2014年05月11日

土曜ワイド劇場「監察官・羽生宗一 毒ハブと呼ばれる男、殺意の銃弾!!交番巡査発砲事件に疑惑あり!!迷子の子ネコちゃんの秘密…」(5月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「監察官・羽生宗一 毒ハブと呼ばれる男、殺意の銃弾!!交番巡査発砲事件に疑惑あり!!迷子の子ネコちゃんの秘密…」(5月3日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

警察庁キャリア組採用の上原和也(渡辺大)は、警視庁警務部監察官補佐に配属された。監察官とは、警察内部を監視する、いわば警察の中の警察。「かなりのエリートコースだ」と意気込んで監察官室に向かったところ、突然、部屋にいた女性警察官に怒鳴られてビックリする。彼女によると、昨夜、東京・世田谷で交番巡査による発砲事案があり、すでに上原の上司である監察官は負傷した巡査の入院先に向かっているという。監察官の名前をたずねる上原に、女性は「毒ハブだ」と答える。

急いで病院に向かい、監察官を探し出した上原。その監察官こそ羽生宗一(中村梅雀)、陰で“毒ハブ”とよばれる、アクの強い人物だった。そして先ほど監察官室にいた女性は、デスクの戸川良子警部(戸田恵子)とわかる。警察官として輝かしいスタートを切ったはずが、個性の強い上司たちを前に、暗澹たる気持ちになる上原…。
羽生と上原は、入院中の武藤正彦巡査(蟹江一平)に発砲の様子を聴取する。武藤は―昨日深夜、地下駐車場で車上荒らしをする男を発見。ナイフで向かってきたその男・渡辺昇一(吉川拳生)に、2度の警告を発した上で発砲したという。1発目は空に向けて、そして2発目は手首を狙ったが、ナイフで腕を切りつけられていたため手元が固定できず、心臓を直撃してしまったようだった。結果、渡辺は即死していた。
話を聴き終わった上原は適正な発砲だと感じるが、どうやら羽生は疑いを持ったようだ。「狙いが外れたか、あるいは心臓を狙ったか、だ」。

その後、武藤の所属する世田谷中央署で、彼の上司から話を聴く、羽生たち。署長の今井純(東根作寿英)はキャリア組で、福岡県警の次期部長職が内定しており、副署長の野崎三郎(石丸謙二郎)はなんとか今井を無事に送り出そうとしているのが見え見えだった。
さらに、羽生と上原は、車の持ち主であるデザイナー・原田祐介(河相我聞)にも話を聴く。羽生は、渡辺の名前を聞いた瞬間、原田が仕事の手を止めたのが気にかかる…。

そんな中、今井から武藤に対して“警視総監賞”が申請された。武藤は、身体を張って車上荒らし事件を解決し、地域の安全を守ったというのだ。だが、羽生は調査はまだ終わっていない、と納得しない…。そこへ、羽生を名指しした謎の電話がかかってきた。その男は、「武藤は、男を狙って撃ったんだ」と羽生に告げる。この発砲事案には裏がある――。そう確信した羽生たちは、本格的な捜査を開始するが…!?
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから……(一部、重複あり)。

上原和也は警視庁警務部監察官補佐に配属され、「毒ハブ」と呼ばれる上司・羽生宗一のもとに就くことに。
其処へ早速、事件発生の報が。

羽生と上原が担当することになった案件は、武藤正彦巡査の発砲事件。
事件の推移は次の通りである。

武藤は地下駐車場で車上荒らしを発見。
取り押えようとしたところ、相手が抵抗。
ナイフを振り翳して襲い掛かって来た。
武藤は拳銃を抜いて対抗。
威嚇射撃するも、抵抗を止めなかった為に腕を狙って発砲したらしい。
ところが、この時点で腕をナイフで傷付けられており照準がぶれ、相手の身体に着弾したそうだ。
結果、相手である渡辺昇一は死亡していた。

果たして、武藤の発砲は正当なモノだったのだろうか……。
羽生はこれに疑問を抱く。
武藤が何かを隠していると言うのだ。

被害車輛の持ち主でデザイナーの原田祐介にも話を聴く羽生たち。
すると、原田は渡辺の名を聞くなり激しく動揺する。

そんな中、武藤の元同僚・三上が何者かに刺殺される。

三上と渡辺、原田と武藤の接点を調べた羽生は北森家に辿り着く。
北森家は3人家族―――父親の北森幸一、母親の北森信代、幸一の連れ娘・敦子の3人だ。

過去に敦子は渡辺にストーカーされ性的暴行まで受けていたのだ。
つまり、渡辺と敦子は加害者と被害者の関係。

さらに、三上は敦子から被害届を提出されたがこれを黙殺していた。
つまり、敦子が被害を受けた原因でもあった。

そして、原田は敦子の婚約者。
つまり、渡辺はストーカー被害を与えた相手の婚約者の車を荒らしていたのだ。

最後に、武藤は幸一に信頼され相談相手となっていた。
つまり、武藤は幸一から依頼を受け渡辺を故意に射殺した疑いがあった。

渡辺と三上の死に、敦子を中心とする人間関係が複雑に絡み始めた。

矢先、三上殺害容疑で幸一が逮捕された。
幸一は三上が渡辺と共謀し、過去に敦子が受けた暴行写真をネタに脅迫して来た為に殺害したと供述する。

一方、渡辺殺害現場の防犯カメラ映像を調べた羽生は武藤の行動の真意に気付く。

武藤を問い詰める羽生。
すると、意外な事実が。

渡辺は車上荒らしではなく、脅迫写真を原田の車に残そうとしていたのだそうだ。
武藤は渡辺を正当防衛で射殺した後にその事実に気付いた。
それまで、相手が渡辺であることすら気づかなかったらしい。
写真を残して行くことは、敦子の為にならないと判断した武藤はこれを秘密裏に持ち去っていたのだ。
これこそが、武藤の隠し事であった。

羽生は今度こそ、武藤の行動が正当なモノであったと認める。
しかし一方で、まだ真相が隠されていると口にするが……。

羽生が訪ねたのは信代のもとであった。
そう、三上を殺害したのは幸一ではなく信代だったのだ。
敦子とは血の繋がりが無い信代だが、育ての親として愛しており、敦子を妨害する三上が許せなかったらしい。
幸一は信代を庇ったのである。

羽生は信代に自首を勧める。
これに応じて、信代は出頭することに。

羽生の判断が容れられ、武藤の発砲は正当使用と認められた。

上原は羽生に憧れを抱くのであった―――エンド。

<感想>

新シリーズ「監察官・羽生宗一」第1弾。
原作は無し、オリジナル作品です。

では、ドラマの感想をば。

序盤はちょっとどうかな……と思いましたが、終盤がなかなか良かったですね。
「毒ハブ」の「毒」は「悪」にのみ効果を発揮する「毒」なのでしょう。
良子の正体の謎も含め、ラストも痛快でした。

ただ、キャラ自体をかなり強調していたのですが、強調したキャラを活かしきれず割とありがちな展開に落ち着いていたことが惜しい。
つまり、キャラが濃いが話が薄い。
結果として、かなり何処かで視たような作品に感じられました。

それともう1つ何処かで視たような作品に感じられた理由がありますね……それが3日前に「水曜ミステリー9」で放送されていた「刑事の十字架」。
これに本作で上原役を演じていた渡辺大さんが出演。
ところが、この「刑事の十字架」で演じた役柄と本作の役に共通点が多かった。
例えば「エリート」、「最初は主人公に反発」、「後に主人公に心服する」と此処まで同じ。
これで「何処かで視たような」との印象が残ってしまいました。

何故、同一週だったのか……もう少し放送時期がずれていれば素直な目で本作を楽しめたのに。
とはいえ、こういったものも「2時間サスペンス」の楽しみ方の1つなのかもしれないですね。

水曜ミステリー9「刑事の十字架 相棒を殺され宿命を背負った刑事、執念の捜査行!偽装殺人の裏に25年前の陰謀…封印された疑惑のテープ(不動産社員の怪死…愛娘失った男の復讐!?人情刑事が暴く25年前の相棒殺害の真実!)」(5月7日放送)ネタバレ批評(レビュー)

さて、総評。
序盤と終盤を合計すると全体的に可もなく不可もなくと言った印象。
そして、何処かで視たような印象が残った為に、物凄くシリーズ化希望というワケでもない。
とはいえ、それが本作それ自体が理由なのかと言うと……どうにも判然としない。
なんとも判断に困る作品だなぁ……。

シリーズ化することで味が出て来るかもしれないのでシリーズ次回に期待!!

<キャスト>

羽生宗一:中村梅雀
戸川良子:戸田恵子
上原和也:渡辺 大
北森信代:高橋ひとみ
北森幸一:篠田三郎
原田祐介:河相我聞
武藤巡査:蟹江一平
野崎副署長:石丸謙二郎
山岡警務部長:国広富之
橋爪管理官:春田純一 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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