2014年07月05日

金曜プレステージ「外科医鳩村周五郎13 止まったら死ぬ…!恐怖の仕掛けを身体に埋め込まれた男たちの共通点は?国民的人気キャスターと共に周五郎は謎に包まれたある“団体”に迫る!」(7月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)

金曜プレステージ「外科医鳩村周五郎13 止まったら死ぬ…!恐怖の仕掛けを身体に埋め込まれた男たちの共通点は?国民的人気キャスターと共に周五郎は謎に包まれたある“団体”に迫る!」(7月4日放送)ネタバレ批評(レビュー)です!!

<あらすじ>

鳩村周五郎(船越英一郎)が、新宿で無料医療診断の手伝いをしていると、助けを求めながら走る国会議員の笹村芳郎(森喜行)が通り過ぎる。心配し並走する鳩村は、笹村の体に爆弾が付けられていることに気付く。鳩村が笹村と並走していると、人気キャスターの吉岡みのり(櫻井淳子)が現れる。鳩村はみのりと協力して、笹村をスポーツジムのランニングマシンまで誘導し、爆弾を取り除く手術を行い、惨事を免れる。しかし、同時刻に同じ事件が六本木と渋谷で起こっており、爆弾を付けられた被害者2名は即死していた。
鳩村は、笹村を救う際に負傷し入院していた。そこに、小室源介(内藤剛志)がやってきて、六本木の被害者は体罰行為で停職になった中学校の教員、渋谷の被害者は児童売春の噂がある教育評論家、そして鳩村が助けた笹村は、恵まれない子供たちのための法律「児童生活保護法」に反対する急先鋒だと言う。3人の共通点が子供にとって邪魔な存在と考えた小室は、「児童生活保護法」成立に向け、精力的に活動している芝崎直美(小沢真珠)が怪しいと鳩村に話す。
鳩村は、直美のことを調べようと張り込むが、多くの報道陣がいて彼女に近づけない。すると、直美の取材に来ていたみのりと再会する。みのりは、事件の背後に直美がいると鳩村が考えていることを知り、自身が司会を務め、直美がゲストとして登場する生討論番組に鳩村を出演させることに…。
(金曜プレステージ公式HPより)


では、続きから(一部、重複アリ)……。

「子供たちが幸せに生きる世界」を作る為には過激な活動をも辞さない教育評論家・平形万里江。
その目的の為には手段を選ばない方法から彼女は鳩村や小室と対立、これに敗れ逮捕されることになった(前作12弾での出来事)。

しかし、万里江にはその遺志を継ぐ教え子たちが3人存在したのだ。
そのうち2人、石黒純一と曽根原忠光は万里江と共に鳩村に敗れた。
だが、万里江には最後の弟子「希望の星」が残っていた。
鳩村たちはこの「希望の星」の暴走を止めるべく、その正体を追っていた……。

そんなある日、鳩村周五郎は助けを求めながら走る国会議員・笹村芳郎と出会う。
なんと、笹村の身体には爆弾が埋め込まれていたのだ。
それは止まってしまうと爆発するらしい。

鳩村は居合わせた吉岡みのりの協力を得て、笹岡をランニングマシンまで誘導。
其処で爆弾除去手術を行い、彼を助ける。

しかし、同時刻に同様の事件が2箇所で発生しており、こちらの被害者2名は爆死することに。

この被害者たち3名にはある共通点があった。
1人は体罰行為で停職になった中学校教員。
1人は児童買春の噂がある教育評論家。
そして笹村は、恵まれない子供たちのための法律「児童生活保護法」に反対する急先鋒だったのだ。
つまり、3人共に「子供の敵」だったのである。

鳩村はこれに「希望の星」が絡んでいると推測。
笹村と対立し「児童生活保護法」を押し進める芝崎直美を疑う。
だが、直美は絶大な権力を握っており、小室でさえも上司の圧力で手が出せない。

行き詰った鳩村はみのりと再会。
彼女から直美が出演する生討論番組の存在を聞いた鳩村もこれに参加することに。
ところが、その番組中にて爆弾事件の犯人が鳩村であると直美に宣言されてしまう。

こうして、爆弾事件の犯人として追われる身となった鳩村。
自身の潔白を証明するべく、調査を開始する。

鳩村が注目したのは「エスカの福音」という宗教団体。
その教義もまた「子供たちの幸福を守る」ことにあった。
鳩村は「エスカの福音」が笹村たちに爆弾を仕掛けたことを突き止める。
さらに、教祖・袴田和子こそが万里江の「希望の星」だと考えるが……。

ところが、和子は鳩村を呼び出すとその目の前で自殺してしまう。
「エスカの福音」の信者たちは鳩村が教祖を殺したと激怒し、鳩村の命を狙い始める。

またも追われることとなった鳩村。
みのりに助けを求めようとするのだが……。

その頃、みのりのマネージャー・幸田は直美に「みのりの秘密」を売ろうとしていた。
しかし、当の直美に殺害されてしまう。

この現場を森口夏樹が目撃し、鳩村に教えることに。
夏樹はみのりのブログを通じての教え子で、みのりを追っていて目撃してしまったようだ。
夏樹にとって、みのりは恩人らしい。

直美の犯行を知った鳩村。
しかし、何故、直美がみのりの不利を隠すような真似をしたのか。
そもそも「みのりの秘密」とは何なのか。
和子の裏に黒幕が居ると気付いた鳩村はある仮説に辿り着く。

小室と合流した鳩村は「エスカの福音」信者たちが集合する施設へ向かう。

その頃、施設ではみのりと直美が今後について意見を戦わせていた。
実はみのりこそが万里江の「希望の星」にして、全ての黒幕だったのだ。
みのりは和子と直美を操り、万里江の理想を実現しようとしていたのである。
「みのりの秘密」とは「万里江の関係者である」ことであった。
しかし、幸田は直美がみのりの仲間であることを知らず、これに売り込もうとして殺害されたのだ。

だが、直美は和子をも見捨てたみのりについていけなくなった。
其処で、自首すると主張していたのだ。
これにみのりは直美を殺害しようとするのだが……。

間一髪、鳩村と小室、夏樹が駆け付け阻止する。
鳩村はみのりの理想は正しいが達成する為の方法が間違っていると主張。
みのりの行動は夏樹に誇れるのかと問う。

みのり自身も悩んでいたのかもしれない。
これを聞かされたみのりは飛び降り自殺を図ってしまう。

鳩村はみのりの緊急手術を敢行。
これを救うことに成功する。

直美や、その場に集っていた「エスカの福音」メンバーは全員が逮捕された。

直美は自分たちが何処で道を間違えたのだろうかと呟く。

彼女たちが出会ったのは20年前のこと。
当時、みのりは「希望の星」の責任に押し潰されかけていた。
そして、和子は看護学校でイジメに遭っていた。
直美自身も人生に絶望し自殺を考えていたのだそうである。
だが、3人が出会ったことで彼らは共に救われたのだそうだ。

そんな3人の思わぬ結末に直美は涙する―――エンド。

<感想>

「外科医鳩村周五郎」シリーズ第13弾。
本シリーズのネタバレ批評(レビュー)は過去記事にありますね。
興味のある方はどうぞ!!

では、早速ドラマの感想を。
本作はお分かりの通り第12弾に続く前後篇の後篇です。

夏樹にとってみのりの存在は、みのりにとっての万里江と同じだったんだろうなぁ……。
それだけ信頼出来る存在だったワケか。

それにしても、あれだけ「子供たちの為」を標榜していた万里江が「希望の星」にしたことでみのりに負担を与えていたとは皮肉ですね。
結局、みのりを追い込んだのは他ならぬ万里江だったのか……。

さて、此処からはいつも通りのツッコミどころ。
何と言っても「鳩村周五郎シリーズ」の正しい視聴法は「ツッコミを入れながら視る」―――これに限る。

まず、最初に思ったのは吉岡みのり自身が政治家になれば良かったんじゃないかなぁ……。
後は有り余るカリスマで政界でシンパを増やすとか、シンパを出馬させるとか。
あれだけのカリスマがある設定なら、それくらい余裕で出来そうな気が……。
むしろ、作中の下手な工作は損にしかならないような。
ただ、困ったときは直接的な口封じに走りがちで割と短絡的過ぎるのが難な気がした。

でもって、インパクト抜群のフォーク手術!!
鳩村の術中の軽口も軽妙さを増していましたね。

そして、「エスカの福音」本部で信者に追われた鳩村が出入り口付近で出会った車のみのりに「逃げろ〜〜〜」と叫ぶシーン。
てっきり、鳩村を乗せて逃げるのかと思いきや彼を置いて素直に逃走。
しかも、鳩村とは逆方向に逃げる。
これには腹を抱えて笑った。
もっとも、みのりの立場からすればああなる(鳩村を助ける必要が無い)のだろうけど。
でも、あの場ではまだ正体が露見していなかったワケだし、取り繕えば良かったのに。

さらに衝撃だったのが、みのりが投身自殺を試みて鳩村が手術を行おうとしたところ「エスカの福音」信者に包囲されるシーン。
彼らは鳩村の言葉に耳を貸さず、教祖である和子の仇をとろうと鳩村に襲い掛かります。
結局、鳩村たちではどうしようもなく警察が駆け付けて全員御用となるワケですが。

あのシーン、最後は武力かよ!!と思わずツッコミが。
まさか、説得が通じないとは……。
リアルと言えばリアルなのかもしれないけど、鳩村の信念も通用しない相手が居るということにもなるし、言葉で分かり合えないということは「強硬手段を採るみのりの行動を肯定することにも繋がりかねない」しで、少し残念だったかな。

とはいえ、今回も鳩村大活躍。
小室ともなんだか腐れ縁が強調されてるしで、全体的になかなかでした。
シリーズものならではの良さが存分に発揮されていたように思います。
次回にも期待!!

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<キャスト>

船越英一郎
内藤剛志
櫻井淳子
小沢真珠
佐伯日菜子
野間口徹
冨家規政
緑友利恵
田代さやか ほか
(順不同、敬称略、公式HPより)


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