ネタバレあります、注意!!
第90話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話、73話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話、72話、77話、79話、81話、84話、85話、88話、89話、90話に登場。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63、66、72、77、79、81、84、85、88、90話に登場。
白鳥文那:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢にして生徒会長。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話、67話、68話、69話、70話、72話、77話、81話、84話、90話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話、77話、90話に登場。
犬飼悠里:スティンガー2.ショートカットの美少女。72話、81話、90話(81話は名前だけ)に登場。
薬師沙織:「元フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。現在は「オタク」であることをカミングアウトした。44話、63話、77話、83話、90話(90話は名前だけ)に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話、90話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話、90話に登場。
鬼塚太一:新聞部員。ブレインズのメンバー。90話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話、80話、90話に登場。
桃井:生徒会副会長。90話に登場。
灯台:セレブグループの1人。90話に登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<あらすじ>
「最近さぁ、校内がピリピリしてない?」
「うん、そう言えば……」
ゆりかとりあが目の前で繰り広げられているセレブとアイアンの揉め合いを目にし、感想を口にする。
此処最近、学内4大派閥間にて妙に関係がギスギスしており、これと似たような騒動が頻発していたのである。
ちょうどその頃、学内史における記録的な会合がもたれていた。
集められたのは学内4大派閥の長、あるいはそれに代わる実力者たちである。
まず、セレブ。
参加したのはセレブのリーダーにして、生徒会長である白鳥文那。
今回の会談の発起人である。
次に、アイアンとフラワーズ。
参加したのは那智……ではなく、フラワーズの勢力下にあったチアリーディング部を何時の間にかアイアン化した猿頭晶子である。
ちなみに、フラワーズからは本来ならば薬師沙織が参加すべきなのだが、薬師は77話以来フラワーズ内での発言力を喪失しており出席を認められなかった。
其処で猿頭晶子がこちらの代表も兼任している。
最後に、スティンガー。
参加したのはマーニーとも因縁のある「スティンガーナンバー2」こと犬飼悠里。
現状、考えられ得る最高の布陣と言え、まさに三頭会談である。
これに、司会進行として生徒会副会長・桃井、中立公正な立場からアドバイザーとして我らがマーニーが参加している。
学内の空気そのままに白鳥、猿頭、犬飼の間でも緊張が走っている。
それもその筈、その理由はこの議題にあった。
事の発端は数日前に遡る。
とあるセレブとスティンガーの間で諍いが起こった。
しかし、腕っぷしではセレブがスティンガーに勝てるワケがない。
其処で、セレブはアイアンを金で雇った。
こうして、雇われたアイアンがスティンガーをボコボコにした……らしい。
これを伝え聞いた各グループのメンバーは激怒した。
どのグループにとっても不名誉な出来事であると同時に他のグループを許せない出来事だったからだ。
セレブはスティンガーに単独では敵わず金に飽かせて物事を解決したことになる。
アイアンはスポーツマンシップを重んじるにも関わらず、セレブに買収され金に屈したことになる。
スティンガーは得意の喧嘩でアイアンに負けたことになる。
こうして互いのグループ間の緊張が強くなり、互いにギスギスした空気が流れ始めた。
今や学内は一触即発の空気なのだ。
これを回避する為の三頭会談であった。
しかし……。
「調べてみたが、セレブには該当する生徒は存在しない」
「アイアンにも卑劣な生徒は存在しない」
「スティンガーも生徒に迷惑をかけることなどしていない」
つまり、白鳥、猿頭、犬飼とも互いのグループに非はなく、別のグループの責任だと主張しているのだ。
特に猿頭と犬飼は共にセレブグループの責任を追及。
これに白鳥が反発するとの繰り返しであった。
議論は何処までも平行線である。
此処で白鳥が目先を変え、マーニーに意見を求めた。
これに猿頭と犬飼が反発する。
どうやら、マーニーを快く思っていないようである。
明らかな敵意を感じつつ、マーニーはおそるおそる意見を述べた。
「どうにも発端となった事件が怪しいのではないか」と。
あまりにも各グループの敵愾心を煽るような火種が揃い過ぎているのだ。
このまま続けても成果を得られないと判断した白鳥は、猿頭、犬飼にある提案を持ちかける。
これに他の2者も合意した。
何やら、嫌な予感を抱くマーニー。
此の予感は的中する。
マーニーは自身の言葉の責任を取るべく、発端となった事件を調べる羽目となった。
実質学内4大派閥からの依頼である……断るとの選択肢は存在していなかったのだ。
しかも、白鳥はこれを初めから予定していた節すらあった。
こうして、調査を開始し始めたマーニー。
ゆりかとりあの協力もあって、事件の当事者とされるセレブ・灯台を特定する。
灯台によれば「確かに幼馴染のスティンガーと喧嘩もするが、発端とされるような事件は起きていない」らしい。
しかし、噂でセレブがアイアンを買収したことは聞いたと証言する。
そもそも発端とされる実態が無かったのである。
何とも妙な雲行きになったと顔を顰めるマーニー。
その後も、噂こそあれ事実確認は出来ない状況が続いた。
続いて、4大派閥が争うことで利益を得る者を調べることに。
これは他派閥の可能性が高い。
現在、学内には「セレブ」「アイアン」「フラワーズ」「スティンガー」の4大派閥の他に「カーディガンズ」「ブレインズ」「オタク」「オカルト」「ブックス」「アウトロー」が存在している。
だが、4大派閥に取って代わろうとするようなグループは無い。
マーニーは噂の出処を追うことに。
すると、学内ニュースサイト……つまり、新聞部発であることが判明する。
新聞部へ向かったマーニー。
其処では部長の露島と恋人の吉沢が愛を育んでいた。
「これはお邪魔しちゃったかな」と後悔しつつ、用件を切り出すことに。
これを聞いた露島が調べたところ、意外な事実が明らかに……。
翌日、白鳥、猿頭、犬飼、桃井らが屋上に呼び出された。
呼び出したのは……もちろんマーニーだ。
マーニーと共に居るのは露島ら新聞部の面々である。
此処でマーニーは今回の騒動の真相を告げる。
すべては身勝手な噂が巧みに利用されたことに起因していた。
犯人は「こうあって欲しい」「こうだったら面白い」との生徒たちの願望を利用し、各グループ間の対立を募らせるようニュースサイトに情報を流した。
まず、ニュースサイトで思わせぶりな記事を掲載する。
この時点では詳細な内容は把握出来ない。
例えば「セレブがアイアンに助けられた」との情報である。
これが点となる。
その後、SNSで「あの事件実は……」と噂として偽の真相を提供する。
例えば「セレブがスティンガーと争っていた」との情報や「セレブがアイアンを買収した」との情報である。
これにより、点と点を結ぶ線を提供する。
人は与えられた情報より、自分で調べた情報を信用する。
その上で、ドラマチックなグループ間の勢力争いネタである。
誰もが飛び付いた。
こうして、各グループがいがみ合うような情報が独り歩きし始めた。
後は放っておいても過熱して行くだけとの寸法だ。
確実性が欲しければ、実際に対立を煽るような工作を行えば良い。
そして、このニュースサイトに記事を掲載した人物こそ新聞部員にして「ブレインズ」のメンバー・鬼塚太一だったのだ。
だが、これは鬼塚の単独犯行ではなかった。
裏に黒幕が居たのだ。
その黒幕こそ……桃井であった。
桃井は各グループの対立を煽り、白鳥の管理責任を問うことでこれを退任させる腹積もりであった。
もちろん、後任は桃井自身だ。
桃井は鬼塚に生徒会長就任後の「ブレインズ」への厚遇を約束していた。
実は「ブレインズ」は成績優秀者によるグループでありながら、学内一の天才・枯野に相手にされていなかった。
この屈辱を勢力を拡大することで払拭したかったようだ。
自白した鬼塚。
だが、桃井はこれを認めない。
そのとき、犬飼が動いた。
何時の間にか桃井の背後を取り、その手には桃井のスマホが握られていた。
履歴を追った犬飼は桃井が鬼塚と遣り取りしていることを確認する。
「なんだ……内ゲバだったか」
生徒会による権力闘争だったことが確定し、興味を無くした様子の犬飼。
一方、猿頭は「そんなことに巻き込むな!!」と桃井を一撃し、これをのしてしまう。
そして、鬼塚に対してはマーニーが鬼塚同様の方法により事件の犯人を匂わせるとの罰が。
早速、鬼塚の元へは批難のメールが続々と届き始めた。
桃井は白鳥が生徒会から追放、ブラックリストに掲載することで処分を終えた。
こうして一件落着。
大任を果たしたマーニーは一息吐くことに。
「見直したよ、マーニー」
上機嫌の猿頭だが……。
「私はあの件(72話参照)は忘れてないから……」
犬飼がボソリと呟く。
去り行く白鳥たちを見送りつつ「もうこりごりだ」と感想を洩らすマーニーであった―――エンド。
まさにマーニー版「桃太郎」だった今回。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻に続き9巻も発売!!チェックせよ!!
今回はその第90話「三頭会談」です。
学内におけるさらに詳細なグループの存在が判明した回。
同時に、新聞部長・露島と吉沢のラブラブぶりも確認出来たし、登場人物のその後が分かる回でもありました。
ちなみに、今回の裏テーマは「桃太郎」だったりします。
まず、三頭会談の参加者それぞれの苗字に注目。
白鳥、猿頭、犬飼と「キジ、猿、犬」を示しています。
そして、生徒会副会長の名が桃井で「桃太郎」。
さらに、新聞部の部員が鬼塚で「鬼」。
ね、見事に「桃太郎」でしょ。
これにより、鬼塚=悪、桃井=善とミスリードしておいて、本当の「桃太郎」はマーニーだったワケです。
見事な鬼退治でした。
那智や立花たちが参加しなかった理由はこの為でしょう。
それにしても、この「マーニー版桃太郎」はお供の方が格上なのですが、対メカニックでも機能するのでしょうか……。
さて、此処で学内勢力についてまとめ。
今回判明したのは4大勢力と「カーディガンズ」以外に「ブレインズ」「オタク」「オカルト」「アウトロー」「ブックス」の5つ。
作中では正式に定義されていないものの、次のようなカテゴライズと思われる。
「ブレインズ」:鬼塚が所属する成績に自信のある優等生集団?しかし、肝心の枯野が居ない。
「オタク」:2次元作品(アニメ、漫画)をこよなく愛するグループ。甲賀が所属。現在は薬師も所属か?
「オカルト」:オカルトを好む面々が集ったグループ。三井、前花が所属。
「ブックス」:ビブロフィリアかビブリオマニアによるグループ。図書委員である前花も所属?
「アウトロー」:上記、いずれにも故意に所属していないグループ。マーニーらが所属?
「オタク」と「アウトロー」は以前にも言及されていましたが、これで正式に勢力化か。
それにしても「カーディガンズ」はシンボルである望月が消えた今も中規模の勢力を誇っている様子、侮れない。
これに伴い登場人物一覧を一部手直ししました。
此処で注目は前花さん。
図書委員であり、コスプレイヤーであり、オカルト好きな前花さん……もしかして「ブックス」と「オカルト」と「オタク」を兼任しているのだろうか。
いやぁ、各キャラの所属や活躍を考えるだけでもかなり楽しい。
これもキャラがきちんと活きているマーニーだからこそだな。
ちなみに次回は予告によると痴漢冤罪を受けた探偵事務所の関係者がマーニーに助けを求めて来るとのことで「熊耳弁護士事務所」と納屋の再登場が期待されます!!
当然、「熊耳」関係ならばマーニー母娘にも触れられる筈なので注目です!!
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻が発売中。
そして、9巻も発売とのことでめでたい!!チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から80話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第81話「西から来た男」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第82話「2人のメカニック」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第83話「とあるイベント」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第84話「ケンカの行方」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第85話「大人の世界」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第86話「不思議の国のアリア」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第87話「あの日」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第88話「ゆうかいの牧場」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第89話「死人の家」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話、72話、77話、79話、81話、84話、85話、88話、89話、90話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。71話にて意外な趣味が判明。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話、61話、77話に登場。
マキちゃん:本名は真希田マキ、マーニーの級友。18話、72話、81話に登場。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63、66、72、77、79、81、84、85、88、90話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
・セレブ&生徒会
白鳥文那:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢にして生徒会長。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話、67話、68話、69話、70話、72話、77話、81話、84話、90話で登場。
坂本累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話、77話にて登場。
中神麻里:白鳥と並ぶセレブトップ3の1人。64話、65話に登場。
小巻かえで:セレブグループの1人。68話に登場。
灯台:セレブグループの1人。90話に登場。
桃井:生徒会副会長。90話に登場。
香坂:生徒会書記、2年生。7話、67話で登場。
・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話、77話、90話に登場。
・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話、77話(45話と55話は名前だけ)に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
・スティンガー
財津:スティンガーの1人。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話、69話に登場。
姫神志士雄:スティンガーの3.財津とも関係が……。56話、67話、69話、81話に登場。
尾藤:スティンガーの1人。3−C所属。バイクを運転中に事故に遭ったのだが……。69話に登場。
犬飼悠里:スティンガー2.ショートカットの美少女。72話、81話、90話(81話は名前だけ)に登場。
宮待統:関西にある「征波」学園からの転入生。実は武闘派の「関西征波」ではなく普通の「大阪征波」の学生であった。81話に登場。
・カーディガンズ
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
・ブレインズ
鬼塚太一:新聞部員。ブレインズのメンバー。90話に登場。
・オカルト
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話、67話、75話に登場。
・オタク
薬師沙織:「元フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。現在は「オタク」であることをカミングアウトした。44話、63話、77話、83話、90話(90話は名前だけ)に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
・その他
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話、90話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話、90話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話、80話、90話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話、59話に登場。
土方亜有美:占い好きの学生。67話に登場。
町坂:マーニーのクラスメイト。67話に登場。
比嘉大介:学園の生徒。元探偵キングの実績を持ちマーニーにライバル心を抱く。70話、77話に登場。
村山:学園の生徒。比嘉の親友。70話に登場。
功円:今回の依頼人で学園の生徒。70話に登場。
今西良香:功円の友人の1人。70話に登場。
鈴原今日乃:セレブグループに憧れる一般生徒の少女。72話に登場。
高倉則子:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー2番。スティンガーとの関わりも噂されている。77話に登場。
魚住希伊奈:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー5番。77話に登場。
真知夜千草:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー6番。アイドル。77話に登場。
神家真澄:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー7番。77話に登場。
【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話、79話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話、67話に登場。
松竹:イケメン教育実習生。67話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話、68話、71話、74話、76話、78話、80話、82話、83話、84話、85話、89話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話、66話、82話に登場。
助川:元警部でロイドの先輩。ロイドを探偵の道に誘う。66話に登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話に登場。
【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話、66話、73話、76話、82話、86話、87話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話、76話(名前だけ)に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話、58話、76話(名前だけ)、86話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話、76話(名前だけ)に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしい。その正体はメカニックであった。36話、73話、76話、82話、86話、87話で登場。
夜刀:鴻上が用意したもう1人のメカニック。しかし……。82話、86話、87話に登場。
【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話、73話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話に登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話、79話(79話は名前のみ)で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話、75話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話、78話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話、58話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
神戸雪奈:轢き逃げに遭った被害者の少女。59話に登場。
天の伯父:風来坊なプログラマーらしい。61話に登場。
松田:松田製作所の社長。ある悩みを抱える。62話に登場。
野崎竜二:闇社会の人間。62話に登場。
函館優美:往年の大女優。62話に登場。
倉岩大悟:中神家の実家の島に住むセレブ一家の息子。海外留学を終え帰国した。65話に登場。
前島清吉:地元の漁師。65話に登場。
石動:かえでの執事。68話に登場。
謎の老女:ゆりかが目撃した謎の女性。69話に登場。
特殊メイク科の講師:「MAXデジタル専門学校」特殊メイク科の講師。71話、75話に登場。
敦子:マーニーの友人らしい。金城あつ子とは別人!?73話に登場。
郷田:霊能者の1人。実は霊の存在を信じていない。75話より登場。
松園:霊能者の1人。実は霊の存在を信じていない。75話より登場。
介屋:霊能者の1人。実は霊の存在を信じていない。75話より登場。
妃:霊能者の1人。霊の存在を信じている。75話より登場。
糸田:霊能者の1人。霊の存在を信じている。75話より登場。
島田:伝統芸能を受け継いだ男。妻に対しDVを繰り返している。76話に登場。
島田の妻:夫からDVを受けている。76話に登場。
間庭家:メカニックに関係し、一族皆殺しにされたらしいが……。76話に登場。
ニセマーニー:実はマルス女子学園の生徒からなる「マーニー部」の部員たちであった。79話に登場。
覆面の少年:何者かに追われる少年。80話に登場。
柴山監督:大ヒットアニメ「ま・い・し・ば」の監督。ある秘密が……。83話に登場。
るり:ゆりかが出会った少女。84話に登場。
ゆら:るりの本名。84話に登場。
今泉梨花:毛利刑事の幼馴染にして婚約者。数年前に死亡したとされるが……。85話に登場。
矢作陽士:矢作家の息子。88話に登場。
矢作:陽士の父。牧場を経営する。88話に登場。
神谷:矢作と犬猿の仲にある牧場主。88話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大伯父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49、85話に登場。
木戸勇一:当時、アリアと並ぶほどであった人気子役。今は身を持ち崩している。58話に登場。
前野真治:雪奈轢き逃げ事件の加害者。59話に登場。
吉波志摩:連続暴行事件の被害者の1人。24歳。60話に登場。
中島茂:かえでが連絡を取り合っていた人物。68話に登場。
折井:脱走犯。74話に登場。
村上新一:村上夫妻の息子。彼が抱えるある秘密が……。74話に登場。
村上夫妻:バーバー村上を営む中年の夫婦。74話に登場。
間庭葉子:間庭家の1人。76話に登場。
間庭友子:間庭家の1人。76話に登場。
幸田俊雄:毛利曰く「狼少年」。今回の依頼人。78話で登場。
江戸:江戸興業の社長。78話で登場。
江戸雪信:江戸の三男。78話で登場。
追っ手:少年を追う者たち。80話に登場。
松木茂夫:建築会社に勤務する男性。何者かに殺害される。85話に登場。
若林幹高:幽霊屋敷の持ち主だが2年前から行方不明になっている。89話に登場。
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