歩夢に続く被害者は花泉響也でした。
そして、高遠も登場。
素顔を曝しているところを見ると、ツアー参加者の中には紛れ込んでいない!?
ちなみに、この第2の殺人のトリックは移動不可能な場所を利用した時間短縮トリックか?
そもそも、自身への手紙は必要ないとはいえ他のメンバー全員の部屋に手紙を配るのはかなりの労力と時間を必要とする行為。
それをわざわざやったからには意味がある筈。
わざわざ手紙を配ってまで全員を呼び出したところからは「薔薇十字殺人事件」の禅田みるく殺害を思い起こさせるなぁ……。
・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ
とりあえず言えることは、各部屋に手紙を配ることが出来た人物こそが犯人か。
これが可能なのは、第3話中に食堂を出入りした人物、あるいは食堂に遅れてやって来た人物になるのか!?
でないと、部屋の住人と遭遇しかねないし。
となると、巴、首木、もえぎ、冬華、蘭か。
ただ、手紙を配るには部屋割りや移動可能経路を熟知しておく必要がある。
だとすると、有利なのは赤熊……だが、食堂に居た赤熊では手紙を配ることが出来ない。
赤熊が被害者である花泉をそれと知られないように利用して手紙を配らせた可能性も考えたが、花泉も食堂に居たしなぁ……。
それに、手紙を配った人物と殺害実行犯が同一人物だとすると、不可思議なことが発生する。
食堂から席を外したのが歩夢殺害の為だとすると、やっぱり手紙を配る時間が捻出できないように思えるのだが……これは一体、どういうことなのか!?
この謎解明も含めて第6話に期待!!
一方、山田涼介さん版「金田一少年の事件簿」が2014年7月から連続ドラマ化されることも明らかに。
その第1話は「銀幕の殺人鬼」とのこと。
こちらも注目!!
・山田涼介さん版「金田一少年の事件簿」連続ドラマ化!!その名は「金田一少年の事件簿N(ネオ)」!!
・山田涼介さん版「金田一少年の事件簿」第3弾が撮影中とのこと。
さらに、2014年4月5日17時30分よりアニメ版「金田一少年の事件簿R」が放送中。
次回(2014年5月10日)のエピソードは「錬金術殺人事件」とのこと。
アニメ版で、玲香のスカーフの謎が明らかになることはあるのかも注目!!
・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)
◆「亡霊校舎の殺人」関連過去記事
・「亡霊校舎の殺人」第1話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「亡霊校舎の殺人」第2話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・【犯人推定!?】「亡霊校舎の殺人」第3話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・【歩夢殺害トリック解明!?】「亡霊校舎の殺人」第4話(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆シリーズ関連過去記事
・「金田一少年の事件簿R」より「雪鬼伝説殺人事件」のまとめはこちら。
「雪鬼伝説殺人事件」(「金田一少年の事件簿R」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ
・「金田一少年の事件簿」より「薔薇十字館殺人事件」のまとめはこちら。
「薔薇十字館殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ
・「金田一少年の事件簿」より「香港九龍財宝殺人事件」のまとめはこちら。
「香港九龍財宝殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ
・「金田一少年の事件簿」より「暗黒城殺人事件」のまとめはこちら。
「暗黒城殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ
・「金田一少年の事件簿」より「人喰い研究所殺人事件」のまとめはこちら。
「人喰い研究所殺人事件」(「金田一少年の事件簿」、講談社刊「週刊少年マガジン」連載)まとめ
・「金田一少年の事件簿」より「ゲームの館殺人事件」のまとめはこちら。
「ゲームの館殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)
・「金田一少年の事件簿」より「錬金術殺人事件」のまとめはこちら。
「錬金術殺人事件」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)
・同じく「高度1万メートルの殺人」のまとめはこちら。
「高度1万メートルの殺人」まとめ(「金田一少年の事件簿」より)
・さとう先生による読み切り「トキメキトキナ消失宣言」のネタバレ批評(レビュー)はこちら。
「別冊少年マガジン」(講談社)より「トキメキトキナ消失宣言」ネタバレ批評(レビュー)
【ドラマ版】
・ドラマ版「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件・アジア北米同日放送〜美雪誘拐!破滅の街の悲劇…死体出現密室トリックの謎はすべて解けた!」(1月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・「金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件 マレーシアのジャングルで合宿中の生徒達が次々と消えた…太陽と月が交わる時暴かれる驚愕のトリック!謎はすべて解けた!」(1月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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◆金田一少年の事件簿シリーズコミックはこちら。
◆金田一少年の事件簿シリーズ映像作品はこちら。
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