2014年06月28日

「実は私は」第69話「デートプロデュースしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

「実は私は」第69話「デートプロデュースしよう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)です。

ネタバレあります、注意!!

第69話登場人物一覧:
黒峰朝陽:主人公、通称「アナザル」。
白神葉子:朝陽の意中の人物。ある秘密が……。
紫々戸獅狼:葉子の幼馴染。彼もまたある秘密を……。
紫々戸獅穂:葉子の幼馴染。彼女もまたある秘密を……。

藍澤渚:クラス委員長。彼女にも秘密が……。
藍澤涼:渚の兄、意外な形で登場することに……。
紅本茜:紅本の親族らしい。彼女にも秘密が……。
紅本明里:教師。彼女にも秘密が……。
黄龍院凛:33話より登場した謎の少女。彼女にも秘密が!?
黄龍丸:凛が駆るドラゴン。52話にて意外な正体が明らかに。

朱美みかん:朝陽の幼馴染。新聞部所属。通称「オレンジ」。
岡田:朝陽の友人の1人。通称・岡。眼鏡が特徴。割と友人想いの様子。
嶋田:朝陽の友人の1人。通称・嶋。軽い。
桜田:朝陽の友人の1人。通称・サクラ。渋い。
フクちゃん:「福の神見習い」を名乗る眼鏡。
フクの介:フクちゃんの先輩。やはり眼鏡。
フク太郎:フクちゃんとフクの介の先輩。やはり眼鏡。
フク蔵:フクちゃんとフクの介とフク太郎の先輩。やはり眼鏡。

朝陽の父:朝陽の家族。22話に初登場。
朝陽の母:朝陽の家族。22話に初登場。
黒峰鳴:朝陽の妹。22話、28話、48話に登場。48話にて名前と顔が判明。
白神源二郎:吸血鬼。額に十字傷を抱く巨人。39話にて名前が判明。
白神桐子:葉子の母で人間。和服の美女。38話にて名前が判明。
銀華恋:茜に続く第2のツノツキ……の筈だったが。58話から登場。

<あらすじ>

〜〜〜これまでのあらすじ〜〜〜〜

「アナザル」こと「絶対に秘密を守れない男」黒峰朝陽は憧れのヒロイン・白神葉子の秘密を知ってしまった。
その秘密とは「白神葉子がハーフの吸血鬼である」こと。
朝陽は葉子の為に、この秘密を守らねばならない―――。
取り巻く人々を相手に、朝陽は秘密を守り抜くことが出来るのか?

矢先、実は宇宙人であった委員長・渚、狼男で肉食系女子な獅穂、悪魔っ娘の茜、未来人の凛、幼馴染のみかん、天使の華恋も加わって……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

その日、朝陽は朝からソワソワしっぱなしであった。
なんと、葉子から遊園地に誘われていたのだ。

待ち合わせ時間よりも早めに遊園地に到着した朝陽。
「これはデートで良いんだよな!!」と自身に言い聞かせていた。
何しろ、同様の事を10話「遊園地に行こう!」で経験済みである。
結局、あの日はデートにならなかった……。

「実は私は」第10話「遊園地に行こう!」(増田英二作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)

もしかして今回も……と不安がる朝陽。
ところが、その目の前に現れた葉子は普段とは明らかに違いおめかしモードである。
彼女もまたデートだと意識しているようだが……。

そんな葉子が取り出したのは「悪魔の書」。
それは、過去に源二郎と桐子のデートをサポートしたこともある華恋の自信作らしい。
その中身には源二郎と桐子が結ばれた必勝のデートコースが記載されているのだ。
そう、今回のデートは華恋による悪魔の所業……もとい天使の好意だったのである!!

早速、過去の源二郎らが体験したデートコースを追体験することに。
その2人の様子を監視する影……正体はもちろん華恋である。
華恋はアフターサービスまで心がけるほどの良心的なデートプロデューサーなのだ!!

「悪魔の書」に記されたデートコース。
まずは、フードセンターで腹ごしらえだ。

このフードセンター、過去に一口食べた源二郎が涙を流したほどの店。
華恋は「これを食べて感動しなさい!!」と自信を持ってオススメするが……。

葉子は「目がしばしばする」と涙目になっている。
それもその筈、店内には自慢のニンニク風味が漂っていた。
源二郎が涙したのも、味ではなくニンニクにやられたのだ。

驚愕の事実に自信を喪失しかける華恋。
しか〜〜〜し、コースはまだまだ続くのだ。

続いては、源二郎が桐子を必死に守ったほどリアルなホラーハウスだ。

足を踏み入れた朝陽と葉子の前に現れたのは10話のあの吸血鬼!!
彼は決められた通りの台詞「血を吸わせろ〜〜〜」と今回も口にするが……。

「まだそんなことを言ってるの!!破廉恥な!!」と葉子に叱られてしまう。
そう、本物の吸血鬼にとって吸血行為はキスと同じなのだ。
つまり、いきなりセクハラされたようなものである。
源二郎が桐子を庇って怒り狂ったのも当然だ。
吸血鬼役を演ずるバイトは涙目で説教を受け続けることに。

またも驚愕の事実に自信を喪失しかける華恋。
しか〜〜〜し、コースはまだまだ続くのだ。

続いては、源二郎が桐子と距離を縮めたばかりにガクガクと震え続けたボートだ。

ボートに乗った葉子はイライラする……と落ち着かない。
そう、本物の吸血鬼は流水に触れると落ち着かなくなるのだ。
源二郎がガクガクと震え続けたのも単に落ち着かなくなったからに過ぎない。

今度こそ、驚愕の事実に自信を喪失した華恋は朝陽と葉子の前に飛び出し謝罪する。
これに見守っていてくれたことを知った葉子は笑って許す。

その笑顔が華恋の中で桐子と重なる。
桐子も分かった上で、華恋に感謝していたのだ。
華恋の胸が熱くなった。

とはいえ、必勝プランコースはまだまだ続くのだ。
続いては―――観覧車なのだが。

観覧車!?
其処は源二郎が桐子を初めて吸血した場所。
すなわち、キスした想い出の地。

ということは……朝陽と葉子も!?
2人は互いに意識してしまうのだが―――70話に続く。

充実の「実は私は」が読めるのは「週刊少年チャンピオン」だけ。
本誌で確認せよ!!

<感想>

「週刊少年チャンピオン」にて「さくらDISCORD」を連載されていた増田英二先生の新作。
「さくらDISCORD」は未読の管理人ですが、1話を読んで注目している作品です。
コミックス1巻に続き2巻、3巻、4巻、5巻、6巻も重版出来とのことで、目出度い。
さらに、7巻も発売予定。ちなみに表紙は明里さんですよ!!
そして、本作かなり面白い!!

さらにさらに、増田先生の初期作品「透明人間の作り方」も発売とのこと。
こちらも注目!!

その69話。
サブタイが「デートプロデュースしよう!」ということで、華恋プロデュースによる朝陽と葉子のデートが描かれました。

これに、これまで描かれて来た吸血鬼の弱点が重ね合わせられていたのが良かったですね。
既存の読者は「フードセンター」「ホラーハウス」「ボート」で先の展開を予測出来るし。
新規の読者は作中の華恋同様に真相を知って驚くことになるし。
ある意味、読者の方が華恋よりも源二郎と桐子を理解しているこの構成が秀逸でした。

さてさて、次回は「観覧車」。
遂に朝陽と葉子が一歩進むことになるのか。
あるいは、予想通り茜が登場し妨害することになるのか。
それとも、68話「友達の恋愛事情を知ろう!」の流れを引き継ぎ、岡、嶋、サクラが登場するのか。
次回も見逃せない!!

うむ、今回も充実した回ですな。
多くは語るまい、とりあえず読め!!

そう言えば、上でもお伝えした通りコミックス6巻が発売。
表紙は1巻の葉子、2巻の渚、3巻の獅穂、4巻の茜、5巻のフクちゃんとみかん、6巻の凛に続き明里さん。
うむ、此処までは予想通り。
こうなると、8巻が華恋かな。

ちなみに、上記のあらすじは本作の魅力を伝えられるよう改変を加えてまとめていますが、その面白さを伝えきれていません。
やっぱり、あの絵とコマ割りなどのテンポあっての本作。
是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を読んで欲しい。

もう1度繰り返しましょう。
本作に興味を持たれた方には、是非、「週刊少年チャンピオン」本誌を捜して読んで欲しい。
最近の「週刊少年チャンピオン」は「名探偵マーニー」や本作など本当に粒揃いでクオリティが高い作品が多い。
注目の雑誌の1つと言えるでしょう。

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