ネタバレあります、注意!!
第94話登場人物一覧:
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話、73話に登場。
エリオット:マーニーの愛猫。
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話、72話、77話、79話、81話、84話、85話、88話、89話、90話、94話に登場。
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話、66話、73話、76話、82話、86話、87話、94話に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしい。その正体はメカニックであった。36話、73話、76話、82話、86話、87話、94話で登場。
夜刀:鴻上が用意したもう1人のメカニック。しかし……。82話、86話、87話、94話に登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話、66話、82話、94話に登場。
これまでの登場人物については過去記事リンクの後に記載しています。
<ネタバレあらすじ>
街角の自動販売機前に佇むマーニー。
その口元は小さく動いている。
どうやらハンズフリーマイクで何者かと会話しているようだ。
マーニーはその相手に「あの日の続きについて」尋ねる。
・「名探偵マーニー」第87話「あの日」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
これに相手は戸惑いつつもぽつりぽつりと状況を語り始めた。
その内容は「あの日、マーニーが如何にして自身と20人の命を天秤にかけることになったか」について。
つまり、マーニーが会話している相手は「真メカニック」こと鴻上である。
あの日、鴻上は夜刀に捕らえられたマーニーを助け出すべく彼のもとへと向かった。
一旦は夜刀のもとを逃げ出したマーニーであったが、逃げ切ることは出来ず彼に捕まってしまっていたのだ。
駆け付けた鴻上。
その前で夜刀はマーニーを金庫に閉じ込めた。
さらに夜刀は鴻上にゲームを持ちかけた。
金庫の酸素はちょうど10分ほど。
此処で鴻上が夜刀を倒したとしても、鴻上が金庫を解錠する頃にはマーニーの命はない。
それよりはこのゲームに乗った方が得だと誘う夜刀。
夜刀のそれは鴻上自身が仕込んだ交渉術である。
確かに効果は絶大であった。
こうして、鴻上はゲームに参加することに。
夜刀のゲームとは次のようなものであった。
これからマーニーにある選択を迫る。
その問いにマーニーがどう答えるかを夜刀と鴻上も選択し、当てた方が勝ちである。
夜刀が勝てば、鴻上がメカニックの実権を夜刀に譲った上で自首する。
鴻上が勝てば、マーニーは解放する。
そして、実際にマーニーに提示される選択は「マーニーの命」か「誘拐された20人の子供の命」のいずれを選ぶのか。
「マーニーの命」を選べばマーニーを助けてやる代わりに、20人の子供たちは殺される。
「誘拐された20人の子供の命」を選べば彼らは助かるが、マーニーは殺される。
さて、どちらを選ぶのか―――年端もいかない少女にとってはあまりに、あまりに酷な選択であった。
そして、鴻上は知っていた。
マーニーがどちらを選ぼうとも、夜刀はマーニーも子供たちも殺す気であることを。
これを阻止する為には鴻上がこのゲームに勝つしかない。
鴻上はマーニーの優しい笑顔を思い浮かべ、マーニーが20人の人質の命を優先すると考えた。
そこで「誘拐された20人の子供の命」を選ぶと答えた。
一方、夜刀はそんな鴻上の選択を笑い飛ばす。
自分の命以上に大切なものなど有る筈がないと主張する夜刀。
だからこそ、夜刀はマーニーが「マーニー自身の命」を選ぶと断言する。
同じ頃、佐賀瀬率いる特捜班は誘拐された人質である20人の子供の行方を必死に捜索していた。
しかし、マーニーを人質に取られたことで優秀なロイドが離脱を余儀なくされており些か精彩を欠くことに。
其処で佐賀瀬自身が現場で陣頭指揮を執っていた。
佐賀瀬はマーニーが最後に発信したSOSからメカニックの居場所を突き止めた。
さらに、最近のメカニック(実は夜刀)の加虐癖から人質たちの居場所は其処ではないが、必ず目の届く範囲に居る筈だと判断する。
こうして、多くの人員を投入したローラー作戦が展開されることに。
一方、金庫から解放されたマーニー。
目の前には狂気を湛えたメカニック(夜刀)が立っている。
そして、外の状況が一切掴めない中で過酷な選択を突き付けられた。
マーニーは驚異的な自制心で短慮を戒め悩み続けた。
しかし、夜刀の狂気に染められつつあったマーニーは恐怖から「自身の命」を選択してしまう。
この瞬間、メカニックの交代劇が行われたのである。
夜刀は勝利の凱歌を高らかに叫び、鴻上はガックリと肩を落とした。
夜刀はマーニーに選択の結果を知らしめるべく、人質たちを殺すように指令するが……。
その数分前、佐賀瀬はとあるコンビニに目を付けた。
駐車場に運送会社のトラックが止まっているのだか、動く様子が無いのだ。
運送会社に確認したところ、トラック自体が会社の物ではないらしい。
明らかにメカニックの手配した車であった。
あのコンテナ内ならば人質たちを拘束しておけるだろう。
指示があればすぐに行動も可能だ。
佐賀瀬は部下に命じトラックを改めさせた。
すると、運転手がいきなり発砲して来たのである。
これに応戦した佐賀瀬たち。
仲間が数人倒れたが、運転手を無力化することに成功する。
そして……予想通りコンテナには子供たちが閉じ込められていたのだ。
こうして、20人の子供たちは無事に助け出されたのである。
そうとは知らない夜刀はマーニーを追い込むべく、20人の子供を殺すよう指示を出す。
しかし、反応はない。
それもその筈、既に解放されていたからである。
これに苛立った夜刀は「まぁ、いい」と呟くとマーニーを手にかけようと迫る。
恐怖のあまり、気を失うマーニー。
だが、此処で鴻上が立ち塞がった。
メカニックに関するすべてが夜刀の思惑通りに進む以上、マーニーの命まで奪う必要は無いと懇願したのだ。
夜刀は鴻上が跪いてまでマーニーの命乞いする姿に満足を覚えた。
其処でようやくマーニーを解放したのだ。
この後、マーニーは保護された。
鴻上は夜刀との約束通り、メカニックとして出頭することに。
これこそが「あの日の続き」であった。
「流石、佐賀瀬さん」
人質救出に佐賀瀬の活躍があったと知り、マーニーは感嘆する。
何しろ、佐賀瀬が居たからこそマーニーの選択は意味を為さなかったのだ。
もしも、彼が居なければ……今以上の罪悪感がマーニーを襲っていたのだろう。
果たして、今のように立ち直れたかどうか……。
その想像に怯えるマーニー。
しかし、マーニーはこの話から夜刀の弱点を見つけ出していた。
夜刀が「メカニックという権威に執着している」と指摘するマーニー。
だとすれば、夜刀攻略には彼が依存するメカニックという権威を貶めれば良いのだ。
それはきっと夜刀にとって最も許せないことだろう。
こうして、打倒夜刀に向け光明を得たマーニー。
「では、これにて第一回ミーティングを終わります」
マーニーの宣言と共に通信は途絶えた。
ほぼ同時に、マーニーが立つ自動販売機、その奥からゆりかが駆けて来る。
どうやら、マーニーはゆりかと街歩きの約束をしていたようである。
メカニックの件をおくびにも出さずマーニーはゆりかと共に雑踏の中へと消えて行く―――エンド。
華麗なるマーニーの活躍。
ちなみに、ネタバレあらすじはまとめ易いように展開などをかなり改変してます。
気になる詳細は「週刊少年チャンピオン」本誌で確認せよ!!
<感想>
「フランケン・ふらん」で知られる木々津克久先生が、2010年の「ヘレンesp」以来2年ぶりとなる「週刊少年チャンピオン」本誌への連載を開始されました!!
連載作品のタイトルは「名探偵マーニー」。
コミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻に続き9巻も発売!!チェックせよ!!
今回はその第94話「第一回ミーティング」です。
対夜刀に向けて着々と準備を進めるマーニー&鴻上。
夜刀が「メカニック」と言うブランドに依存している以上、彼を誘き出す為には「メカニック」のブランドに傷をつける必要がある。
すなわち、過去に鴻上が夜刀によって「メカニック」のイメージを改変されたように今回も改変すれば……ということでしょうか。
鴻上時代の「メカニック」はストイックな怪盗のイメージ。
すなわち、殺しはご法度の義賊。
夜刀時代の「メカニック」は悪の親玉のイメージ。
すなわち、これに歯向かうは死を意味する闇社会の黒幕。
これに対抗するには「メカニック」の失敗談を捏造するとか。
それか鴻上時代の「メカニック」イメージに戻すか。
ともかく、夜刀の身に覚えのない「メカニック」を登場させれば良いワケだ。
だとすると、鴻上、夜刀に続く「第3のメカニック」登場もありそうです。
もちろん、これはマーニーによる偽メカニックなんだろうけど。
あるいは、「メカニック」では相手にならないと噂されるような新たな権威を創造するのか。
それとも、「メカニック(夜刀)」の計画に率先して介入し、これを妨害するのか。
いずれにしろ、夜刀の平静を乱すことが攻略のカギになりそうか。
但し、アリアが告げた「マーニーの近くに潜むスパイ」が居る以上は一筋縄ではいかない筈。
とすれば、思わぬピンチが訪れるに違いない。
また、マーニーにとって「トラウマ越え」は必須。
だとすれば夜刀との決着には過去の選択同様に「マーニー自身の命」と「他者の命」を秤にかける展開があると思われる。
果たして、マーニーはこの選択を如何に切り抜けるのか。
と言っても、過去との違いを見せつける為に「他者の命を優先するも、マーニー自身も絆を育んだ仲間に助けられる」か「マーニー自身が機転を利かせ、両者共に助ける」となると思われるが……。
ああ、気になるっ!!
そして、遣り手ぶりを示した佐賀瀬。
夜刀との決戦時には是非、彼も同行して欲しい。
もともと佐賀瀬が罪を犯したのはメカニック憎しの一念から。
だからこそ、彼が憎むメカニック(夜刀)との対決には欠かせない人物だと思うが……。
もちろん、これに鴻上やロイド、毛利、熊耳静、納屋などの大人世代。
そして、白鳥、犬飼、枯野などの同級生たちや久儀良太郎君も加わっての一大展開となれば……ワクワクするぞ。
マーニーはやっぱりイイ!!
次回も期待です!!
ちなみに、上にもある通りマーニーのコミックス1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻、8巻が発売中。
そして、9巻も発売とのことでめでたい!!チェックせよ!!
これでいつでもマーニーの活躍を読むことが出来ます。
興味のある方は本記事下部アマゾンさんリンクよりどうぞ!!
木々津克久先生といえば「フランケン・ふらん―OCTOPUS―」が『拡張幻想 年刊日本SF傑作選』(大森望・日下三蔵編、東京創元社刊)に掲載されています。
こちらも注目。
・木々津克久先生が「週刊少年チャンピオン」本誌に帰還する!!2012年8月16日より探偵物語「名探偵マーニー」連載開始!!
さて、作者である木々津克久先生と言えば、管理人にとっては「週刊少年チャンピオン」本誌での「ヘレンesp」の作家さんとのイメージ。
「ヘレンesp」は、盲目のヘレンがその特別な力(ESP能力)を駆使し、愛犬や叔父さんたちに見守られながら同年代の友人や幽霊など様々なものと交流する物語。
衝突したり理解し合えなかったりと苦難がヘレンを襲うものの、その都度ヘレンの純粋な心で相手に向き合い相手との心の壁を乗り越えていくさまは、心に響きました。
確かにあらすじだけ聞くとよくある展開かと思うものの、本作は不思議な“熱”と“説得力”を持っており、透明感のある淡い絵柄も加え、なかなかの名作といえるでしょう。
既に連載自体は終了していますが、こちらもオススメです。
◆「名探偵マーニー」関連過去記事
・「名探偵マーニー」第1話から90話まで(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)まとめ
・「名探偵マーニー」第91話「納屋さんの災難」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第92話「消えた老人たち」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
・「名探偵マーニー」第93話「スティンガーNo.1」(木々津克久作、秋田書店刊「週刊少年チャンピオン」連載)ネタバレ批評(レビュー)
◆関連過去記事
・「フランケン・ふらん 最終話(最終回) Dream」ネタバレ批評(レビュー)
・「フランケン・ふらん 59話 BestFriend」ネタバレ批評(レビュー)
・「Phase20」(木々津克久作、「チャンピオンRED 2012年1月号」掲載)ネタバレ批評(レビュー)
・「鋏女(チャンピオンRED 5月号掲載)」ネタバレ批評(レビュー)
・「ヴァンパイア・アナライズ (チャンピオンRED 7月号掲載)」(木々津克久著、秋田書店刊)ネタバレ批評(レビュー)
これまでの登場人物一覧:
【ロイド探偵社】
マーニー:主人公にして名探偵。本名は真音(マリオン)。67話にてやぎ座と判明。
ロイド(パパ):ロイド探偵事務所所長にしてマーニーの保護者。元刑事らしい(3話)。
エリオット:マーニーの愛猫。
【学校関係者・生徒】
・マーニーの友人たち
若島津ゆりか:マーニーの友人。4話、5話、9話、10話、14話、16話、23話、24話、25話、26話、28話、30話、31話、32話、38話、42話、43話、44話、45話、46話、47話、50話、51話、52話、54話、55話、60話、62話、63話、64話、65話、69話、70話、72話、77話、79話、81話、84話、85話、88話、89話、90話、94話に登場。
前花:マーニーの友人。図書委員。オカルトに造詣が深いらしい。71話にて意外な趣味が判明。
舞城天:マーニーと同じ学校の生徒。27話にて趣味はロードレースと判明。17話、27話、28話、50話、55話、61話、77話に登場。
マキちゃん:本名は真希田マキ、マーニーの級友。18話、72話、81話に登場。
波峰りあ:マーニーとゆりかの同級生。巻野という名の幼馴染で年上の彼氏が居るらしいが……24、38、42、46、47、56、60、63、66、72、77、79、81、84、85、88、90話に登場。
浜沢志乃:マーニーの同級生、不動産を多数所持する。「幽霊マンション」もそのひとつ。25話に登場。
・セレブ&生徒会
白鳥文那:マーニーの先輩、白鳥財閥の令嬢にして生徒会長。1話、7話、13話、16話、19話、21話、41話、44話、45話、47話、49話、54話、56話、64話、67話、68話、69話、70話、72話、77話、81話、84話、90話で登場。
坂本累:白鳥の友人で芸能人。1話、22話、36話、41話、57話、77話にて登場。
中神麻里:白鳥と並ぶセレブトップ3の1人。64話、65話に登場。
小巻かえで:セレブグループの1人。68話に登場。
灯台:セレブグループの1人。90話に登場。
桃井:生徒会副会長。90話に登場。
香坂:生徒会書記、2年生。7話、67話で登場。
・アイアン
那智先輩:学校のヒーロー。2話、4話、16話、44話、47話、63話で登場。
猿頭晶子:チアリーディング部長。45話、77話、90話に登場。
・フラワーズ
立花薫流:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」の中心人物。44話、45話、55話、63話、77話(45話と55話は名前だけ)に登場。
道場:「フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」に所属する2年生。44話の依頼人。
仲居:チアリーディング部内に乱立する小グループのリーダー。反猿頭派。45話に登場。
・スティンガー
東堂圭一:スティンガーのNo.1。ある秘密が……。93話に登場。
犬飼悠里:スティンガーのNo.2。ショートカットの美少女。72話、81話、90話、93話(81話は名前だけ)に登場。
姫神志士雄:スティンガーNo.3。財津とも関係が……。56話、67話、69話、81話、93話に登場。
財津:スティンガーのNo.5。学校内では「悪魔」と呼ばれている。54話、56話、69話、93話に登場。
尾藤:スティンガーの1人。3−C所属。バイクを運転中に事故に遭ったのだが……。69話に登場。
宮待統:関西にある「征波」学園からの転入生。実は武闘派の「関西征波」ではなく普通の「大阪征波」の学生であった。81話に登場。
・カーディガンズ
鈴村蝶子:カーディガンズの1人。12話で登場。
・ブレインズ
鬼塚太一:新聞部員。ブレインズのメンバー。90話に登場。
・オカルト
三井勇紀:マーニーたちの学校に所属する2年生。怪談が趣味。43話、63話、67話、75話に登場。
・オタク
薬師沙織:「元フラワーズ(ドラマ的な美男美女グループ)」であり「セレブ」に所属する女子生徒。現在は「オタク」であることをカミングアウトした。44話、63話、77話、83話、90話(90話は名前だけ)に登場。
甲賀:オタクグループに所属する男子生徒。44話に登場。
・その他
黒屋雪彦:明彦の双子の弟、内向的。13話、20話、25話(25話は名前だけ)に登場。
黒屋明彦:雪彦の双子の兄、社交的。13話に登場。
露島:新聞部部長。自腹でニュースサイトを運営し多大な影響力を持つ。16話、63話、90話に登場。
吉沢:新聞部員の1人。16話、63話、90話に登場。
枯野忠明:目立とうとしない天才。マーニーも一目置く。26話、41話、61話、80話、90話に登場。
3人組:マーニーのファンたち。探偵団を結成しようとするが……。26話、41話、59話に登場。
土方亜有美:占い好きの学生。67話に登場。
町坂:マーニーのクラスメイト。67話に登場。
比嘉大介:学園の生徒。元探偵キングの実績を持ちマーニーにライバル心を抱く。70話、77話に登場。
村山:学園の生徒。比嘉の親友。70話に登場。
功円:今回の依頼人で学園の生徒。70話に登場。
今西良香:功円の友人の1人。70話に登場。
鈴原今日乃:セレブグループに憧れる一般生徒の少女。72話に登場。
高倉則子:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー2番。スティンガーとの関わりも噂されている。77話に登場。
魚住希伊奈:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー5番。77話に登場。
真知夜千草:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー6番。アイドル。77話に登場。
神家真澄:美人コンテストの参加者。エントリーナンバー7番。77話に登場。
【学校関係者・教師】
轟:マーニーたちの通う学校の校長。54話、79話に登場。
万田:マーニーたちの通う学校の副校長。30話、54話に登場。
紅丸:マーニーたちの通う学校の教師。54話に登場。
宮島小百合:マーニーの学校に勤務する教師。10話、15話、21話、30話、54話、67話、93話に登場。
松竹:イケメン教育実習生。67話に登場。
【警察&探偵】
毛利刑事:ロイドの後輩刑事。3話、18話、24話、29話、38話、39話、40話、46話、47話、49話、50話、52話、58話、60話、62話、68話、71話、74話、76話、78話、80話、82話、83話、84話、85話、89話、91話、92話、93話で登場。
武頼:ロイドの先輩。22話にて登場。
佐賀瀬清:元特捜班刑事。ロイド、毛利の先輩。29話、66話、82話、94話に登場。
助川:元警部で現在は探偵業を営むロイドの先輩。ロイドを探偵の道に誘う。66話、92話に登場。
謎の男:マーニーと納屋を尾行する謎の男。正体は「ジェット・エージェンシー」の探偵であった。53話、92話に登場。
松宮:松宮探偵事務所の探偵。92話に登場。
【メカニックとその協力者】
メカニック:マーニーの宿敵。最凶最悪の愉快犯。29話、36話、46話、49話、52話、58話、66話、73話、76話、82話、86話、87話、94話に登場。
目羅邦夫:メカニック釈放に貢献した弁護士。現在は代議士に転身。46話、47話、52話、76話(名前だけ)に登場。
如月アリア:誰もが知る芸能界の超有名人。実はメカニックの支持者であった。36話、57話、58話、76話(名前だけ)、86話で登場。
浮井和雄:マーニーと同じ学校の3年生。どんな理由か不登校になっている。49話、76話(名前だけ)に登場。
鴻上有:幼児期のアリアの家庭教師をしていた。アリアの初恋の相手らしい。その正体はメカニックであった。36話、73話、76話、82話、86話、87話、94話で登場。
夜刀:鴻上が用意したもう1人のメカニック。しかし……。82話、86話、87話、94話に登場。
【熊耳弁護士事務所関係】
熊耳静:マーニーの母親で弁護士。シスターズの1人。50話、53話、66話、73話、91話に登場。
恵利沙:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
メグ:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
映美:静の親友。シスターズの1人。50話に登場。
木田:静の秘書。マーニーたちのことも知っているらしい。50話、91話に登場。
納屋慎一郎:熊耳弁護士事務所の調査員。53話、91話に登場。
【再登場しそうなゲスト】
亜羽:ロイドの過去の依頼人。3話で登場(コミックス3巻おまけ漫画にて15話「NTR」の女性が彼女と判明)。
片岡:ある特異な趣味を持った大学生。ゆりかと交際中。4話、23話、24話、28話、31話、39話、50話、63話、79話(79話は名前のみ)で登場。
村枝紗平:政財界のフィクサー。ロイドによれば「黒い噂」で知られる有名人らしい。8話で登場。
野宮真理:ニュース番組の人気キャスター。9話で登場。
雨畑:テレビ局プロデューサー。9話、32話、75話に登場。
舟木真治:宮島の初恋の相手、10話、21話(名前のみ)に登場。
光輪:往年のヒーロー「ブリット」を演じた俳優。病を患っていたが回復した様子。11、33話で登場。
鈴村都:蝶子の妹。12話で登場。
マックス鞠野:高名なマジシャン。効果を最大限に発揮するマジックがモットー。18話より登場。
真希田流:マキの姉。18話より登場。
玄武:大学生。日本有数のセレブで白鳥の知人。19話より登場。
宝蔵院はるか:大学生。玄武のフィアンセ。玄武同様にセレブ。19話より登場。
町会長:マーニーとロイドが暮らす地域の会長。20話、33話に登場。
阿刀孟:世界的に著名なアニメクリエーター。20話より登場。
瀬尾俊幸:阿刀のマネージメントを担当していたスタッフ。20話より登場。
ラッキー:白鳥が保護した「首なし鶏」。21話に登場。
君津和臣:化粧品メーカーの重役。今回の依頼人。22話にて登場。
日出有吉:木ノ崎順也の功績はこの人物の物であった。22話にて登場。
武藤遊助:片岡のいとこ。国公立トップである東都大学のエリート学生。23話で登場。
久儀良太郎:巷で噂の少年探偵。32話、34話、37話、51話、91話に登場。
赤名日登美:女優。ある意外な秘密が。33話より登場。
町名葉香:良太郎の同級生。自称・良太郎の助手。34話、37話に登場。
前川広大:良太郎のクラスメートの1人。お寺の息子で良太郎を嫌っている。37話に登場。
河原崎:良太郎のクラスメートの1人。太めな少年。37話に登場。
近衛兄妹:良太郎のクラスメート。双子の兄妹。37話に登場。
紫崎:良太郎のクラスメート。大人しそうな女子生徒。37話に登場。
波峰愛理:りあの姉、大学1年生。呪いの影響か体調を崩している。38話に登場。
波峰三重:波峰姉妹の母親。38話に登場。
丸山儀奨:愛理の幼馴染。愛理とは別の工学系大学に通う大学生。38話に登場。
両儀征彦:大前新太郎の息子。41話に登場。
金城あつ子:マーニーとゆりかの中学時代の友人。通称“嘘吐きあっちゃん”。42話、47話、78話。93話に登場。
暗闇に包まれた少女:あつ子が「彼女に救われた」と語る少女。その正体はヘレンであった。42話、47話、93話に登場。
記憶喪失の男:市長の娘を助けた謎の男性。本名は松田孝夫。48話に登場。
市長:マーニーとロイドが住む市の市長。
市長の娘:記憶喪失の男に助けられた女性。
松田孝夫:記憶喪失の男その人。実は……。48話に登場。
浮井の母:息子・和雄の引き籠りに悩んでいる。49話に登場。
成宮孝夫:久儀の同級生、ある事情で悩んでいる。51話に登場。
久米沢:成宮の父。現在は母と離婚している。51話に登場。
衣谷:半年前の通り魔その人。52話に登場。
乃木坂康栄:目羅の元同僚弁護士。やり手らしい。52話に登場。
倉田甲士郎:今回の依頼人。婚約者である矢田の身辺警護兼調査を依頼する。53話に登場。
矢田育恵:倉田の婚約者。最近ストーカーに悩まされているらしい。53話に登場。
トイレの友:マーニーが通う学校に現れる謎の人物!?その正体は轟校長であった。54話に登場。
ATTACK(アタック):人気アイドルグループ。彼らが活躍する番組「鉄腕ATTACK」は絶賛放送中。55話に登場。
連城三枝生:ドラマ「牙を折る」の主演俳優。彼の演技方法には秘密が……。57話、58話に登場。
連城の妻:今回の依頼人。57話に登場。
丸山次雄:連城を見出した監督。プロデューサーと対立している。57話に登場。
プロデューサー:「牙を折る」のプロデューサー。丸山と対立している。57話に登場。
神戸雪奈:轢き逃げに遭った被害者の少女。59話に登場。
天の伯父:風来坊なプログラマーらしい。61話に登場。
松田:松田製作所の社長。ある悩みを抱える。62話に登場。
野崎竜二:闇社会の人間。62話に登場。
函館優美:往年の大女優。62話に登場。
倉岩大悟:中神家の実家の島に住むセレブ一家の息子。海外留学を終え帰国した。65話に登場。
前島清吉:地元の漁師。65話に登場。
石動:かえでの執事。68話に登場。
謎の老女:ゆりかが目撃した謎の女性。69話に登場。
特殊メイク科の講師:「MAXデジタル専門学校」特殊メイク科の講師。71話、75話に登場。
敦子:マーニーの友人らしい。金城あつ子とは別人!?73話に登場。
郷田:霊能者の1人。実は霊の存在を信じていない。75話より登場。
松園:霊能者の1人。実は霊の存在を信じていない。75話より登場。
介屋:霊能者の1人。実は霊の存在を信じていない。75話より登場。
妃:霊能者の1人。霊の存在を信じている。75話より登場。
糸田:霊能者の1人。霊の存在を信じている。75話より登場。
島田:伝統芸能を受け継いだ男。妻に対しDVを繰り返している。76話に登場。
島田の妻:夫からDVを受けている。76話に登場。
間庭家:メカニックに関係し、一族皆殺しにされたらしいが……。76話に登場。
ニセマーニー:実はマルス女子学園の生徒からなる「マーニー部」の部員たちであった。79話に登場。
覆面の少年:何者かに追われる少年。80話に登場。
柴山監督:大ヒットアニメ「ま・い・し・ば」の監督。ある秘密が……。83話に登場。
るり:ゆりかが出会った少女。84話に登場。
ゆら:るりの本名。84話に登場。
今泉梨花:毛利刑事の幼馴染にして婚約者。数年前に死亡したとされるが……。85話に登場。
矢作陽士:矢作家の息子。88話に登場。
矢作:陽士の父。牧場を経営する。88話に登場。
神谷:矢作と犬猿の仲にある牧場主。88話に登場。
伊豆鳴奈:痴漢の被害者とされていたが……。91話に登場。
前花範一:前花さんの祖父。何か事件に巻き込まれたと思われていたが……。92話に登場。
貞安巽:暴力団貞安組の組長。92話に登場。
【その他ゲスト】
西郷:那智の親友。2話で登場。
徳吉すばる:亜羽の同僚。3話で登場。
望月楓:ラクロス部のイケメン。6話で登場。
謎の女性:望月の周辺に現れた謎の女性。6話で登場。
亀井:村枝の文通相手。8話で登場。
安崎良則:映画会社の社長。11、33話で登場。
安崎みどり:良則の娘。故人。11話で登場。
ゆりかの祖父:幽斉の中学時代の同級生、緊急入院してしまう。14話に登場。
河野幽斉:祖父の中学時代の同級生。同窓会の主催者。14話に登場。
幽斉の妻:幽斉とは犬猿の仲。14話に登場。
甲本:宮島の大学時代の同級生、宮島曰く「オタクっぽい人」。15話にて登場。
相葉:宮島の大学時代の後輩、宮島曰く「他人の恋人を寝盗る男」。15話にて登場。
甲本の元恋人:相葉に殺されかけたが……秘密が!?15話にて登場(コミックス3巻おまけ漫画にて3話の亜羽と判明)。
天の大伯父:年嵩の紳士然としたドイツ人。17話に登場。
はるかの母:はるかの母。健康志向であった筈だが……。19話より登場。
木ノ崎順也:『悪意の天国』で知られる往年の名監督。その正体は誰も知らない。
巻野大輝:波峰の彼氏とされる人物、誰も姿を見た者がいない。24話に登場。
古書泥棒:2人組、リーダー格は「LUCK」と指に刺青している。
大神:自転車のチューンナップを生業とする男性。27話に登場。
ゴーストレーサー:髑髏マスクに黒装束の怪人。その正体は……。27話に登場。
お腹の大きな猫:エリオットに連れられてやって来た猫。
高齢の女性:迷子になった息子を捜す老婦人。30話に登場。
本泉耕作:68歳男性。入院中。34話に登場。
葉香の祖母:68歳女性。34話に登場。
マリ子:葉香の母。34話に名前だけ登場。
瀬田:育恵の夫、入院中。35話に登場。
瀬田育恵:今回の依頼人、瀬田とは一回りほど年が違う。35話に登場。
郷里:瀬田が病床にて呼び続ける名前。友人らしいが……。35話に登場。
郷里利絵子:郷里の妻。故人。35話に登場。
牛男:牛の仮面を被った猟奇殺人鬼らしいが……。37話に登場。
墓場の君:霊園愛好家の中で話題になっている女性。39話に登場。
水原:サッカー選手。妻を亡くしていたが再婚話が持ち上がっているらしい。39話に登場。
宗谷美樹奈:水原の婚約者。ある秘密が……。39話に登場。
マイルス・ダヴィッド:往年のスーパースター。謎の死を遂げた為に生存説あり。40話で登場。
和久部清貴:音楽会社社長。何者かに殺害される。40話で登場。
日下香:マイルスファンクラブ日本支部の支部長。40話で登場。
真海陽一:鑑識課員。40話で登場。
大前新太郎:征彦の父、大物芸能人。41話に登場。
巧坂:病院の入院患者。90代で余命幾許も無かったにも関わらず何者かに殺害された。47話に登場。
丸神:巧坂、高寺の友人。巧坂、高寺と同年代で入院中。47話に登場。
高寺:巧坂、丸神の友人。巧坂、丸神と同年代で入院中。47話に登場。
武波魁夷:浮井の隣家に住む大御所画家。49、85話に登場。
木戸勇一:当時、アリアと並ぶほどであった人気子役。今は身を持ち崩している。58話に登場。
前野真治:雪奈轢き逃げ事件の加害者。59話に登場。
吉波志摩:連続暴行事件の被害者の1人。24歳。60話に登場。
中島茂:かえでが連絡を取り合っていた人物。68話に登場。
折井:脱走犯。74話に登場。
村上新一:村上夫妻の息子。彼が抱えるある秘密が……。74話に登場。
村上夫妻:バーバー村上を営む中年の夫婦。74話に登場。
間庭葉子:間庭家の1人。76話に登場。
間庭友子:間庭家の1人。76話に登場。
幸田俊雄:毛利曰く「狼少年」。今回の依頼人。78話で登場。
江戸:江戸興業の社長。78話で登場。
江戸雪信:江戸の三男。78話で登場。
追っ手:少年を追う者たち。80話に登場。
松木茂夫:建築会社に勤務する男性。何者かに殺害される。85話に登場。
若林幹高:幽霊屋敷の持ち主だが2年前から行方不明になっている。89話に登場。
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