2014年06月28日

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第168話「対峙」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第168話「対峙」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)です!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<東京篇のあらすじ>

北海道編終盤にて未来と異なる道を選んだ大和。
1人東京へ向かい、欽一、泰成と共に沢田と対峙することに。
だが、軽く一蹴されてしまう。

傷心の泰成はいずこかへと姿を消す。
一方、沢田の権力を諦めきれない欽一は葉子を利用しようと目論む。
大和はと言えば、そんな欽一の行動を知り、未来たちを守るべく邪魔者全員を排除しようと決意する。

そんな中、未来は水原の死を知り東京へ。
真玉橋もまた真実を追うべく東京へ。
一方、雄大は都内の病院で病床に伏す―――。

物語を彩る主要人物たちが物語の発端となった東京に集まる。
いよいよ、最終章!!
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――。

<168話あらすじ>

テレビ局に辿り着いた真玉橋は未来が倒れたことを知らされる。
どうやら、これまでの精神的な負担に加え水原宅から抱えていた疲労が一度に出たようだ。
真玉橋は未来を保護することに。

ふと、意識の無い未来の手から滑り落ちた品を拾う真玉橋。
それは雄大から水原へ、そして未来へと引き継がれたあのペンダントであった。
ペンダントは江ノ島で受けた銃弾により物憂げに歪んでいた……。

一方、それから数時間後。
東京都内某所の資材置き場では約束の時間を迎えようとしていた。

現れたのは関口欽一である。
欽一は二郎を人質に取った大和に呼び出されたのだ―――もっとも、これはあくまで欽一を呼び出す為の大和の口実に過ぎない。
実際のところ、二郎は大和に捕らえられてなどは居ないのだ。
まったくの嘘であった。

これを欽一も薄々察してはいた。
その上で、欽一は様々に思考を巡らせていた。

もちろん、二郎が捕まっていないのがベストである。
だが、仮に捕まっていたとしたら、そのときは切り捨てるだけだ。
むしろ、その場合は欽一自身が手を下す必要すらあるかもしれない。
結局のところ、欽一にとって重要なのはこの状況を如何に活かすかの一点にかかっている。

そんな欽一を、遠く離れた車の中から監視する影があった。
沢田の命により、これを見守っている桜井だ。
桜井は沢田に対し現場の状況を電話でつぶさに伝えている。
そんな桜井が欽一の様子がおかしいと洩らした。

様子がおかしいと桜井が感じた理由は、欽一の手に握られていた。
其処には一丁の黒光りする銃が握られていた。
欽一はこれで大和を撃ち無力化するつもりなのだ。

出来れば、大和を生かしたまま捕らえ交渉のカードにしたい。
もっとも、勢い余って殺したとしてもそれはそれで仕方がないだろう。
そして、考えたくはないが仮に欽一が大和に敗れたとしても問題ない。
大和がこうまでして欽一に会いたがるからには、欽一を利用するつもりなのだろう。
だとすれば、取引に応じるように見せかけて機会を窺えば良いだけだ。
どう転んでも欽一の不利にはならないように思われた。

欽一はニヤリと笑いかけて表情を引き締めた。
ふと、欽一の視界に見知った人影が映り込んだからだ……もちろん、大和である。
大和は雨の中を無造作に立ち尽くしていた。

欽一は大和の様子を窺いながら、周囲を観察する。
その距離はざっと数メートル。
大和との間には欽一から見て少し左側に木材の山が堆く積まれている。
あの陰に入れば大和からは死角になるだろう。

欽一はさらに頭を巡らせた。
地の利は大和が優位だ。
さらに、大和には沢田と面会した際に用いた銃がある。
こちらの狙いを悟られれば著しく不利益を被るだろう。
だとすれば、あくまで先手必勝である。

此処に欽一の行動は決した。
木材の山を盾にしつつ、死角から大和に問答無用で弾を撃ち込むべきだ―――と。
当たり所が良ければ戦意喪失に持ち込めるだろう。
悪ければ……其処までは欽一が知ったことではない。

咄嗟にそう判断した欽一は身体を左方へと滑り込ませた。
木材の陰に踏み込み、銃を構えようとして……。

「えっ!?」
途端に欽一の足元が消えた。
気付けば、欽一は腰から仰向けに地面へと倒れ込んで居た。

落とし穴だ!!
大和は欽一の狙いを先読みし、罠を仕掛けていたのだ。
そして、欽一はそんな大和の狙いに嵌ったのである。
この瞬間、欽一は未だ若い大和に翻弄されていた。

慌てて身を起こそうとする欽一。
だが、その目の前に獲物を前にした肉食獣のような大和が迫る。
間に合わない。

「待っ、待って……」
交渉に持ち込もうとする欽一。
だが、大和はそんな欽一を無視すると、上方から覗き込みながらサイレンサー付きの銃を構えた。
銃口は……欽一の胴体からわずか数十センチの位置に止まっている。
必殺必中の距離だ……外しようもない。

そして、引き金が引かれた。

プシッ、プシッ、プシッ。

合計3発、肌が泡立つような音が響く。
同時に、欽一の身体に衝撃が走った。
大和が放った鉛玉は欽一の胴体へと消えて行く―――169話に続く。

<感想>


欽一、撃たれる!!


新章「東京編」第21回です。
サブタイトルは「対峙」。

その意味は大和と欽一の対峙のこと。

いよいよ、関口兄弟VS大和の勝負の幕が切って落とされました。
とはいえ、序盤は大和の圧勝に。
相手の心理を逆手に取ったその遣り方は2004年クルーザー上での雄大を思い起こさせるもの。
やはり、大和は雄大の生き写しですね。
ただ、その生き写しぶりは親子の域すら超えているようにも思えるが……。

とはいえ、欽一もこれで終わりではないだろう。
今回の描写ではどうも防弾チョッキを着込んでいる様子。
つまり、まだ生きている可能性が高い。
前から主張している通り、大和が殺人者になるとも思えないし。
ただ、あの欽一の状態では戦闘続行は難しく、大和の虜とされるのではなかろうか。
こうなると、欽一を人質にとった大和と二郎&夏美の対決になりそうか。

そして、欽一の本性も明らかに。
やはり、欽一は二郎をいざと言うときは切り捨てるつもりだった様子。

これを加味し、大和が殺人に手を染められないと考えれば、対関口兄弟戦の決着は自ずと限られて来そう。
関口兄弟同士の自滅(互いに互いの本心を知り撃ち合う)、あるいは此処に桜井が加わるのかもしれない。
まだ、泰成や雄大も居るしなぁ……。

一方、未来は水原の遺体遺棄現場に続きまたも昏倒することに。
これはやはり、沖縄編での転倒が影響しているのかも……。

さらに、秘密を握る雄大のペンダントは真玉橋の手に。
これがどう影響するのかも注目か。

さて、此処で登場人物たちの現状をまとめておきましょう。

沢田:雄大との間は決着。身を処すべく最後の仕事へ……と思いきや入院療養中。
雄大:沢田との間は決着。軍艦島へ!?むしろ、こちらが瀕死の状態。
大和:欽一、二郎相手に策を実行中。最終的には関口兄弟の抹殺を目論む。
欽一:大和と対決するも銃弾を浴びることに。
二郎:北海道から東京へ、大和と雌雄を決すべく夏美と共に移動中。瀕死の状態も心は安らか。
夏美:北海道から東京へ、二郎と同行。
未来:テレビ局から事件の真実を訴えようとするも、放送事故として処理され倒れてしまう。真玉橋と合流。
真玉橋:東海林の行動を追い、雄大のもとへ迫る……が先に未来と合流。
武雄&葉子:島袋に保護され、沖縄へ?
泰成:復讐が無為だったと諭され、傷心中。3億円は彼が保管している。

でもって、此処でこれまでの事実に基づく雄大についての仮説を。

<<管理人が考える仮説(2014年3月24日時点)>>

過去、軍艦島に生活していた雄大と沢田。
2人は故郷である島を愛しており、其処で一生を終えるつもりであった。
しかし、何か事件が勃発(時の政府主導で閉山とそれに伴う住民の強制的な追い出しが行われた?この際、雄大や沢田の家族に死人が出た?)。
雄大と沢田は、離島前に65号棟にて想い出の写真を撮影。
彼らにとって、この経験は復讐すべき記憶となり決して忘れないと誓う。

数年後、雄大が長崎から上京し竜と出会う。
同じ頃、沢田とも再会。
沢田は復讐の為に須黒を利用していた。
当然、同志として雄大にも声をかける。
しかし、当時の雄大は和子と幸せな家庭を築こうとしており復讐心を忘れつつあった。

ところが、和子が事故死。
またも、愛する者が奪われたことで、1人残された赤子(武雄)を胸に雄大は復讐心を思い起こす(復讐対象は理不尽を強いた当時の世間!?)。

3億円事件決行。
その目的は、これを承認した関係者の弱味を握り沢田に権力を与えること。
最終的には沢田を最高権力者とすることで、自分たちのような悲劇が2度と起こらないような社会作りを目的としていた(だからこそ、当の3億円それ自体は持ち出されず軍艦島に秘蔵されていた)。

しかし、此処で利用されていた筈の須黒が暴走―――雄大と竜に牙を剥く。
竜瀕死の重傷、雄大は沢田に助けられる。
その後、雄大が対須黒の行動を起こすが、竜が先に報復を果たしてしまう。
竜、須黒死亡。

雄大は権力の座に足をかけた沢田を見届け、自身は身を退く。
竜を巻き込んだことを悔い、鉄也となって響子を見守る。

誰かとの間に、大和を作る?

しかし、此処で沢田が雄大の理想を裏切り、単に権力のみを追求し始めた。
一方で、沢田配下の関口兄弟が暗躍。
背景を知る横溝保が口封じに殺害される?

これにより東海林が再捜査に動き出した。
関口兄弟は東海林はもちろん雄大の命をも狙い始める。

これを察した雄大は偽装死を演出。
大和を巻き込まない為に、身代わりを使って死を偽装する。
鉄也(実は別人)の死体が発見される。

一方、東海林は真相へ。
ところが、二郎に口封じされる(1話での出来事)。

<<仮説終わり>>

こんな感じだろうか?

ただ、問題は此処からだ。
この仮説には謎が幾つか残る。

大きなものだと「鉄也は自身の死を偽装し、雄大に戻ってから何をしていたのか」とか(関口兄弟から身を隠していた?)。
沢田と良好な関係ならば「何故、旧紙幣を隠し持っていたのか」とか(沢田から雄大への信頼の証として渡した?)。
そもそも「雄大と沢田の関係はどうなっているのか」とか。

中でも、今後は「雄大と沢田の関係性」が焦点になりそうな予感。
これが「敵対」なのか「牽制」なのか「友好」なのかで大きく異なって来る。
例えば、沢田にとって武雄が本当に預かり者だったのか、人質だったのかでも変わって来るし。

ただ、沢田が須黒から雄大たちを逃がしたような描写もあるし、武雄と葉子の結婚も許している。
当然、雄大が鉄也だったことも知っていた可能性が高い。
現に二郎は雄大が鉄也であることを知っていた(「今度はその顔」発言)。
軍艦島の経験が雄大と沢田の絆にもなっているようだし、雄大と沢田は友好関係にあるように見える。

だが一方で、雄大が響子の安全を確認する必要に迫られても居る。
これは沢田が仲間ならば必要のない筈の出来事だ。
また、二郎が小田切家を監視していた。
監視自体は関口兄弟の一存であるが、この理由が旧500円札らしいことは明らかであり、つまり、雄大は沢田相手に保険を取っていたことになる。
これまた雄大と沢田が友好関係にあれば本来必要のない措置なのだが……。

さらにもう1つのポイントが、どうやら東海林に再捜査を行わさせた契機である横溝の死か。
泰成を復讐鬼に変えたこの事件、154話だと沢田は関知していないと語っていましたが何やら裏がある!?
沢田の台詞が正しければ横溝殺害に第3者の影がちらつく。
個人的には沢田が関知していないだけで暴走した関口兄弟が口封じしたと思うのですが、もしかすると別の人物の関与も有り得るのか。
仮にこれが正しければ、仮説の通りその人物こそが軍艦島の事件に関与しており、これを打倒するべく若き日の沢田と雄大が動いていた可能性もあるかもしれない。
その人物が健在ならば、沢田や雄大すら超える最大の敵となる可能性も残るか。
もっとも、そもそも沢田の嘘の可能性も依然として残るワケだけど。

うむむ、謎が謎を呼ぶ展開だ……。

果たして、対立軸は「沢田派(関口兄弟含む)」対「雄大」なのか。
それとも、「沢田&雄大」対「関口兄弟」なのか。
あるいは、「沢田」対「関口兄弟」対「雄大」なのか。

また、これに関連して次の点も気に留めておきたい。
むしろ、これこそが本作最大の謎となるかもしれない。

そう……大和の母は誰か?

同じ雄大の息子と思われる武雄と比しても大和は雄大に瓜二つ。
癖や思考法までほぼ同じだし、母親が正体不明な点も含めて気にかかる……。

さて、以前から映像化が予告されていた「三億円事件奇譚モンタージュ」ですが、その詳細が少し明らかになりました。

【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!

フジテレビ系列にてドラマ化だそうです。
放送時期や、単発のSPドラマか連続ドラマなのかまでは不明。
とはいえ、本作の内容的に単発でのドラマ化は不可能、連続ドラマが予想されます。
また、2014年3月時点で放送時期が明かされていないところを見ると、早くとも2014年秋以降からの放送が予測されますが、果たして……。
いずれにしろ、楽しみです!!

変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?

@大和
A泰成
B沢田一派
C雄大
D真玉橋、島袋、響子、ハリー、武雄、葉子たち
E関口兄弟(ただし、何処まで連携出来ているかは不明)
F未来

実にそれぞれの思惑が乱立。
欽一と二郎間にもいろいろありそうだが……。

以上のように争いは3つ巴から7つ巴に。
更なる激化は間違いないか?

とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
169話に期待です!!

ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第16巻も発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!

◆関連過去記事
「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!

「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第160話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第161話「岐路」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第162話「対面」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第163話「原罪」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

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「三億円事件奇譚 モンタージュ」第166話「盟約」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第167話「親心」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

◆登場人物一覧

【現代】

鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中

鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。

鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。146話にて死亡が確認される。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。

土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。

響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。

ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。

関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。

沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。
桜井:沢田の部下で黒子の多さが特徴的な男。167話より登場。

松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。

朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。

小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。

真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。
亀井:県警本部長、それと知らず沢田に情報を提供した。149話に登場。

森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。
石井:162話で登場。テレビ局のプロデューサー。

【三億円事件当時】

川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?

健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。

須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。

ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。

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2011年9月6日発売「モンタージュ(5) (ヤングマガジンKC)」です!!
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2011年6月6日発売「モンタージュ 4 (ヤングマガジンコミックス)」です!!
モンタージュ 4 (ヤングマガジンコミックス)





2011年3月4日発売「モンタージュ(3) (ヤングマガジンKC)」です!!
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12月10日発売「モンタージュ(2) (ヤングマガジンコミックス)」です!!
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