2014年05月27日

月曜ゴールデン「ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿3 院長殺しに後妻が謎の失踪 遺産をめぐり醜い骨肉の争い!薄れる記憶にすがる母…天竜浜名湖生き別れた息子探しの旅」(5月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)

月曜ゴールデン「ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿3 院長殺しに後妻が謎の失踪 遺産をめぐり醜い骨肉の争い!薄れる記憶にすがる母…天竜浜名湖生き別れた息子探しの旅」(5月26日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

元東京地裁判事の新堂謙介(橋爪功)は、都内にある藤安病院で清掃員として働いている。
ある日、藤安病院の理事長・藤安俊一(勝部演之)が河原の土手で死体で発見された。俊一は心臓に持病があり、常に薬を持ち歩いていたが、現場にはその薬が見当たらず、俊一の妻・和可奈(野際陽子)のブレスレットが落ちていた。警部補・石渡武史(佐藤B作)と巡査・若村真佐子(大河内奈々子)は、殺人事件の疑いもあるとして捜査を開始する。
その頃謙介は、主任清掃員の恩田珠子(中山忍)から病院では次期理事長を巡り、俊一の長男・俊作(宮川一朗太)と現院長の柳原英生(川野太郎)が水面下で争っていると聞かされる。珠子は俊一の死によって2人の争いが激しくなるのではないかと心配そうに語る。案の定、通夜の会場で俊作とその妻・春美(魏涼子)、俊一の長女・仁美(西尾まり)、柳原らが跡目や遺産相続について口論となり、和可奈がたしなめる一幕があった。
葬儀が終わったある日、和可奈が姿を消した。事件現場に自分の所持品が残っていた和可奈が捜査を逃れるため逃走したのではないかと家族と警察は疑う。
その頃、謙介は品川駅にいた。謙介が属する清掃会社の常務で友人の堀切努(石橋蓮司)と鉄道旅行に出かけるはずだったが、堀切が急に出かけられなくなり渋々一人で電車に乗ることになったのだ。そんな謙介は掛川駅で和可奈と遭遇。置き引きに遭った和可奈を手助けしたことと、行き先が同じであることが重なり2人は共に行動することに。次第に謙介に打ち解けた和可奈は、俊一の前にもある男性と結婚していたことと、その夫とは死別したことを明かす。また前夫の弟・桐山裕之(並樹史朗)を探していると話し、一緒に探してほしいと謙介に依頼する。
しかし謙介と和可奈は、テレビのニュースで桐山の死体が東京で発見されたことを知る・・・。
(月曜ゴールデン公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

新堂謙介は元東京地裁判事、今は都内にある藤安病院で清掃員として働いている。

藤安病院では、藤安病院理事長・藤安俊一の後継者の座を巡り、俊一の長男・俊作と現院長の柳原英生が水面下で熾烈な争いを繰り広げていたが……。

そんなある日、当の藤安俊一が死体で発見される。
藤安は心臓に持病があり薬が手放せなかったのだが、薬が現場から消えていた。
しかも、その代わりに現場には藤安の妻・和可奈のブレスレットが落ちていたのだ。
さらに和可奈が姿を消したことから、警部補・石渡武史と巡査・若村真佐子は和可奈の犯行を疑いその行方を追うことに。

一方、旅行に出かけた新堂は掛川駅で置き引きに遭遇した和可奈を助ける。
和可奈は藤安の前に桐山勇という男性と結婚しており、間に一子をもうけていた。
だが、勇が事故死したことで両親から責任を問われ子供を取り上げられてしまったのだ。
和可奈はその子供に会うために、勇の弟・桐山裕之を訪ねようとしていたのだ。

ところが、当の桐山が東京で殺害されてしまう。
この容疑が和可奈と同行していた新堂にかかることに。
石渡は新堂も共犯だと主張して譲らないが……。

ところが、新堂が元判事であることを聞かされた石渡は態度を豹変。
新堂に協力するようになる。

桐山の同棲相手・杉田美和子が15年前に藤安病院で看護師として働いていたことが判明。
さらに、桐山が金に困っていたことも明らかに。
さらにさらに、藤安病院で15年前に医療事故を巡り訴訟が起こっていたことを突き止めた新堂。
しかし、この訴訟は途中で原告側が訴えを取り下げ病院側が勝っていた。
さらにさらにさらに、この事故に院長の柳原と美和子が関わっていたことも判明。
さらにさらにさらにさらに、和可奈がMRIを行っており、その場に柳原が居たことも分かった。

此処に、新堂は柳原こそが藤安と桐山殺害の犯人であると告発する。

15年前、術後の感染症で死亡したとされる患者は抗生物質の乱用による医療ミスが原因で命を落としていた。
もちろん、柳原と美和子に責任があったのである。
だが、当時の藤安はこれを否定し裏工作を行いすべてを隠蔽した。

ところが15年後、藤安の後継者レースを優位に進める柳原の前に壁が立ち塞がる。
他でもない藤安だ。

藤安は老境を迎え、心残りなくこの世を去る為に15年前の真実を明らかにすると言い出した。
もしも、実行されてしまえば柳原の理事長就任は不可能になる。

其処で、柳原は藤安殺害を決意し和可奈にMRIを行わせた。
MRIには金属製装身具は持ち込めない。
柳原は和可奈が外したブレスレットを盗んだのだ。

その上で、藤安を突き飛ばし薬を奪って殺害した。
もちろん、和可奈の犯行に偽装すべくブレスレットを置いたのも柳原だ。

これで終わりだと思われたが、藤安の死を知った美和子は桐山に15年前の真相を打ち明けてしまった。
桐山はこれ幸いと柳原を脅迫。
逆に柳原により口封じされたのだ。

これが事件の真相であった。

こうして、柳原は逮捕された。
一方、桐山の所持品から「桜井勇介」の名刺が出て来た。
実は桜井勇介こそ、和可奈が奪われた息子であった。
勇介は里子に出されており、どうやら桐山は勇介の出生の秘密をネタにこれも脅迫するつもりだったらしい。

とはいえ、これで和可奈の息子の所在が分かった。
新堂は和可奈に同行し、勇介が妻子と共に幸せに暮らしていることを確認するのであった―――エンド。

<感想>

「ヤメ判 新堂謙介」シリーズ第3弾です。
前作は2012年1月23日に放送されており、実に2年4月ぶりの新作となりました。
前作についてはネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事リンクをどうぞ!!

本作は原作なし、オリジナルです。
では、ドラマの感想を。

前半1時間ロードムービーみたいだったな。
でも、この前半がとてもほんわかしてて良かった。
橋爪さんと野際さんの遣り取りも、何処となく「京都迷宮案内」を思い起こさせるもので秀逸でした。

でもって、サスペンス部分は後半30分間に集中していたんだけど、むしろ後半のサスペンス部分が不要。
あんな取って付けたサスペンスはいらないよ……。
前半のロードムービー部分の方がとても面白かった。
いっそのこと、あれで2時間通せば良かったのに。

そして、新堂の正体判明シーン。
浅見光彦ばりの展開でしたね。
野際さんが共演されていたこと(浅見母役を演じられている)もあって、特にその印象がありました。

そう言えば、何より気になったのはラスト。
自動車修理工になっていた勇介のもとへ、和可奈が辿り着くシーン。
客が勇介に「また、エンジンから変な音が……」って訪ねてくるんだけど、「また」ってことは何度も勇介が修理したってこと。
にも関わらず、何度も故障するのは「客が乗ってる車それ自体に問題がある」か「勇介の修理工としての技術に問題がある」のいずれかなのではないか。
もしも、後者だとすると……なかなか切ないなぁ。

総評すると、今回は野際さんがすべてを持って行った印象。
「京都迷宮案内」ファンにとってはアリなドラマでしたね。

◆関連過去記事
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<キャスト>

新堂謙介:橋爪 功

藤安和可奈:野際陽子

藤安俊一:勝部演之
藤安俊作:宮川一朗太
藤安春美:魏 涼子
梅沢仁美:西尾まり
梅沢高文:斉藤陽一郎
松野文江:角替和枝

柳原英生:川野太郎

恩田珠子:中山 忍
堀切 努:石橋蓮司

石渡武史:佐藤B作
岩村真佐子:大河内奈々子 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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