2014年07月21日

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第171話「兄弟」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)

「三億円事件奇譚 モンタージュ」第171話「兄弟」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)ネタバレ批評(レビュー)です!!

登場人物一覧は本記事下部に移動しました。

<東京篇のあらすじ>

北海道編終盤にて未来と異なる道を選んだ大和。
1人東京へ向かい、欽一、泰成と共に沢田と対峙することに。
だが、軽く一蹴されてしまう。

傷心の泰成はいずこかへと姿を消す。
一方、沢田の権力を諦めきれない欽一は葉子を利用しようと目論む。
大和はと言えば、そんな欽一の行動を知り、未来たちを守るべく邪魔者全員を排除しようと決意する。

そんな中、未来は水原の死を知り東京へ。
真玉橋もまた真実を追うべく東京へ。
一方、雄大は都内の病院で病床に伏す―――。

物語を彩る主要人物たちが物語の発端となった東京に集まる。
いよいよ、最終章!!
さまざまな思惑が入り乱れる事件の結末は―――。

<171話あらすじ>

あと一歩まで追い込みながら経験の差により二郎に敗北を喫した大和。
今、大和の目の前には銃を彼に向けて突き付ける二郎が立っている。
その指は引き金にかかっており、いつでも大和の命を奪える状況である。
もはや、大和の命は死神の咢にかかっていた。

そんな中、1発の銃声が響いた―――。

思わず目を瞑る大和。
そして、再び目を開ける。

生きている!?
いや、確かに大和は生きていた。

銃声は大和の命を奪うモノでは無かった。
では、何なのか!?
戸惑う大和、目の前の二郎も何やら驚いているようだ。

其処に欽一の声が届く。
「出て来い二郎、鳴海大和!!この女がどうなってもいいのか!!」
欽一の声は普段の彼と異なり何処か冷静さを欠いていた……。

余計に混乱する大和。
一方、二郎は事態を察したか踵を返して走り去っていく。
大和は二郎の背中が少しずつ小さくなっていく姿を目にすると、安堵から意識を手放した。

時間は少し遡り、発砲音が響いた直後のことである。
欽一の前には眉間に穴を開けられた桜井が倒れ伏していた。
もちろん、欽一の仕業だ。
何やら激情に駆られた様子の欽一は傍で見ていた夏美に気付くと銃を突き付ける。

しかし、夏美に動揺の色は見られない。
欽一は夏美を銃で脅し、手元に招き寄せた。

これに素直に応じる夏美。
だが、それは恐怖によるものではないようだ。
「やっぱり、兄弟ね」
ぽつりと夏美が呟く。

そんな夏美を気に留める様子もなく、銃を夏美に突き付け腕に抱え込んだ欽一。
彼は激情の捌け口を求めるように、自身を虚仮にした2人を大声で呼ぶ。

そして……現れたのは二郎1人であった。
二郎は欽一の思わぬ行動に驚きの表情を浮かべている。

欽一は夏美を小脇に抱えると、その蟀谷に銃口を当て二郎を牽制していた。
二郎の表情を眺め、欽一は笑うように告げる。

「あいつ……あの人は俺を監視させていたんだよ。俺はあの人を信じていたのに!!」
欽一の言う「あの人」とは沢田の事だ。
欽一は桜井が口にした「監視」という言葉に沢田に裏切られたと感じたのだ。
実際は「警護」の意味だったのだが……。

眉間を撃ち抜かれた桜井の物言わぬ死体を目にした二郎は、自身の身体が長くないことを明かし、欽一の身代わりを申し出る。
しかし、欽一はこれに薄く笑うばかりだ。
欽一は自ら孤独になろうとしていた。

二郎はそんな欽一に自身の想いを伝える為に真理が遺したメッセージカード(91話参照)を懐から取り出し宙に掲げた。
それは真理から関口兄弟に宛てた愛の言葉。
そして二郎の中で唯一の温かい想い出である。
だからこそ、二郎は捨てるに捨てられず大事に保管していた。

「欽ちゃん、殺す必要はなかったんだよ……」
真理殺害を過ちであったと認める二郎。
それに対し欽一は……握った銃の引き金を引くことでそれに応えた。

気付けば、二郎の翳した真理のメッセージカードに大きな穴が開いていた。
二郎が震える―――171話に続く。

<感想>


いよいよ兄弟相克の時が始まる……


新章「東京編」第24回です。
サブタイトルは「兄弟」。

これはそのものズバリ「関口兄弟」を指します。
170話感想で予想した欽一錯乱が現実の物になり、二郎と対立の様相を示すことに。

二郎はまさに死に行くこのときに、いやそれ故に「愛」に生きようとする。
それは母と慕った真理への愛情であり、夏美への情でもあるのだろう。
同時のこの情は欽一への兄弟の愛情にも拡大される。
二郎は欽一に唯一の肉親として愛を求めている。

一方、欽一はこれと異なる。
彼には未だ生命がある、未来が存在している。
それ故に彼はそれを「より良い物」にしようと暗躍している。
その「より良い」とは「彼1人」にとってのものであり、其処に二郎の姿は無い。
あくまで、欽一にとって二郎は利用価値のある弟に過ぎないのだ。

それは欽一の沢田観にも明らかである。
欽一は「沢田が裏切った」と述べた。
しかし、それは欽一にとって現実の沢田が彼が望む都合の良い沢田像に反する行動をしたからに過ぎない。
なにしろ、当の欽一がそれよりも先に沢田を裏切っているのだ。
なんとも虫の良い話だろう。

本来ならば欽一は沢田の制裁を受けても不思議ではない。
にも関わらず、沢田は桜井を欽一の警護に就けた。
沢田の欽一への親心である。

しかし、これは欽一には全く通じていない。
確かに桜井の言葉の選択に誤りがあったのかもしれない。
「監視」ではなく「警護」と言えば、問題はなかった?
いや、欽一は「警護」だとしても裏切られたと感じるのではなかろうか。

何故なら、欽一にとって沢田は都合の良い二郎同様に都合の良い庇護者に過ぎないのだから。
だから、欽一は自身が道を望めば沢田が素直に譲るべきだと考える。
欽一の世界はあくまで欽一にとって都合の良い世界なのである。
すなわち、欽一はエゴを肥大化させ歪ませている。
これは幼児期の凄惨な経験が影響しているのだろう。

そもそも、欽一は二郎にのみ手を汚させてきた。
真理殺害のときもそうだ。
それ以降もそうだ。
欽一は二郎を利用し、自身は日向に居る。
まさに、欽一にとって弟・二郎は都合の良い道具となっている。
その道具が何を語ろうと、欽一にとっては自身に利さない限り意味のない空言に過ぎない。
当然、欽一と二郎はもはや相容れない存在となってしまった。
此処にこの兄弟の悲劇がある。

おそらく次回以降、自身が忘れていた愛を取り戻すべく夏美を守ろうとする二郎と、自身の思う通りにいかないことに激情に駆られた欽一がぶつかり合うこととなるのだろう。
結果、互いに命を落とすことになる。
これはどちらが先に相手を撃ってもそうなる。

次回以降、関口兄弟の闇が互いを喰い合うことになる。
これに夏美がどう関わって行くのか……注目だ。

それにしても……二郎の介入により欽一が命拾いし、欽一の介入で大和が命拾いしたワケか。
そして、そんな欽一と二郎が互いに落命しそうになっている。
なかなかに因縁深い。

さて、此処で登場人物たちの現状をまとめておきましょう。

沢田:雄大との間は決着。身を処すべく最後の仕事へ……と思いきや入院療養中。
雄大:沢田との間は決着。軍艦島へ!?むしろ、こちらが瀕死の状態。
大和:欽一、二郎相手に策を実行中。欽一に勝つも二郎に敗れる。昏倒中。
欽一:大和と対決するも完敗。二郎の介入により放置されるが錯乱状態に。
二郎:決戦の場へ到着。大和を追い込むも、夏美を人質に取られ二郎と対峙。瀕死の状態も心は安らか。
夏美:決戦の場へ到着。欽一に人質に取られる。関口兄弟の終焉を看取ることになりそうか。
未来:テレビ局から事件の真実を訴えようとするも、放送事故として処理され倒れてしまう。真玉橋と合流。
真玉橋:東海林の行動を追い、雄大のもとへ迫る……が先に未来と合流。
武雄&葉子:島袋に保護され、沖縄へ?
泰成:復讐が無為だったと諭され、傷心中。3億円は彼が保管している。

でもって、此処でこれまでの事実に基づく雄大についての仮説を。
但し、相当妄想が入っているので怪しいことをご了承頂きたい。
特に「?」がある箇所は、完全に未確認なので注意。

<<管理人が考える仮説(2014年3月24日時点)>>

過去、軍艦島に生活していた雄大と沢田。
2人は故郷である島を愛しており、其処で一生を終えるつもりであった。
しかし、何か事件が勃発(時の政府主導で閉山とそれに伴う住民の強制的な追い出しが行われた?この際、雄大や沢田の家族に死人が出た?)。
雄大と沢田は、離島前に65号棟にて想い出の写真を撮影。
彼らにとって、この経験は復讐すべき記憶となり決して忘れないと誓う?

数年後、雄大が長崎から上京し竜と出会う。
同じ頃、沢田とも再会。
沢田は復讐の為に須黒を利用していた。
当然、同志として雄大にも声をかける。
しかし、当時の雄大は和子と幸せな家庭を築こうとしており復讐心を忘れつつあった。

ところが、和子が事故死。
またも、愛する者が奪われたことで、1人残された赤子(武雄)を胸に雄大は復讐心を思い起こす(復讐対象は理不尽を強いた当時の世間!?)。

3億円事件決行。
その目的は、これを承認した関係者の弱味を握り沢田に権力を与えること?
最終的には沢田を最高権力者とすることで、自分たちのような悲劇が2度と起こらないような社会作りを目的としていた(だからこそ、当の3億円それ自体は持ち出されず軍艦島に秘蔵されていた)?

しかし、此処で利用されていた筈の須黒が暴走―――雄大と竜に牙を剥く。
竜瀕死の重傷、雄大は沢田に助けられる。
その後、雄大が対須黒の行動を起こすが、竜が先に報復を果たしてしまう。
竜、須黒死亡。

雄大は権力の座に足をかけた沢田を見届け、自身は身を退く。
竜を巻き込んだことを悔い、鉄也となって響子を見守る。

誰かとの間に、大和を作る?

しかし、此処で沢田が雄大の理想を裏切り、単に権力のみを追求し始めた。
一方で、沢田配下の関口兄弟が暗躍。
背景を知る横溝保が口封じに殺害される?

これにより東海林が再捜査に動き出した。
関口兄弟は東海林はもちろん雄大の命をも狙い始める。

これを察した雄大は偽装死を演出。
大和を巻き込まない為に、身代わりを使って死を偽装する。
鉄也(実は別人)の死体が発見される。

一方、東海林は真相へ。
ところが、二郎に口封じされる(1話での出来事)。

<<仮説終わり>>

こんな感じだろうか?

ただ、問題は此処からだ。
この仮説には謎が幾つか残る。

大きなものだと「鉄也は自身の死を偽装し、雄大に戻ってから何をしていたのか」とか。
沢田と良好な関係ならば「何故、旧紙幣を隠し持っていたのか」とか。
そもそも「雄大と沢田の関係はどうなっているのか」とか。

特に「雄大と沢田の関係」がポイントだ。
おそらく2人自身は「友好関係にあった」のだが、周囲がそれを許さなかったのか。
例えば、沢田が須黒から雄大たちを逃がしたような描写もあるし、武雄と葉子の結婚も許している。
軍艦島の経験が雄大と沢田の絆にもなっているようだし、雄大と沢田は友好関係にあるように見える。

だが一方で、雄大が響子の安全を確認する必要に迫られても居る。
これは沢田が仲間ならば必要のない筈の出来事だ。
また、二郎が小田切家を監視していた。
監視自体は関口兄弟の一存であるが、この理由が旧500円札らしいことは明らかであり、つまり、雄大は沢田相手に保険を取っていたことになる。
これまた雄大と沢田が友好関係にあれば本来必要のない措置なのだが……。

さらにもう1つのポイントが、どうやら東海林に再捜査を行わさせた契機である横溝の死か。
泰成を復讐鬼に変えたこの事件、154話だと沢田は関知していないと語っていましたが何やら裏がある!?
沢田の台詞が正しければ横溝殺害に第3者の影がちらつく。
個人的には沢田が関知していないだけで暴走した関口兄弟が口封じしたと思うが……もしかすると別の人物の関与も有り得るのか?

うむむ、謎が謎を呼ぶ展開だ……。

また、これに関連して次の点も気に留めておきたい。
むしろ、これこそが本作最大の謎となるかもしれない。

そう……大和の母は誰か?

同じ雄大の息子と思われる武雄と比しても大和は雄大に瓜二つ。
癖や思考法までほぼ同じだし、母親が正体不明な点も含めて気にかかる……。

さて、以前から映像化が予告されていた「三億円事件奇譚モンタージュ」ですが、その詳細が少し明らかになりました。

【朗報】渡辺潤先生「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)遂に映像化!!

フジテレビ系列にてドラマ化だそうです。
放送時期や、単発のSPドラマか連続ドラマなのかまでは不明。
とはいえ、本作の内容的に単発でのドラマ化は不可能、連続ドラマが予想されます。
また、2014年3月時点で放送時期が明かされていないところを見ると、早くとも2014年秋以降からの放送が予測されますが、果たして……。
いずれにしろ、楽しみです!!

変わって、現在の勢力図はこんな感じ!?

@大和
A泰成
B沢田一派
C雄大
D未来、真玉橋、島袋、響子、ハリー、武雄、葉子たち
E関口兄弟(ただし、何処まで連携出来ているかは不明)

実にそれぞれの思惑が乱立。
欽一と二郎間にもいろいろありそうだが……。

以上のように争いは3つ巴から6つ巴に。
更なる激化は間違いないか?

とりあえず、今回はここまで。
逃亡し続ける大和と未来の明日はどっちだ!!
172話に期待です!!

ちなみに「三億円事件奇譚 モンタージュ」最新第16巻も発売。
購入希望者は本記事下部のアマゾンさんリンクから是非!!

◆関連過去記事
「ヤングマガジン27号」(講談社刊)より「三億円事件奇譚 モンタージュ」連載開始!!

「三億円事件奇譚 モンタージュ」(講談社『週刊ヤングマガジン』連載中)第1話から第170話までネタバレ批評(レビュー)まとめ

◆登場人物一覧

【現代】

鳴海大和:主人公、三億円事件の犯人の息子と呼ばれるが……
小田切未来:大和の幼馴染み、両親の行方不明後は大和と共に逃亡中

鳴海鉄也:大和の父、五つの首(首、手首、足首)を失くした遺体で発見されるが……
小田切武雄:未来の父、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。
小田切葉子:未来の母、突然姿を消した。関口が行方を知っているらしい……。

鈴木泰成:未来の両親の後輩、要所要所にて不穏な動きを見せていたが……。104話にて横溝保の息子と判明。
水原:福岡県警所属の巡査。上司曰く「検挙率100%男」。15話より登場。146話にて死亡が確認される。
夏美:泰成の塾の教え子。大和に一目ぼれする。14話より登場。

土門:過去編の土門その人。足を洗い東海林とは友情を築いていた。47話時点では既に死亡している、病死らしい。享年70歳。
土門あきら:46話で登場した土門の孫娘。未来より1つ年下の17歳。

響子:現代編の響子。沖縄にてバーを経営していた。80話より登場。
キャサリン:響子が経営するバーの女給。81話より登場。

ハリー・スタンレー:元海兵の幹部。現在ではヘリコプター会社を営む。95話より登場。
ケニー:現役の海兵。キャサリンに想いを寄せる。

関口二郎:元祖悪徳警官、眼鏡の男の命令に従い大和と未来を追う。
眼鏡男:関口に指示を与えている男、どうも謎の男と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。

沢田幹事長:19話で登場、謎の男を従えているが……。
謎の男:シルエットのみ登場した沢田の腹心。関口に指示を与える人物と同一人物らしい(42話)。88話にて関口の双子の兄・欽一と判明。
桜井:沢田の部下で黒子の多さが特徴的な男。167話より登場。

松葉杖の男:30話で登場、小田切家を訪ねたシルエットの人物。48話で川崎雄大と判明。

朝霧:46話で登場、沢田の部下らしい。45話で石川を殺害したのは彼。64話で関口に殺害される。

小柳翔太:61話で登場、負傷した大和と水原を助けた。以後、大和と行動を共にする。
茜:61話で名前のみ登場、翔太の彼女で社会人らしい。69話で大和たちを匿う。

真玉橋:ホスト風の男性だが実は警部だった。フェリーにて大和たちと乗り合わせる。
鈴木:泰成の義父。どうにも行動が腹黒い男。105話で死亡する。
関口弘美:沢田と親しいらしい関口兄弟の養母。過去編で沢田が出入りしていた風俗店の店員か?
島袋:沖縄編で登場した刑事。真玉橋の部下。
亀井:県警本部長、それと知らず沢田に情報を提供した。149話に登場。

森田:1話にて関口と共に現われた捜査員。以降、本編に出番なし。
血塗れの男性:元刑事、1話にて殺害される。これは関口の犯行だった。実は過去篇の東海林。
ボート小屋のオヤジ:軍艦島付近でボート小屋を営んでいた。6話で関口に殺害され、この殺人容疑が大和と未来にかかっている。
土居:18話に登場。ミステリ作家兼コメンテーター。三億円を信じていなかった。
島田:5話より登場。関口の部下だったが、19話で失態を犯し関口に処刑された。
夏美の母:関口と男女の関係にある。
水原の祖母:44話より登場。その自宅は東京での大和たちの活動拠点となっている。
石川:東海林の同僚、45話にて登場。同話にて朝霧に口封じされてしまう。
東海林の息子:45話にて登場。東海林の一人息子だが東海林とは折り合いが悪かったらしい。
高野:65話で登場。関口に協力し証拠を隠滅した。69話で関口に殺害される。
高田:128話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組のリーダー格。
シゲキ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。ロンゲ。
トシオ:129話で登場。北海道の沢田の別荘に居た3人組の1人。メカ担当。
石井:162話で登場。テレビ局のプロデューサー。

【三億円事件当時】

川崎雄大:22話より登場。三億円事件では白バイ警官役を演じたらしい。和子との間に一子をもうける。
望月竜:23話(22話は名前のみ)より登場。雄大と共に三億円事件を実行した。
響子ギブソン:竜の恋人。竜と共に土門への対策を練っていた。
土門:地元の顔役(地廻り)。竜と対立するが……
東海林:25話にて登場。土門を追う刑事。雄大の機智に興味を持っていた。後に1話で殺害された老刑事が彼と判明(37話)。
沢田慎之介:26話より登場。竜の顔馴染み&雄大の友人、日本の行く末を憂慮していた。28話にて後の幹事長と判明。
横溝:26話より登場。竜の後輩。
和子:27話より登場。雄大と交際中の女性。雄大との子供を妊娠するも事故死。
和子の子供:28話に登場。雄大と和子の子供。未熟児で生まれた。現代篇の誰になるのか?

健:真理のヒモ、関口兄弟を虐待する。後に関口兄弟に殺害される。89話より登場。
真理:関口兄弟を拾った人物、健の恋人。健同様、関口兄弟に殺害される。89話より登場。

須黒:当時の公安課刑事。強引ながらもかなりのやり手。108話より登場。

ジョージ・スタンレー:ハリーの父。裏社会と繋がり暗躍していたらしい。107話より登場。
ハリー・スタンレー:若かりし日のハリー。当時から響子を知っていた。

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