<あらすじ>
穴守病院の院長の尾崎孝雄(菊池均也)が殺害された。容疑者は妻の尾崎衿子(井村空美)。第一発見者は衿子から夫のDV相談を受けていた弁護士の小田貴代美(高橋ひとみ)だった。
羽田空港署の今井陽子(浅野ゆう子)が尾崎の自宅に向かうと、同じく衿子から相談を受けていたという生活安全課の高橋翠(瀬戸早妃)刑事もやってくる。捜査本部が設置され、警視庁から捜査一課の宗像勇吾(遠藤憲一)がやってきて、また二人はコンビを組まされることに。行方不明の衿子が九州にいる息子に会いに行くだろうと予測し、宗像らは九州に向かう。予想通り現れた衿子は確保され、羽田空港に移送される。空港で無事身柄を引き渡されるかと思いきや、ナイフを振り回す男が突然現れ現場は騒然。その混乱の中、衿子は逃走、高橋刑事は何者かに撃たれ、拳銃と手錠も現場からなくなっていた。
捜査本部は衿子の行方を捜すが、捜査一課の管理官・星野貴之(宍戸開)は、衿子を取り逃がしたあげく、高橋刑事が命を落とし、さらに拳銃も盗まれたことに、宗像への怒りをあらわにする。その後、衿子が自らの手に拳銃を握った状態で、頭から血を流して死亡しているのが見つかった。捜査一課は自殺と断定するが、陽子は息子を残して自殺するはずがない、と疑問を持つ。以前から何かと宗像に目をつけていた星野は、班長の宗像に一連の責任を取って、その処罰が決まるまで自宅待機を命じる。
(公式HPより)
では、続きから……(一部、重複あり)。
穴守病院の院長・尾崎孝雄が殺害された。
死因は灰皿による撲殺。
2度ほど殴りつけられており、2度目に殴られた傷が致命傷となっていた。
この事件の容疑者となったのが、尾崎の妻・衿子。
衿子は尾崎からDV被害を受けており、弁護士の小田貴代美に依頼し離婚訴訟を行っていた。
だが、孝雄の死亡後に姿を消していたのである。
この事件の捜査に羽田空港署の今井陽子が乗り出した。
同じ羽田空港署生活安全課の高橋翠刑事は相談を受けながら力になれなかったことに肩を落としていた。
翠の上司で生活安全課課長の山下純一は、そんな翠を慰めるのだが……。
事件の捜査本部が設置されることになり、警視庁から陽子と犬猿の仲である宗像勇吾がやって来た。
こうして、2人はコンビを組むことに。
互いに反目しつつも息の合った2人は、衿子が九州に居る息子のもとへ向かったと予測。
先回りし、衿子の身柄を確保することに成功する。
衿子は羽田空港へと移送されることになった。
羽田空港には宗像の指揮のもと、陽子や山下や翠らが集結。
厳戒態勢のもとで引き渡しが行われたのだが。
其処に、風間と言う男性がナイフを振り回しながら乱入。
混乱に乗じて、衿子が姿を消してしまう。
その直後、翠が何者かに狙撃され、拳銃と手錠を犯人に奪われてしまう。
翠は駆け付けた陽子に指3本を掲げたポーズで「さ、さ、さん……」と伝えると絶命してしまう。
周囲に緊急検問が敷かれ、蟻の子一匹通さぬ警戒態勢が構築された。
今度こそ……と意気込む陽子たちだが。
その数時間後、検問の外の廃ビルで衿子が頭部から血を流した状態で発見される。
どうやら、翠が奪われた銃で撃たれたらしい。
衿子は既に絶命していた。
これに宗像の上司・星野らは衿子が翠を殺害し自殺したと結論付ける。
だが、陽子と宗像はこれに反発。
結果、宗像が自宅謹慎を余儀なくされてしまう。
とはいえ、これに懲りる宗像ではない。
こうして、陽子と宗像は独自の捜査を開始することに。
そんな中、衿子が保護される予定であった「NPO法人・ラベンダーの家」の八代によれば、衿子に関する情報が尾崎に洩れていたらしい。
その為に、何度となく後手に回っていたと言う。
宗像は弁護士の貴代美に注目。
彼女が尾崎に買収され情報を洩らしたのでは……と疑う。
だが、貴代美はこれを否定。
確かに、尾崎から脅迫を受けていたがこれを拒否したのだ。
衿子を守る気持ちは本物だったと主張する貴代美。
実は、貴代美は25年前にある事件に巻き込まれていた。
当時、主婦だった貴代美は花屋にストーカーされ、自宅にまで上がり込まれてしまう。
貴代美はこの際に包丁で相手を刺してしまい傷害罪で逮捕されていた。
正当防衛は認められなかったらしい。
この為に、愛娘の栞を含む家族を失ったのだ。
以来、困っている女性の為に戦うことを決意していた。
宗像は貴代美の言葉を信じることに。
一方、陽子は「渡辺メモリアル葬儀社」社長の渡辺恵子に注目する。
恵子は仕事柄、病院にも出入りしており尾崎とも親しかったのだ。
しかも、衿子の友人としてDVについて翠に相談もしていた。
尾崎、衿子、翠、全員と顔見知りだったのだ。
恵子ならば尾崎に情報を流すことも可能である。
さらに、検問突破についても霊柩車を用いれば見つかることは無かった筈である。
風間が何者かの依頼で動いていたことも明らかになり、衿子脱出に恵子が関与している可能性は高まった。
しかし、この仮説には1つだけ弱点が存在していた。
衿子を乗せたと思われる恵子運転の霊柩車が空港を出た時刻と翠殺害時刻が近過ぎるのだ。
此処から陽子は、恵子以外のもう1人が翠を殺害したと判断する。
矢先、尾崎を殴りつけた灰皿が2人の人物により用いられたことも判明。
どうやら、最初に衿子が尾崎を殴りつけた後に、別の何者かが現れ止めを刺したらしい。
加えて、翠が遺したダイイングメッセージの謎も解明された。
その正体は隠語だったのだ。
すべてを察した陽子は宗像と謀り、犯人に罠を仕掛けることに。
陽子は星野と山下に「恵子の取調を行う」と告げる。
その夜、恵子のもとに不審な影が現れた。
影は恵子を殺害しようとして……陽子と宗像に制止される。
恵子を口封じしようとした人物の正体は山下であった。
山下こそ、尾崎に情報を流していた張本人だったのだ。
尾崎に買収されていたのである。
さらに、恵子と山下は恋人同士であった。
山下が管轄内で出た被害者の葬儀を恵子に斡旋するよう便宜を図ったことがきっかけで交際が始まったらしい。
実に5年になると言う。
恵子は山下に頼まれ行動していたのだ。
山下は尾崎に買収され衿子についての情報を流していた。
だが、衿子の行動を止める決め手に欠けた尾崎から「何とかしろ」と責め立てられるようになり、尾崎を持て余し始めた。
困り果てた山下は尾崎が衿子に殴られたことに便乗し、これを殺害してしまう。
しかし、この事実を翠に知られてしまった。
翠は衿子の移送が終われば山下を告発すると伝えて来た。
困った山下は恵子を利用し風間を用意すると混乱に乗じて翠を殺害した。
翠のダイイングメッセージ「さ、さ、さん」は「300」と伝えようとしたもの。
その意味は「警察官」である。
翠は「仲間にやられた」ことを伝えようとしたのだ。
その後、山下は罪を着せるべく衿子を殺害したのだった。
こうして事件は解決した。
山下の罪は白日のもとに曝されることとなった―――エンド。
<感想>
「黒の滑走路」シリーズ第4弾。
前作は2013年8月9日に放送されており、ほぼ9ヶ月ぶりのシリーズ新作となります。
過去作についてはネタバレ批評(レビュー)ありますね。
興味のある方は過去記事をどうぞ!!
ドラマの原作は山村美紗先生『大阪国際空港殺人事件』(講談社刊)。
<あらすじ>
空港税関の検査官今井陽子は、グアムから帰国した若い女性の隠し持った貴金属を発見した。ところが1時間後、その女性は謎の死を遂げる。責任を感じた陽子は、警察と協力して女性の周辺を調べる。渡航前の所持金と購入した貴金属とのギャップ、そして未婚で妊娠5ヵ月という謎。女性検査官が活躍の連作。
(講談社公式HPより)
原作は短編だったんですね。
では早速、ドラマ版の感想を。
バディものとしてはなかなか良かったですね。
普段反目し合う2人が、共通の敵に対抗する為に事件解決に向けて協力する。
いや〜〜〜まさに醍醐味ですね。
とはいえ、陽子と宗像は犬猿の仲とまではいかないけどね。
あくまで良きライバル関係かな。
と同時にツッコミどころの多い物語でもありました。
特に翠の行動がなかなかでしたね。
まず、「明日にはお前の罪を告発するからな!!」と予告した相手(山下)と、緊急事態とは言え2人きりで人気のない場所に行くのは流石にどうなのか?
しかも、翠が告発しようとしたのは「殺人罪」だぞ。
どう考えても、山下が手をこまねいているとは思えないのだが……流石に警戒すべきだろうに。
それと、ダイイングメッセージ。
陽子以外に誰も居ないんだから「さ、さ、さん」よりも「山下」と言えばすぐに事件は解決しただろうに。
ひと口に「警察官」と言っても対象は多いワケだし。
最初は「山下」の「山」を音読みして「さん」と読むのかなぁ……と思ってたのに、まさか「300」とは!!
流石に驚いた。
そして何より、第4弾で登場した人物が貴代美を除いて誰1人報われない結末だったことも印象的でした。
山下:逮捕。
恵子:殺されかける。
衿子:殺される。
尾崎:殺される。
翠:殺される。
貴代美:娘・栞と再会出来るかも(でも、栞が受け入れるかどうかは不明)。
う〜〜〜む、これもなかなかに……。
さて、総評ですが。
ツッコミどころはあるものの、なかなかでしたね。
シリーズ次回にも期待!!
【空港警察・刑事課 今井陽子シリーズ】
・金曜プレステージ 山村美紗サスペンス 京都源氏物語殺人絵巻「香のかおりに殺意をのせて…男と女の狂った愛情と欲望が起こす殺人連鎖!死体に残された源氏物語の謎と哀れな過去」(11月12日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 山村美紗サスペンス「黒の滑走路〜禁じられた一族 空港に女社長刺殺体!巨額遺産を巡る嫉妬と罠が交錯する連続殺人に潜む親子の屈折愛と衝撃の真実」(1月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 4週連続スペシャル 第4弾 黒の滑走路2〜花婿がみた悪魔〜不倫美女、浮気妻、元秘書と弟…怨念宿る復讐劇に魂を捧げた悪魔が仕掛けた驚愕トリックとは!?」(5月25日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 黒の滑走路3 空港大パニックの中仕組まれた完全犯罪!?止まらない殺人連鎖!!捜一上層部VS空港警察陰謀渦巻く国際ターミナルの罠」(8月9日放送)ネタバレ批評(レビュー)
<キャスト>
今井陽子:浅野ゆう子
宗像勇吾:遠藤憲一
及川華絵:山村紅葉
星野貴之:宍戸開
冷泉春樹:音尾琢真
木島拓次:中村靖日
蓮見秀一:山口竜央
小田貴代美:高橋ひとみ
渡辺恵子:筒井真理子
山下純一:小林健
高橋翠:瀬戸早妃
尾崎衿子:井村空美
尾崎孝雄:菊池均也 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)
◆「山村美紗先生」関連過去記事
【狩矢父娘シリーズ(土曜ワイド劇場)】
・土曜ワイド劇場「山村美紗サスペンス 京都・美人女優連続殺人事件〜主役は2度殺される!?ガラス張りの密室殺人トリックを“股のぞき”が暴く」(4月24日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「山村美紗サスペンス 京都・竜の寺密室殺人 理想の夫婦の裏の顔!愛人参加の紅葉ツアーで舞妓が殺された!?」(2月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「山村美紗サスペンス 京都・嵯峨野トロッコ列車殺人事件!祇園祭愛人同伴ツアー、貴船の流しそうめんが暴く水上密室の謎」(10月22日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「山村美紗サスペンス 狩矢父娘シリーズ(14)京都・華やかな密室殺人事件!容疑者は馬に乗った愛人!?妻殺しを暴いた1+1=1のネックレス」(10月6日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・土曜ワイド劇場「山村美紗サスペンス 狩矢父娘シリーズ15 京都グルメツアー殺人事件!観光客10万人が見た殺人トリック!?“五山送り火”に浮かび上がるダイイングメッセージの謎」(10月5日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【船越英一郎さん版狩矢警部シリーズ(月曜ゴールデン)】
・月曜ゴールデン 山村美紗サスペンス「狩矢警部シリーズ8京都西大路通り殺人事件〜京の椿四姉妹連続殺人!椿の幽霊と密室アリバイトリックに狩矢と娘和美が挑む!」(5月17日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン 山村美紗サスペンス 狩矢警部シリーズ9「坂本龍馬殺人事件〜11月15日は龍馬の命日今宵京都で連続殺人!変死体は狩矢の親友…辞表を胸に復讐の炎を燃やす!カギは龍馬」(11月15日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「山村美紗サスペンス 狩矢警部シリーズ第10弾スペシャル千利休・謎の殺人事件「利休切腹から420年…京都撮影所で連続不可能殺人死の床に不気味なメッセージと利休の亡霊」(7月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「山村美紗サスペンス 狩矢警部シリーズ第11弾スペシャル 京都舞踊襲名殺人事件 美しき舞の最中の悲劇名門の家元候補が次々絶命!舞扇・手拭いに仕込まれた毒か!?母の愛が狂気に変わる時」(3月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・月曜ゴールデン「山村美紗サスペンス 狩矢警部シリーズ第12弾 京都香道伝説殺人事件〜千年の都の香りが呼ぶ女優連続殺人!?平安絵巻・曲水の宴の惨劇!死のメッセージ“ぬ”の謎とは」(11月19日放送)ネタバレ批評(レビュー)
【赤い霊柩車シリーズ】
・金曜プレステージ 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車26最新作!「黒い同窓会〜25年の憎悪が女達を狂わせる次々殺される同級生…嘘で塗られた青春時代卒業旅行で何が?死体が握る百人一首の謎」(10月1日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ 山村美紗サスペンス 赤い霊柩車27最新作!「魔女の囁き〜嫉妬と嘘が交錯する悪女達の恐怖の愛憎劇!富豪の死の裏に3年前の火災 悲劇の令嬢、執念の母、氷の美女…犯人は誰」(4月8日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車28 最新作!漆黒の記憶〜死人の女が働く宿で見た怨念籠もる復讐劇!憎しみ合う姉妹と男達の変死葬られた記憶の最後で顔を歪ませていた悪魔は誰だ?」(10月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)
・金曜プレステージ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車29 慟哭の再会〜霊柩車史上最大の驚愕!恩師との晩餐が血の惨劇に次々殺される美人姉妹仏像は見た…羅刹の家に潜む底なしの憎悪」(4月13日放送)ネタバレ批評(レビュー)
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【イベント】
・「ミステリーの女王・山村美紗の世界」展、ふたたび!!
(2010年11月28日まで開催)
・娘・紅葉さんプロデュース!!「ミステリーの女王・山村美紗の世界」展4月24日土曜より開催!!(すでに終了)
・山村美紗原作「京都花灯路 恋の耀き」公演中!!
◆山村美紗先生の作品はこちら。
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一つ疑問があるのですが、最初頃に出てきたラベンダーの家の八代愛子っていましたよね?
あの人は結局何だったのでしょうか?
私の見落としだったらすみませんが、ドラマの中でも全く話題にも上がらず、本人も最初以外出てこなかったように思うのですが・・・
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
お尋ねの件についてお答えします。
ちょっと曖昧なので、間違っていたらご容赦ください。
確か「ラベンダーの家」はDV被害者を保護するシェルターを運営するNPO法人の名称。
衿子が尾崎から逃げた際に此処に匿われる予定でした。
八代愛子はその代表で、衿子の担当となっていました。
後に愛子は「衿子を保護する計画の情報が尾崎に洩れていたこと」を陽子に伝えています。
これにより、陽子は内通者の存在を疑うことになります。
この流れについて詳しくは、ネタバレあらすじ中盤に、愛子ではなく八代という苗字での表記ですが些か触れているのでご覧頂ければ嬉しいです(^O^)/!!