ネタバレあります、注意!!
<あらすじ>
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき……。驚愕のクライシス、圧倒的な緊追感で魅了する傑作サスペンス。
(講談社公式HPより)
<感想>
生きて行く上では絶対に必要なんだけど疎まれている施設ってありませんか!?
それが「Not In My Back Yard」こと「NIMBY」。
その意味は「施設の必要性は認めるが、自らの居住地域には建てないでくれ」。
これを日本語では「迷惑施設」、あるいは「忌避施設」と呼びます。
この「忌避施設」に該当する施設の中に「原子力発電所」があります。
周囲への影響が大きく、健康上のリスクもまた大きい施設。
その反面、多くの人々に恩恵をもたらす施設でもあります。
まさに諸刃の剣。
だからこそ、その必要性は認めるけど身近にあると怖い。
実際、事が起こってからでは取り返しがつかない。
とはいえ、無いと困るし……あるからこそ、多くの人が救われているワケだし。
この「必要なんだけど、無い方が……」的な二律背反が曲者。
つまり、自身の近くにさえなければ……との妥協に至り易い。
果たして、それで済ませて良い物か。
「存在することによる生活の利便性」か「存在しないことによる安全性」か。
本来、二者択一なのでしょうが、これを選ぶにはいずれにもしがらみが多過ぎる。
この堂々巡りに陥るのが「忌避施設」の問題点。
結局、ほどほどのところで棚上げになることも多いようです。
この問題、何と言っても「公共性」と「危険性」のバランスこそがポイントとなるのでしょう。
この問題を根本的に解決するのには「何かそれに代わる大々的な発明」しかないのかなぁ……。
例えば、クリーンかつ効率的な新エネルギーとか。
しかし、現状ではこれも「夢のまた夢」で難しい。
この問題、真摯に向き合えば向き合うほど抜き差しならない事態に発展します。
そして、この問題が本作の「ある男」を追い込みました。
それによって「ある男」が起こした行動とは……。
この行動はあなたの心に何を呼び起こすのでしょうか。
ちなみに『天空の蜂』は、2015年に江口洋介さん主演で映画化が予定の作品です。
キャストは湯原一彰役に江口洋介さん、三島幸一役に本木雅弘さんとのこと。
本木さんが三島役ということはつまり……これは目が離せない。
それと「ネタバレあらすじ」はかなり端折っているので注意!!
興味のある方は原作を読むべし!!
<ネタバレあらすじ>
登場人物一覧:
湯原:「ビッグB」の開発責任者。
山下:湯原の後輩研究者。
恵太:山下の息子。「ビッグB」に搭乗していた為に、共に奪取されてしまう。
室伏:刑事。
三島:湯原と顔見知りの原子力技術者。
雑賀:「天空の蜂」を名乗る犯人の1人。
佐竹:「ビッグB」開発に関わった自衛隊員。
その日、新型ヘリコプター「ビッグB」の飛行試験が行われようとしていた。
開発者の1人である湯原は後輩の山下と共に、家族を連れて立ち会っていた。
ところが、試験開始直前になって「ビッグB」が勝手に離陸してしまう。
しかも、その中には潜り込んでいた山下の息子・恵太が搭乗していたのである。
こうして、恵太を乗せた「ビッグB」は空の彼方へと消えてしまった。
「ビッグB」強奪さる―――この報は瞬く間に広まった。
さらに世間を震撼させる出来事が発生する。
なんと「天空の蜂」を名乗る「ビッグB」強奪犯から、声明が出されたのだ。
その内容は「日本国内に存在する全ての原子力発電施設を停止し、再び起動できない状態にせよ」とのものであった。
しかも、この要求に背くならば爆弾を搭載した「ビッグB」を原子力発電施設「新陽」に墜落させるとまで宣言していたのである。
「天空の蜂」の言葉が本気であることを示すように「新陽」上空に「ビッグB」が現れた。
恵太以外に姿が確認出来ないことから、「ビッグB」が何者かによる遠隔操縦であることも確認された。
つまり、墜落させたところで「天空の蜂」には被害が無いのだ。
もしも、「新陽」に落とされでもしたら……恵太はもちろん、どのような事態になるか不明である。
この要求に世間は大騒ぎとなった。
「要求通り停止すれば良い」と主張する者。
「要求を呑んではならない」と主張する者。
「子供の人命は尊重すべき、とりあえず交渉しろ」とする者。
それぞれの論者が主張をぶつけ合う中で、犯人2人は密かにほくそ笑んでいた。
これこそが彼らの望んでいた事態だったからだ。
その頃、事態を打開するべく「ビッグB」と「新陽」の関係者が集められた。
招集されたのは湯原や山下の他に、湯原と顔見知りの原子力技術者・三島であった。
湯原たちは犯人が「天空の蜂」と名乗っていることに注目。
実は開発関係者の間では「ビッグB」を「蜂」と呼んでいたのである。
もしかして、「天空の蜂」は開発関係者の中に居るのではないか―――そんな疑惑が浮上することに。
一方、この事件を担当することになった室伏刑事は「ビッグB」強奪の方法から雑賀なる男を突き止める。
しかし、雑賀の行方は杳として知れなかった。
容疑者の名が雑賀であると聞かされた山下はある人物の顔を思い浮かべていた。
その人物の名は佐竹。
佐竹は「ビッグB」開発の為に自衛隊から派遣された隊員であった。
寡黙な人となりであったが『国盗り物語』の「雑賀孫市」が好きだった。
だとすれば、雑賀とは佐竹のことではないか……。
「天空の蜂」、その正体は2人であった。
1人は雑賀こと佐竹。
そして、もう1人は……三島であった。
2人の目的は、無関心を装う国民に選択を迫ること。
佐竹は過去に自身の存在意義を失い、今また同僚を原子力発電により失っていた。
そして、三島は息子を失ったのだ。
三島の息子は原子力開発者の家族として苛められ自殺してしまった。
三島は息子を苛めた犯人を恨み、その張本人を探し出した。
だが、その張本人は「反原発」を掲げる家族の息子であった。
しかも、それゆえに原発推進派に嫌がらせを受け続け心を病んでいたのである。
これを知った三島は「原子力発電所」の存在そのものではなく、これを巡る周囲の無理解にこそ問題があったと考えた。
現在の電力需要を賄う為には「原子力発電」は欠かせない。
だが、同時に誰もが「原子力発電」を怖れているのだ。
そして、臭いものには蓋で議論を深めようとしない。
佐竹と三島は、国民に原子力発電の有無について議論させるべく事件を起こしたのである。
その頃、恵太の救出作戦が決行。
これが成功していた。
同時に「ビッグB」のコクピット画像から遠隔操縦法が判明した。
湯原たちはイチかバチか、「天空の蜂」からコントロールを奪い返す計画を実行に移す。
一旦、外部から電源を落とすことでオートパイロットを切り、コントロールを奪い返す算段だ。
この試みは成功。
だが、直後に「ビッグB」のローターが爆発する。
どうやら、「天空の蜂」はこの事態を想定していたようだ。
だが、湯原は必死に制御を失った「ビッグB」を操作し、近海へと墜落させた。
これにより「ビッグB」は爆発四散する。
この様子を佐竹と三島がそれぞれの場所で見ていた。
佐竹は室伏により追い詰められた崖の上に居た。
手には拳銃を握り締めていた……。
一方、三島は周囲を捜査員に囲まれ連行されていた。
「ビッグB」奪取時に協力したことが露見したのだ。
しかし、三島は思う。
あれは「新陽」に落ちるべきだったのだ。
実は「ビッグB」が「新陽」に落ちたところで被害が出ないことは計算済みであった。
それにより、少しでも問題として議論されれば……それこそが狙いだったのだ。
いつか、落ちていた方が良かったと思う日が来るだろう。
三島は胸中で呟いた―――エンド。
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原作は、ずいぶん昔に読み、今回映画を観るので、このブログで復習を…。
ずいぶん思い出せました。有難うございます。
そして、映画、とても良かったですよ。ダイナミックな映像が原作を超えていると思いました。原作にない追加部分も良かったですよ。
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
お役に立てたなら嬉しいです(^O^)/!!
そして映画版、ご覧になられたんですね!!
管理人はまだ映画版を鑑賞出来ていないのですが、ネット上ではかなり高評価のようで、とても楽しみにしています。
特に本作は原作それ自体が映像化に映える作品と思っていたので尚更です。
しかも、原作超えと聞いてもっと楽しみになりました。
さらに「追加部分がある」と聞けば!!
嗚呼、早く視たい〜〜〜!!
昨日 見てきました映画を面白く楽しめました
でも二人で最新ヘリを自動操縦で奪い原発に墜落させて・・・・
このような大事ができるような思えませんがそこが現実離れしてるように思います
こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!
映画版、高評価の声をよく耳にしています。
ううう、気になるぅ〜〜〜!!