2014年08月03日

ドラマスペシャル「白銀ジャック 120万部のベストセラー初映像化!!スキー場爆破予告!!雪山全員が人質 妻の事故死から1年…犯人の動機は金か復讐か!?感動と衝撃の結末 厳寒の雪山完全ロケ」(8月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)

ドラマスペシャル「白銀ジャック 120万部のベストセラー初映像化!!スキー場爆破予告!!雪山全員が人質 妻の事故死から1年…犯人の動機は金か復讐か!?感動と衝撃の結末 厳寒の雪山完全ロケ」(8月2日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

安比高原スキー場。ゲレンデ統括マネージャーの倉田玲司(渡辺謙)は、滑走禁止区域に侵入した一人の暴走スノーボーダーを追っている。その脳裏には、一年前に起きた悲惨な事故がよみがえっていた…。
一年前、スキー場内の北月エリアで正規コースを滑っていた女性客が、滑走禁止区域から飛び出してきたスノーボーダーに激突され、死亡するという痛ましい事故が起きていた。夫と息子の三人でスキー旅行を楽しんでいた際の悲劇。鮮血で赤く染まる雪面と、夫の悲痛な叫び、呆然と立ち尽くす息子の姿は、今も倉田の記憶に鮮明に残っていた。逃走した犯人は今も捕まっておらず、以来、北月エリアはクローズされたままだ――。
結局この日、倉田はスノーボーダーを取り逃がしてしまう。倉田を振り切るとはよっぽどの腕前だ。まさか、一年前の犯人だろうか…。
翌日、スキー場に一通の脅迫メールが届く。「環境破壊の慰謝料を請求する」というこじつけのような主張で、「三千万円」という中途半端な金額を求める内容は、一見、悪戯メールのようでもある。しかし、「ゲレンデにはタイマー付きの爆弾物が仕掛けられている」という一文に、倉田は緊張する。本当に爆発すれば、周囲の客だけでなく、雪崩が発生して大惨事となることは必至だ。倉田は、客の安全を考え、即刻スキー場の閉鎖と警察への通報を社長に提案する。しかし、経営を優先する社長の筧は倉田の意見を却下。犯人の要求に応じる構えだ。スキー場の売却を密かに画策する筧には、事件を公にしたくないとの思惑があるらしい。一介のサラリーマンである倉田に、抵抗の余地はない。せめて、事件に客を巻き込まないよう努めるのみだ。そして三日後、スキー場のすべての客を人質に取った卑劣な身代金事件の取り引きが、ついに始まる…!!
(公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

倉田玲司は安比高原スキー場のゲレンデ統括マネージャーである。
倉田は収益を上げる為には「スキー場を充実させ利用者の満足を得ることだ」との信念を抱いていた。
此の為に、親会社である広世観光株式会社からやって来た社長・筧とはたびたび衝突を繰り返している。
筧は何よりも利益を重視することで知られていたのだ。

そんなある日、倉田は1年前の事故を思い出していた。

1年前、スキー場内の北月エリアで正規コースを滑っていた女性客が夫・入江とその息子・達樹の目前で、飛び出して来たスノーボーダーに激突され死亡していたのだ。
犯人は逃走し未だ捕まっておらず、以来、北月エリアは閉鎖されている。

何故、倉田が1年前の悲劇を思い出したのか。
それは1年ぶりに入江と達樹が安比高原スキー場を訪れていたからである。
達樹は1年前の事故以来、塞ぎがちになっており、入江としてはこれを励ます意味もあるらしい。
入江たちにとって北月エリアは悪夢の場所であろう。
同様に筧にとっても、いわくつきの北月エリアは今やお荷物になっていた……。

そんな中、スキー場に一通の脅迫メールが届く。
明朝体で記載されたソレには「環境破壊の慰謝料として三千万円を要求する」と記載されていた。
しかも、その後半には驚くべき文字が!!

なんと「ゲレンデにはタイマー付きの爆弾が仕掛けられている」と書かれていたのだ。
これが事実ならば、もし爆発すれば周囲の客だけでなく、雪崩が発生して大惨事となってしまう……。

安全を考えた倉田は即刻スキー場の閉鎖と警察への通報を筧に具申する。
しかし、筧はこれを一顧だにせず拒否。
何故か、犯人の要求に応じると主張する。
どうやら、その背後にはスキーリゾート売却を密かに画策している事情が隠されているようだが……。

その3日後、犯人の要求に応じた身代金取引が行われた。
無事に金の受け渡しを終え、これで事態が終息したかに思われたが。

ところが、犯人から2度目の脅迫メールが届くことに。
今回も明朝体で記載されたソレ。
このままではキリが無い。
本来ならば拒否するであろう筧は、またしても犯人の要求に応じる。
普段の筧を知る倉田としては不可解でならない行動であった。

2回目の身代金受け渡しも成功に終わった。
倉田はその間にも犯人を突き止めようと、部下の根津や桐林と共に行動していた。

疑わしい人物は何と言ってもスキー場で妻を失った入江である。
さらに、上品な老夫婦である日吉夫妻も怪しい。
他にも町長の息子・増淵英也も奇妙な行動を取っている。
果たして、誰が脅迫犯なのか!?

そんな中、3度目の脅迫メールが届く。
今度はゴシック体である。
そして、またも筧は要求を呑むことを倉田に告げる。
一方で、根津に犯人を特定するよう指示するが……。

3回目の受け渡しが行われた。
その最中、犯人より「邪魔者が現れたので報復行動に移る」とゴシック体で記された爆破予告が届く。
しかし、メールに反して受け渡し自体は無事に終わることに。

筧は受け渡しを終えた事実を見ようとせず、根津が犯人を刺激したから爆弾が爆破すると激怒する。
どうやら、根津は指示された通りに犯人を追跡しているようだ。
だが、それだけで爆破しようとするだろうか……現に身代金は受け渡されているにも関わらず。
どうにも、ちぐはぐな印象を受けた倉田は筧に疑問を抱く。

とはいえ、根津の活躍により犯人が捕まることに。
捕まった犯人は増淵と桐林であった。
しかし、2人は脅迫はしたが爆弾は仕掛けていないと主張。
さらに、すべては北月エリアを守る為だと述べる。

これに真相を察した倉田は筧を問い詰めることに。

既にヒントは出されていたのだ。
1回目、2回目の脅迫メールは明朝体であった。
だが、3回目と報復予告メールのみはゴシック体であった。

3回目と報復予告に関しては別人―――つまり、筧の自作自演だったのである。
そう、1回目と2回目のメールのみ増淵と桐林の犯行であった。

実は、筧は北月エリアを切り離してスキーリゾートを転売するつもりであった。
その為に、人工の雪崩を引き起こし北月エリアを埋めようとしていたのである。

これを知った増淵は桐林と相談する。
結果、爆破を逆手にとって脅迫し、最終的に北月エリアにクロスカントリーのコースを設置させることで切り離しを阻止しようと目論んだ。

しかし、筧はこれすら利用し爆破の罪を謎の脅迫者に着せることを思いついた。
其処で、自作自演に発展したのである。

それにしても……何故、これだけのことをしてまで増淵と桐林が北月エリアに拘ったのか。
それは入江の妻を事故死させたのが彼らだったからである。
増淵は入江の妻が眠る北月エリアを無碍には出来ないと叫ぶ。

しかし、時既に遅し。
筧は部下の小杉に命じて爆弾を起動させていた。
そして、北月エリアには入江たちが居たのである。

入江は此処数日をスキー場で達樹と共に過ごすことで親子の仲を深め、彼を立ち直らせることに成功していた。
その締めに、亡き妻が眠る北月エリアを訪れていたのだ。
さらに、何故か日吉夫妻も北月エリアに……。

このままでは入江と日吉たちが危険である。
倉田は根津を連れ救出に赴く。

結局、爆弾は爆破。
雪崩が起きるが、ギリギリに駆け付けた倉田たちによって全員が救い出された。

筧は事件の隠蔽を図る。
そんな中、日吉がスキーリゾートの転売先である「星雲興産」の経営者と判明。
どうやら、購入するに当たって内情を調べていたようである。

日吉は今回の経緯を知るや、倉田を高く評価する。
また、北月エリアも含めての購入を宣言することに。

数ヶ月後、星雲興産によるスキーリゾート買収が成立し、広世観光株式会社に戻った筧は子会社に出向となった。
一方、日吉の意向でスキーリゾートの新経営者には倉田が就任した。
倉田は自身の信念を実現させる機会を得たのである―――エンド。

<感想>

東野圭吾先生の長編『白銀ジャック』(実業之日本社刊)のドラマ化作品。
『白銀ジャック』は過去にネタバレ書評(レビュー)してますね。
興味のある方は過去記事リンクよりどうぞ!!

『白銀ジャック』(東野圭吾著、実業之日本社刊)ネタバレ書評(レビュー)

ちなみに『白銀ジャック』には姉妹編として『疾風ロンド』があるので興味のある方はそちらも是非!!

『疾風ロンド』(東野圭吾著、実業之日本社刊)ネタバレ書評(レビュー)

では、ドラマ版の感想を!!

涼しげな景色に小気味良いアクションが加わり、映像が凄かったですね。
キャストも豪華でしたし、ラストにて日吉が正体を明かすシーンは水戸黄門みたいで面白かった。

ただ、映像化に当たり些か原作と細部が異なっていました。
おそらく、活字媒体と映像媒体での魅せ方の違いによるものだと思うのですが、これだったら登場人物自体を減らすこともアリだったのではないかとの印象。
その方がよりスッキリして、ストーリーに集中出来たと思います。
ちなみに、ネタバレあらすじはかなり登場人物を減らした上で、展開事態を改変してます。
これぐらいでも良かったと思うけどなぁ……。

それと、あれだけ引っ張っておきながら、入江妻の死の真相がさらっと流されたのには閉口。
あの点こそが増淵たちの動機にも深く関わる点なので、もっと説明や心象描写に時間を割いた方が良かったかもと思う。
ラストも些か駆け足だったし。

とはいえ、その他の点ではこのドラマ版は原作に出来る限り忠実でありつつ上手く活かしたと思います。
もともと原作自体が「スピーディーな展開こそがメイン」的な作品なので、その点は及第点。

ただし、どちらかと言えば、同じ東野圭吾先生の作品で人質アリのサスペンスならば『白銀ジャック』より『天空の蜂』の方が素晴らしい。
こちらは重厚な展開とテーマが描かれており、必読の作品。
映画化も決定しており、今の内に読んでおくべき!!

『天空の蜂』(東野圭吾著、講談社刊)ネタバレ書評(レビュー)

<キャスト>

倉田玲司:渡辺謙
安比高原スキー場ゲレンデ統括マネージャー。真面目で一本気。スキーの腕前は一流。ゲレンデをユートピアと思い、大きな事故が起こらないようにとの願いで、日々、安全に万全を尽くしている。

根津昇平:岡田将生
パトロール隊員。倉田を尊敬する優秀なスノーボーダー。若さゆえ、感情をコントロールできない一面もある。

藤崎絵留:広末涼子
パトロール隊員。冷静な判断力と決断力で、倉田の信頼を得ている。

辰巳豊:鈴木浩介 ゲレンデ整備主任。

桐林祐介:庄野崎謙 パトロール隊の新人。

入江義之:安田顕
安比高原スキー場での事故で妻を亡くす。事故のショックから立ち直れない息子の再起のため、再び安比高原へとやってくる。

増淵英也:中尾明慶
北月町・町長の息子。北月町観光課勤務。幼い頃からスキー場に忍び込んで遊んでいた。

瀬利千晶:山下リオ
スノーボードクロス・アマチュア選手。大会に向けた特訓のため、安比高原に滞在。倉田や根津と知り合う。不良っぽく振る舞うが、実は正義感の強い頑固者。ひょんなことから事件を知り、係わりを持っていく。

松宮忠明:渡辺哲 索道部本部長。

中垣芳樹:金田明夫 ホテル事業本部長兼支配人。

日吉浩三:平泉成 安比高原スキー場の客。

日吉友恵:野際陽子 浩三の妻。

筧純一郎:國村隼
安比高原ホテル&リゾート社長、広世観光株式会社取締役。ワンマン経営で有名。安全よりもコスト面を優先し、倉田と衝突する事が多い。スキー場の売却を企んでいる。 ほか
(順不同、敬称略、公式HPより転載)


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【その他】
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東野圭吾先生「人気作品ランキング」中間結果発表!!

東野圭吾先生が中国でブームに!?

東野圭吾先生「容疑者Xの献身」が上海で舞台化!!

東野圭吾先生原作『浪花少年探偵団シリーズ』(講談社刊)がTBS系月曜20時枠にてドラマ化決定!!

「エドガー賞 最優秀小説(作品)賞」受賞作発表、モー・ヘイダー『Gone(ゴーン)』に!!

東野圭吾先生原作の映画版『麒麟の翼』『夜明けの街で』『さまよう刃』が台湾にて2012年4月20日より公開!!

東野圭吾先生『容疑者Xの献身』がエドガー賞候補に!!気になる結果は2012年4月26日!!でも、何故2012年の今なのか、知りたいと思いませんか!?

東野圭吾先生『プラチナデータ』(幻冬舎刊)が映画化!!公開は2013年を予定!!

フジテレビ系列木曜劇場にて東野圭吾先生原作作品を続々ドラマ化!!その名も「東野圭吾ミステリーズ」!!

東野圭吾先生『○笑小説』シリーズから3本の短編が実写ドラマ化!!

シネマトゥデイさんが“東野圭吾”先生の秘密に迫りました!!

映画「秘密」に海外版があった!?その名は「秘密 THE SECRET」

『ガリレオ』再度ドラマ化!!2013年4月期より月9ドラマに!!

韓国版『容疑者Xの献身』こと『容疑者X 天才数学者のアリバイ』が2013年4月20日より日本公開とのこと!!

東野圭吾先生『さまよう刃』が韓国にて映画化!!

『ガリレオ』スピンオフドラマ制作決定!!その名は『タガーリン(仮)』!!

東野圭吾先生、加賀シリーズ最新作(第10弾)発売決定!!タイトルは『祈りの幕が下りる時』とのこと!!

『新参者』『赤い指』『麒麟の翼』に続くTBS版第4の「加賀シリーズ」実写ドラマ化判明!!2014年1月放送予定は『眠りの森』か!?

東野圭吾先生『白銀ジャック』(実業之日本社刊)がドラマ化されるとのこと!!

「白銀ジャック (実業之日本社文庫)」です!!
白銀ジャック (実業之日本社文庫)





こちらは上記のコミカライズにして、そのキンドル版。
「東野圭吾ミステリー「白銀ジャック」」です!!
東野圭吾ミステリー「白銀ジャック」



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この記事へのコメント
管理人様 こんにちは

スキーアクションもミステリーも楽しめました。キャストも豪華でしたし。

が、この話、達樹君がひどいめに合い過ぎでかわいそうです。

1年前は目の前で母の事故、ようやく立ち直りかけたら爆弾、雪崩に巻き込まれ…。心の傷がいかばかりか…。

町長の息子は自首したのでしょうね。身代金の一件は警察に隠しても、1年前の過失致死はちゃんとしないと母はうかばれません…。

「天空の蜂」の映画化の情報も有難うございます。(ここを訪れるといいことがありますね)ずいぶん昔に読んだので読みなおしておきます。
Posted by あおによし at 2014年08月03日 12:32
Re:あおによしさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

ドラマ版は映像が凄かったですね!!
颯爽とスキーを駆る渡辺謙さん、格好良かった!!

そして、言われてみれば……達樹君にとってはトラウマものの結末に。
立ち直れるのだろうか……。
今後も入江の奮闘が欠かせないだろうなぁ。

増淵は原作だと「罪を償うべく出頭する」と倉田たちの前で約束していたのですが、ドラマ版だと曖昧でしたね。
確かに気にかかる……。

『天空の蜂』は、重厚なテーマを背景に手に汗握るサスペンスが展開される作品なので、まさに実写化にはピッタリな作品。
物凄く楽しみにしてます(^O^)/!!
Posted by 俺 at 2014年08月04日 22:46
お久しぶりです。
俺さん、他のブログでは、犯人の動機が分かりにくいと言って、自分の起こした事故への犯人の思い入れを動機と解釈しているものもありました。
私も俺さんも原作を読んでいるから「理解」出来るので、どこまでが若い二人の計画か、社長の謀略か、原作を読まずに見ている人には少し難しいドラマだったみたいです。
それと、スキー、スノボのチェイスもスピーディーではあるのですが、割と平板だった気がします。原作のように姿の見えない犯人が凄い滑りをしたことを根津に暗示させ、興味をつなぐことがドラマでは上手く伝わっていないみたいです。
別に岡田くん、広末さんにガチでスキー、スノボをやれとは言いませんが、スタントなんだから、素人でもわかる凄いチェイスシーンが見たかった気がします。
Posted by よしぼう at 2014年08月05日 20:10
Re:よしぼうさん

こちらこそ、お久しぶりです!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

個人的に「2時間サスペンス」はラストで如何にそれまでの伏線を回収するかがメインだと思っています。
その点、原作に比較するとドラマ版はラストが駆け足過ぎて此の点に不足があったかもしれませんね。

それと、言われてみれば確かに、もっと視覚的にも分かり易い方法はあったような気がします。
やっぱり、活字媒体と映像媒体だと情報量に差が出るので伝え方が異なって来るからなのでしょうか。
難しいですね……。
Posted by 俺 at 2014年08月06日 22:41
話のスケールの割に落とし所が
しょぼかったような・・・・・
Posted by カズ at 2014年09月02日 21:05
Re:カズさん

こんばんわ!!
管理人の“俺”です(^O^)/!!

展開がスピーディだったのは良かったのですが、ラストまでもが些か駆け足気味だったことがその印象を与える理由なのかもしれませんね……。
Posted by 俺 at 2014年09月04日 00:08
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