2014年06月22日

土曜ワイド劇場「遺品の声を聴く男5〜狙われた天才ピアニストと美貌の母!留守電に残された死者からのメッセージ!?究極の母性が隠蔽した13年前の驚愕の真実(狙われた美人母娘!天才ピアニストとステージママに謎の女が迫る!!究極の母性に隠蔽された驚愕の真実とは?)」(6月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)

土曜ワイド劇場「遺品の声を聴く男5〜狙われた天才ピアニストと美貌の母!留守電に残された死者からのメッセージ!?究極の母性が隠蔽した13年前の驚愕の真実(狙われた美人母娘!天才ピアニストとステージママに謎の女が迫る!!究極の母性に隠蔽された驚愕の真実とは?)」(6月21日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

「ジャーニーサポート」で働く遺品整理屋の各務章祐(奥田瑛二)は、主を失った遺品の声を聴くように、故人の性格や生活習慣、そして残された思いまで汲み取ることができる特別な感性の持ち主。遺族の代行で遺品を整理するという難しい仕事ながら、社長の玉枝陽子(渡辺えり)からの全幅の信頼と、部下の樋口奈央(佐藤めぐみ)からの尊敬を得て、業務にまい進している。
ある日、各務は入水自殺した男性・福原忠雄(遠山俊也)の遺品整理を請け負う。フリーのライターだった福原に家族はなく、依頼人となった編集者の小野寺隆(阪田マサノブ)は、福原が執筆に取りかかっていたという原稿以外は、すべて廃棄していいという。
福原の部屋で、各務は真っ先に、小さな位牌に目を留める。俗名・福原瞳。亡くなったのは13年前だ。その側には、「お兄ちゃん、さようなら」という手紙も。13年前、福原の妹も自殺したということか…。
その他、各務はプレゼント用に包装されたエメラルドのネックレス、多くの戦場写真、『Y.T』とイニシャルが刺繍された女性用のハンカチ、そして大量の脅迫状を見つける…!
小野寺によれば、福原は脅迫を受けてもなお、すごいスクープになるからと、取材を止めなかったらしい。そのネタとは、注目を浴びる若きピアニスト・高樹沙織(近藤里沙)とその母・百合子(藤吉久美子)にまつわるものだという。
天才少女としてマスコミにも登場している沙織は、わずか数週間前に初の全国ツアーを発表したばかり。まだ13歳ながら、コンサートでは満員の聴衆を感動させる際立った実力を誇っていた。何を隠そう、各務も彼女のファンの一人だ。また、もともとピアニストだった母の百合子が、事故で両親と夫を亡くしたのを期に、自らはステージに立つことを辞め、娘に夢を託して、女手一つで沙織を育て上げたという美談も、世間に広く知られていた。その百合子が、ある男と一緒にいるところを盗み撮りした写真が、福原の家で見つかっている。となれば、『Y.T』のハンカチの持ち主は明らかだ。各務は、そのハンカチを持ち主に返すという名目で、百合子のピアノ教室へと向かう。
あいにく、百合子は不在だった。ハンカチ程度のものなら受付に渡すことも可能だったが、各務はそれをしない。なぜなら、そのハンカチには血の跡が残っていたからだ…!!
死んだ福原は、今でこそゴシップ専門のライターだったが、昔は戦場ジャーナリストとして活躍していたらしい。だが、13年前、戦地にいる間に大切な妹が自殺。予定を大幅に延ばして海外に滞在していた福原はそのことを悔やみ、戦場ジャーナリストを辞めたのだという。
後日、警察から福原の遺留品が各務の手に渡る。その中には、財布や携帯電話に混じって、一枚の写真とUSBメモリーがあった。いずれも水に浸かっていたため、写真は傷み、USBメモリーは読み込めなかったが、写真の人物ははっきり沙織と判別できた。また、USBメモリーは、各務の後輩・樋口奈央(佐藤めぐみ)が、警察でもないのに依頼されていないことはしないという各務の日ごろの教えに逆らい、勝手に修復作業を手配してしまう。
その日、「ジャーニーサポート」の倉庫に不審者が侵入。修復依頼から戻った奈央が襲われ、意識を失う・・・!!
(土曜ワイド劇場公式HPより)


では、続きから(一部、あらすじと重複あり)……

13年前、山梨県にある人気の無いキャンプ場にて深夜にクラクションが響き渡った。
音源は1台のワゴン車。
音を聞きつけたキャンプ場の従業員が駆け付けてみると、中では4人の男女が死亡していた。
様子から練炭による集団自殺と見られた―――。

そして、時は変わって現在。

各務章祐は「ジャーニーサポート」で働く遺品整理人。
各務の感性は人一倍優れており、さまざまな真実を遺品から導き出すことが出来る。
それゆえに、多くの事件を解決しており、社長である玉枝陽子や、部下の樋口奈央からの信頼も厚い。

そんなある日、各務は奈央と共に最近売出し中の若手ピアニスト・高樹沙織のコンサートに出かける。

沙織は13歳の少女、同じくピアニストだったが両親と夫を喪った事故をきっかけにこれを諦めた母・百合子の意志を継いだとの触れ込みで大変な人気ぶりである。
沙織が所属する「マリンレコード」のディレクター・山崎一太は彼女に社運を賭けると明言して憚らず、沙織のマネージャーである本島弘人も沙織の売り出しに異様な執念を燃やしていた。
この熱に引き摺られるように百合子も沙織を売り込もうと必死である。
1人、当の沙織だけはそんな周囲の熱狂に疲労感を抱いているようだが……。

翌日、各務は入水自殺したという男性・福原忠雄の遺品整理を請け負うことに。
依頼者は雑誌『週刊現在』の編集者・小野寺隆からで、小野寺によれば福原には家族が居らず独り身だそうだ。
そんな中、小野寺が整理を依頼したのには理由があった。
なんでも、福原がモノにした「高樹百合子・沙織親娘に関わるスクープ原稿」を探しているのだそうである。
それは高樹親娘の地位を揺るがしかねない物だそうだが……。

福原の部屋に足を踏み入れた各務。
其処には小さな位牌が置かれていた。
記された俗名は福原瞳。
亡くなったのは13年前とされていた。
瞳の遺書らしきものが残されていたことから、どうやら自殺だったようである。
他にもプレゼント用と思われるエメラルドのネックレスや「YT」とイニシャルの入った女性用ハンカチを発見する各務。
ハンカチには福原のものと思われる血痕が付着していたが……。
各務は福原が自殺ではなく殺害されたのではないかと疑惑を抱き、調査を開始する。

各務は「YT」が「高樹百合子」ではないかと推理。
百合子にハンカチを届けたところ、執拗に付きまとって来たので山崎に追っ払って貰った際の物だと言う。
どうやら、福原は山崎に殴られ、百合子にハンカチを借りたようだ。

百合子と別れた各務は、その近くで謎の黒ずくめの美女を見かける。
各務の記憶によれば、その女性は福原の自宅付近でも見かけた筈なのだが……。

そんな中、沙織の誕生月が5月と判明。
あのプレゼント用のエメラルドのネックレスはどうやら福原か沙織へのプレゼントだったらしい。
どうも、福原と高樹親娘の間には何やらあるようだが……。

福原が過去に戦場ジャーナリストとして高名を馳せていたことが明らかに。
13年前、海外へと取材に出掛けた際に妹・瞳が自殺してしまったようだ。
残された瞳の遺書を見る限り、瞳は山梨県の高校教師だったが退職後直後に自殺してしまったようである。
その責任を感じ、福原は戦場ジャーナリストを辞めたのだろう。

後日、福原の遺留品が各務の手に渡った。
特に各務の目を惹いたのは1枚の写真とUSBメモリーである。
写真は福原と沙織らしき人物が写り込んで居る。
何時の間に撮影したのだろうか。
一方のUSBは水に濡れて中身が確認出来ない状況であった。

奈央はUSBの中身に興味を持ち、各務に黙ってこれを修理に出すことに。
ところがその夜、「ジャーニーサポート」事務所内に何者かが侵入。
奈央が襲われ転倒してしまう……。

奈央の傷は浅く、翌日には復帰することに。
どうやら、犯人は事務所内を家捜しすることが目的だったようだ。

負傷した奈央からUSBについて聞いた各務は彼女の手柄を褒める。
おそらく、襲撃者の狙いはUSBだったのだろう。
だが、当のUSBは修理の為に事務所内に無かったのだ。

その日の午後、修理先からUSBを受け取った奈央を再び何者かが襲撃する。
しかし、これを予期していた各務は小野寺の協力も得て襲撃者を捕まえることに成功する。

襲撃者の正体は福原の同業者で『リアル芸能』のお抱え記者・秋吉であった。
どうやら、福原のスクープ記事を狙っていたらしい。

こうして、襲撃者の正体を明らかにした各務たち。
しかし、福原殺害は秋吉では無いようだ。

USBの中身に秘密があると考えた各務は中身を確認する。
すると、其処には13年前に山梨で発生した練炭による集団自殺の記事が保存されていた。
ワゴン車の中で死亡していたのは4人、此の中に福原瞳の名前もあったのである。
更に、記事とは別に根岸瑞枝なる助産師の名前もメモされていた。

事件に福原瞳の自殺が関わっていると推測した各務は山梨へ。
当時、瞳が教鞭をとっていた高校を訪れたところ、関係者は皆一様に口を閉ざす。

そんな中、各務は当時を知る人物から遂に事情を聞き出した。
なんと、福原瞳は教え子と男女の仲になっていたらしい。
さらに妊娠したことで責任を取らされ退職していたのだ。
瞳の子供は中絶され、相手の教え子も地元には居ないそうだが……。
ちなみに、教え子の名は「カガヤヒロト」というらしい。

瞳に子供が居たと知った各務は助産師・根岸瑞枝の名を思い出す。
尋ねたところ、瑞枝は福原の訪問は認めるが多くを語ろうとしない。
さらに、各務は瑞枝宅で沙織の写真を発見する。
瑞枝によれば沙織を取り上げたのも瑞枝なのだそうだ。
だが、瑞枝はどうにも曖昧な表情を浮かべる。

此処で各務はもしかすると……と思い至った。
瞳が死亡したのも、沙織が生まれたのも13年前である。
瞳は赤ん坊を中絶していなかったとしたら……もしかすると、沙織こそ瞳の娘なのではないか。

さらに、福原の遺品の写真が沙織ではなく瞳と撮影した物だったことも判明。
それほど、瞳と沙織は似ているのだ。

各務は百合子に真相を問い詰める。
これに百合子は事実を明かすことに。

13年前、百合子は両親と夫を事故で喪い、お腹の子供もショックで流産してしまった。
失意の中、集団自殺が行われることを知りこれに参加した。
ところが、練炭により意識が朦朧としてきたところで、赤ん坊の声を聞いたのだと言う。

このとき、百合子は「死ねない」と思った。
百合子は赤ん坊を助け出すと、その場を脱出し瑞枝に頼んで実子に偽装したのだ。
後に百合子は集団自殺の記事を読んで赤ん坊の母親が瞳だと知った。

それから13年、百合子は沙織に愛情を注ぎ育て上げた。
其処に沙織が姪であると突き止めた福原が現れたのだ。
福原は沙織を返せと迫ったのだが、百合子にそれが出来よう筈も無かった。
すると、真実を暴露すると迫ったのだ。
しかし、福原を殺していないと主張する。

各務は百合子に沙織が現在のピアニスト生活に苦悩を抱えているらしいことを伝え、親娘として語り合うよう勧める。

その夜、百合子は沙織に真実を告げ、沙織の負担になるようならコンサートを中止しようと決意する。
ところが、これを聞かされた山崎も本島も認めようとしない。
翌早朝、百合子は謎の転落死を遂げてしまうのであった……。

百合子の死を知った沙織は衝撃のあまり倒れてしまう。
一方、山崎は本島が手に入れた百合子の遺書を使い沙織のコンサートを強行する。

しかし、当の沙織は「あれは母のものではない」と各務に告げる。
沙織は手紙は自筆でなければ気が済まない性格だったのだ。
遺書とされる手紙はワープロによるものであった。

各務は百合子の死が福原に続く殺人だと考えるように。
其処で手掛かりを求め、百合子の遺品整理を敢行する。

すると、百合子が保管していた13年前の集団自殺の資料から新たな情報が……。
なんと、参加者に伝えられた予定表によれば7人による自殺だったのだ。

ところが、実際に遺体で発見されたのは4人である。
残る3人のうち、1人は百合子として2人は何処に……。

さらに各務は予定表の参加者の中に「山梨18歳男性」の文字を発見する。
もしかして、この人物こそ瞳の相手で沙織の父なのではないか……。

こうして「カガヤヒロト」の名がクローズアップされる中、山崎と本島により沙織のコンサートが強行された。
何かが起こるのでは……と不安を覚える各務たち。

そんな中、「カガヤヒロト」の「カガヤ」が屋号であることが判明。
クラス名簿を確認したところ、瞳のクラスに「本島弘人」の名を発見する。
そう、本島こそが瞳の相手で沙織の父親だったのだ。
しかも、瞳の写真を見た各務は彼女こそが黒ずくめの美女であると気付く。

百合子以外に逃げ出した2人の正体は本島と瞳だったのだ。

矢先、本島が瞳と沙織を連れ去ってしまう。
どうやら、沙織の様子が心配になった瞳がコンサート会場に足を運んでいたらしい。
そして、これこそ本島の目的であった。

本島は13年前に自身を置いて姿を消した瞳を探すべく、百合子のマネージャーになり見張っていたのだ。
すべては瞳を誘き出す為だったのである。

福原と百合子を殺害したのも本島であった。

福原は百合子が沙織を手放さないと知るや、真相を暴露しようとした。
もしも、暴露されてしまえば瞳は警戒してしまうだろう。
其処で本島が殺害したのだ。

百合子の場合も同様だ。
山崎らが沙織の意向を汲もうとしなかったことで、百合子は真実を暴露することを決意。
そんなことをされれば、やはり瞳は姿を現さないだろう……マネージャーをしたことが無駄になる。
其処で本島が殺害したのだ。

そして今、家族を手に入れた本島は13年前の続きを行おうとしていた。
すなわち、瞳と沙織を連れた練炭による無理心中だ。

事態を察し、本島を追いかける各務。
13年前と同じ山梨のキャンプ場までは突き止めるのだが……具体的な場所が分からない。

そのとき、13年前同様にクラクションが鳴った!!
音に導かれるように辿り着いた各務は本島、瞳、沙織を助け出す。

しかし、本島は未だに諦めない。
沙織を捕まえると、娘にも関わらず人質に取る。

すべては瞳と百合子の所為だと語る本島。
瞳に対し一緒に死のうと約束したのに裏切ったと叫ぶ。

13年前、瞳は百合子が沙織を連れ出したことに気付き、これまた「死ねない」と考えた。
そして、現場を脱出することに。
残された本島は瞳と百合子が消えたことに気付き、これまた「死ねない」と考えたのだ。
こうして、百合子、瞳、本島がその場を去ったのである。

「そもそも、あいつが悪い!!あの女は君から赤ん坊を奪ったんだぞ!!」
百合子を批難する本島。
「いいえ、彼女は救ってくれたんです!!」
真っ向から反論する瞳。
そもそも、死のうとしたことが間違いだったと告げる瞳に本島は錯乱する。

そんな本島に各務は告げる。
瞳はクラクションを鳴らし本島を救おうとしていたのだ―――と。
13年前、瞳は逃げる前に本島が助かるようにクラクションを鳴らしキャンプ場の従業員を呼んだのだ。
この音で本島は目覚めることが出来たのだ。

これを聞いた本島は抵抗を止め、駆け付けた警察に連行されることに。

残された瞳と沙織に各務は百合子の遺志を伝える。
百合子は沙織の写真を収めた全く同じアルバムを2冊作っていたのだ。
その意味は沙織の実母にいつか手渡せたらとのもの。
それだけ、百合子は沙織を愛し、瞳に感謝していたのだ。

これを知った瞳と沙織は涙を流すのであった―――エンド。

<感想>

「遺品の声を聴く男」シリーズ第5弾です。
前作は2013年5月25日に放送されているので、実に1年ぶりの新作となりました。
ちなみに、これまでのシリーズについては過去記事よりネタバレ批評(レビュー)をご覧ください。

では、ドラマの感想を。

此処最近では特に良かったですね〜〜〜あらすじをタイプする手にも力が籠りました。

今回(第5弾)もこれまでのシリーズ同様にきっちり伏線を張ってますし、その回収にも成功していたように思います。
ただ、第3弾に比較すると「ロジック」面が、第4弾に比較すると「情」の面がそれぞれ些か弱くなっていたのは否めないかも。
とはいえ、シリーズ物の一作としては充分なレベルでしょう。
やはり、このシリーズはレベル高い!!

それにしても、13年がかりと気の遠くなるような本島の深慮遠謀ぶりは凄い。
それだけ、本島にとって瞳は重要な人物となっていたのでしょうか。

そして、小野寺が割と良いキャラでした。
USBの中身が判明した時に「ちぇっ、原稿じゃないのか……」と溢して、奈央に窘められるところとか面白かった。

そして、瞳のテープの声が凝ってましたね。
あれ、加工してるけど若村さんご自身の声ですよね。
公式HPでキャストと役名を確認してたから「これは……凄ぇ」と驚きました。
その工夫は、瞳が若村さんだと分かると瞳の生存が早期にばれちゃうからでしょう。
なかなかでした。

シリーズ次回にも期待出来そうです!!

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<キャスト>

各務章祐:奥田瑛二
高樹百合子:藤吉久美子
樋口奈央:佐藤めぐみ
本島弘人:金井勇太
佐久間杏樹:荒井萌
福原忠雄:遠山俊也
山崎一太:大門正明
根岸瑞枝:赤座美代子
福原瞳:若村麻由美
玉枝陽子:渡辺えり ほか
(敬称略、順不同、公式HPより)


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この記事へのコメント
土曜ワイド劇場は、番組の最初に主要なキャストの方々をテロップで流すのですが、今回は役名を伏せてありました。

なぜだろうと思い、最後まで見てみましたが、「なるほど!」と納得しました。

それは、「福原瞳の生存」を視聴者に最後のほうまで気付かせないようにするためだったんですね。

こうしておけば、若村麻由美さんが登場していても、役名が出ていないから、「若村麻由美は何の役なんだろう?」と思いながら視聴者は作品を観るはずです。


このほかにも、最後のほうで「福原瞳の写真」を登場させ、各務たちに(視聴者にも)「福原瞳は生きていたんだ!」とはっきり認識させたことで、ダレることなく最後まで観ることができました。

公式サイトのホームページには役名も記載されていましたが、この場合、「各務はどこで瞳の生存に気付くのだろう?」と思いながら観ることもできるので、それはそれでよいと思います。

Posted by Me at 2014年06月23日 17:11
Re:Meさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

福原瞳については、関係者による回想シーンも避けて台詞のみに限定したりとか工夫が凄かったですよね。
仰る通り、とても丁寧な作りだったように思います。

本作、かなり良かったです(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2014年06月23日 22:52
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